僕たち2

知人さん

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翔と空太、2人の弟と別れて3年が経ち、
想介は、いつものように由奈と大学に
行っていた。
「由奈さん、今日2限目からだよね。それまで
話さない?」
想介が提案すると由奈は
「そうだね!」
そう言い、2人で近くのカフェに入った。由奈が
「あれから3年経つけど想介、体調大丈夫?」
そう聞くと想介が
「うん、大丈夫。随分、昔のこと覚えてるね」
そう言い、由奈が
「想介と初めて会った時、普通の平凡な子に
見えたんだけど、今じゃ頼りになる私だけの
想介だから」
そう言うと想介は
「それ半分ディスってるでしょ、それにしても
懐かしいね」
微笑み顔で言い、
(翔、空太。天国で元気にしてるかなぁ)
懐かしく思った。由奈が
「そういえば想介、最近また後輩に告白されてた
でしょ」
そう言うと想介は
「そうだけど、もちろん断ったよ」
そう言い、由奈が
「本当に~?」
疑うように聞くと想介は
「本当だよ!、それとも由奈さん嫉妬してる?」
そう言い、由奈は顔を赤くして
「嫉妬なんかする訳ないじゃん、想介のバカ!」
そう言うと想介は
「誰がバカだよ、少なくとも由奈さんよりは
頭良いよ」
半笑いで言い、由奈が
「ちょっとそれディスってるでしょー」
そう言うと想介は
「さっき由奈さんが僕の事ディスったから、
ディスり返しただけだよー」
笑いながら言い、由奈が
「想介、生意気だよー」
笑いながら言うと想介が
「ごめんごめん、そういえば由奈さん
時間大丈夫?」
そう聞き、由奈は時計を見て
「ヤバッ!、また後でね想介」
そう言い、学校に行った。想介も授業時刻になり、
学校に向かった。そして、放課後になり、由奈が
待ち合わせ場所で待っていると想介から
『ごめん、今日残ってレポート書くから由奈さん
先に帰ってて』
連絡がきて
『わかった!、また明日』
連絡を返して由奈は1人で帰った。それから
想介はレポートを終わらせて時間を確認して
「もう10時かぁ」
そう言い、1人で帰ってる最中、
「朝、由奈さんと昔の事話したから翔と空太に
会いたくなっちゃったなー。2人とも元気かな」
そう言うと頭上から妙な音がして見上げると
鉄骨が降ってきていた。何が起きてるのか
理解が追いつかず、想介は鉄骨の下敷きになり、
血を流して意識を失った。
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