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3、異世界の町ですわ〜!
しおりを挟む町への案内と身分証、お金の問題もある程度解決しそうな目処がたってしまったところで、ガンマが目を覚ます。
「いやぁ、死ぬかと思ったぜ。あんがとな、お嬢ちゃん」
「お元気そうでなによりですわ~!」
「ガンマ、貴方もう歩ける?さっそくこの方を町に案内するよ」
「おうよ、もうピンピンさ!ちょっとだけ聞いてたぜ、身分証がないんだって?僻地の村出身か、或いは他の国の……」
「やめなさいガンマ。恩人だぞ。ひとまず我々を保証人として、冒険者登録をしてもらう。報酬はその後に、冒険者バンクを通じてお支払いしよう」
「支払いは隊からだよな?……俺からもなにかお返しがしたい。そうだな……武器とかどうだ?嬢ちゃん、素手だろ?冒険者やるなら、武器もほしいわな」
「武器、ですの?……うーん、多分あったほうがいいですわよね?」
「ダガーでもレイピアでも、無いよりはあったほうがいいだろうな。冒険者活動しない場合でも、暴漢対策にはなる」
「そうだな、武器はあったほうがいい。……さすがに私からも少しは出すわ」
「助かりますわ~!似合いそうなもの、選んでくださると嬉しいですわ!」
「ははっ、じゃあ冒険者登録したら、そのまま武器屋だな」
3人は歓談を楽しみながら、町へ向かう。
情報収集として、この世界、この国のいろいろを聞き出しながら。
そして、町についた。
「よーし、ついたぞ!ここが我が国の最西端の町、港町『エフェリア』だ!」
「よ、ヨーロッパ風ですわ~~!!」
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