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第2話
つわもの共の密談
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夜も更け、一部生物を除いて眠りについた世界で、長が住む住居に主要だった村の大人たちが一同に介していた。
左右に5人ずつ腰を下ろし、爺様と呼ばれるアーサーと、それに対面するようにヒュペルを中心とした場が形成されている。
村内で問題が発生した場合、それも村のまとめ役と中心役の二人で話し合い合っても解決できない場合にのみ、この場は作られていた。
今宵はまさに、今後に関わる深刻な問題を前にして、皆の顔が暗く重い。
「カイルは?」
「地下に閉じ込めておる、身動きと不用意に喋れぬよう術式を施してな」
「……愚息の度重なる蛮行、申し訳ございませぬ」
「チェスター。 お前の責任じゃない、そう気にするな」
「しかし、殿下! それでは我が身の立場が……!」
「はぁっ……。 いい加減にそれはやめてくれ、そう呼ばれるような身ではないのは、もう10年以上前からだろう」
「ーー恐れながら申し上げます、殿下。 我々にとって事実としてそうあるのです。 拠り所となる国を失い、それでも我らを見捨てなかった貴方様、そしてアーサー様には返しきれぬ大恩が御座いますれば、どうかご容赦のほどを」
切り出したのはヒュペル、当初の問題として上がっていた追放したはずの少年の帰還、その行動の果てに現在は監禁されている。
息子の所業を聞かされ、謹慎していた父チェスターは深々とヒュペルに謝罪し、今にも腹を斬る覚悟だとばかり自らを追い込んでいた。
そんなことは望んでいないと制する柴犬に対して、厳かに意見する熊人のシグの言葉に顔をしかめる柴犬は別の意味で頭が痛い。
傍らにいる番いのゼンブルはその通りだとばかり頷いているが、絶対に意味をはき違えているので後で直さねばと心労が増えていくばかりだ。
「其のことについては後で話すが良い。 問題はあれが持っていたものについてだ」
「では、間違いないとーー?」
「うむ。 よりにもよって、あの国に行き着いていたとはの……」
「もう、関わることもないと思っていたのにな……」
「ガルガーオン。 念のために聞いておくが、ダイチが来る前に誰かがお前の塒に行き着いたか?」
『ふん、何故我が貴様の問いにーー、待て待て待て!? 短気が過ぎるのではないか!? 言葉の綾だろうが!』
「いいから答えろ、今のワシは気が長くないぞ……」
『かつてにも増して荒れてるな、貴様!? ちっ……、誰も来ていない、というか来ていたとしても貪り食うだけして、朽ち落ちているだろうさ』
やり取りを黙って見ていた爺様ことアーサーの一言により、当座における問題の一つ目に議論は変わる。
長が取り出し、その場に置かれた球状の紅く輝く石が燦々と輝きを放つ様は怪しく光り続けていた。
これはとある魔導師が構築した結界だけに反応し、術者に悟られないよう存在そのものを遮断するという非常に歪な魔石の類であり、結界内にあるため持ち主に関係なく作動している。
それを見て一同、表情が険しくなる中でヒュペルだけは複雑そうな顔をしていた。
ため息をつきたくなるアーサーだが、その前に聞いておかなければと横に置いてある籠の中、ひょんな事から連れてきた失意の森の主たるガルガーオンに問う。
不満全開で悪態をつく小虎だが、三毛猫が有無をいわさん殺気を叩きつけてきたので、答えたくないが答えるしかないと事実だけを述べた。
「やはりそうか、全く。 変な方向性でおかしな才能を見せつけるのは相変わらずか……」
「どういうことですか?」
「カイルはこれ以外にも転移石を所持していたと言っていた。 その破片を見つけて軽く調べたが、転移先は持ち主の意図に反応するのではなく、転移させられる相手が行かなければならない場所へ飛ぶようにする、というこれまた歪な術式が組み込まれているのが分かった」
「はっ……? なぜそんなあやふやな術式を……?」
「ーーまさか」
「そのまさかじゃろう。 国か、もしくはあやつの目的がダイチである可能性が高い、村に現れた異質な存在を感知し、カイルという駒を使って接触しようとしたと考えられる」
『ふむ? そうなるとつまり、我のところにあの童が来たのはそういう因果であったと? かっかっかっ! 何とも波乱なものよなぁ、アーサー! 本当に貴様は愉快な連中ばかりの面倒を見させられるな!』
「そうじゃの、結果として従魔にさせられて、ワシら的には手駒を一つ手に入れられたと考えれば、逆にお釣りがくるぞ?」
「まぁまぁ、お二人ともっそう気を張らずに……」
今の時点で事態が複雑化しているのに、さらにややこしくなる問題が浮上してきたので、誰も彼もその顔には戸惑いしかない。
中でもヒュペルはこの騒動において、最も関係していると目される義理の息子の存在が、すでに村外にも伝わっている可能性に息を呑んだ。
だが目論見通りにならず、森の最奥にて魔の精霊と邂逅という結果に至ったことで、村にとっては僥幸と言える。
勝手に戦力として数えられて苛立つ小虎に、容赦なく酷使すると遠回しに告げる三毛猫との間に殺伐とした魔力のぶつかり合いが生じていた。
それを黙って見ているしかない者ばかりだが、制するためにヒュペルが声を出す。
『そこの貴様、我を前にして随分と落ち着いているな。 それにその魔力ーー、あぁっカリアチュア王国の人間か?』
「……やはりお分かりになられるのですね」
『無論よ。 よく見ればあやつにソックリではないか、思い出すのぉ。 我が生唾を飲むほどに美しい毛並みと魔力を秘めておったから、襲うと決めたときにこのロクデナシが立ち塞がりやがったのだ、思い出すだけで腸が煮えくり返る……!』
「寸前のところだったがの。 おかげで国まで連れてかれてーー、話が脱線しすぎじゃな。 ともあれ、奇しくもガルガーオンがワシら側になったのは幸いといえる」
「アーサー様、それはどういう?」
「結界の強度を確実なものにできる。 ただ少し時間を要するのが欠点じゃ。 ワシはこれから森全体に更なる術式の構築で忙しくなる。 ヒュペル、村の雑事についてはお前に任せる」
「承知しました。 それで、あの……、ダイチはどうなさるおつもりです?」
畏れを知らず声を出すヒュペルに関心を持ったのか、ガルガーオンがじっと見つめたところで思い当たる点を口にする。
言い当てられたのか、少し辛そうに口を噤む柴犬だったが、アーサーを除く他の者たちも同様に辛そうな表情を浮かべた。
自身の発言で場の空気を悪くしたというのに、悪びれもしない小虎の態度に老猫はくびり殺した方がいいのかもしれないと考えるも、それをするのは今ではない。
今後の対策として動き出さなくてはならないと指示するアーサーに、ヒュペルは肝心なことを問わなくてはならなかった。
「しばらくはワシと行動させるつもりでおる。 アレソレと教えなくてはならんことが増えてしまったからな」
「ーーそれはつまり?」
「うむ、あれを正式にワシの弟子として指導していくことになる。 ガルガーオンの制御についてもじゃが、魔法に原理と覚えさせなくてはならんことが山ほどあるからの」
「……忙しくなりそうですね」
「全くじゃ……、やれやれっ」
目標は定まったものの、村を取り巻く状況は深刻に変わりなく、誰もが気を抜けない日々を過ごすことになると重い雰囲気に陥る。
話し合いは終わり、今宵は解散となって皆が寝静まった時を見計らい、不吉なほど騒ぐ鳥の鳴き声が響くのだった。
左右に5人ずつ腰を下ろし、爺様と呼ばれるアーサーと、それに対面するようにヒュペルを中心とした場が形成されている。
村内で問題が発生した場合、それも村のまとめ役と中心役の二人で話し合い合っても解決できない場合にのみ、この場は作られていた。
今宵はまさに、今後に関わる深刻な問題を前にして、皆の顔が暗く重い。
「カイルは?」
「地下に閉じ込めておる、身動きと不用意に喋れぬよう術式を施してな」
「……愚息の度重なる蛮行、申し訳ございませぬ」
「チェスター。 お前の責任じゃない、そう気にするな」
「しかし、殿下! それでは我が身の立場が……!」
「はぁっ……。 いい加減にそれはやめてくれ、そう呼ばれるような身ではないのは、もう10年以上前からだろう」
「ーー恐れながら申し上げます、殿下。 我々にとって事実としてそうあるのです。 拠り所となる国を失い、それでも我らを見捨てなかった貴方様、そしてアーサー様には返しきれぬ大恩が御座いますれば、どうかご容赦のほどを」
切り出したのはヒュペル、当初の問題として上がっていた追放したはずの少年の帰還、その行動の果てに現在は監禁されている。
息子の所業を聞かされ、謹慎していた父チェスターは深々とヒュペルに謝罪し、今にも腹を斬る覚悟だとばかり自らを追い込んでいた。
そんなことは望んでいないと制する柴犬に対して、厳かに意見する熊人のシグの言葉に顔をしかめる柴犬は別の意味で頭が痛い。
傍らにいる番いのゼンブルはその通りだとばかり頷いているが、絶対に意味をはき違えているので後で直さねばと心労が増えていくばかりだ。
「其のことについては後で話すが良い。 問題はあれが持っていたものについてだ」
「では、間違いないとーー?」
「うむ。 よりにもよって、あの国に行き着いていたとはの……」
「もう、関わることもないと思っていたのにな……」
「ガルガーオン。 念のために聞いておくが、ダイチが来る前に誰かがお前の塒に行き着いたか?」
『ふん、何故我が貴様の問いにーー、待て待て待て!? 短気が過ぎるのではないか!? 言葉の綾だろうが!』
「いいから答えろ、今のワシは気が長くないぞ……」
『かつてにも増して荒れてるな、貴様!? ちっ……、誰も来ていない、というか来ていたとしても貪り食うだけして、朽ち落ちているだろうさ』
やり取りを黙って見ていた爺様ことアーサーの一言により、当座における問題の一つ目に議論は変わる。
長が取り出し、その場に置かれた球状の紅く輝く石が燦々と輝きを放つ様は怪しく光り続けていた。
これはとある魔導師が構築した結界だけに反応し、術者に悟られないよう存在そのものを遮断するという非常に歪な魔石の類であり、結界内にあるため持ち主に関係なく作動している。
それを見て一同、表情が険しくなる中でヒュペルだけは複雑そうな顔をしていた。
ため息をつきたくなるアーサーだが、その前に聞いておかなければと横に置いてある籠の中、ひょんな事から連れてきた失意の森の主たるガルガーオンに問う。
不満全開で悪態をつく小虎だが、三毛猫が有無をいわさん殺気を叩きつけてきたので、答えたくないが答えるしかないと事実だけを述べた。
「やはりそうか、全く。 変な方向性でおかしな才能を見せつけるのは相変わらずか……」
「どういうことですか?」
「カイルはこれ以外にも転移石を所持していたと言っていた。 その破片を見つけて軽く調べたが、転移先は持ち主の意図に反応するのではなく、転移させられる相手が行かなければならない場所へ飛ぶようにする、というこれまた歪な術式が組み込まれているのが分かった」
「はっ……? なぜそんなあやふやな術式を……?」
「ーーまさか」
「そのまさかじゃろう。 国か、もしくはあやつの目的がダイチである可能性が高い、村に現れた異質な存在を感知し、カイルという駒を使って接触しようとしたと考えられる」
『ふむ? そうなるとつまり、我のところにあの童が来たのはそういう因果であったと? かっかっかっ! 何とも波乱なものよなぁ、アーサー! 本当に貴様は愉快な連中ばかりの面倒を見させられるな!』
「そうじゃの、結果として従魔にさせられて、ワシら的には手駒を一つ手に入れられたと考えれば、逆にお釣りがくるぞ?」
「まぁまぁ、お二人ともっそう気を張らずに……」
今の時点で事態が複雑化しているのに、さらにややこしくなる問題が浮上してきたので、誰も彼もその顔には戸惑いしかない。
中でもヒュペルはこの騒動において、最も関係していると目される義理の息子の存在が、すでに村外にも伝わっている可能性に息を呑んだ。
だが目論見通りにならず、森の最奥にて魔の精霊と邂逅という結果に至ったことで、村にとっては僥幸と言える。
勝手に戦力として数えられて苛立つ小虎に、容赦なく酷使すると遠回しに告げる三毛猫との間に殺伐とした魔力のぶつかり合いが生じていた。
それを黙って見ているしかない者ばかりだが、制するためにヒュペルが声を出す。
『そこの貴様、我を前にして随分と落ち着いているな。 それにその魔力ーー、あぁっカリアチュア王国の人間か?』
「……やはりお分かりになられるのですね」
『無論よ。 よく見ればあやつにソックリではないか、思い出すのぉ。 我が生唾を飲むほどに美しい毛並みと魔力を秘めておったから、襲うと決めたときにこのロクデナシが立ち塞がりやがったのだ、思い出すだけで腸が煮えくり返る……!』
「寸前のところだったがの。 おかげで国まで連れてかれてーー、話が脱線しすぎじゃな。 ともあれ、奇しくもガルガーオンがワシら側になったのは幸いといえる」
「アーサー様、それはどういう?」
「結界の強度を確実なものにできる。 ただ少し時間を要するのが欠点じゃ。 ワシはこれから森全体に更なる術式の構築で忙しくなる。 ヒュペル、村の雑事についてはお前に任せる」
「承知しました。 それで、あの……、ダイチはどうなさるおつもりです?」
畏れを知らず声を出すヒュペルに関心を持ったのか、ガルガーオンがじっと見つめたところで思い当たる点を口にする。
言い当てられたのか、少し辛そうに口を噤む柴犬だったが、アーサーを除く他の者たちも同様に辛そうな表情を浮かべた。
自身の発言で場の空気を悪くしたというのに、悪びれもしない小虎の態度に老猫はくびり殺した方がいいのかもしれないと考えるも、それをするのは今ではない。
今後の対策として動き出さなくてはならないと指示するアーサーに、ヒュペルは肝心なことを問わなくてはならなかった。
「しばらくはワシと行動させるつもりでおる。 アレソレと教えなくてはならんことが増えてしまったからな」
「ーーそれはつまり?」
「うむ、あれを正式にワシの弟子として指導していくことになる。 ガルガーオンの制御についてもじゃが、魔法に原理と覚えさせなくてはならんことが山ほどあるからの」
「……忙しくなりそうですね」
「全くじゃ……、やれやれっ」
目標は定まったものの、村を取り巻く状況は深刻に変わりなく、誰もが気を抜けない日々を過ごすことになると重い雰囲気に陥る。
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