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卒業
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空太と翔が倒れて1週間後、目を覚ますと
ベットの上で目の前には両親と中田先生がいて、
両親が
「翔!、空太!」
心配そうに名を呼ぶと高橋は
「僕は....想介だよ」
そう言った。母親が
「想介?、本当に想介なの!?」
そう言うと想介は
「うん。ただいま」
そう言い、両親は
「おかえり....想介」
そう言って、涙を流しながら想介を抱き締めた。
医師が
「ごめんなさい想介君。相川院長に指示されて
いたんです、高橋君に会わないでと。私は
医師失格です。本当にごめんなさい」
謝ると想介は
「気にしないでください。先生は何も悪く
ありません。それと僕の人格戻ったんですね」
そう言い、医師が
「はい。なぜか分かりませんが、急に想介君の人格が戻って、空太君と翔君の人格は....」
そう言うと想介は
「僕、ずっと心の中から見てたんです。でも
なぜか自分の人格を出す事ができなくて空太と
翔とも会話ができなかったんですけど、空太が
人格の薬を飲んで拒絶反応と副作用で僕が戻って
これました。でも、翔と空太の声が
聞こえなくて....」
そう言い、医師が
「そんな事が。すみません、最期に空太君と
翔君とお話したかったと思いますが、私には
どうする事もできなくて」
そう言うと想介は
「大丈夫です。きっと空太と翔には、またいつか
会えます。あと、僕を見つけたのって」
そう言い、医師が
「私です。院長のパソコンを見ると地下への
ルートがあって行ってみると君と相川院長が
いたんです」
そう言うと想介は
(さすが翔だな)
そう思い、
「相川先生は?、それに水槽みたいなものに
入ってた人たちは」
そう聞くと医師は
「相川院長は警察に連れて行かれて、
閉じ込められてた人たちは外に出して死亡解剖
して、ご遺族に返します」
そう言い、想介が
「そうですか」
そう言うと医師は
「それでは失礼します」
そう言い、病室を出て想介は両親と話した。
1ヶ月後、学校復帰して登校すると、たくさんの
先輩や後輩から心配されて、想介は
「ごめんなさい、心配かけちゃって」
そう言い、
(また翔と空太、人気者になったんだな)
そう思いながら普段の学校生活に戻っていった。
~2年後~
大学卒業日。想介は大学を卒業して、両親や
由奈やたくさんの人から
「おめでとう!」
祝いの言葉を貰って笑顔で卒業した。
卒業式の後は由奈と卒業デートをして、色んな所
に行った。そして夜になり、帰ると両親が
お祝いの料理を作っていて3人で仲良く食事を
して想介は眠った。夢の中で、翔と空太が想介の
前に現れて、想介が
「翔!、空太!、久しぶり」
そう言い、空太が
「おう。久しぶり兄貴、そして卒業おめでとう!」
そう言うと翔が
「兄さん、卒業おめでとう」
そう言い、想介は
「ありがとう2人とも。でもどうして急に?、
夢の中で会うのなんて初めてだよね」
そう言うと翔が
「実は、兄さんにお別れを言いに来たんだ」
そう言い、想介が
「え?、お別れ?」
そう言うと翔は
「空太と話して、これ以上兄さんの身体を
借りる訳にもいかないし、それに僕らは
もうこっちにいたらダメだと思って」
そう言い、想介は
「何言ってんだよ、僕は全然迷惑じゃないよ」
そう言うと空太が
「兄貴は卒業して明日からもう社会人の
仲間入りだろ。それなのに俺たちと変わってたら
身体がもたねぇぞ、俺たち今まで兄貴に
たくさん迷惑かけてきたからさ」
そう言い、翔が
「兄さんに僕らはもう必要ないよ、それに僕らは
何年も前に死んでるんだから兄さんは大学を
卒業したし、僕らも兄さんから卒業したいんだ。
弟たちの最後のわがまま聞いてくれ、兄さん」
そう言うと想介は
「わがっだ、でも僕は絶対に2人のこどを
忘れない。2人は僕の記憶の中でずっど
生き続けるがら.....翔、空太、次の人生で幸せに
なっでぐれよ、兄ちゃんからの最後の頼みだ」
号泣しながら言い、空太が
「分かった!、兄貴の頼み俺たち絶対に叶える!」
そう言うと翔が
「うん。僕らに任せて兄さん」
そう言い、想介は
「任せだぞ、翔、空太」
そう言うと空太が涙を流して
「兄貴いつまで泣いてんだよ」
震える声で笑いながら言い、想介が
「お前こそ泣いてんじゃん」
そう言うと空太は
「泣いてねぇよ、なぁ翔」
強がるような声で言い、翔は後ろを向いて
「ああ」
震えた声で言った。空太が
「あれ?、翔まさか泣いてんのか?」
煽るようにニヤけて聞くと翔が
「バカッ、泣いてないよ」
そう言った後、想介は2人を抱き締めて
「2人とも。元気でな」
別れを告げると空太が
「おう!、兄貴もな」
そう言って、翔が
「母さんと父さんによろしく伝えといて」
そう言うと想介は
「うん。じゃあね、翔、空太」
そう言い、想介は起きて夢から覚めた。
それから3年後、想介は由奈と結婚式をあげた。
控室でドレス姿の由奈が
「どうかな?」
そう言い、想介は
「スゴく似合ってる。綺麗だよ、由奈さん」
そう言うと由奈は
「ねぇ想介、いつまで由奈さんって呼ぶの?、
もう私たち夫婦になるんだよ」
そう言い、想介が
「だって僕の方が歳下だし」
そう言うと由奈は
「えぇー、私旦那さんには由奈って呼んで
ほしいなー」
そう言い、想介が
「わ、分かった。呼ぶよ!、ゆ、由」
呼ぼうとした時、
「そろそろ式が始まります」
スタッフが呼びに来て、想介は
「あ、はい」
そう言い、由奈が
「惜しかったね」
微笑み顔で言って、結婚式が始まった。
バージンロードを歩いて牧師の話を聞いて
「では、誓いのキスを」
そう言われて、想介と由奈はお互いの顔を見て
想介が由奈の肩に
手を置いてキスしようとした時、想介が
「由奈、愛してる」
愛を伝えると由奈が
「私も愛してる。想介」
そう言い、キスをして2人は永遠の愛を誓った。
~完~
ベットの上で目の前には両親と中田先生がいて、
両親が
「翔!、空太!」
心配そうに名を呼ぶと高橋は
「僕は....想介だよ」
そう言った。母親が
「想介?、本当に想介なの!?」
そう言うと想介は
「うん。ただいま」
そう言い、両親は
「おかえり....想介」
そう言って、涙を流しながら想介を抱き締めた。
医師が
「ごめんなさい想介君。相川院長に指示されて
いたんです、高橋君に会わないでと。私は
医師失格です。本当にごめんなさい」
謝ると想介は
「気にしないでください。先生は何も悪く
ありません。それと僕の人格戻ったんですね」
そう言い、医師が
「はい。なぜか分かりませんが、急に想介君の人格が戻って、空太君と翔君の人格は....」
そう言うと想介は
「僕、ずっと心の中から見てたんです。でも
なぜか自分の人格を出す事ができなくて空太と
翔とも会話ができなかったんですけど、空太が
人格の薬を飲んで拒絶反応と副作用で僕が戻って
これました。でも、翔と空太の声が
聞こえなくて....」
そう言い、医師が
「そんな事が。すみません、最期に空太君と
翔君とお話したかったと思いますが、私には
どうする事もできなくて」
そう言うと想介は
「大丈夫です。きっと空太と翔には、またいつか
会えます。あと、僕を見つけたのって」
そう言い、医師が
「私です。院長のパソコンを見ると地下への
ルートがあって行ってみると君と相川院長が
いたんです」
そう言うと想介は
(さすが翔だな)
そう思い、
「相川先生は?、それに水槽みたいなものに
入ってた人たちは」
そう聞くと医師は
「相川院長は警察に連れて行かれて、
閉じ込められてた人たちは外に出して死亡解剖
して、ご遺族に返します」
そう言い、想介が
「そうですか」
そう言うと医師は
「それでは失礼します」
そう言い、病室を出て想介は両親と話した。
1ヶ月後、学校復帰して登校すると、たくさんの
先輩や後輩から心配されて、想介は
「ごめんなさい、心配かけちゃって」
そう言い、
(また翔と空太、人気者になったんだな)
そう思いながら普段の学校生活に戻っていった。
~2年後~
大学卒業日。想介は大学を卒業して、両親や
由奈やたくさんの人から
「おめでとう!」
祝いの言葉を貰って笑顔で卒業した。
卒業式の後は由奈と卒業デートをして、色んな所
に行った。そして夜になり、帰ると両親が
お祝いの料理を作っていて3人で仲良く食事を
して想介は眠った。夢の中で、翔と空太が想介の
前に現れて、想介が
「翔!、空太!、久しぶり」
そう言い、空太が
「おう。久しぶり兄貴、そして卒業おめでとう!」
そう言うと翔が
「兄さん、卒業おめでとう」
そう言い、想介は
「ありがとう2人とも。でもどうして急に?、
夢の中で会うのなんて初めてだよね」
そう言うと翔が
「実は、兄さんにお別れを言いに来たんだ」
そう言い、想介が
「え?、お別れ?」
そう言うと翔は
「空太と話して、これ以上兄さんの身体を
借りる訳にもいかないし、それに僕らは
もうこっちにいたらダメだと思って」
そう言い、想介は
「何言ってんだよ、僕は全然迷惑じゃないよ」
そう言うと空太が
「兄貴は卒業して明日からもう社会人の
仲間入りだろ。それなのに俺たちと変わってたら
身体がもたねぇぞ、俺たち今まで兄貴に
たくさん迷惑かけてきたからさ」
そう言い、翔が
「兄さんに僕らはもう必要ないよ、それに僕らは
何年も前に死んでるんだから兄さんは大学を
卒業したし、僕らも兄さんから卒業したいんだ。
弟たちの最後のわがまま聞いてくれ、兄さん」
そう言うと想介は
「わがっだ、でも僕は絶対に2人のこどを
忘れない。2人は僕の記憶の中でずっど
生き続けるがら.....翔、空太、次の人生で幸せに
なっでぐれよ、兄ちゃんからの最後の頼みだ」
号泣しながら言い、空太が
「分かった!、兄貴の頼み俺たち絶対に叶える!」
そう言うと翔が
「うん。僕らに任せて兄さん」
そう言い、想介は
「任せだぞ、翔、空太」
そう言うと空太が涙を流して
「兄貴いつまで泣いてんだよ」
震える声で笑いながら言い、想介が
「お前こそ泣いてんじゃん」
そう言うと空太は
「泣いてねぇよ、なぁ翔」
強がるような声で言い、翔は後ろを向いて
「ああ」
震えた声で言った。空太が
「あれ?、翔まさか泣いてんのか?」
煽るようにニヤけて聞くと翔が
「バカッ、泣いてないよ」
そう言った後、想介は2人を抱き締めて
「2人とも。元気でな」
別れを告げると空太が
「おう!、兄貴もな」
そう言って、翔が
「母さんと父さんによろしく伝えといて」
そう言うと想介は
「うん。じゃあね、翔、空太」
そう言い、想介は起きて夢から覚めた。
それから3年後、想介は由奈と結婚式をあげた。
控室でドレス姿の由奈が
「どうかな?」
そう言い、想介は
「スゴく似合ってる。綺麗だよ、由奈さん」
そう言うと由奈は
「ねぇ想介、いつまで由奈さんって呼ぶの?、
もう私たち夫婦になるんだよ」
そう言い、想介が
「だって僕の方が歳下だし」
そう言うと由奈は
「えぇー、私旦那さんには由奈って呼んで
ほしいなー」
そう言い、想介が
「わ、分かった。呼ぶよ!、ゆ、由」
呼ぼうとした時、
「そろそろ式が始まります」
スタッフが呼びに来て、想介は
「あ、はい」
そう言い、由奈が
「惜しかったね」
微笑み顔で言って、結婚式が始まった。
バージンロードを歩いて牧師の話を聞いて
「では、誓いのキスを」
そう言われて、想介と由奈はお互いの顔を見て
想介が由奈の肩に
手を置いてキスしようとした時、想介が
「由奈、愛してる」
愛を伝えると由奈が
「私も愛してる。想介」
そう言い、キスをして2人は永遠の愛を誓った。
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