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46 そして信じろ
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「どういう、意味ですか?」
グレンノルトがそう尋ねる。しかし、本気で意味が分からず聞いているのではないんだろう。それでも俺は、自分の考えを彼に話した。
「あなたの立てた作戦は、2人の人間のうち一方が安全脱出できますが、もう一方は脱出が絶望的というものでした。あなたはそれを、自分なら脱出できると俺に説明しましたが、毒のことが分かるとその説明も嘘……いえ、間違いだったと分かります。あなたは……もしかして、ここを脱出する気がないんじゃないですか? 自分を犠牲にして俺を逃がそうとしてるんじゃないですか?」
確信にも似た気持ちで俺はそう聞いた。逃げ出す気が元々ないのなら、脱出方法を聞かれたときのあの適当な返しにも納得できる。グレンノルトは俺の言葉を聞き、さっき毒のことがバレたときにも見せたどこか諦めたような笑顔を再び見せた。
「人攫いたちにも、あなたを買おうとした貴族にも、相応の罰は与えたい。でも、何よりもあなたをここから無事に脱出させたい。そのためならば命を懸けても良いと思っています」
「ふざけないでください!」
俺はグレンノルトに掴みかかった。そのとき怪我が痛んだのだろう。グレンノルトがぐっと息を止めるが、それでも俺は彼を掴んでいる手を放さなかった。
「命を懸けるとか言ってるけど、結局は俺のために自分の命を捨てるってことじゃないですか! そんなの、そんなの迷惑です。止めてください!」
「では他に脱出方法があるのですか」
語気を強くする俺とは対照的に、グレンノルトはそう冷静に尋ねた。俺は言い返そうとして、しかし言葉に詰まる。唯一の脱出の道である跳ね橋を下げる必要がある以上、どちらか一人がこの場に置いて行かれる。結局、どちらか片方が犠牲になるしかないのか。ならば……
「貴族がいた部屋に向けて歩いていた時、変な音を聞いたんです。ドドド、みたいな。グレンノルト様の説明を聞いてようやくわかったのですが、多分あの音は下で流れている川の音です」
「……それが何か」
「川の音は比較的大きく聞こえました。多分、前を通った部屋に大きな窓かなにかあったんだと思います。そこから外に逃げましょう」
俺がそう言ったとき、グレンノルトは「そんなの無理だ!」と声を荒げた。
「渓谷を飛び越えるとでも言うんですか? 地面の亀裂は数十メートルに及びます。そんなことできるはずがない。加えて、ここがどれだけの高さの場所にあると思っているのですか。下に落ちてしまえば無事では済みません」
「川に落ちればいいんですよ! 確かに怪我はするかもしれないけど、2人が助かる可能性があります」
「……でも、2人が助からない可能性だってあるじゃないですか」
グレンノルトは犠牲になるが、俺だけは安全に逃げ出せる方法。2人が生きて脱出できるかもしれないし、死んでしまうかもしれない方法。俺たちは、どちらか1つを選ばなくてはならない。
「……やはり、私が残ります」
「だからそれはダメって言ってるじゃないですか!」
「あなたが死ぬことの方が私にとってはダメなんだ!」
グレンノルトはそう叫ぶと、俺の手を握った。毒が体に回っているからか、その手は少し汗ばんでいて、彼は苦しそうな表情をしていた。
「確かに、川に飛び込めば2人で助かるかもしれない。しかし、どちらか1人、もしくは両方が死ぬ場合もあるのです。そのような危険な賭けをするくらいなら、絶対にあなたを脱出させてあげられる方法を私は選びたい」
俺を助けるためなら喜んで犠牲になるとグレンノルトは言った。俺は反射的に言い換えそうになるのを堪え、彼の手を握り返す。少しでも俺の気持ちが彼に伝われば良いと思った。
「俺は、ここで死ぬ気はありません。まだ恩返しできてない人たちが沢山いるんです。あなたも、俺のことじゃなくて自分のこととか、自分の周りにいる人のことを考えてください」
グレンノルトだって、死にたくて「ここに残る」と言っているのではない。俺のことを考え、俺を逃がすために「ここに残る」と言っているのだ。でもそんなの悲しいじゃないか。俺は、グレンノルトにもっと自身のことを大切にしてほしかった。
「やり残したこととかないんですか? ここで出るのを諦めたら、やりたかったこととか後悔とか、そう言うの全部無駄になるんですよ!」
俺がそう言うと、グレンノルトは目を見開き、一瞬だけ悩むようなしぐさを見せた。これは何かあると分かった俺は、「あるんですね! ほらどんなことですか!」と騒ぎ立てた。やり残したことが、彼がここから逃げ出すための活力になると思ったからだ。グレンノルトは俯く。そして一呼吸置いたあと、「もう一度、あなたの恋人になりたい」と呟いた。
「あなたを騙そうとしていた人間の言葉です。信じてもらえなくても無理はない。しかし……もしも許されるなら、もう一度恋人としてあなたの隣に立ちたい」
俯くグレンノルトの表情は見えない。俺はそんな彼を前に言葉を失っていた。俺とグレンノルトが恋人だったのは、俺が勝手に国の外へと行かないようにするための、言わば演技だったはずだ。城以外の居場所をなくし、恋人と言う依存先を与えれば、俺は大人しく静かに城で過ごすしかない。そうやって、転移者である俺を国に縛り付けるための、恋人関係。俺はそう思っていた。
(___まさか、また俺を騙すために恋人になりたいなんて嘘を?)
そんな考えが頭をよぎる。しかし、グレンノルトの指先がわずかに震えていることに気付き、すぐさまその考えを捨てた。そして、彼の手をぎゅっと握る。
「信じます。あなたの言葉。正直……驚いてはいますけど。お、俺と恋人になりたかったら、生きてここから脱出しましょう」
*
その夜、人攫いの拠点から2人の人間が姿を消した。まるで煙のように消えた彼らを、人攫いたちは一晩かけて探したが、ついぞ見つけることはできなかった。ただ、空に浮かぶ月だけが川に落ちる2つの影を見ていた。しかしその影も、濁流にのまれ、そしてどこかえ消えて行った。
グレンノルトがそう尋ねる。しかし、本気で意味が分からず聞いているのではないんだろう。それでも俺は、自分の考えを彼に話した。
「あなたの立てた作戦は、2人の人間のうち一方が安全脱出できますが、もう一方は脱出が絶望的というものでした。あなたはそれを、自分なら脱出できると俺に説明しましたが、毒のことが分かるとその説明も嘘……いえ、間違いだったと分かります。あなたは……もしかして、ここを脱出する気がないんじゃないですか? 自分を犠牲にして俺を逃がそうとしてるんじゃないですか?」
確信にも似た気持ちで俺はそう聞いた。逃げ出す気が元々ないのなら、脱出方法を聞かれたときのあの適当な返しにも納得できる。グレンノルトは俺の言葉を聞き、さっき毒のことがバレたときにも見せたどこか諦めたような笑顔を再び見せた。
「人攫いたちにも、あなたを買おうとした貴族にも、相応の罰は与えたい。でも、何よりもあなたをここから無事に脱出させたい。そのためならば命を懸けても良いと思っています」
「ふざけないでください!」
俺はグレンノルトに掴みかかった。そのとき怪我が痛んだのだろう。グレンノルトがぐっと息を止めるが、それでも俺は彼を掴んでいる手を放さなかった。
「命を懸けるとか言ってるけど、結局は俺のために自分の命を捨てるってことじゃないですか! そんなの、そんなの迷惑です。止めてください!」
「では他に脱出方法があるのですか」
語気を強くする俺とは対照的に、グレンノルトはそう冷静に尋ねた。俺は言い返そうとして、しかし言葉に詰まる。唯一の脱出の道である跳ね橋を下げる必要がある以上、どちらか一人がこの場に置いて行かれる。結局、どちらか片方が犠牲になるしかないのか。ならば……
「貴族がいた部屋に向けて歩いていた時、変な音を聞いたんです。ドドド、みたいな。グレンノルト様の説明を聞いてようやくわかったのですが、多分あの音は下で流れている川の音です」
「……それが何か」
「川の音は比較的大きく聞こえました。多分、前を通った部屋に大きな窓かなにかあったんだと思います。そこから外に逃げましょう」
俺がそう言ったとき、グレンノルトは「そんなの無理だ!」と声を荒げた。
「渓谷を飛び越えるとでも言うんですか? 地面の亀裂は数十メートルに及びます。そんなことできるはずがない。加えて、ここがどれだけの高さの場所にあると思っているのですか。下に落ちてしまえば無事では済みません」
「川に落ちればいいんですよ! 確かに怪我はするかもしれないけど、2人が助かる可能性があります」
「……でも、2人が助からない可能性だってあるじゃないですか」
グレンノルトは犠牲になるが、俺だけは安全に逃げ出せる方法。2人が生きて脱出できるかもしれないし、死んでしまうかもしれない方法。俺たちは、どちらか1つを選ばなくてはならない。
「……やはり、私が残ります」
「だからそれはダメって言ってるじゃないですか!」
「あなたが死ぬことの方が私にとってはダメなんだ!」
グレンノルトはそう叫ぶと、俺の手を握った。毒が体に回っているからか、その手は少し汗ばんでいて、彼は苦しそうな表情をしていた。
「確かに、川に飛び込めば2人で助かるかもしれない。しかし、どちらか1人、もしくは両方が死ぬ場合もあるのです。そのような危険な賭けをするくらいなら、絶対にあなたを脱出させてあげられる方法を私は選びたい」
俺を助けるためなら喜んで犠牲になるとグレンノルトは言った。俺は反射的に言い換えそうになるのを堪え、彼の手を握り返す。少しでも俺の気持ちが彼に伝われば良いと思った。
「俺は、ここで死ぬ気はありません。まだ恩返しできてない人たちが沢山いるんです。あなたも、俺のことじゃなくて自分のこととか、自分の周りにいる人のことを考えてください」
グレンノルトだって、死にたくて「ここに残る」と言っているのではない。俺のことを考え、俺を逃がすために「ここに残る」と言っているのだ。でもそんなの悲しいじゃないか。俺は、グレンノルトにもっと自身のことを大切にしてほしかった。
「やり残したこととかないんですか? ここで出るのを諦めたら、やりたかったこととか後悔とか、そう言うの全部無駄になるんですよ!」
俺がそう言うと、グレンノルトは目を見開き、一瞬だけ悩むようなしぐさを見せた。これは何かあると分かった俺は、「あるんですね! ほらどんなことですか!」と騒ぎ立てた。やり残したことが、彼がここから逃げ出すための活力になると思ったからだ。グレンノルトは俯く。そして一呼吸置いたあと、「もう一度、あなたの恋人になりたい」と呟いた。
「あなたを騙そうとしていた人間の言葉です。信じてもらえなくても無理はない。しかし……もしも許されるなら、もう一度恋人としてあなたの隣に立ちたい」
俯くグレンノルトの表情は見えない。俺はそんな彼を前に言葉を失っていた。俺とグレンノルトが恋人だったのは、俺が勝手に国の外へと行かないようにするための、言わば演技だったはずだ。城以外の居場所をなくし、恋人と言う依存先を与えれば、俺は大人しく静かに城で過ごすしかない。そうやって、転移者である俺を国に縛り付けるための、恋人関係。俺はそう思っていた。
(___まさか、また俺を騙すために恋人になりたいなんて嘘を?)
そんな考えが頭をよぎる。しかし、グレンノルトの指先がわずかに震えていることに気付き、すぐさまその考えを捨てた。そして、彼の手をぎゅっと握る。
「信じます。あなたの言葉。正直……驚いてはいますけど。お、俺と恋人になりたかったら、生きてここから脱出しましょう」
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