2 / 3
【1-2】将棋との出会い。
しおりを挟む
三貴の将棋~阪多三吉の玄孫は王将を目指す~
【1-2】将棋との出会い。
──【1-2】──
二〇一二年の夏。
蝉(せみ)の声が響く七月末のことだった。
「お腹、痛い~! 痛いよう~!」
助手席で小学三年生の二葉(ふたば)がお腹を押さえている。
「二葉ちゃん。もう少し。もう少し我慢して」
と母は車を走らせていた。
「お母さん。いつものお医者さんには行かないの?」
と後部座席のチャイルドシートにちょこんと座っている、幼稚園年長である三貴(みき)が尋ねた。
「それがね。いつもの女医さんのところが臨時休業なんだって。だから別の病院に行くのよ」
「ふ~ん」
と言うと、持っていたニンテンドーDSでリズムゲームを始めた。
「三貴ちゃん、あなたよく動く車の中でゲームできるわね。私だったら酔ってしまうわ」
と感心している。
「お母さん……。まだあ……」
と二葉はお腹を押さえて苦しそうにしていた。
病院に着いた。
駐車場には車五台のスペースがあり、ニつ空いていた。母は素早く車を停めると、スライド式のドアを開けた。
「気をつけて降りなさい」
と言いながら、助手席の二葉はお腹を押さえて苦しそうに自力で降りて、三貴は母に抱えられるようにしてチャイルドシートから降ろされた。
経年劣化のせいで『小早川内科・小児科医院』という看板は色褪せており、建物のコンクリート壁には、水垢のような黒っぽい汚れが所々に点在していた。
「評判はいいお医者さんなんだけど、もう七十歳を過ぎている男の先生なのよね」
と母は二人の娘の手を引っ張りながら呟いた。
二葉から手を離すと、ガラスのごつい扉を引いて開ける。
「こんにちは」
と母が声をかけると、三貴は元気よく、
「こんにちは!」
と受付の女性に声をかける。
二葉は苦しそうに「こんにちは……」
と呟いた。
「こんにちは。もしかして初診の方ですか?」
と若い受付の女性は言った。
「はい」と返すと、
「初診の方はまずお熱を測らせて下さい」
と数秒で体温を測れる機械を二葉の額に当てた。
「一応、来院者全員も測っていますので」
と母と三貴も測られた。
「全員、お熱はないようですね。では診察前にこちらにご記入をお願いします」
とクリップボードを渡された。
「……お母さん……。まだあ~」
と二葉は苦しそうに自分から椅子に座った。
パチッ。
お~!
という音が聞こえる。比較的広い待合室の隅で、老人三人が集まって何かをしていた。
待合室には本棚が置かれ、漫画の他にも色々な本が並んでいる。
母は二葉の隣りに座るとクリップボードに挟まれた紙を記入していく。
「分かる範囲で出来るだけ詳しく書いて下さいね。裏面もありますから」
と受付の女性は優しく声をかけた。
「はい。分かりました」
と母はボールペンを走らせる。
パチッ。
お~!
やるな、岡ちゃん~。
とまた、老人らが集まる隅っこから声が聞こえた。
「ありがとうございました」
「はい。お大事に」
と初老の女性が診察室から出てきた。
しばらくして、
「岡田さん。診察室へどうぞ」
と受付の女性が声をかけたが、
「ごっ、ごめん、真奈美ちゃん! 順番、飛ばしてくれていいから。今、取り込んでいるから。今度こそ、かっちゃんに勝てそうだから」
と診察を拒否する。
「大きく出たね、岡ちゃん」
と対局を見ていた頭の薄い老人が言った。
「も~。岡田さん、またですか。何しに病院に来ているんですか? それと下の名前で呼ぶのはやめて下さい」
と真奈美と呼ばれた受付の女性は頬を膨らませる。
「何しにって? そりゃ、将棋をしに来ているに決まっとるだろう」
と自分の禿げ頭を撫でながら岡田が大声で返すと、診察室の奥から、
「ハハハ」
と言う男性の笑い声が聞こえた。
「佐藤さん。岡田さんは飛ばしていいから。対局が終わってからでいいよ」
「は~い。分かりましたっ!」
と診察室に向かって受付の佐藤真奈美が小さな怒りを込めて言う。
「ハハハ。ごめん、ごめん。佐藤さん」
と診察室の奥から老人ぽい明るい声が返ってくる。
「じゃあ、次の森さん、どうぞ」
「あ~。わしもパス。この対局を見届けないとな」
と頭の薄い森は立ったまま将棋盤から目を離さず、興奮気味に言った。
「も~。何なの、ここの患者さん」
と受付の真奈美は呆れながら言った。
「ハハハ。じゃあ、対局中の加藤さんも飛ばしていいのかな?」
とまた診察室から声がした。
「先生、話せるね。そうしてくれたら助かるよ」
と加藤と呼ばれた白髪の年寄りは言った。
「何よ。まったく、もう」
と言うと、受付の真奈美が別の名前を呼ぶと、座って待っていた中年女性が診察室に入っていった。
二葉と三貴の母は、
「お願いします」
と記入を終えたクリップボードを受付に持っていく。
「お母さん……。まだあ……」
と二葉はお腹を押さえて苦しそうである。
「お嬢ちゃん。次だからね。もう少し我慢してね」
と老人三人とは打って変わって、真奈美は二葉に優しく声をかけた。
「……はい」
と苦しそうに返事を返す。
母は二葉の隣りの席に戻ろうとすると、
「あれ? 三貴は?」
と周りを見渡した。確か二葉の横に座っていたのに姿が見えない。
すると、
「おっ。可愛いギャラリーのお出ましだ」
「お嬢ちゃん。ここ。ここ。ここで見なさい」
その声が聞こえた方を見ると、三貴は森と呼ばれた頭の薄い老人の隣りに立っていた。
「ちょっと、三貴! 何をやっているの!」
と母は急いで老人らが集まっているところにいった。
「すいません。うちの娘(こ)が」
と引っ張っていこうとするが、
「お母さん。三貴、これ見たい。いいでしょ」
と言った。
「何を言っているの。おじさん達の迷惑でしょ」
と言うと、
「おじさん達って、俺達のことか?」
と白髪の加藤。
「若くて綺麗なお母さんが、僕達ジジイに気を使ってくれているんだよ」
と禿げの岡田。
「ちげえねえ」
と髪の薄い森は大笑いした。
「ありがとうございました」
「はい。お大事に」
との声が聞こえる。
老人達のからかうような笑いに、二人の娘の母は一瞬、不愉快そうな顔になったが、
「さあ。三貴。ご迷惑をかけちゃダメよ。こっちにいらっしゃい」
と言うと同時に、
「阪多(さかた)二葉さん。中へどうぞ」
と受付の真奈美が声をかけた。
「えっ! あっ……。はいっ……」
と二葉は母の方に視線をやったが、自力で椅子から離れてヨロヨロと診察室に向かった。
「三貴。ほら。一緒に行くわよ」
と三貴の手を掴んで引っ張ろうとした。すると三貴は母の手を振り切って、
「いや! 三貴、見てる」
と並んでいる駒を見つめた。
「三貴ちゃん! あなたねえ!」
と母が怒ると、
「まあまあ。お母さん。この子が見たいっていうなら見させてあげなさいな。なあに、わしらはこれでも孫もいる老人ばかりじゃ。少しの間くらいは面倒を見るからのう」
とギャラリーの森が優しく言った。
「そうじゃ。安心していいから」
と将棋を打つ加藤が言った。
「そうそう」
と禿げ頭の岡田が続いた。
「でも……」
と母は二葉と三貴を交互に見る。
「あの。お母さん。私も見ていますんで、こちらの娘さんに付いて行ってあげて下さいな」
と真奈美が声をかけた。
「なんじゃあ。わしらがこの子に何かするとでも?」
「まあ、するとしたら」
と薄毛の森はポケットからラムネを取り出し、
「お嬢ちゃんにお菓子をあげるくらいかのう。ほれ」
と三貴の目の前に出した。
「ありがとう。おじいちゃん」
と包装をクルッと剥がすと、ラムネを口に入れた。
「おいしい」
と三貴が笑顔で言うと、
「おっ。わしもクッキーを持っとるぞ」
と禿げの岡田が自分の鞄をまさぐった。
「あった。あった。ほれ、お嬢ちゃん」
としっかりと包装されたままで渡すと、
「三貴。これ、開けられないから開けて。で。これ、捨てといて」
とラムネの包装のゴミを岡田に渡す。
「おうおう。分かった。ちょっと待っとれよ」
と岡田は三貴からゴミを受取り、包装を開けてクッキーを三貴に渡した。
三貴はクッキーを頬張ると、
「ありがとう。おいしい」
「ほうか、ほうか」
と岡田は目を細める。
「オレも確か飴を持っていたはずじゃ」
と加藤が自分の鞄を掴むと、
「あ。もう結構です。あまり食べさせないで下さい。ご飯が食べられなくなりますので」
と母が慌てて止めた。
「ああ。それは残念だな~」
と強面の加藤は本当に残念そうにうなだれた。
「お母さん。患者の娘さんについて行ってあげて下さいな」
と受付の真奈美が急かす。
「仕方がないわね。いい、三貴ちゃん。ここを動かないでよ」
と将棋盤を凝視したまま動かない三貴に声をかけ、
「じゃあ、お願いします」
と老人三人に頭を下げて、慌てて二葉と一緒に診察室に入っていった。
2024年3月27日
※当サイトの内容、テキスト等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
また、まとめサイト等への引用をする場合は無断ではなく、こちらへお知らせ下さい。許可するかを判断致します。
【1-2】将棋との出会い。
──【1-2】──
二〇一二年の夏。
蝉(せみ)の声が響く七月末のことだった。
「お腹、痛い~! 痛いよう~!」
助手席で小学三年生の二葉(ふたば)がお腹を押さえている。
「二葉ちゃん。もう少し。もう少し我慢して」
と母は車を走らせていた。
「お母さん。いつものお医者さんには行かないの?」
と後部座席のチャイルドシートにちょこんと座っている、幼稚園年長である三貴(みき)が尋ねた。
「それがね。いつもの女医さんのところが臨時休業なんだって。だから別の病院に行くのよ」
「ふ~ん」
と言うと、持っていたニンテンドーDSでリズムゲームを始めた。
「三貴ちゃん、あなたよく動く車の中でゲームできるわね。私だったら酔ってしまうわ」
と感心している。
「お母さん……。まだあ……」
と二葉はお腹を押さえて苦しそうにしていた。
病院に着いた。
駐車場には車五台のスペースがあり、ニつ空いていた。母は素早く車を停めると、スライド式のドアを開けた。
「気をつけて降りなさい」
と言いながら、助手席の二葉はお腹を押さえて苦しそうに自力で降りて、三貴は母に抱えられるようにしてチャイルドシートから降ろされた。
経年劣化のせいで『小早川内科・小児科医院』という看板は色褪せており、建物のコンクリート壁には、水垢のような黒っぽい汚れが所々に点在していた。
「評判はいいお医者さんなんだけど、もう七十歳を過ぎている男の先生なのよね」
と母は二人の娘の手を引っ張りながら呟いた。
二葉から手を離すと、ガラスのごつい扉を引いて開ける。
「こんにちは」
と母が声をかけると、三貴は元気よく、
「こんにちは!」
と受付の女性に声をかける。
二葉は苦しそうに「こんにちは……」
と呟いた。
「こんにちは。もしかして初診の方ですか?」
と若い受付の女性は言った。
「はい」と返すと、
「初診の方はまずお熱を測らせて下さい」
と数秒で体温を測れる機械を二葉の額に当てた。
「一応、来院者全員も測っていますので」
と母と三貴も測られた。
「全員、お熱はないようですね。では診察前にこちらにご記入をお願いします」
とクリップボードを渡された。
「……お母さん……。まだあ~」
と二葉は苦しそうに自分から椅子に座った。
パチッ。
お~!
という音が聞こえる。比較的広い待合室の隅で、老人三人が集まって何かをしていた。
待合室には本棚が置かれ、漫画の他にも色々な本が並んでいる。
母は二葉の隣りに座るとクリップボードに挟まれた紙を記入していく。
「分かる範囲で出来るだけ詳しく書いて下さいね。裏面もありますから」
と受付の女性は優しく声をかけた。
「はい。分かりました」
と母はボールペンを走らせる。
パチッ。
お~!
やるな、岡ちゃん~。
とまた、老人らが集まる隅っこから声が聞こえた。
「ありがとうございました」
「はい。お大事に」
と初老の女性が診察室から出てきた。
しばらくして、
「岡田さん。診察室へどうぞ」
と受付の女性が声をかけたが、
「ごっ、ごめん、真奈美ちゃん! 順番、飛ばしてくれていいから。今、取り込んでいるから。今度こそ、かっちゃんに勝てそうだから」
と診察を拒否する。
「大きく出たね、岡ちゃん」
と対局を見ていた頭の薄い老人が言った。
「も~。岡田さん、またですか。何しに病院に来ているんですか? それと下の名前で呼ぶのはやめて下さい」
と真奈美と呼ばれた受付の女性は頬を膨らませる。
「何しにって? そりゃ、将棋をしに来ているに決まっとるだろう」
と自分の禿げ頭を撫でながら岡田が大声で返すと、診察室の奥から、
「ハハハ」
と言う男性の笑い声が聞こえた。
「佐藤さん。岡田さんは飛ばしていいから。対局が終わってからでいいよ」
「は~い。分かりましたっ!」
と診察室に向かって受付の佐藤真奈美が小さな怒りを込めて言う。
「ハハハ。ごめん、ごめん。佐藤さん」
と診察室の奥から老人ぽい明るい声が返ってくる。
「じゃあ、次の森さん、どうぞ」
「あ~。わしもパス。この対局を見届けないとな」
と頭の薄い森は立ったまま将棋盤から目を離さず、興奮気味に言った。
「も~。何なの、ここの患者さん」
と受付の真奈美は呆れながら言った。
「ハハハ。じゃあ、対局中の加藤さんも飛ばしていいのかな?」
とまた診察室から声がした。
「先生、話せるね。そうしてくれたら助かるよ」
と加藤と呼ばれた白髪の年寄りは言った。
「何よ。まったく、もう」
と言うと、受付の真奈美が別の名前を呼ぶと、座って待っていた中年女性が診察室に入っていった。
二葉と三貴の母は、
「お願いします」
と記入を終えたクリップボードを受付に持っていく。
「お母さん……。まだあ……」
と二葉はお腹を押さえて苦しそうである。
「お嬢ちゃん。次だからね。もう少し我慢してね」
と老人三人とは打って変わって、真奈美は二葉に優しく声をかけた。
「……はい」
と苦しそうに返事を返す。
母は二葉の隣りの席に戻ろうとすると、
「あれ? 三貴は?」
と周りを見渡した。確か二葉の横に座っていたのに姿が見えない。
すると、
「おっ。可愛いギャラリーのお出ましだ」
「お嬢ちゃん。ここ。ここ。ここで見なさい」
その声が聞こえた方を見ると、三貴は森と呼ばれた頭の薄い老人の隣りに立っていた。
「ちょっと、三貴! 何をやっているの!」
と母は急いで老人らが集まっているところにいった。
「すいません。うちの娘(こ)が」
と引っ張っていこうとするが、
「お母さん。三貴、これ見たい。いいでしょ」
と言った。
「何を言っているの。おじさん達の迷惑でしょ」
と言うと、
「おじさん達って、俺達のことか?」
と白髪の加藤。
「若くて綺麗なお母さんが、僕達ジジイに気を使ってくれているんだよ」
と禿げの岡田。
「ちげえねえ」
と髪の薄い森は大笑いした。
「ありがとうございました」
「はい。お大事に」
との声が聞こえる。
老人達のからかうような笑いに、二人の娘の母は一瞬、不愉快そうな顔になったが、
「さあ。三貴。ご迷惑をかけちゃダメよ。こっちにいらっしゃい」
と言うと同時に、
「阪多(さかた)二葉さん。中へどうぞ」
と受付の真奈美が声をかけた。
「えっ! あっ……。はいっ……」
と二葉は母の方に視線をやったが、自力で椅子から離れてヨロヨロと診察室に向かった。
「三貴。ほら。一緒に行くわよ」
と三貴の手を掴んで引っ張ろうとした。すると三貴は母の手を振り切って、
「いや! 三貴、見てる」
と並んでいる駒を見つめた。
「三貴ちゃん! あなたねえ!」
と母が怒ると、
「まあまあ。お母さん。この子が見たいっていうなら見させてあげなさいな。なあに、わしらはこれでも孫もいる老人ばかりじゃ。少しの間くらいは面倒を見るからのう」
とギャラリーの森が優しく言った。
「そうじゃ。安心していいから」
と将棋を打つ加藤が言った。
「そうそう」
と禿げ頭の岡田が続いた。
「でも……」
と母は二葉と三貴を交互に見る。
「あの。お母さん。私も見ていますんで、こちらの娘さんに付いて行ってあげて下さいな」
と真奈美が声をかけた。
「なんじゃあ。わしらがこの子に何かするとでも?」
「まあ、するとしたら」
と薄毛の森はポケットからラムネを取り出し、
「お嬢ちゃんにお菓子をあげるくらいかのう。ほれ」
と三貴の目の前に出した。
「ありがとう。おじいちゃん」
と包装をクルッと剥がすと、ラムネを口に入れた。
「おいしい」
と三貴が笑顔で言うと、
「おっ。わしもクッキーを持っとるぞ」
と禿げの岡田が自分の鞄をまさぐった。
「あった。あった。ほれ、お嬢ちゃん」
としっかりと包装されたままで渡すと、
「三貴。これ、開けられないから開けて。で。これ、捨てといて」
とラムネの包装のゴミを岡田に渡す。
「おうおう。分かった。ちょっと待っとれよ」
と岡田は三貴からゴミを受取り、包装を開けてクッキーを三貴に渡した。
三貴はクッキーを頬張ると、
「ありがとう。おいしい」
「ほうか、ほうか」
と岡田は目を細める。
「オレも確か飴を持っていたはずじゃ」
と加藤が自分の鞄を掴むと、
「あ。もう結構です。あまり食べさせないで下さい。ご飯が食べられなくなりますので」
と母が慌てて止めた。
「ああ。それは残念だな~」
と強面の加藤は本当に残念そうにうなだれた。
「お母さん。患者の娘さんについて行ってあげて下さいな」
と受付の真奈美が急かす。
「仕方がないわね。いい、三貴ちゃん。ここを動かないでよ」
と将棋盤を凝視したまま動かない三貴に声をかけ、
「じゃあ、お願いします」
と老人三人に頭を下げて、慌てて二葉と一緒に診察室に入っていった。
2024年3月27日
※当サイトの内容、テキスト等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
また、まとめサイト等への引用をする場合は無断ではなく、こちらへお知らせ下さい。許可するかを判断致します。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
土俵の華〜女子相撲譚〜
葉月空
青春
土俵の華は女子相撲を題材にした青春群像劇です。
相撲が好きな美月が女子大相撲の横綱になるまでの物語
でも美月は体が弱く母親には相撲を辞める様に言われるが美月は母の反対を押し切ってまで相撲を続けてる。何故、彼女は母親の意見を押し切ってまで相撲も続けるのか
そして、美月は横綱になれるのか?
ご意見や感想もお待ちしております。
あなたと私のウソ
コハラ
ライト文芸
予備校に通う高3の佐々木理桜(18)は担任の秋川(30)のお説教が嫌で、余命半年だとウソをつく。秋川は実は俺も余命半年だと打ち明ける。しかし、それは秋川のついたウソだと知り、理桜は秋川を困らせる為に余命半年のふりをする事になり……。
――――――
表紙イラストはミカスケ様のフリーイラストをお借りしました。
http://misoko.net/

ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

私には、大切な人がいます。でも、この想いは告げないつもりです。――そのつもりだったのですが……まさかの展開です。
茉丗 薫
ライト文芸
5年前、神領舞白はフィギュアスケート一筋に生きることを決意した。
欧州から日本に一時帰国した彼女は、町中で思いがけない人物に出会う。
彼、蓮見日向は舞白の幼馴染で、そして……。
家族に顔を見せるだけのつもりだった一時帰国は、二人にとって思わぬ急展開につながるのだった――。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる