287 / 633
第287話 価値観
しおりを挟む
ノーマンを追い払う半月ほど前。俺はコット村西のダンジョンへと来ていた。
ゴブリン達のおかげで清潔が保たれているダンジョン。
小部屋には雑な作りの木枠に落ち葉が敷き詰められ、その上から獣の皮を被せてあるだけのベッドだろう物がいくつも置いてある。
正直言って、生活レベルは高くない。
俺が通り過ぎると律儀に掃除の手を止め、ゴブリン達は頭を下げる。それに片手を上げて応えるのだが、その様子も慣れたもの。
今では彼等を見ても醜いとは微塵も思わず、むしろ愛着すら湧いて来る。
魔物の中では最弱の部類。故に戦闘には向かず、どちらかと言うと単純作業や雑用の方が向いている気がする。
繁殖力が高く成長速度も速いなどと言われてはいるが、俺のダンジョンでは増えていない。
「マスター。ゴブリンだって時と場合を弁えます。急激に増えるのは種の存続が危ぶまれた時で、平和であれば増えませんよ?」
俺の隣でゴブリンの何たるかを語ってくれているのは108番だ。
元は魔族であり、今は精神体だと聞いているが、そもそも生きている魔族すら見たことがない。
頭に角が生えていて先細った尻尾を生やしているのがこの世界の魔族の認識らしいが、実際に目にした者は少なく、文献に乗っている絵は正直言って下手くそだ。
……下手くそは言い過ぎた。特徴はとらえているが、過剰すぎると言うべきか。耳の付け根辺りまで口が裂けている顔が本当の魔族なのだとしたら、バケモノである。
現に元魔族であったという108番の顔立ちは、人間となんら変わりない。
「そうなのか?」
「ええ。無限に繁殖できるとしたら、それこそダンジョンはパンクしちゃいます。ダンジョンハートの中身だって限られているのですから」
「まぁ、そうだな。戦力にならないものを増やしても無駄ではあるな」
「なんてこと言うんですかマスター! ゴブリンは最も大事な魔物ですよ?」
「さっきと言っている事が違くないか? 繁殖しすぎるとパンクするなら無駄だってことなんじゃないのか?」
「うーん。確かにそうなんですけど……。縁の下の力持ちとでも言いましょうか……」
顎に手を当て悩むそぶりを見せる108番。地下へと潜りながらも、会話は弾む。
たかがゴブリンだ。だが、それは聞いていて興味を引かれた。
魔族側の考えるゴブリン像が、人間のそれとは全く異なるものであったからだ。
「例えば……例えばですよ? マスターが魔の者を統べる王であったとしましょう。そして人間達からこのダンジョンを守らなければならなくなった時、ドラゴンとゴブリン、どちらに守りを任せますか?」
「強さで言えばドラゴンなんだろうが、正解はゴブリンなんだろ?」
少し意地悪だっただろうか? 108番は目に見えて気だるそうな表情を向けた。
「裏を読むのは止めて下さいよ……。確かにゴブリンなんですけど……」
「で? 何故ゴブリンなんだ? 予想としてはコスト的な話なんだろうが……」
「そうですね。コストの面もあります。それよりも重視されるのは御しやすさでしょう。命令には忠実で、弱いからこそ何かに依存し貪欲に生きようとする。故に狡猾でありしぶとい」
「確かにそうかもしれないが、ドラゴンには敵わないだろう?」
「ドラゴンが住み着いたダンジョンの清掃は誰がするのですか? ドラゴンは気難しく傲慢です。ちょっとでも機嫌を損ねればすぐに出て行ってしまうでしょう。確かにマスターの言う通り、ドラゴン1匹のコストと同じ分だけのゴブリン数百匹で対峙しても、ゴブリン達に勝機はない。ですが、そのゴブリン達が武器を持てばどうでしょうか? それもとびっきりの性能を誇る魔剣であったら? ……言いたいことはわかります。もちろんそんな数の魔剣を用意することは出来ませんが、要は使い方次第ということです」
「まぁ、一理あるな……」
無能な上司に優秀な部下が付いても意味がないのと一緒だ。生かすも殺すも使い方次第といったところか。
オークとゴブリンの関係性を見るに、人間でいうところの奴隷という位置取りだと思っていたのだが、どうやらそうではないらしい。
目から鱗……とは言わないが、役立たずだからと無下にはせず、別の使い道を模索する考え方は好感が持てた。
ダンジョンの最下層へと辿り着くと、目の前にはダンジョンハート。その中身は全くと言っていいほど減っていなかった。
無断使用はなさそうだとほんの少し安堵する。
俺がダンジョンを訪ねた理由は3つだ。
1つはダンジョンハートの内容量の確認。これは問題なし。
もう1つは、戦力の補充。これはダンジョン側ではなく、自分自身だ。
いざという時の為に、戦力としてある程度の強さを持っている冒険者の頭蓋骨を魔法書にストックしておきたかった。
アンデッドを呼び出すのは簡単だが、見た目がガッツリ魔物である。それを俺が使っていると知れたら一大事。
グレイスの時のようにリビングアーマーがバレてしまうことも念頭に入れると、冒険者の頭蓋骨からよみがえらせた方が安全だ。
なにせ見た目は生きた人間そのものなのだから。
そして最後の1つは、ブラムエスト南のダンジョンのことである。
「108番。少し聞きたいことがあるんだが……」
「なんです? 急に改まって……。わかることでしたら答えますよ?」
「魔王が造ったダンジョンってのは、ここ以外にも存在しているんだよな?」
「もちろんです」
「既にダンジョンハートが枯渇して崩壊したダンジョンが復活することってあるのか?」
「魔力があれば再起動は可能です」
ダンジョンの事を話す108番は毎度のことながら得意気だ。それが可愛らしくもある。
「例えば、俺がどこか別のダンジョンのダンジョンハートに魔力を注いだらどうなる? そのダンジョンの管理者が出てきたりするのか?」
その意味を思案し何かを閃くと、横手を打つ108番。
ニヤリと不敵な笑みを浮かべながらも、目を細める108番はいやらしさを感じさせる。
「あれあれぇ? もしかして22番を起動させたのはマスターですかぁ?」
ダンジョンの入口に名前が書いてあるわけでもなく、22番と言われてもまるでピンとこない。
「……どこだよ……。ブラムエストの南のダンジョンのことか?」
「だからブラムエストじゃわかりませんよ。22番はここからずーっと西にあります」
「曖昧過ぎてわからん……。地図とかないのか?」
「残念ですがありませんね」
どうやら心当たりがありそうだ。ならば隠していても仕方がない。
「はぁ……。じゃぁ正直に言うが、地下50層からなるダンジョンに潜り、ここよりもデカイダンジョンハートを見つけて触れたんだ。ダンジョンが息を吹き返したが、管理者は出てこなかった」
「ここから西にあるダンジョンで地下50層と言えば22番で間違いないでしょう。やはりマスターだったんですね」
「やはりってお前。知ってたのか?」
「もちろんですよ。ダンジョンの管理者ですから」
「ん? ちょっと待て。その22番のダンジョンもお前が管理しているのか?」
「はい。というか、22番と108番だけではありませんよ? 全てのダンジョンを統括し管理していますが何を今更……」
「いや、最初に会った時は108番の管理をしていると言っただろ?」
「はい。108番もしています。ですが、108番だけとは言ってません」
その言い方に苛立ちを覚えるも、揚げ足を取っている訳ではないだろう。
受け取り側の問題か、それとも108番がわざと濁したのか……。
あの時はお互い初対面だった。所謂腹の探り合い。俺が108番の名前を聞き、108番はそれに答えただけ。
余計な情報を与えたくないという108番の思惑もあったのだろうが、脱出を焦っていた俺にも非がある。
とは言え、それほど目くじらを立てることもない。108番が全てのダンジョンを管理していると知ったところで実害はなく、むしろ俺にとっては好都合。
それは知りたい答えを知っていると言っても過言ではないのだから。
ゴブリン達のおかげで清潔が保たれているダンジョン。
小部屋には雑な作りの木枠に落ち葉が敷き詰められ、その上から獣の皮を被せてあるだけのベッドだろう物がいくつも置いてある。
正直言って、生活レベルは高くない。
俺が通り過ぎると律儀に掃除の手を止め、ゴブリン達は頭を下げる。それに片手を上げて応えるのだが、その様子も慣れたもの。
今では彼等を見ても醜いとは微塵も思わず、むしろ愛着すら湧いて来る。
魔物の中では最弱の部類。故に戦闘には向かず、どちらかと言うと単純作業や雑用の方が向いている気がする。
繁殖力が高く成長速度も速いなどと言われてはいるが、俺のダンジョンでは増えていない。
「マスター。ゴブリンだって時と場合を弁えます。急激に増えるのは種の存続が危ぶまれた時で、平和であれば増えませんよ?」
俺の隣でゴブリンの何たるかを語ってくれているのは108番だ。
元は魔族であり、今は精神体だと聞いているが、そもそも生きている魔族すら見たことがない。
頭に角が生えていて先細った尻尾を生やしているのがこの世界の魔族の認識らしいが、実際に目にした者は少なく、文献に乗っている絵は正直言って下手くそだ。
……下手くそは言い過ぎた。特徴はとらえているが、過剰すぎると言うべきか。耳の付け根辺りまで口が裂けている顔が本当の魔族なのだとしたら、バケモノである。
現に元魔族であったという108番の顔立ちは、人間となんら変わりない。
「そうなのか?」
「ええ。無限に繁殖できるとしたら、それこそダンジョンはパンクしちゃいます。ダンジョンハートの中身だって限られているのですから」
「まぁ、そうだな。戦力にならないものを増やしても無駄ではあるな」
「なんてこと言うんですかマスター! ゴブリンは最も大事な魔物ですよ?」
「さっきと言っている事が違くないか? 繁殖しすぎるとパンクするなら無駄だってことなんじゃないのか?」
「うーん。確かにそうなんですけど……。縁の下の力持ちとでも言いましょうか……」
顎に手を当て悩むそぶりを見せる108番。地下へと潜りながらも、会話は弾む。
たかがゴブリンだ。だが、それは聞いていて興味を引かれた。
魔族側の考えるゴブリン像が、人間のそれとは全く異なるものであったからだ。
「例えば……例えばですよ? マスターが魔の者を統べる王であったとしましょう。そして人間達からこのダンジョンを守らなければならなくなった時、ドラゴンとゴブリン、どちらに守りを任せますか?」
「強さで言えばドラゴンなんだろうが、正解はゴブリンなんだろ?」
少し意地悪だっただろうか? 108番は目に見えて気だるそうな表情を向けた。
「裏を読むのは止めて下さいよ……。確かにゴブリンなんですけど……」
「で? 何故ゴブリンなんだ? 予想としてはコスト的な話なんだろうが……」
「そうですね。コストの面もあります。それよりも重視されるのは御しやすさでしょう。命令には忠実で、弱いからこそ何かに依存し貪欲に生きようとする。故に狡猾でありしぶとい」
「確かにそうかもしれないが、ドラゴンには敵わないだろう?」
「ドラゴンが住み着いたダンジョンの清掃は誰がするのですか? ドラゴンは気難しく傲慢です。ちょっとでも機嫌を損ねればすぐに出て行ってしまうでしょう。確かにマスターの言う通り、ドラゴン1匹のコストと同じ分だけのゴブリン数百匹で対峙しても、ゴブリン達に勝機はない。ですが、そのゴブリン達が武器を持てばどうでしょうか? それもとびっきりの性能を誇る魔剣であったら? ……言いたいことはわかります。もちろんそんな数の魔剣を用意することは出来ませんが、要は使い方次第ということです」
「まぁ、一理あるな……」
無能な上司に優秀な部下が付いても意味がないのと一緒だ。生かすも殺すも使い方次第といったところか。
オークとゴブリンの関係性を見るに、人間でいうところの奴隷という位置取りだと思っていたのだが、どうやらそうではないらしい。
目から鱗……とは言わないが、役立たずだからと無下にはせず、別の使い道を模索する考え方は好感が持てた。
ダンジョンの最下層へと辿り着くと、目の前にはダンジョンハート。その中身は全くと言っていいほど減っていなかった。
無断使用はなさそうだとほんの少し安堵する。
俺がダンジョンを訪ねた理由は3つだ。
1つはダンジョンハートの内容量の確認。これは問題なし。
もう1つは、戦力の補充。これはダンジョン側ではなく、自分自身だ。
いざという時の為に、戦力としてある程度の強さを持っている冒険者の頭蓋骨を魔法書にストックしておきたかった。
アンデッドを呼び出すのは簡単だが、見た目がガッツリ魔物である。それを俺が使っていると知れたら一大事。
グレイスの時のようにリビングアーマーがバレてしまうことも念頭に入れると、冒険者の頭蓋骨からよみがえらせた方が安全だ。
なにせ見た目は生きた人間そのものなのだから。
そして最後の1つは、ブラムエスト南のダンジョンのことである。
「108番。少し聞きたいことがあるんだが……」
「なんです? 急に改まって……。わかることでしたら答えますよ?」
「魔王が造ったダンジョンってのは、ここ以外にも存在しているんだよな?」
「もちろんです」
「既にダンジョンハートが枯渇して崩壊したダンジョンが復活することってあるのか?」
「魔力があれば再起動は可能です」
ダンジョンの事を話す108番は毎度のことながら得意気だ。それが可愛らしくもある。
「例えば、俺がどこか別のダンジョンのダンジョンハートに魔力を注いだらどうなる? そのダンジョンの管理者が出てきたりするのか?」
その意味を思案し何かを閃くと、横手を打つ108番。
ニヤリと不敵な笑みを浮かべながらも、目を細める108番はいやらしさを感じさせる。
「あれあれぇ? もしかして22番を起動させたのはマスターですかぁ?」
ダンジョンの入口に名前が書いてあるわけでもなく、22番と言われてもまるでピンとこない。
「……どこだよ……。ブラムエストの南のダンジョンのことか?」
「だからブラムエストじゃわかりませんよ。22番はここからずーっと西にあります」
「曖昧過ぎてわからん……。地図とかないのか?」
「残念ですがありませんね」
どうやら心当たりがありそうだ。ならば隠していても仕方がない。
「はぁ……。じゃぁ正直に言うが、地下50層からなるダンジョンに潜り、ここよりもデカイダンジョンハートを見つけて触れたんだ。ダンジョンが息を吹き返したが、管理者は出てこなかった」
「ここから西にあるダンジョンで地下50層と言えば22番で間違いないでしょう。やはりマスターだったんですね」
「やはりってお前。知ってたのか?」
「もちろんですよ。ダンジョンの管理者ですから」
「ん? ちょっと待て。その22番のダンジョンもお前が管理しているのか?」
「はい。というか、22番と108番だけではありませんよ? 全てのダンジョンを統括し管理していますが何を今更……」
「いや、最初に会った時は108番の管理をしていると言っただろ?」
「はい。108番もしています。ですが、108番だけとは言ってません」
その言い方に苛立ちを覚えるも、揚げ足を取っている訳ではないだろう。
受け取り側の問題か、それとも108番がわざと濁したのか……。
あの時はお互い初対面だった。所謂腹の探り合い。俺が108番の名前を聞き、108番はそれに答えただけ。
余計な情報を与えたくないという108番の思惑もあったのだろうが、脱出を焦っていた俺にも非がある。
とは言え、それほど目くじらを立てることもない。108番が全てのダンジョンを管理していると知ったところで実害はなく、むしろ俺にとっては好都合。
それは知りたい答えを知っていると言っても過言ではないのだから。
11
お気に入りに追加
377
あなたにおすすめの小説

異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。

生活魔法は万能です
浜柔
ファンタジー
生活魔法は万能だ。何でもできる。だけど何にもできない。
それは何も特別なものではないから。人が歩いたり走ったりしても誰も不思議に思わないだろう。そんな魔法。
――そしてそんな魔法が人より少し上手く使えるだけのぼくは今日、旅に出る。

フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。

お前じゃないと、追い出されたが最強に成りました。ざまぁ~見ろ(笑)
いくみ
ファンタジー
お前じゃないと、追い出されたので楽しく復讐させて貰いますね。実は転生者で今世紀では貴族出身、前世の記憶が在る、今まで能力を隠して居たがもう我慢しなくて良いな、開き直った男が楽しくパーティーメンバーに復讐していく物語。
---------
掲載は不定期になります。
追記
「ざまぁ」までがかなり時間が掛かります。
お知らせ
カクヨム様でも掲載中です。

転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる