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しおりを挟む自分でも何をしてるのか分からなかった
只、近づけば近付くほど触れれば触れるほど香る甘い匂いに理性は外れ
反応が驚くほど可愛い一ノ瀬さんを見てると我慢が出来なかった
『 ぁ、あっ!ンゥ! 』
「 はっ、可愛い.... 」
確かに気になる女性はいる
けれどその人に似てる貴方が悪いんだ
乳首を弄って舐めるだけで可愛く啼いて
何度も身体を離せる割には俺の頭を抱えて押し付けるようにしてくる
乳首は主張し硬くなり舌先で転がして吸い付けば、ぷっくりと膨れ上がり吸って欲しいとばかりに主張する
舐めれば広がる甘味に、この人はどれだけ美味しいんだと赤子のように乳首をしゃぶりちゅぱちゅぱと音を立て吸い付く
『 ぁ、あっ!アッ!ン、ン"ッ!あっ! 』
30代に見えないからこそきっと俺も抵抗なく触れれるんだ
此だと兄が高校生の女子が好きだと言ってたことが気持ち悪いとは思えなくなってしまう
今、俺はその逆の立場なのだから....
「 ハァー、一ノ瀬さん....キスしちゃダメですか? 」
胸を舐めるのもいいけど、そのうっすらとした柔そうな唇を舐めたいと顔を上げた俺は鼻先ががする程近付ければ、顔を染めた彼は俺の口を押さえる
「 んっ.... 」
『 はっ、それは....好きなやつと、しろ.... 』
真面目なんだ、こんなに反応してるのに其処だけは貫こうとするのに乳首をきゅっと摘まみ彼が大きく反応してから口を押さえていた手を取り指先を絡めて握り締め
指先へと口付けを落とす
「 ....俺の初めて貰ってください。貴方を好きになりたい 」
『 はぁっ!?んぅ!! 』
いや、もしかしたらもう好きかもしれない
リクさんに似た貴方が好きなんだと思うと、熱は更に上がり否定の言葉を告げる前にその唇へと口付け落としていた
触れればやっぱり柔らかくて、夢中で何度も重ねて口付けを落とせば息を荒くする一ノ瀬さんは絡めた指に力が入る
何処かで見たように、舌を割り入れ滑り込ませ舌先を探るよう歯並びを舐めれば
押し出すような舌先は触れ、其れに気付き絡み付ける
『 ンッ!んっ....! 』
「( 熱い.... )」
キスだけでこんなにも身体は熱くなるのかと、繋いだ手を一度離し舌先を程いてから身体を起こしコートや上着を脱いでいく
『 っ.... 』
「 熱くないですか?脱ぎましょうよ 」
『 .... 』
顔を背けて耳ままで染める一ノ瀬さんを見て腰に来る重みを感じる
セックスなんて初めてなのに、やり方が分かるのは男の性か
ズボンはそのままで二人とも上半身の服を脱ぎ、バラバラに放置すればもう一度身体に触れ頬を撫でてからそっと口付けを落とす
『 はぁっ、海斗....やめよ、間違ってる....俺はお前と、こんなことはしたくない.... 』
か弱く俺の肩を落とし、顔を背ける一ノ瀬さんの頬やら耳、首筋へと口付けを落とす俺は余り聞く耳を持ってない
「 俺はしたいですよ....嫌って言うわりには反応してますね。これで、止めるんですか? 」
『 !! 』
片手をズボンの上へと触れれば既に下着を履いてても先走りで濡れてる股間へと手の平全体に撫でてから、ベルトを外し湿度のある下着の中へと突っ込む
手の平に感じる硬くい肉棒が窮屈そうだから下着から取り出せばボロンッと音を立てたように立ち上がる
『 っ~~~!! 』
「 これでも嫌ですか? 」
自慰は何度もしたことあるために、やり方は知ってるからこそ
根元から擦り亀頭を手の平で先走りを擦り付けるように触りながら問い掛ければ、
彼の身体は力が入り呼吸は荒くなる
告げようとしていた言葉は掻き消されたように、吐息に混じる喘ぎへと変わる
「 狡いな....言わないなんて 」
気持ち良さそうなのは見て分かるが、それを言うこと無ければ否定ばかりの言葉
でも身体は素直に反応して先走り垂らして俺の手の平を濡らす
くちゅくちゅと音を立て擦りながら顔を動かし、首筋から胸板、そして乳首へと舐めたときには一ノ瀬さんの理性は外れかかっていた
『 あぁっ!ぁっ!はぅ、っ! 』
そんなに可愛く啼かれると俺の脳は沸騰しそうだ
何処が好きか、 どうやったら気持ちよくなってくれるか
ほんの些細な反応すら気を向けて触れていれば次第に何処が好きなのか分かる
小指と薬指を鞘に当て擦り、亀頭を親指で同時に押し潰すように触っていれば親指には先走りが垂れる感触は有り
それは糸が引くほど粘りもある
いつから自慰を我慢してたのか分からないけど、結構溜まってるからこそ気持ちいいんだな
「 ....一ノ瀬さんって、可愛いですよね.... 」
『 リクっ、それに....敬語、いらねぇって....あっ! 』
「 敬語退けると優しく出来そうにないんで、今は我慢してください....リク、さん.... 」
あの人の渾名と狡いと思うがそんな事はもうどうでもよくて
優しくしながらけれど理性に負けて荒くし乳首を舐めてしまう其れすら、彼には快感なんだと気付いた
腰に感じる重みと、窮屈になる肉棒は暴れたくて仕方無いように思える
けれどもう少し我慢しよう、
颯さんの方から俺のものを欲しがるまでは....
そのぐらいは待てると思う
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