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・創作裏話その2(2021.06~2021.08)
しおりを挟む◇◆『王宮勤めにも色々ありまして』(2021.06.09~2021.06.10)(前後編10,935文字)
『まさか(略)』を取り敢えず終えた頭でひねり出したのは、『相互理解(略)』の世界観で他者視点。
『相互理解(略)』のときのヒロイン・サラのことを他者目線で追いたいなぁという気持ちもあった。
この話のヒロインは赤毛の女騎士。彼女の元婚約者との騒動。バカのバカな言い分が読者さまの笑いを誘った模様。
『辺境伯』という身分が初登場する(たぶん)。
なんとなく、国境沿いを警備している屈強でしたたかな一族なイメージ。ファルケ一族のファルケはドイツ語で『鷹』の意味。
◇◆『もしかして俺は今、生きるか死ぬかの岐路に立っているのではなかろうか』(2021.06.21~2021.06.23(初回完結時)~2021.07.02)(番外編込み、全五話。24,436文字)
初めての男主人公視点の話。
女性向け物語の中に転生しちゃったよどうしよう?! 断罪してるけど実は本当にされるのって俺じゃねぇの? 助けて爺ちゃん! な話。
この時、キャラクターの名づけに苦心して、主人公をアレにした(笑)だって名前っぽいんだもん。
男は脳内ではわりとしょーもないことを考えているんだぜ、と思いつつ断罪される女性陣のことまで考えたら、彼女たち視点の話も書きたくなった。
◇◆『戦う女子は、挫けない、へこたれない、逃げ出さない!(2021.06.30~2021.07.02)(全12話。43,586文字)
『もしかして俺は今(略)』の女性陣視点の話。
仲が良かったはずの王子に冷たくされ傷心のエリザベスと彼女を支える女性陣。
魔女のせいでこんな目にあった! なんとか対応しないと! と女性陣が奮闘する姿を書くのが楽しかった。
裏話としてはやはりネーミングかな。
英国王室から名前を拝借。現女王陛下のフルネームをググれば一目瞭然。
主人公エリザベス、聖女アレクサンドラは言うまでもないし、護衛のリリベットという名は女王陛下が幼い頃、ご自分のお名前を上手く発音できずに“リリベット”と言ったというエピソードから。つまりこの三人は同一人物なのである。
下級生、アリスとルイーズの名前は女王陛下の娘であるアン王女から拝借。要するにこの女性陣5人は親娘なのである(笑)
お名前を女王陛下から拝借したので、名字もそれにあやかろうと、彼女たちの名字はイギリス海軍に所属していた軍艦名から拝借。
実は彼女たちの婚約者の名字もそれぞれ軍艦名から拝借しているが、女性陣に充てた軍艦の方が積載量などが大きい艦。男の方が小さい艦。ちょっとした拘りである。
◇◆『王女殿下のモラトリアム』(2021.07.09~2021.08.24)(全68話。185,508文字)
世界観は『相互理解(略)』のもので、それよりも数年後。
ヒロインはサラの義妹にあたる王女殿下。箱入り王女殿下が恋をして自分自身の進路を決めるまでの一年間にしようと決めた。だから題名が“モラトリアム”なのである。ひとりの一生を追うのは書くまえに萎えるって知ってるからね!(←ダメの見本)
とはいえ、連載は辛かった。途中ぎっくり腰を発症したので、物理的にも辛かった(苦笑)
自分史上最長文字数を誇る。それでも最後は駆け足でまとめた感ありあり。
わたし、長編にむいてへんのな。トホホ。
作中、騎士科の学生が卒業式後にやっていた「卒業出陣式」にはモデルがある。
埼玉県立浦和高等学校で卒業生が卒業式後にやってる「学注!(学生注目! の略)」
興味のある方はユーチューブでどうぞ。
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