3 / 9
3話 人間メテオ
しおりを挟む
ーーーーーーーーーー
名前 リエル
レベル 3
体力 F+
魔力 E
攻撃力 F+
魔法攻撃力 E
防御力 F+
抵抗力 E
スキル
落下ダメージ減少 レベル 3
称号
生存者 レベル 1
落下者 レベル 1
ーーーーーーーーーー
やっぱり俺の長所は魔法だな。魔法関連のステータスが強い。
まぁ、そんなことは前から分かっていたことだ。
気になるのは、スキルと称号だ。
まずはスキルだ。
多分この一連の出来事は全てこれのせいだろう。
ーーーーーーーーーー
【落下ダメージ減少】
レベル3
落下時に受ける全てのダメージを30%減少させます。
ーーーーーーーーーー
これだけを見ると何故俺が死ななかったのか分かるだろう。
飛び降り自殺の最低値を決めるのは体力なため、このスキルのことは入れずに計算したのだろう。
そのおかげで俺は奇跡的に生き残ったらしい。
次に称号だ
ーーーーーーーーーー
【生存者】
レベル1
前例がない事で生き残った者に与えられる称号。
一ヶ月に一回だけ体力がなくなった場合、全回復して生き残る。
ーーーーーーーーーー
これは飛び降り自殺で生き残ったことが原因で手に入ったのだろう。
性能はものすごく良い。
一ヶ月というクームタイムがあるが、レベルが上がると少なくなっていくだろう。
命がひとつ増えるみたいなものなので、物凄く使えるだろう。
ーーーーーーーーーー
【落下者】
レベル1
落下で敵を倒した者に与えられる称号。
落下時の操作性、隠密、威力が10%上がる。
ーーーーーーーーーー
これも飛び降り自殺が原因で手に入ったのだろう。
これは使えるかもしれない。
俺はウルフを倒した技。「人間メテオ」と言っておこう。
その人間メテオを使いやすくなる称号になるだろう。
人間メテオはかなり強い技だと思っている。
この前のウルフの時のダメージの比ではない程のダメージを出すことが出来る期待がある。
まぁ、そのダメージに俺が耐えられるかというのが一番の問題だが、スキルや称号を強くしていくともっと出きるようになるだろう。
これは俺に生きる希望を与えてくれた。
次は俺の頑張る番だ!!
俺はもう一度ウルフのいた草原へと歩きだした。
ー
ーーーー
ーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーー
ー
「ついたぁ!!」
なんだか気分が最悪から最高へと急上昇したためか、テンションが高い。
「グルルルル。」
そのテンションをじゃまするかのようにウルフがやってきた。
俺は少しイラっと来た。
だが、その感情に呑まれることなく俺は冷静にウルフを引き付けた。俺よりもウルフの方が若干素早いが、フェイントなどを使うとギリギリ避けられる。
俺はタイミングを見計らって飛び降り自殺を使った。
ひゅゅゅぅ
三回目の落下は一回目や二回目とは違いとてもワクワクした気持ちだった。
俺は手などを使い、ウルフに当たるように微調整しながら落ちていった。そして。
グシャッ
ーレベルが上がりましたー
ウルフは押し潰された。
「うぅーん。倒せたのは良いんだけど......。」
グロい!!
まぁ、そんなことはどうでもよくて、一番は俺がウルフを倒したことが偶然ではなかったということだ。
そう考え付いた瞬間アドレナリンが多量分泌する。
そのせいで俺の脳は冷静な判断を失っていた。
俺は素材だけを剥ぎ取り、ウルフをもう一体探しに出掛けた。
「見つけた。」
俺はすぐにウルフを見つけた。
そして、さっきと同じ手順でウルフを引き付け、飛び降り自殺を使った。
ひゅゅゅぅ
よし、これでウルフをまた倒せる!!
俺の心はもう絶頂だった。
しかし、そこで俺は気付いた。
自分が犯してしまった過ちに。
風が俺の脳を冷やしてくれたおかげで考えが結び付いたのだ。
それはこういうことだ。
①前々回の人間メテオで俺の体力は20%をきり、レベルアップで50%回復し、そのときの体力は70%
②少したって体力が75%まで回復したのち、二回目の人間メテオをして、体力が5%にまで下がるが、レベルアップで55%まで回復する。
③今回は、体力が55%の状態で人間メテオを使った。ダメージは70%
④死ぬ☆
うぉぉい!!
やばいやばい!!
まじで俺ってバカ!!
そんな後悔もむなしく、着実に地面が近づいてきた。
グシャッ
ウルフと俺は潰れた。
名前 リエル
レベル 3
体力 F+
魔力 E
攻撃力 F+
魔法攻撃力 E
防御力 F+
抵抗力 E
スキル
落下ダメージ減少 レベル 3
称号
生存者 レベル 1
落下者 レベル 1
ーーーーーーーーーー
やっぱり俺の長所は魔法だな。魔法関連のステータスが強い。
まぁ、そんなことは前から分かっていたことだ。
気になるのは、スキルと称号だ。
まずはスキルだ。
多分この一連の出来事は全てこれのせいだろう。
ーーーーーーーーーー
【落下ダメージ減少】
レベル3
落下時に受ける全てのダメージを30%減少させます。
ーーーーーーーーーー
これだけを見ると何故俺が死ななかったのか分かるだろう。
飛び降り自殺の最低値を決めるのは体力なため、このスキルのことは入れずに計算したのだろう。
そのおかげで俺は奇跡的に生き残ったらしい。
次に称号だ
ーーーーーーーーーー
【生存者】
レベル1
前例がない事で生き残った者に与えられる称号。
一ヶ月に一回だけ体力がなくなった場合、全回復して生き残る。
ーーーーーーーーーー
これは飛び降り自殺で生き残ったことが原因で手に入ったのだろう。
性能はものすごく良い。
一ヶ月というクームタイムがあるが、レベルが上がると少なくなっていくだろう。
命がひとつ増えるみたいなものなので、物凄く使えるだろう。
ーーーーーーーーーー
【落下者】
レベル1
落下で敵を倒した者に与えられる称号。
落下時の操作性、隠密、威力が10%上がる。
ーーーーーーーーーー
これも飛び降り自殺が原因で手に入ったのだろう。
これは使えるかもしれない。
俺はウルフを倒した技。「人間メテオ」と言っておこう。
その人間メテオを使いやすくなる称号になるだろう。
人間メテオはかなり強い技だと思っている。
この前のウルフの時のダメージの比ではない程のダメージを出すことが出来る期待がある。
まぁ、そのダメージに俺が耐えられるかというのが一番の問題だが、スキルや称号を強くしていくともっと出きるようになるだろう。
これは俺に生きる希望を与えてくれた。
次は俺の頑張る番だ!!
俺はもう一度ウルフのいた草原へと歩きだした。
ー
ーーーー
ーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーー
ー
「ついたぁ!!」
なんだか気分が最悪から最高へと急上昇したためか、テンションが高い。
「グルルルル。」
そのテンションをじゃまするかのようにウルフがやってきた。
俺は少しイラっと来た。
だが、その感情に呑まれることなく俺は冷静にウルフを引き付けた。俺よりもウルフの方が若干素早いが、フェイントなどを使うとギリギリ避けられる。
俺はタイミングを見計らって飛び降り自殺を使った。
ひゅゅゅぅ
三回目の落下は一回目や二回目とは違いとてもワクワクした気持ちだった。
俺は手などを使い、ウルフに当たるように微調整しながら落ちていった。そして。
グシャッ
ーレベルが上がりましたー
ウルフは押し潰された。
「うぅーん。倒せたのは良いんだけど......。」
グロい!!
まぁ、そんなことはどうでもよくて、一番は俺がウルフを倒したことが偶然ではなかったということだ。
そう考え付いた瞬間アドレナリンが多量分泌する。
そのせいで俺の脳は冷静な判断を失っていた。
俺は素材だけを剥ぎ取り、ウルフをもう一体探しに出掛けた。
「見つけた。」
俺はすぐにウルフを見つけた。
そして、さっきと同じ手順でウルフを引き付け、飛び降り自殺を使った。
ひゅゅゅぅ
よし、これでウルフをまた倒せる!!
俺の心はもう絶頂だった。
しかし、そこで俺は気付いた。
自分が犯してしまった過ちに。
風が俺の脳を冷やしてくれたおかげで考えが結び付いたのだ。
それはこういうことだ。
①前々回の人間メテオで俺の体力は20%をきり、レベルアップで50%回復し、そのときの体力は70%
②少したって体力が75%まで回復したのち、二回目の人間メテオをして、体力が5%にまで下がるが、レベルアップで55%まで回復する。
③今回は、体力が55%の状態で人間メテオを使った。ダメージは70%
④死ぬ☆
うぉぉい!!
やばいやばい!!
まじで俺ってバカ!!
そんな後悔もむなしく、着実に地面が近づいてきた。
グシャッ
ウルフと俺は潰れた。
0
お気に入りに追加
20
あなたにおすすめの小説
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています

水しか作れない無能と追放された少年は、砂漠の国で開拓はじめました
水空 葵
ファンタジー
水魔法使いの少年レインは、ある日唐突に冒険者パーティーから追放されてしまった。
沢山の水に恵まれている国ではただのお荷物だという理由で。
けれども、そんな時。見知らぬ少女に隣国へと誘われ、受け入れることに決めるレイン。
そこは水が貴重な砂漠の国で、水に敏感という才能を活かして農地開拓を始めることになった。
そうして新天地へと渡った少年が、頼れる味方を増やしながら国を豊かにしていき――。
※他サイト様でも公開しています
◇2024/5/26 男性向けHOTランキングで3位をいただきました!
本当にありがとうございます!

お荷物認定を受けてSSS級PTを追放されました。でも実は俺がいたからSSS級になれていたようです。
幌須 慶治
ファンタジー
S級冒険者PT『疾風の英雄』
電光石火の攻撃で凶悪なモンスターを次々討伐して瞬く間に最上級ランクまで上がった冒険者の夢を体現するPTである。
龍狩りの一閃ゲラートを筆頭に極炎のバーバラ、岩盤砕きガイル、地竜射抜くローラの4人の圧倒的な火力を以って凶悪モンスターを次々と打ち倒していく姿は冒険者どころか庶民の憧れを一身に集めていた。
そんな中で俺、ロイドはただの盾持ち兼荷物運びとして見られている。
盾持ちなのだからと他の4人が動く前に現地で相手の注意を引き、模擬戦の時は2対1での攻撃を受ける。
当然地味な役割なのだから居ても居なくても気にも留められずに居ないものとして扱われる。
今日もそうして地竜を討伐して、俺は1人後処理をしてからギルドに戻る。
ようやく帰り着いた頃には日も沈み酒場で祝杯を挙げる仲間たちに報酬を私に近づいた時にそれは起こる。
ニヤついた目をしたゲラートが言い放つ
「ロイド、お前役にたたなすぎるからクビな!」
全員の目と口が弧を描いたのが見えた。
一応毎日更新目指して、15話位で終わる予定です。
作品紹介に出てる人物、主人公以外重要じゃないのはご愛嬌()
15話で終わる気がしないので終わるまで延長します、脱線多くてごめんなさい 2020/7/26

スローライフとは何なのか? のんびり建国記
久遠 れんり
ファンタジー
突然の異世界転移。
ちょっとした事故により、もう世界の命運は、一緒に来た勇者くんに任せることにして、いきなり告白された彼女と、日本へ帰る事を少し思いながら、どこでもキャンプのできる異世界で、のんびり暮らそうと密かに心に決める。
だけどまあ、そんな事は夢の夢。
現実は、そんな考えを許してくれなかった。
三日と置かず、騒動は降ってくる。
基本は、いちゃこらファンタジーの予定。
そんな感じで、進みます。
外れスキル《コピー》を授かったけど「無能」と言われて家を追放された~ だけど発動条件を満たせば"魔族のスキル"を発動することができるようだ~
そらら
ファンタジー
「鑑定ミスではありません。この子のスキルは《コピー》です。正直、稀に見る外れスキルですね、何せ発動条件が今だ未解明なのですから」
「何てことなの……」
「全く期待はずれだ」
私の名前はラゼル、十五歳になったんだけども、人生最悪のピンチに立たされている。
このファンタジックな世界では、15歳になった際、スキル鑑定を医者に受けさせられるんだが、困ったことに私は外れスキル《コピー》を当ててしまったらしい。
そして数年が経ち……案の定、私は家族から疎ましく感じられてーーついに追放されてしまう。
だけど私のスキルは発動条件を満たすことで、魔族のスキルをコピーできるようだ。
そして、私の能力が《外れスキル》ではなく、恐ろしい能力だということに気づく。
そんでこの能力を使いこなしていると、知らないうちに英雄と呼ばれていたんだけど?
私を追放した家族が戻ってきてほしいって泣きついてきたんだけど、もう戻らん。
私は最高の仲間と最強を目指すから。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。

勇者、追放される ~仲間がクズばかりだったので、魔王とお茶してのんびり過ごす。戻ってこいと言われても断固拒否。~
秋鷺 照
ファンタジー
強すぎて勇者になってしまったレッグは、パーティーを追放され、一人で魔王城へ行く。美味しいと噂の、魔族領の茶を飲むために!(ちゃんと人類も守る)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる