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・創作裏話その6(2022.02~2022.06)
しおりを挟む◇◆『王子殿下がその婚約破棄を裁定しますが、ご自分の恋模様には四苦八苦しているようです』(2022.02.19~2022.02.24)(番外編とオマケ込みで全七話。26,048文字)
ツンデレの両片思いのじれじれを書きたかった。
いままで不当な評価を一方的に与えていた「ピンクブロンド」を救済したかった。
このふたつの思いが合体妄想したら、こうなった。
初っ端、テンプレ婚約破棄風景をブッこんでおきながら、主人公はその騒動の傍観者という入りは混乱を呼ぶよなぁと思ったけど、まぁいいかと。(いいのか?)
実は、婚約破棄テンプレで頭の悪い王子殿下を見慣れ過ぎたせいで、まっとうな王子殿下を書きたかったw
まっとうな王子だけど、それでもお年頃だからいろいろこじれてるよ、という話。
実はこの「四苦八苦王子(省略形)」はなろうで上げた拙作の中で29作目のお話。
なので主人公に「29」という名字をつけた。(スペイン語で29=ベインティ・ヌエベ)
一話2000~3000文字で収めたいのに、なぜかオーバーする文字数。解せぬ。
アクセスカウンターをよく見ると(なろうではkasasagiというシステムで誰でも見れます)、「番外編」とか「オマケ」という副題だと読む人が減ると理解した。一話目と最終話だけを掻い摘んで読む層が一定数いる。
そういえば、私も時間がなかったり、いきなり10万越えの大作をまえにするとかいつまんで読んだりするかも。
いろいろと納得した。
第10回ネット小説大賞(通称なろうコン)応募。一次落選。感想サービスに当選。運営さんから感想をいただきました!(←この感想、2022年の7月になってから届いたので驚いた。タグ、外したあとだったから余計にw)
(第10回なろうコンの戦績は4作品出して、2作品が一次予選通過しました。(二次は落ちたよ!☆彡)通過しなかった残り2作品には感想を貰えました。
これはつまり、4打席中2本のシングルヒットと、振り逃げ出塁、もしくは内野手のエラーでの出塁が2本の、出塁率10割を誇る結果なのでは? 打率は5割、出塁率10割!(野球の例えで申し訳ないが))
3月になり、XユーザーID取得。
ムーンライト(なろうグループの大人向けサイト)見参。
秘密の花園への入園資格を手にしました。というとなんかおどろおどろしいねw 入園は大人ならだれでも可。ブクマや感想を残すのにXユーザーIDは必要です。
◇◆『「私がすべて、教えて差しあげよう」年上旦那さまがそう仰るのでお任せしました。閨のことも、すべて。』(2022.03.25~2022.03.29)(全五話。16,629文字)
この話はアルファ未投稿です。ムーンライトにのみ投稿。
基本は「離婚しよう(略)」の番外編部分。
それをムーンライト仕様にいちゃいちゃ甘々シーンを増やし、何人かにリクエストいただいた「ミゲル様視点」を新たに書き下ろした(第五話)。削除を恐れないで好きなように書けるって、イイ。
ミゲル様視点でのお布団シーンはどういった体位をとればいいのか……で悩みはしたが、背中が痒くなることはなかった。
なんてこった! 耐性がついたということだろうか?
目指したのは「上品でリリカルで溺愛えっち」。果たしてクリアしたのだろうか。
実はミゲル様の孫(息子や娘の生んだ子)より、エミリアとの子の方が若いww
ムーンライトという大人向けの特性なのか、スマホからの閲覧が異様に多い。PVもユニークアクセス数も、パソコン版の優に5倍である。背後を気にしつつ、あるいは布団を被って隠れて読んでいる姿が目に浮かぶ。
◇◆『異母妹にすべてを奪われ追い出されるように嫁いだ相手は変人の王太子殿下でした。』(2022.04.09~2022.05.11)(全34話。157,164文字)
なろうで公募しているアイリス異世界ファンタジー大賞への応募を目指して書き始めたので、「異世界恋愛」でありつつ「ファンタジー」色も意識して書いた。
10万文字程度になるだろうと思っていたのに、15万字。……文字数というのはオーバーするものなんだなぁ。
「四苦八苦王子」でちょい出演した兄(このときは“王太子”とだけで、名前も無かった)に焦点を当ててみた。でも彼は主人公じゃないww
彼に与えたセカンドネーム「ディオス」意味は神。
「四苦八苦王子」は29作目のお話なので「29」という名前をつけたのはすでに書いたとおり。
その安直なネーミングのせいで一族の名字が「ヌエベ(9)」になったわけで。
国名(グランデヌエベ)もそこから。「9があるなら1から8まであるはず!」といろいろ妄想。
基本、主人公であるリラジェンマの国の名前などはイタリア語から。
なので本当の発音をするなら「リッラジェンマ」が正しいかも。めんどくさいし書きづらいから「リラジェンマ」に。直訳意味は「リラの花の宝石」
ウィルフレードは「ヨーロッパ人名録」というサイトのスペイン語男性名Wilfredoから。
イタリアとスペインの両言語は、発音等が近しく会話に不自由しないだろうけれど齟齬もあるだろうなぁという妄想出発点。
リラとウィルの掛け合い台詞をほぼカットしたり、いちゃいちゃもカットしたり。
せっかく同じ世界なんだからリラとセレーネ妃の初対面……! を書きたかったけどそれもカットしたり。こぼれ話としてちょろっと入れたけど、こんなにカットしているのに15万オーバーってと、遠い目。
リラとウィルのふたりがタッグを組めば新世界の扉が開かれる――みたいにしたかったけど、そうしたらファンタジー色が強すぎる? あくまでやりたいのは「異世界恋愛」である以上は詳細説明はほどほどにせねば……といろいろばっさり。ばっさりし過ぎた感も。
実はこの二人、服を脱いで接触した方が回復も早いし、もっと精霊の力を使えるとかムーライト向きなネタが隠れているんだぜ奥さん。(誰やねん)
そういえば、ウィルの幼馴染兼護衛役のヘルマン・ゴンサーレスも大幅にカットしたなぁ。
無口設定にしたけど、自身の言葉の訛りを気にしているから、という無駄設定。そのために津軽弁まで調べたなんて無駄努力。
『せばだばまいねびょん』、使いたかったなぁ……。
(2022.09.08追記)
アイリス異世界ファンタジー大賞の一次選考に通過していました!
(=゚ω゚)ノ ヤッタネ!
二次選考には落ちた模様。箸にはひっかからないけど棒には引っかかるようですw
◇◆『真実の愛を証明しましょう。時と場合と人によるけど』(2022.06.03)(全四話。12,658文字)
婚約破棄をしたい王子がバカなら自分勝手に卒業パーティとかで爆弾投下し、その後にざまあ返しくらうのが時流。
そこまでバカではない王子は、ちゃんとパッパである国王陛下にお願いして婚約破棄を申し入れるよね? というのが妄想の発端。
金持ちの男が恋人に「結婚しよう。でも俺実は借金持ちなんだ。2億の」と言って、彼女の覚悟を試すという本当か嘘かわからない話をどこかで読んだので、異世界恋愛だとどうなる? と思いやってみました。
パッパ国王は成功例として。息子王子は失敗例として。
例によって例の如く、名前を考えるのが億劫で『公爵令嬢は恋をして策略を巡らす』から使い回しする。ちょうどキャラクター配置も同じなので両者を比べるとちょっと面白い。
こっちの公爵令嬢も腹黒さんにしたらどうなったかなー。
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