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しおりを挟む彼の指が丁寧に前戯をするのが、物足りないと思うのは夜のせいか…
其れがイマイチ分からないのに、強い刺激が欲しくて上半身を捻り、テーブルの方を向く
「 はぁ、ぁ…ンっ…遼、さん…。指…増やして… 」
「 欲しがり… 」
「 ひうっ…!んっ!ぁ、ぁ! 」
カリッと乳首の先端が咬まれると同時に、増えた指がナカに埋れば感じる圧迫感は一気に強くなる
自分が自慰する時よりも感じるのは、指の太さの違いだろうか…
それなら、言うんじゃなかったと思うぐらい一気に快楽は強くなる
「 ンッ…!ぁ、あっ…ンッ… 」
卑劣な水音が聞こえ、緩く腰が震えれば乳首が吸われたり、舌先が動く感覚に声は漏れる
けれど、やっぱり感じる物足りなさと…
それに気付いた彼は、顔を上げる
「 透羽…。御前、演技してるだろ 」
「 ぇ……? 」
演技?と言う言葉に疑問になり、彼へと目線を向ければ中に入れてた指を抜かれ、その指についた愛汁を見ては、答えた
「 酔ってるとは言えど、濡れが弱い。昨日はもっと濃くて白い汁を垂らしてたからな…。何か不満か? 」
そんな事を言われても、社長が触ってくれるだけでもいいはず
ストレートに告げる言葉に、視線は落ちる
「 そんな事、言われても…覚えてないから…。分からない…です… 」
どんなに興奮してたかなんて思い出せない
ビール五杯飲んだ辺りからの記憶が無い
寧ろ私は、何かにテンション上がって話してた気がする為に、懸命に思考を巡らせれば彼はソファから立ち、ズボンの釦に触れる
「 御前は、最初…背中に被さって来た。そして下半身をしつこく触ってきたからな。舐めるか?フェラしてたぞ 」
「 ……… 」
目が点になった時には彼はズボンを足首まで下げた後に、黒のボクサーパンツを下ろし緩くへなってる陰茎を取り出す
彼自身も触っていたにも関わらず、まだ陰茎は持ち上がってないのを見ると、私が興奮してないと勃起しないのだろうかと思う
「 そう、ですね。舐めて見ます… 」
彼が言うにはそうなんだろうと、ゆっくりと起き上がり顔を近付ければ、下着とズボンすら外した
一人だけ明るい部屋で全裸になって、ちんぽを向けてるなんて可笑しいけど、私も肩までシャツが下がってるから同じものだと思う
整えられた陰茎を指で撫でては、軽く指を絡めて握り軽く動かせば、彼は片手を腰に当て、反対の手をそっと頭に置く
撫でる手が心地良く、嫌な気がしない為に何度か擦ってから、咥内に唾液を溜め、其れを先端に垂らし、亀頭を濡らし撫で回せば密かに太股は揺れた
「( 嗚呼、いい太股…それに腰… )」
片手を太腿に当てていた手で、腰回りを撫でては後ろへと回し、お尻を揉む
「 はぁー…( 最高…好き… )」
丸みを帯びて引き締まり、硬さのある尻がいいと緩く勃起し始めた陰茎の鞘へと舌を絡ませ、舐めつつ手を動かす
すんっと嗅げば先走りから垂れる男の匂いにうっとりと目を細め、尻から太腿を撫でては玉袋を揉む
「 っ…… 」
密かに息を詰めた社長の声は聞き流す事をせず、乳搾りのように玉袋を揉めば陰茎は見る見ると硬くなりそそり立つ
舐めやすくなったところで亀頭を咥えて、舌で舐め回し、敢えて音を立てトゥポッと口を離し、クビレへと舌を当てる
「 はぁ……っ… 」
じらせてるような感覚に、動かなかった手は髪に触れ髪を全て掴み後部を支える様子に、深く咥えて欲しいのだと分かり、一度入るところまで咥え込む
「 フッ、ンッ…おぅ、きぃ、うっ…んっ… 」
「 っ…はぁ…あぁ、気持ちいい… 」
軽く咥えた程度じゃ亀頭からクビレまでが限界で、喉まで当てようかと思い顔の角度変えれば半分前まで咥えれ、そのまま唇を萎め、舌を裏筋に当てたまま頭を上下に揺らし、両手を尻へと掴む
「 ンッ、ぅ、ンッ…!ンッ…! 」
「 嗚呼…いいっ、ッ…はっ… 」
顎が疲れない程度で頭を動かせば、彼は後部を支え、上顎から喉へと亀頭を擦り付けるように腰を揺らし始めた
「 ん!?ンッ、んっ!んっ、ぐっ、ん…! 」
「 はぁ、っ…… 」
イラマチされるとは思わず、ちょっと苦しくて涙目になるも、両手で尻を強く揉んだり出来るのが嬉しくて、手の平で感じ取り時折叩けば良い音の出る尻を叩く
「 っ…、たっく、んな…促すなっ…出すぞ…っ…! 」
「 んんっ、ぐっ…ンッ! 」
別に促すつもりは無いけど、顎が外れそうな程に硬く勃起した陰茎が上下に動き、其れが喉奥で止まれば欲を吐き出した
「 ンッ……!っ…はぁ、はっ… 」
「 フー…はぁ、飲んだのか… 」
出すのも如何かと思い何とか飲み込めば、先端を吸って口を離し、息を整えて目線を上げれば、此方を見下げる彼は頬に触れしゃがみ込めば顔を寄せ、唇を重ねる
「 なら、次は…俺が舐めてやろうか? 」
「 へっ、ぁ…!?っ…! 」
駄目と言う前に目の前でしゃがみこんだ彼は、座ってる私の股を開かせ顔を埋めた
「 っ!?ぁ、遼…っ! 」
トロっと溢れる愛蜜を舐めた彼は、両脚を開かせ自らの肩に片足を乗せるよう片手で誘導すれば、恥ずかしい程に開いた秘部を愛撫し始めた
「 っ~!やだ、まって、はずかしっ…!んっ!ぁっ! 」
明るい部屋で股を開いて、背中が軽く滑り天井へと臍が向く程に身が斜めに傾けば、卑劣な音に腰は震える
「( あぁ、そうだ……夜も、彼は沢山愛撫してくれた… )」
無理に犯す事無く、ちゃんとタイミングを見てくれた
それなのに私の方が先に、襲ってたんだ
゙ ( お尻 )触らせてぇ……? ゙
゙ なっ!?おい、止めろ!酔ってるなら後悔するぞ ゙
゙ しないもん、だって…社長…(のお尻が)好きだがら… ゙
「( ごめんなさい、遼さん。誘ったの私でしたね!! )」
鮮明に思い出した時には、恥ずかしくて中に埋まる舌先を締め付けていた
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