僕たち2

知人さん

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兄のため。

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想介のために空太と翔は病院に行き、通気口を
通って院長室に入ると相川はいなかった。空太が
「いねぇなら帰るか」
そう言うと翔が
(待て空太、僕と変わってくれ)
そう言い、人格を翔に変えて机上のパソコンを
開いた。空太が
(パスワードあるから無理だろ)
そう言うと翔は
「この程度なら余裕だよ」
そう言い、ハッキング技術で開いて、空太が
(でもパソコンで何調べるんだ?)
そう聞くと翔は
「このパソコンはおそらく相川の物だから
研究データが残ってるはず」
そう言い、調べていくと怪しいファイルの
データを見つけた。中を見ると多勢の多重人格の
人たちが犠牲になっていて、翔は
「このデータがあれば相川は終わりだ」
そう言い、空太が
(でもどうやってこんなデータ、警察に
渡すんだよ)
そう言うと翔がUSBメモリーを出してデータを
コピーして、空太が
(よし、急いで病院出るか)
そう言い、翔が
「まだだ。もう1つ確かめたい事がある」
そう言うとエレベーターに乗り、3階と4階の
ボタンを同時に押して、あるはずの無い地下に
降りていき、ドアが開いて降りると空太が
(こんな場所があったのか)
そう言い、翔は奥の部屋のパスワードを開けて
中に入ると多勢の人たちが人型の
水槽のようなものに入ってて、翔と空太が
「何だ....これ」
(何だ....これ)
そう言うと
「やっぱり来てくれたか~、高橋君」
声が聞こえて、振り返ると相川がいて、翔が
「待ち伏せしてたのか」
そう言い、相川が
「当然だよ~」
そう言うと翔が
「おびき寄せが成功したって顔してるな」
そう言い、相川が
「もちろん、今日ここに来てくれると思ってたよ」
そう言うと翔は
「それで、これは何なんだよ」
水槽の方を指差して言い、相川が
「これは私の研究材料だよ」
そう言うと翔は
「あんたイカれてんのか?」
そう言い、相川が
「そうゆう君は狂ってるじゃないか、お兄さんの
人格を消して自分の身体でもないのに自由に
使っちゃって」
そう言うと翔は
「この人たちはどうなってるんだ、解放しろよ」
そう言い、相川は
「断る。こいつらはもう死んでいる。心を奪った
後に殺してこの中に入れて人格を奪った人間は
どうなるのか観察してるんだよ」
そう言った。翔が
「まさか人格障害者じゃない人もいるのか?」
そう聞くと相川は
「当然だよ、人格はどんな人間にも
備わってるから。だが、もちろん人格障害者や
多重人格者もいるよ」
そう言い、翔は
「もういい。聞いた僕がバカだった、なぁ空太」
そう言うと人格が空太に変わり、一気に距離を
詰めて側頭部に蹴りを当てようとしたが、相川は
避けて空太の腹部に拳を当てて空太はよろけて
相川が再び拳を当てようとしたが、空太は
後方に下がり、
(何だあの素早い動き)
そう思い、翔が
(空太の速度に追いつくなんて)
そう言うと空太は再び相川に近づいて腹部に拳を
当てかけた時、相川は避けて回し蹴りを
使ったが、空太は瞬時に避けて脚技を当てたが、
相川は腕で防いで空太の腹部に蹴りを当てて
空太は吹っ飛ばされた。空太は横たわった状態で
「あんなに強いのかよ」
そう言い、翔が
(空太、交代してくれ)
そう言うと人格は翔に変わり、翔が
「あんたドーピングしてるだろ」
そう言い、相川は
「よく分かったなぁ、私はこいつらの人格を
いれた薬と体力増加の薬物を配合して使って
利用してるんだよ」
そう言うと翔は
「僕が空太と変わったら強くなるのと
同じって事か。だけどそんな事が可能なのか?」
そう言い、相川が
「私の研究技術なら、そんなこと簡単だよ」
そう言うと翔は
「空太、手加減無用だ」
そう呟き、人格を空太に変えて、相川に一瞬で
距離を詰めて側頭部に蹴りを当てようとしたが、
相川は避けて拳を当てようと体勢をつくり、
その瞬間に空太が体勢を一瞬で変えて回し蹴りを
当てた。相川が
「なぜ、当たった」
呟くと空太は飛び膝蹴りを当てて拳を4発当てて
腹部に両脚足刀蹴りを当てて吹っ飛ばした。
相川は
「なぜ追いついた....私より強いなんて、
あり得ない!」
そう言い、何かが入ったケースを取り出して
薬を飲むと頭や腕の血管が浮き出て
「最高の気分だぜーー!!」
狂ったように叫ぶと翔が
(あれが人格を取り込んだ薬か。だけど身体が
拒絶反応を起こしてるな)
そう言い、空太が
「翔、計算頼む。俺なら反応できる」
そう言って、相川に一瞬で近づくと
相川が拳技を使い、翔が
(右、上、蹴り)
そう言うと空太は指示通りに右に避けて上空に
ジャンプして落下と同時に側頭部に蹴りを当てて
相川はその蹴りを腕で防いだが、空太の脚力に
負けて腕ごと蹴り飛ばした。翔が
(畳みかけろ空太。
ゼロ距離で顎、拳6、背蹴り)
そう言い、空太はゼロ距離まで近づいて顎を蹴り、
腹部に6発の拳技を当てて背後に周り込んで
蹴りを当てた。相川は鼻血を出して血だらけに
なり、吐血もして
「なぜだ。私の研究は完璧のはずだ、こんな
ガキに負けるはずがない!!」
そう言うとケースを取り出して薬をこぼしながら
全部飲んで
「あああぁぁーーーー!!!」
断末魔をあげて、空太が
「あいつさすがにイカれてるだろ」
そう言い、翔が
(あの量を摂取したら身体も心も壊れるぞ)
そう言うと相川が
「こっ、殺じでやるーー!!」
叫びながら向かってきた。空太はすぐに反応して
受け身の体勢に入ったが、相川が拳を当てると
空太は遠くに吹っ飛んだ。空太が
「がはっ!」
痛む声が漏れて、翔が
(ドーピングでここまで強くなるなんて)
そう言うと相川が向かってきて、空太に拳を
当てようとして、空太は瞬時に避けて
拳を当てたが、相川は無傷で空太の腕を掴んで
投げ飛ばした。その後も相川は止まらず、攻撃を
当ててきた。空太は血だらけで
ふらふらになり、翔が
(空太、これ以上は兄さんの身体がまずい。
逃げるぞ)
そう言うと空太は
「何言ってんだよ翔、こいつを倒さねぇと、
この先も苦しむ人が出る。だから俺はやるけど、
お前はどうする」
そう言い、翔は
(お前、まさか.....分かった。僕も付き合うよ、
僕たちは2人で1人だから)
そう言うと相川がいくつかこぼした薬を拾って
飲んだ。相川は
「何!?」
驚き、空太は
「ぐっっ!、があぁ!!」
苦しんで、翔が
(空太!、別人格に飲み込まれるな!、
自分と僕を信じろ)
そう言うと空太はニヤリと口角を上げて力と
人格を上手く自分の心で摂取して相川に攻撃を
仕掛けた。瞬きの速度で近づいて、空太は
素早い動きで右腹部に拳を4発当てて右膝に
蹴りを当てて骨を折り、左目を拳で潰した。
相川は
「ゔわぁぁーー!!、このガキがーー!!!」
怒声で叫び、攻撃を仕掛けたが、空太には一撃も
当たらず、翔が計算・推測して指示もなく、
空太に思考が伝わり、相川の顔面に回し蹴りを
当てて脊髄に拳を当てて両脚を掴んで右膝で
折った。相川は
「ゔワァああーーー!!!」
叫んで苦しんだが、薬の副作用で止められず、
空太に攻撃を仕掛けたが、空太は目を閉じて
足元テンポを聞き取り、リズムをとって5秒後、
全力の拳突き技を前に突き出すと相川の
心臓部分に当たり、息の根を止めて相川は
倒れた。空太と翔は
「俺たちの勝ちだ」
(僕らの勝ちだ)
そう言い、意識を失って倒れた。
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