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第一章
初夜
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紳士的な気遣いある振る舞いに肌を晒しているにも関わらず、男には抵抗する意思はない。
全身を蝕むような熱に犯されているせいか、あるいは自分が望んでされているのか、混濁する意識の中でうつろな視線で狼を見る。
「ふぁ、あっふぅ、んんっ……!」
獣の長い舌が首筋から鎖骨、胸へとなぞるように這って舐められていく。
信じられないほど甘い声が己の喉から溢れる、ディブロは羞恥心から顔が火照り、思わず手の甲を噛んで耐えようとした。
それをさせまいとする毛むくじゃらの手に遮られ、舌先が乳頭に触れ弄ばれ始める。
「んぁ!? あっ、まっ、それ、やめ……!」
「止めませんよ、それから我慢もする必要はない。 ここには貴方と私しかいないのですから……」
「ろ、ロドス……!」
丹念に舐めまわした後、その大きなマズルを開いてパクリと噛み付かれ、赤ん坊がミルクを求めるように吸い始めた。
異性との触れ合いもなく、まして同性に迫られたこともないディブロにすれば、未経験なことばかりで逆に恐れを抱く。
何をされているのか、自分はどうなってしまうのかなど、いろいろな考えが巡っては一つの欲求に何もかもがどうでも良くなった。
胸弄りに満足したのか、ロドスが口を離せば胸は唾液まみれにされ、ホッと心地を覚えるまでもなく、次へと移る。
「……あっ!? そ、そこは……!」
「初心ですね、それにこの歳まで経験がないとか、どれだけ人を扇動すれば気が済むんですか、貴方は」
「そ、それは……! 仕事が忙しくて……!」
「でもいいですよ、ようやく貴方を手に入れることができた。 私……、いや俺の手で貴方を俺の求める色に染め上げるこの機会を、ずっと待っていたんですから……」
呼吸を整えようとするディブロの様子に、そっと笑みを浮かべたロドスが下穿きへ手を伸ばし、中の下着と共に脱がし始めた。
それはダメだと、必死に守ろうとする男の振る舞いに、強く気高く獰猛な視線で貫かれ、行動を阻害されてしまう。
ゾクリと背筋が寒くなるような瞳にディブロは気圧されるが、同時に心が錯覚と思いたい感情を抱いたような気がした。
抵抗しない様子に、ロドスは手を動かしてあっという間に剥ぐと、男の化身ともいうべき肉欲が天を穿つよう聳え立っている。
「なんだかんだ言って興奮してるじゃないか。 あぁっそれとも責められるのに興奮すると?」
「おっおまっ!いい加減……ひっ!? うぁっ、何して、ぅあぁっ!?!?」
毛むくじゃらの手に掴まれた性器から感じる掌の温度に、ディブロは小さく悲鳴を漏らす。
そんな様子にずっと堪えていたのか、ロドスの口調が乱れ始め、詰られることへ抵抗しようとした。
だがそれを、狼の長い舌が絡みつくように舐め回してきたことで、あられもない声が出てしまう。
驚いて見るディブロの視線の先には、いつの間にか移動して股の間を割るよう体を割り込ませ、丹念に奉仕するロドスがいた。
「ひっ、うぁっ、やっやめっ……!」
「止めないぞ。 俺が、一体どれだけ待ったと思っているんだ?」
「ひぃぃっ!? んぁっ、んぁぁっ!?」
「長さ、硬さ、味、匂いまで、どれもこれもいい……。 貴方から見れば俺が変態に見えるだろう? だが番とは、それさえも全て愛しくて仕方がないんだ……!」
しばらくぶりに感じる刺激に身悶えするディブロなどお構いなしに、ロドスは舌を這わせていく。
味と匂いを覚えるような仕草に、すでに抵抗の意思は失われ、男はただ獣に嬲られるだけになった。
その瞬間を見逃さない鋭い狼の眼光が捉えると、そっと毛むくじゃらの指がある一点を撫でる。
「……ひっ!? そ、そこは!」
「言わなくても分かるだろう? 最も、昼にある程度解されてるみたいだから、下準備は少しでいいな」
「ぅあ、うぁぁっ……!?」
ロドスの太い人差し指が股間よりもやや体毛が薄い臀部、双丘に囲まれた肉の山に埋もれる孔を見つける。
本来の用途ではない出すだけの菊門へ、狼は迷うことなく指を射し込んだ。
ディブロは言い知れぬ寒気に似た何かに襲われ、身体を起こそうとするが侵入する圧迫に悲鳴が漏れる。
昼に無理やり入れられた熊の指よりは細いものの、強烈な異物に体が嘆いた。
それが苦しみからか、火照る全身に促されて生まれた快楽か、その判別はつかない。
「ひっ、ぅあ、あっんん……!」
「……貴方は相変わらず、嗜虐心を駆り立てるのがうまい人だ」
「な、何言って……!」
「あの下品な王女に同意するつもりはないが、俺も、もう、我慢できない……!」
「ふわっ!? や、やめ……っ!?」
「頼む、もう何も言わないでくれ。 正直、限界なんだ……!」
声色から嫌がる素振りがないと判断したロドスだが、ディブロの仕草に己の中で渦巻く滾りが猛威を振るう。
犯したい、腹の中にぶち撒けて、この番いに自分の全てを刻み込みたい、そう願うばかりだった。
まだ入れてからさほど経っていない指を引き抜くと、狼はもたつく手の動きにイラつきながら、下穿きを脱ぎ捨てる。
組み敷かれる男が小さく悲鳴を上げる、彼の視線が捉えたものは信じがたい獲物だった。
自身と比較するのもおこがましい太さ、長さの狼の逸物が天を穿つようにそびえ立つ。
熊とどちらが大きいか、などと些末な問題と言わんばかりに、ロドスがディブロの両足を脇に抱え、その砲身を宛てがった。
「や、い、いやだ……! そんなの、入るわけ……!」
「良いんですよ、どうせすぐ、慣れますから……!」
「ロドス、待て……! あっ、がぁっ!? ぐぁぁっ……!?!?」
身体を二つに裂かれるような痛みが走る、ディブロが声にならない苦悶の叫びを出し、ベッドシーツを強く握り締める。
初めて男を受け入れた彼にとって、事実と受け止めたくない一方で、体も拒絶していると思いたかった。
だが意思に反して、無駄な力がなぜか抜け落ちていき、狼のモノを待ち望んでいたように飲み込んでいく。
ゆっくりと腰を押し込んでいくロドスは慎重に、そして大胆に待ち焦がれた瞬間に興奮しながら、男の中を侵食していった。
「……スゴイな、全部飲み込んだ」
「ぅ、あっ、うぁぁっ……!」
「ニーシャのやつ、どんな配合をさせたんだ……? まぁ良い、それなら好都合、だ……!」
「ひっ!? や、動かす、ひぁ、あぁぁっ……!?」
男を知るのは初めてのディブロもだが、ロドスも最初は半分入れば良いと考えていた。
だが結果は根元まで飲み込んでしまい、男の腹に狼の肉欲が強烈にその存在感を示している。
戸惑う狼王子は従者の名を出しつつも、良い仕事ぶりだと褒めつつ、己の本能を優先することにした。
ここまで来れば何をされるか想像に難くない、ゆっくりと静かに始まる抽送にベッドが軋んでいく。
男の喘ぎ、狼の息遣い、その二つが絡み、纏い、淫乱な音楽祭を奏でていた。
「あぁ……! 最高だ……! こんなに、気持ちがいいだなんて、知らなかった……!」
「あっ! ぅあっ! あっ、あっ、あっ……!」
「良い声だ……! あぁ、ディブロ、そんな顔のお前も綺麗だ……!」
「み、見るな、見るなぁ……!」
「こんなにガチガチにして、興奮しているんだろう……? 恥ずかしがることはない、そんなお前もーー」
『愛しくて仕方がない』、覆い被さり耳元で囁く狼のバリトンボイスにディブロは心が蕩けるような思いに浸る。
男としての矜持を貶められた、そんな状況にも関わらず、彼の中では確かに悦びがあった。
抉られるような突き上げに喘ぎ声は止まらず、気づけば狼の腰に足を絡ませ、覗き込むように近くにあった獣の首に腕を回している。
そっと口付けられ、舌を絡ませながら、もっとと言わんばかりに二人の交わりは激しさを増していく。
最後にディブロが覚えていたのは、自身の中に膨大な何かを植え付けられ、同時に自身も何かを出したような覚えのまま意識を手放したのだった。
全身を蝕むような熱に犯されているせいか、あるいは自分が望んでされているのか、混濁する意識の中でうつろな視線で狼を見る。
「ふぁ、あっふぅ、んんっ……!」
獣の長い舌が首筋から鎖骨、胸へとなぞるように這って舐められていく。
信じられないほど甘い声が己の喉から溢れる、ディブロは羞恥心から顔が火照り、思わず手の甲を噛んで耐えようとした。
それをさせまいとする毛むくじゃらの手に遮られ、舌先が乳頭に触れ弄ばれ始める。
「んぁ!? あっ、まっ、それ、やめ……!」
「止めませんよ、それから我慢もする必要はない。 ここには貴方と私しかいないのですから……」
「ろ、ロドス……!」
丹念に舐めまわした後、その大きなマズルを開いてパクリと噛み付かれ、赤ん坊がミルクを求めるように吸い始めた。
異性との触れ合いもなく、まして同性に迫られたこともないディブロにすれば、未経験なことばかりで逆に恐れを抱く。
何をされているのか、自分はどうなってしまうのかなど、いろいろな考えが巡っては一つの欲求に何もかもがどうでも良くなった。
胸弄りに満足したのか、ロドスが口を離せば胸は唾液まみれにされ、ホッと心地を覚えるまでもなく、次へと移る。
「……あっ!? そ、そこは……!」
「初心ですね、それにこの歳まで経験がないとか、どれだけ人を扇動すれば気が済むんですか、貴方は」
「そ、それは……! 仕事が忙しくて……!」
「でもいいですよ、ようやく貴方を手に入れることができた。 私……、いや俺の手で貴方を俺の求める色に染め上げるこの機会を、ずっと待っていたんですから……」
呼吸を整えようとするディブロの様子に、そっと笑みを浮かべたロドスが下穿きへ手を伸ばし、中の下着と共に脱がし始めた。
それはダメだと、必死に守ろうとする男の振る舞いに、強く気高く獰猛な視線で貫かれ、行動を阻害されてしまう。
ゾクリと背筋が寒くなるような瞳にディブロは気圧されるが、同時に心が錯覚と思いたい感情を抱いたような気がした。
抵抗しない様子に、ロドスは手を動かしてあっという間に剥ぐと、男の化身ともいうべき肉欲が天を穿つよう聳え立っている。
「なんだかんだ言って興奮してるじゃないか。 あぁっそれとも責められるのに興奮すると?」
「おっおまっ!いい加減……ひっ!? うぁっ、何して、ぅあぁっ!?!?」
毛むくじゃらの手に掴まれた性器から感じる掌の温度に、ディブロは小さく悲鳴を漏らす。
そんな様子にずっと堪えていたのか、ロドスの口調が乱れ始め、詰られることへ抵抗しようとした。
だがそれを、狼の長い舌が絡みつくように舐め回してきたことで、あられもない声が出てしまう。
驚いて見るディブロの視線の先には、いつの間にか移動して股の間を割るよう体を割り込ませ、丹念に奉仕するロドスがいた。
「ひっ、うぁっ、やっやめっ……!」
「止めないぞ。 俺が、一体どれだけ待ったと思っているんだ?」
「ひぃぃっ!? んぁっ、んぁぁっ!?」
「長さ、硬さ、味、匂いまで、どれもこれもいい……。 貴方から見れば俺が変態に見えるだろう? だが番とは、それさえも全て愛しくて仕方がないんだ……!」
しばらくぶりに感じる刺激に身悶えするディブロなどお構いなしに、ロドスは舌を這わせていく。
味と匂いを覚えるような仕草に、すでに抵抗の意思は失われ、男はただ獣に嬲られるだけになった。
その瞬間を見逃さない鋭い狼の眼光が捉えると、そっと毛むくじゃらの指がある一点を撫でる。
「……ひっ!? そ、そこは!」
「言わなくても分かるだろう? 最も、昼にある程度解されてるみたいだから、下準備は少しでいいな」
「ぅあ、うぁぁっ……!?」
ロドスの太い人差し指が股間よりもやや体毛が薄い臀部、双丘に囲まれた肉の山に埋もれる孔を見つける。
本来の用途ではない出すだけの菊門へ、狼は迷うことなく指を射し込んだ。
ディブロは言い知れぬ寒気に似た何かに襲われ、身体を起こそうとするが侵入する圧迫に悲鳴が漏れる。
昼に無理やり入れられた熊の指よりは細いものの、強烈な異物に体が嘆いた。
それが苦しみからか、火照る全身に促されて生まれた快楽か、その判別はつかない。
「ひっ、ぅあ、あっんん……!」
「……貴方は相変わらず、嗜虐心を駆り立てるのがうまい人だ」
「な、何言って……!」
「あの下品な王女に同意するつもりはないが、俺も、もう、我慢できない……!」
「ふわっ!? や、やめ……っ!?」
「頼む、もう何も言わないでくれ。 正直、限界なんだ……!」
声色から嫌がる素振りがないと判断したロドスだが、ディブロの仕草に己の中で渦巻く滾りが猛威を振るう。
犯したい、腹の中にぶち撒けて、この番いに自分の全てを刻み込みたい、そう願うばかりだった。
まだ入れてからさほど経っていない指を引き抜くと、狼はもたつく手の動きにイラつきながら、下穿きを脱ぎ捨てる。
組み敷かれる男が小さく悲鳴を上げる、彼の視線が捉えたものは信じがたい獲物だった。
自身と比較するのもおこがましい太さ、長さの狼の逸物が天を穿つようにそびえ立つ。
熊とどちらが大きいか、などと些末な問題と言わんばかりに、ロドスがディブロの両足を脇に抱え、その砲身を宛てがった。
「や、い、いやだ……! そんなの、入るわけ……!」
「良いんですよ、どうせすぐ、慣れますから……!」
「ロドス、待て……! あっ、がぁっ!? ぐぁぁっ……!?!?」
身体を二つに裂かれるような痛みが走る、ディブロが声にならない苦悶の叫びを出し、ベッドシーツを強く握り締める。
初めて男を受け入れた彼にとって、事実と受け止めたくない一方で、体も拒絶していると思いたかった。
だが意思に反して、無駄な力がなぜか抜け落ちていき、狼のモノを待ち望んでいたように飲み込んでいく。
ゆっくりと腰を押し込んでいくロドスは慎重に、そして大胆に待ち焦がれた瞬間に興奮しながら、男の中を侵食していった。
「……スゴイな、全部飲み込んだ」
「ぅ、あっ、うぁぁっ……!」
「ニーシャのやつ、どんな配合をさせたんだ……? まぁ良い、それなら好都合、だ……!」
「ひっ!? や、動かす、ひぁ、あぁぁっ……!?」
男を知るのは初めてのディブロもだが、ロドスも最初は半分入れば良いと考えていた。
だが結果は根元まで飲み込んでしまい、男の腹に狼の肉欲が強烈にその存在感を示している。
戸惑う狼王子は従者の名を出しつつも、良い仕事ぶりだと褒めつつ、己の本能を優先することにした。
ここまで来れば何をされるか想像に難くない、ゆっくりと静かに始まる抽送にベッドが軋んでいく。
男の喘ぎ、狼の息遣い、その二つが絡み、纏い、淫乱な音楽祭を奏でていた。
「あぁ……! 最高だ……! こんなに、気持ちがいいだなんて、知らなかった……!」
「あっ! ぅあっ! あっ、あっ、あっ……!」
「良い声だ……! あぁ、ディブロ、そんな顔のお前も綺麗だ……!」
「み、見るな、見るなぁ……!」
「こんなにガチガチにして、興奮しているんだろう……? 恥ずかしがることはない、そんなお前もーー」
『愛しくて仕方がない』、覆い被さり耳元で囁く狼のバリトンボイスにディブロは心が蕩けるような思いに浸る。
男としての矜持を貶められた、そんな状況にも関わらず、彼の中では確かに悦びがあった。
抉られるような突き上げに喘ぎ声は止まらず、気づけば狼の腰に足を絡ませ、覗き込むように近くにあった獣の首に腕を回している。
そっと口付けられ、舌を絡ませながら、もっとと言わんばかりに二人の交わりは激しさを増していく。
最後にディブロが覚えていたのは、自身の中に膨大な何かを植え付けられ、同時に自身も何かを出したような覚えのまま意識を手放したのだった。
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