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仕込み
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尿まみれになっても男は止まらなかった。少しでも侵入しようと顔を埋め舌を捻じ込んでくる。高い鼻が玉をくすぐる。初めての粘膜への刺激に体が熱く火照り汗が噴き出す。息と共に言葉にならない声が出る。
体の奥深くから何かが流れ、男の動きを助け始めた。くち、と粘り気のある音がした。フッと笑った息に反応し、襞がうねった。
「くぱくぱさせてガキのくせにまんこ感じてたまんねぇのか。あ?ちんこ欲しくて切ないんだろ」
唇を噛み頭を振るが、違わねぇだろと獣は獰猛に嗤った。グロテスクなペニスが勃ち上がり、ぼたぼたと汁を垂らしている。逃れようと畳を這うが、掴まれている脚で引き戻され簡単に捕まる。
男は中指で雫を掬うと、私のナカにゆっくりと沈めてきた。
「ーっあぁ!」
爪や皮膚、関節まですべてを感じる。くっと折り曲げられある場所に触れると、息が詰まって一瞬意識が飛んだ。痛みでは無かった。
「ここがイイんだな?もう一本挿れるぞ」
涙と鼻水でぐちゃぐちゃな私を見ても男は許さない。キスで強張りを解き、二本目を押し進めた。悲鳴は口で封じられ私の叫びは無かったことにされた。見つかった一点を集中して責められ、すっかり躾けられたそこは男の指を受け入れるようになった。
「三本目は嫌か」
力無く頷けば、男はペニスを指差して咥えろと命じた。
「キャンディーで練習しただろ。同じだ」
全然違うが、男の気が変わらないうちに済ませたかった。
あぐらをかく男の股間に顔を近づける。舌を伸ばしたまま含める所まで口内に入れると、上顎と舌でペニスを締めながら素早く出し入れをする。含めない部分は両手で扱く。
「挿れられたくないなら喉使って本気でやれ」
くちゅくちゅ、と再び挿れられる指。体を支える四肢が震えた。
「どうする」
呼吸を諦めた。
嘔吐感を我慢し、喉の奥まで入れる。首に触れれば、ボコッとしている。酸素不足で失神するまでが勝負だった。必死に上下する私の頭を男が撫でる。
「見本を見せてやる」
意味を考える前に、喉に衝撃がきた。
体が崩れ落ちる。頭だけを抱えて、男は好きに腰を振る。
「全部の器官が俺の為の性器だ。喉もまんこもケツ穴もちんこ挿れられて喜ぶようにしてやるからな……っく、溢すなよ」
大量のモノが食道を通過していく。じょぼ、とまた尿を漏らした。糸を引きながら、体内から男が出ていく。蹲って咽せる私に、男は苛立たしげに呟いた。
「全っ然足りねぇ。搾り取って殺す気かこの淫乱が。場所変えんぞ」
男は私を横抱きにすると部屋を出た。何処に向かうのかも、廊下ですれ違う男の部下たちの驚いた視線も何もかも、気にならなかった。
死にたい気持ちは湧かなかった。死ぬつもりがないのなら、生きるしかない。こうやって私は生きていくのだと実感していた。
たまにされるキスにもなすがままだった。私が拒絶しないことに男が嬉しそうに笑ったことも、どうでもいいことだった。
風呂の洗い場に私を下ろすとタイルの壁に手をつかせ、しゃがんだ男が背後からその上に手を重ねた。太ももの間からペニスが覗く。玉とスジを擦りながら出し入れされる。崩れそうになる体に力を込めると、挟まったペニスを締めることになり、余計に男の動きが早まる。
「ケツもぷりぷりしてっおい、こっち向け」
荒い息遣いの合間に舌を絡め合う。
「っは、おしっこ、っ」
「ん?出るのか?このまま出しちまえ」
「っ、ちがぁっぁおしっこ、しー、ごめんなさ、っあ、ん、ごめ……っ!」
さっきの粗相を謝れば、唸りながら男は尻に射精した。
「煽んじゃねぇマジでぶち犯すぞ」
首を強く噛みながら、指を乱暴に挿入される。ほぐれているそこは、男を素直に受け入れた。
「っぅあ」
気持ちが良くて声が出れば、尻に熱いモノが押しつけられる。にちにち、と精液を広げ塗りたくることで、男は衝動を抑えている。
首元からふー、ふー、と猛獣の息遣いが聞こえる。生きるも死ぬも獣次第だ。命を差し出した私に手立てはない。
そうやってしばらくの間、生と死を行ったり来たりしていた。
体の奥深くから何かが流れ、男の動きを助け始めた。くち、と粘り気のある音がした。フッと笑った息に反応し、襞がうねった。
「くぱくぱさせてガキのくせにまんこ感じてたまんねぇのか。あ?ちんこ欲しくて切ないんだろ」
唇を噛み頭を振るが、違わねぇだろと獣は獰猛に嗤った。グロテスクなペニスが勃ち上がり、ぼたぼたと汁を垂らしている。逃れようと畳を這うが、掴まれている脚で引き戻され簡単に捕まる。
男は中指で雫を掬うと、私のナカにゆっくりと沈めてきた。
「ーっあぁ!」
爪や皮膚、関節まですべてを感じる。くっと折り曲げられある場所に触れると、息が詰まって一瞬意識が飛んだ。痛みでは無かった。
「ここがイイんだな?もう一本挿れるぞ」
涙と鼻水でぐちゃぐちゃな私を見ても男は許さない。キスで強張りを解き、二本目を押し進めた。悲鳴は口で封じられ私の叫びは無かったことにされた。見つかった一点を集中して責められ、すっかり躾けられたそこは男の指を受け入れるようになった。
「三本目は嫌か」
力無く頷けば、男はペニスを指差して咥えろと命じた。
「キャンディーで練習しただろ。同じだ」
全然違うが、男の気が変わらないうちに済ませたかった。
あぐらをかく男の股間に顔を近づける。舌を伸ばしたまま含める所まで口内に入れると、上顎と舌でペニスを締めながら素早く出し入れをする。含めない部分は両手で扱く。
「挿れられたくないなら喉使って本気でやれ」
くちゅくちゅ、と再び挿れられる指。体を支える四肢が震えた。
「どうする」
呼吸を諦めた。
嘔吐感を我慢し、喉の奥まで入れる。首に触れれば、ボコッとしている。酸素不足で失神するまでが勝負だった。必死に上下する私の頭を男が撫でる。
「見本を見せてやる」
意味を考える前に、喉に衝撃がきた。
体が崩れ落ちる。頭だけを抱えて、男は好きに腰を振る。
「全部の器官が俺の為の性器だ。喉もまんこもケツ穴もちんこ挿れられて喜ぶようにしてやるからな……っく、溢すなよ」
大量のモノが食道を通過していく。じょぼ、とまた尿を漏らした。糸を引きながら、体内から男が出ていく。蹲って咽せる私に、男は苛立たしげに呟いた。
「全っ然足りねぇ。搾り取って殺す気かこの淫乱が。場所変えんぞ」
男は私を横抱きにすると部屋を出た。何処に向かうのかも、廊下ですれ違う男の部下たちの驚いた視線も何もかも、気にならなかった。
死にたい気持ちは湧かなかった。死ぬつもりがないのなら、生きるしかない。こうやって私は生きていくのだと実感していた。
たまにされるキスにもなすがままだった。私が拒絶しないことに男が嬉しそうに笑ったことも、どうでもいいことだった。
風呂の洗い場に私を下ろすとタイルの壁に手をつかせ、しゃがんだ男が背後からその上に手を重ねた。太ももの間からペニスが覗く。玉とスジを擦りながら出し入れされる。崩れそうになる体に力を込めると、挟まったペニスを締めることになり、余計に男の動きが早まる。
「ケツもぷりぷりしてっおい、こっち向け」
荒い息遣いの合間に舌を絡め合う。
「っは、おしっこ、っ」
「ん?出るのか?このまま出しちまえ」
「っ、ちがぁっぁおしっこ、しー、ごめんなさ、っあ、ん、ごめ……っ!」
さっきの粗相を謝れば、唸りながら男は尻に射精した。
「煽んじゃねぇマジでぶち犯すぞ」
首を強く噛みながら、指を乱暴に挿入される。ほぐれているそこは、男を素直に受け入れた。
「っぅあ」
気持ちが良くて声が出れば、尻に熱いモノが押しつけられる。にちにち、と精液を広げ塗りたくることで、男は衝動を抑えている。
首元からふー、ふー、と猛獣の息遣いが聞こえる。生きるも死ぬも獣次第だ。命を差し出した私に手立てはない。
そうやってしばらくの間、生と死を行ったり来たりしていた。
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