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五話 食糧難

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航海士の部屋に来ればベットへと飛び込み涙を流すウィンドは張り裂けるような胸の痛みに奥歯を噛み締める

『 はぁ、っ!! 』

言葉に発することの出来ない単語だと分かればこれは"想い"だと分かり、それはデリットがまだウィンドに向けて言ったことのない言葉だと言うこと

息を荒くし声を上げて泣いてしまおうにも言葉は詰まり初声ない苦しみと胸の痛みに理解が出来ないでいた 

傍にいたいだけの筈なのに、他の者と仲良くしていてもいい筈なのに何故あの程度を見ただけでこんなにも胸が痛く涙が流れるのか

『 わか、らない...... 』

すべての言葉を呑み込んで其だけ告げたウィンドはベットに香るデリットの匂いに顔を擦り付けていれば足音に気付く
それは彼のものだと言うことも

「 ウィンド、話に来たならって....あぶねっ 」

部屋へと顔を覗かせた瞬間に飛んできたナイフを咄嗟に避けたデリットは驚き背後に刺さったそれに青ざめるも直ぐに部屋に入り扉を閉めれば近付いていく

使える者が" 来るな!! "と拒否できず只言葉を初声無く荒くなる呼吸と涙を隠すように枕で顔を隠していればデリットはそっと肩に触れる

「 なぁ、なんで....泣いて、いるのか? 」

『 あ、っ....あな、たがっ....くっ!! 』

肩を触られビクッと跳ねたウィンドは顔を上げ文句の一つでも言おうとするのに言葉は風を切り言えないことに只彼の袖を掴み口を開いたり閉じたりする

「 なんで、泣いてるんだ? 」

『 スクー、ド....と....っ、おれ、はっ....はぁー、くっ......!! 』

口では言えないと分かったウィンドは当て付けるように彼の肩の服を掴めば力付くでベットへと押し倒す

「 っ...... 」

油断してた為に一瞬の浮遊感と回転した視界に驚いていればポタリと頬に当たる涙に眉を寄せた
何故泣いてるのかそれすら理解できないことに密かに眉を乗せれば口を開く前にウィンドは彼の唇へと自身のを強く押し付ける

「 んっ、っ!? 」

急に何をすると、スクードの時はよくスキンシップ程度にキスをして来るのを知ってるために驚きはしなかったが泣きながらキスされる経験なんてセックス中しか無いために
驚いていればウィンドは顔を離した後に彼の頬を両手で固定すれば何度も押し付けるような口付けを交わす

『 俺は、あなたが......っ.... 』 
 
まだ言えないかと言葉を変える必要があると顔を上げたウィンドは身体を下げればさっさとデリットとズボンをずらし勃起すらしてない肉棒に触れればされるように口へと入れ舐めていく

「 なんだ、御前は....そんなに欲求不満なのか? 」

そんなわけはない、自分が欲求不満なんてと眉を寄せるウィンドは初めて舐める肉棒に悩ましげに眉を下げじゅぽじゅぽと音を立てていく

どんなにやる気は無くとも必死に舐めてしゃぶる様子をみればデリットは上半身を起こせばその頭に触れる

「 ....御前となら、ヤってもいいかもしれん。そうしゃぶるだけじゃなくてな、手を使うんだ、ウィンド 」

『 ......! 』

" 御前となら "と言うことはここに来る前はヤってなかったのか?と思い顔を上げればよくみればデリットの衣服は少しも乱れてはない
そして自身が今、乱したズボンの中に入ってたこれも濡れてもないことに気付いたときには涙は止み顔を染めるも期待の眼差しを向ける表現を見れば今更止めれないと言われた通りに手を使い舐めていく

『 ハァー....んっ、んぅ、はぁ.... 」

「 そう、上手い.... 」

見せ付けるように舐め顔色を伺うウィンドに次第に勃起した肉棒は彼の頬を擦り外尿道口へと舌先を滑らせたっぷり垂らした唾液で舐めたり鞘を擦るウィンドに彼の表現は熱を帯びる

『 んっ、きもち、ですか? 』

「 嗚呼...気持ちいい。泣いたり、笑ったり忙しいやつだな.... 」

『 んっ、ふっ.... 』
 
まだ誰ともヤってなくそれにて自身のやることで勃起し先走りを垂らすデリットに気を良くしたウィンドは軽く笑いしゃぶっていく

なんとなく自分の中心部がキツいことには気付いてるが今は彼の方を優先し強く擦っていればデリットは迫る感覚に気付きそっとウィンドの黒髪を撫でてから告げる

「 少し咥えとけよ...... 」

『 ん?んっ......! 』

咥内へと入るドロッとした欲を受け止めたウィンドはよくわからず先端から顔を離せば口を開いた

『 ん? 』

「 見せるな.....出していい.... 」

『 ンッ.... 』

デリットの出したものなら勿体無いとそのまま呑み込んだウィンドに彼は眉を寄せた後に軽く笑う

「 ったく、ほら横になれ......抱いてやる.... 」
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