352 / 633
第352話 花嫁泥棒
しおりを挟む
「どうだ? ワダツミ」
「うむ。ここまで来れば大丈夫だろう。辺りに人の気配はない」
俺がシュトルムクラータの街を出ておよそ半日。現在地は街から南に位置するエルダー山脈の麓。
コット村へショートカットすると思わせる為に道なき道を行く登山ルートを辿ってはいるのだが、それは見せかけ。
深い森の中へ入り、追手がないことを確認した上で今夜の宿を選定する。
と言っても、やることはいつもの野営である。
「よし、じゃぁワダツミは薪を集めて来てくれ。俺はテントを立てておく。……それと……」
荷物持ちを任せていたコクセイを、労いの意味も込めてわしゃわしゃと豪快に撫でてやると、気を付けて運んでくれたであろう大きな荷物をゆっくりと降ろした。
「もう出て来ても大丈夫だ」
地面に寝かせた麻袋の口を開けると、中からひょっこりと顔を出したのはアレックスの婚約者であるレナ。
「体に痛みはないか?」
「大丈夫です。お心遣い痛み入ります九条様」
もぞもぞと麻袋から這い出るレナ。その格好は貴族とは思えないほど質素な衣装ではあるが、それも仕方のないこと。
レナをシュトルムクラータから連れ出さなければ、殺されてしまうのだ。逃走用にと衣装を用意している時間はなかった。
暗闇に響き渡るフクロウの鳴き声は、不気味でありながらも何処か落ち着く音色のようにも聞こえるのが不思議だ。
俺とレナ、それにワダツミとコクセイという異色の組み合わせで焚き火を囲む。
「正直味に自信はないが、しばらく我慢してくれ」
火にかけた鍋の蓋を開けると白い湯気が立ち上る。その中身は少々ワイルドなビーフシチュー。
ニールセン公の屋敷から拝借した素材を使っているので味は悪くないはずだが、男の料理は雑である。
レナはそれを器によそうと、上品に口へと運んだ。
「全然美味しいですよ? それに魔法学院での野営も何度か経験がありますし、問題ありません」
「あぁ、そういえばそうだったな」
久しぶりに会ったというのもあるが、婚約式の時のレナのドレス姿はまさに貴族の御令嬢であった。
それは何処か大人びていて、レナが魔法学院の生徒であったことを忘却してしまうほど印象深かったのである。
「今後はどうするのですか? 急すぎて詳しくは聞けず仕舞いで……」
「ああ。このまま迂回してシュトルムクラータ国境線のフェルス砦へと向かう。予定では騎士団と軍を引き上げているはずなんだ」
「騎士団を? 何故?」
「黒幕はわかってるんだが、相手が尻尾を掴ませてはくれないだろうからな。ひとまず招待客全員を見張るという名目でな」
「それで砦の防衛は大丈夫なのですか?」
「まぁ十中八九ダメだろうな。だからそこに俺が行く。身を隠すには丁度いい。言うまでもないが、俺が力を使うには騎士団は邪魔なんだよ」
「では、九条様のお力の一端が見られるのですか!? 金の鬣と呼ばれる古代種を倒したその実力が目の前で!?」
目をキラキラと輝かせて、まるで憧れの人でも見るかのようなレナの視線は、正直言ってくすぐったい。
「んー。いや、どうだろうな……。俺の力と言うべきか、力を借りると言うべきか……」
なんと説明していいのか戸惑う俺に、首を傾げるレナ。
「まぁ、どうなるかは相手次第といったところだ。まだ攻めて来るとは決まった訳じゃないからな。レナはどう思う?」
「恐らく攻めて来ると思います。騎士団のいなくなった砦。それに今シュトルムクラータには有力な貴族達が集まっています。ヴィルヘルム卿を取り返すという大義名分もありますし、こちらは祝い事で油断している。相手にとってこれ以上ない好機でしょう」
「さすがは貴族の御令嬢だな。俺も同意見だ。砦はその最前線になるだろう。レナは怖くないか? 別の場所に避難するなら今の内だぞ?」
「大丈夫です。私も貴族の端くれ。それを見届ける義務があります」
「……レナも変わったな……」
「そうでしょうか? だとすれば、それは九条様のおかげです。魔法学院の試験……。あの経験がなければ今の私はいませんから」
笑顔を見せるレナに安堵しながらも、俺は頭を下げた。
「こんなことになって、すまない」
「いえ。九条様の所為ではないですよ。今頃私はシュトルムクラータで殺されているのでしょう? ならば助け出してくれた恩人ではないですか」
「確かにそうだが、第2王女が俺を怨んでいなければ、そもそもこんな事には……」
「それこそ九条様の所為ではありません。決着はついているはずです。それは単なる逆恨み。むしろ手を下さないのですからお優しいと思いますが……」
「優しい? 俺が? 冗談だろ? 相手が王女だから我慢してやってるだけだ」
「十分優しいじゃないですか。理性が働いているのですから。……もし私の目の前でアレックスが殺されたとしたら、私は自分を抑えることが出来ないと思います。たとえその相手が国王……いや、神であったとしても刺し違える覚悟がある。やっと掴んだ幸せなのです……」
その力強い瞳の奥には、確固たる意志を感じてしまうほど。
貴族の令嬢ともなれば、結婚に自由はない。惹かれ合う者同士が一緒になる事は稀だ。
レナとアレックスはその僅かな一握りなのだろう。その想いが重いのは当然である。
俺はノルディックと対峙していた時の事を思い出していた。それは恐らく、人生で初めて理性を失った瞬間。
激しい怒りと沸き上がる憎悪が止めどなく溢れ、それに身を任せると今まで味わったことのない感覚を得られたのだ。
苦悩から解き放たれた開放感は心地よく、それはまるで枷を外した獣であった。
何者にも囚われない真の自由があるかのようにも錯覚してしまったのである。
しかし、それは無限なる欲と同じこと。人として生きるのならばそこに完全な自由はなく、欲に溺れれば身を滅ぼす。
『少欲知足』――欲は少なく足るを知る。
それは少ない欲でもそれ以上を望まず、満足せよという仏の教えである。
「アレックスのことが心配か?」
「もちろんです。……ですが信じていますから」
少々の不安も垣間見える笑み。レナの視線の先には、左手首に付けられた赤い念珠。それは焚き火の炎に照らされ、より紅く輝いていた。
俺達の計画はアレックスに教えてやれなかった。その周囲には常に第2王女の従者が付き纏っていたからだ。
ニールセン公が何時アレックスに家督を譲るかわからない。そんな状態での結婚式、それは1人前になった証でもある。
結婚式を終えると同時に、それを大々的に発表する可能性も否定はできないのだ。
俺がアレックスの性格を矯正したという話は、第2王女の耳にも入っているはず。
恐らくは、アレックスが派閥を去ってしまわないかを危惧しているのだろう。
そうならないためにも今から必死に根回しをしているのだろうが、それが邪魔であったのだ。
「それにしても驚きました。まさか九条様が私そっくりの人形を作ってしまうなんて……」
「人形というよりゾンビだけどな。見本が目の前にいるんだ。そう難しい事じゃない。……それよりも、アレックスが気付いてくれるといいんだが……」
「きっと大丈夫ですよ。九条様からの贈り物です。気付かないはずがありません」
「うむ。ここまで来れば大丈夫だろう。辺りに人の気配はない」
俺がシュトルムクラータの街を出ておよそ半日。現在地は街から南に位置するエルダー山脈の麓。
コット村へショートカットすると思わせる為に道なき道を行く登山ルートを辿ってはいるのだが、それは見せかけ。
深い森の中へ入り、追手がないことを確認した上で今夜の宿を選定する。
と言っても、やることはいつもの野営である。
「よし、じゃぁワダツミは薪を集めて来てくれ。俺はテントを立てておく。……それと……」
荷物持ちを任せていたコクセイを、労いの意味も込めてわしゃわしゃと豪快に撫でてやると、気を付けて運んでくれたであろう大きな荷物をゆっくりと降ろした。
「もう出て来ても大丈夫だ」
地面に寝かせた麻袋の口を開けると、中からひょっこりと顔を出したのはアレックスの婚約者であるレナ。
「体に痛みはないか?」
「大丈夫です。お心遣い痛み入ります九条様」
もぞもぞと麻袋から這い出るレナ。その格好は貴族とは思えないほど質素な衣装ではあるが、それも仕方のないこと。
レナをシュトルムクラータから連れ出さなければ、殺されてしまうのだ。逃走用にと衣装を用意している時間はなかった。
暗闇に響き渡るフクロウの鳴き声は、不気味でありながらも何処か落ち着く音色のようにも聞こえるのが不思議だ。
俺とレナ、それにワダツミとコクセイという異色の組み合わせで焚き火を囲む。
「正直味に自信はないが、しばらく我慢してくれ」
火にかけた鍋の蓋を開けると白い湯気が立ち上る。その中身は少々ワイルドなビーフシチュー。
ニールセン公の屋敷から拝借した素材を使っているので味は悪くないはずだが、男の料理は雑である。
レナはそれを器によそうと、上品に口へと運んだ。
「全然美味しいですよ? それに魔法学院での野営も何度か経験がありますし、問題ありません」
「あぁ、そういえばそうだったな」
久しぶりに会ったというのもあるが、婚約式の時のレナのドレス姿はまさに貴族の御令嬢であった。
それは何処か大人びていて、レナが魔法学院の生徒であったことを忘却してしまうほど印象深かったのである。
「今後はどうするのですか? 急すぎて詳しくは聞けず仕舞いで……」
「ああ。このまま迂回してシュトルムクラータ国境線のフェルス砦へと向かう。予定では騎士団と軍を引き上げているはずなんだ」
「騎士団を? 何故?」
「黒幕はわかってるんだが、相手が尻尾を掴ませてはくれないだろうからな。ひとまず招待客全員を見張るという名目でな」
「それで砦の防衛は大丈夫なのですか?」
「まぁ十中八九ダメだろうな。だからそこに俺が行く。身を隠すには丁度いい。言うまでもないが、俺が力を使うには騎士団は邪魔なんだよ」
「では、九条様のお力の一端が見られるのですか!? 金の鬣と呼ばれる古代種を倒したその実力が目の前で!?」
目をキラキラと輝かせて、まるで憧れの人でも見るかのようなレナの視線は、正直言ってくすぐったい。
「んー。いや、どうだろうな……。俺の力と言うべきか、力を借りると言うべきか……」
なんと説明していいのか戸惑う俺に、首を傾げるレナ。
「まぁ、どうなるかは相手次第といったところだ。まだ攻めて来るとは決まった訳じゃないからな。レナはどう思う?」
「恐らく攻めて来ると思います。騎士団のいなくなった砦。それに今シュトルムクラータには有力な貴族達が集まっています。ヴィルヘルム卿を取り返すという大義名分もありますし、こちらは祝い事で油断している。相手にとってこれ以上ない好機でしょう」
「さすがは貴族の御令嬢だな。俺も同意見だ。砦はその最前線になるだろう。レナは怖くないか? 別の場所に避難するなら今の内だぞ?」
「大丈夫です。私も貴族の端くれ。それを見届ける義務があります」
「……レナも変わったな……」
「そうでしょうか? だとすれば、それは九条様のおかげです。魔法学院の試験……。あの経験がなければ今の私はいませんから」
笑顔を見せるレナに安堵しながらも、俺は頭を下げた。
「こんなことになって、すまない」
「いえ。九条様の所為ではないですよ。今頃私はシュトルムクラータで殺されているのでしょう? ならば助け出してくれた恩人ではないですか」
「確かにそうだが、第2王女が俺を怨んでいなければ、そもそもこんな事には……」
「それこそ九条様の所為ではありません。決着はついているはずです。それは単なる逆恨み。むしろ手を下さないのですからお優しいと思いますが……」
「優しい? 俺が? 冗談だろ? 相手が王女だから我慢してやってるだけだ」
「十分優しいじゃないですか。理性が働いているのですから。……もし私の目の前でアレックスが殺されたとしたら、私は自分を抑えることが出来ないと思います。たとえその相手が国王……いや、神であったとしても刺し違える覚悟がある。やっと掴んだ幸せなのです……」
その力強い瞳の奥には、確固たる意志を感じてしまうほど。
貴族の令嬢ともなれば、結婚に自由はない。惹かれ合う者同士が一緒になる事は稀だ。
レナとアレックスはその僅かな一握りなのだろう。その想いが重いのは当然である。
俺はノルディックと対峙していた時の事を思い出していた。それは恐らく、人生で初めて理性を失った瞬間。
激しい怒りと沸き上がる憎悪が止めどなく溢れ、それに身を任せると今まで味わったことのない感覚を得られたのだ。
苦悩から解き放たれた開放感は心地よく、それはまるで枷を外した獣であった。
何者にも囚われない真の自由があるかのようにも錯覚してしまったのである。
しかし、それは無限なる欲と同じこと。人として生きるのならばそこに完全な自由はなく、欲に溺れれば身を滅ぼす。
『少欲知足』――欲は少なく足るを知る。
それは少ない欲でもそれ以上を望まず、満足せよという仏の教えである。
「アレックスのことが心配か?」
「もちろんです。……ですが信じていますから」
少々の不安も垣間見える笑み。レナの視線の先には、左手首に付けられた赤い念珠。それは焚き火の炎に照らされ、より紅く輝いていた。
俺達の計画はアレックスに教えてやれなかった。その周囲には常に第2王女の従者が付き纏っていたからだ。
ニールセン公が何時アレックスに家督を譲るかわからない。そんな状態での結婚式、それは1人前になった証でもある。
結婚式を終えると同時に、それを大々的に発表する可能性も否定はできないのだ。
俺がアレックスの性格を矯正したという話は、第2王女の耳にも入っているはず。
恐らくは、アレックスが派閥を去ってしまわないかを危惧しているのだろう。
そうならないためにも今から必死に根回しをしているのだろうが、それが邪魔であったのだ。
「それにしても驚きました。まさか九条様が私そっくりの人形を作ってしまうなんて……」
「人形というよりゾンビだけどな。見本が目の前にいるんだ。そう難しい事じゃない。……それよりも、アレックスが気付いてくれるといいんだが……」
「きっと大丈夫ですよ。九条様からの贈り物です。気付かないはずがありません」
11
お気に入りに追加
377
あなたにおすすめの小説

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!

辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
雪月夜狐
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。
平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか……
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。

(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。

異世界に転生したのでとりあえず好き勝手生きる事にしました
おすし
ファンタジー
買い物の帰り道、神の争いに巻き込まれ命を落とした高校生・桐生 蓮。お詫びとして、神の加護を受け異世界の貴族の次男として転生するが、転生した身はとんでもない加護を受けていて?!転生前のアニメの知識を使い、2度目の人生を好きに生きる少年の王道物語。
※バトル・ほのぼの・街づくり・アホ・ハッピー・シリアス等色々ありです。頭空っぽにして読めるかもです。
※作者は初心者で初投稿なので、優しい目で見てやってください(´・ω・)
更新はめっちゃ不定期です。
※他の作品出すのいや!というかたは、回れ右の方がいいかもです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる