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【35-2】和葉。「……優子。あなたって、そんな幼い時からネグレクト(育児放棄)をされていたのね……」優子「ヘッ!」
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【35-2】双子の妹の保護者として、今年から共学になった女子高へ通う兄の話
略して『ふたいも』です。
東岡忠良(あずまおか・ただよし)
【35-2】和葉。「……優子。あなたって、そんな幼い時からネグレクト(育児放棄)をされていたのね……」優子「ヘッ!」
※この小説へのご意見・ご感想・誤字脱字・等がありましたら、お気軽にコメントして下さい。
お待ちしています。
──【35-2】──
優子は、和葉からもらった『おちんちんブレスレット』を手首から外すと、それを開いてイラストを見つめた。
「これが竜馬の小学五年生の時のおちんちん……」
と頬を赤くしながらしばらく眺めていたが、ふと視線を感じて顔を上げると、その場に居た全員が明らかに引いた目線で、優子を見つめていた。
我に返った優子は、
「ちっ! 違うの! これは、その……。和葉の画力に感心していただけで、おちんちんをこんなにじっくり見るのは初めてだとか、竜馬のおちんちんに興味があるからとかじゃないの! ハッ!」
と顔を真っ赤にしながら俯いた。
「ほほう~。お主、お兄ちゃんのおちんちんに興味があると申すか。お主もエロよのう~」
と和葉がニヤけながら言うと、
「ちっ、違う! 確かに興味はあるけど、エロじゃないから!」
と優子は慌てた。
「エロではないとすると、どういう目線だったのかのう。町娘よ」
と言うと、横から竜馬が、
「何で時代劇みたいな話し方になってんだ」
と突っ込んだ。
「わっ、私。歳が十歳離れた兄がいるんだけど、一緒にお風呂に入ったのって、私が2歳くらいの時までで、全然記憶にないの。お父さんとも入ったことはあったけど、気を使ってだと思うけど、全くおちんちんは見せてくれなかったし。それも二人共、数えるほどしか入ったことなくて……。だからこの和葉のおちんちんが初見みたいなものなの……」
「私の書いたイラストが初見って」
と和葉は言った。
「私、お母さん共、そんなに一緒に入ったことはなくて、ほとんどメイド……」
と言いかけたが誤魔化して、
「じゃなくて近所のお姉さんと一緒に入っていたから、女性の身体のことしか知らなくて……。だからそのエッチな気持ちとか、エロい気持ちとかじゃなくて……」
と顔を赤くして訴えた。
しばらく沈黙したが、和葉は「うっ……」と嗚咽(おえつ)すると、優子の側に駆け寄り抱きついた。
「ちょっ、なに? どうしたの?」
と優子が慌てると、
「……優子。あなたって、そんな幼い時からネグレクト(育児放棄)をされていたのね……」
と涙声で言った。
「ヘッ!」
と優子は変な声を出した。
「あなたって前々から様子がおかしいと思っていたのよ……。絶対に家は教えないし、車で迎えに来るのはご両親ではなく知り合いの森本さんだし……。スマホは性能のイマイチの私とお兄ちゃんと同じ機種だし……。極めつけは持ち物が百円ショップの物ばかりだし、私服だって安物ばかりでしょう……」
「え! ええ。まあ~」
「両親やお兄さんら家族とほとんど一緒にお風呂に入っていなくて、近所のお姉さんに入れてもらっていたなんて……。私……。私……」
「……和葉」
「ご家族から疎(うと)まれながら育って、こんなに真面目で良い性格で、顔も華麗で、そしてかなりエッチな身体に育って……」
「エッチな身体だけ余計よ!」
と言いながら、優子は考えていた。
──中学時代に私が相生財閥グループの娘だと知られていた時期は、友達と思っていた同級生らは、みんな私を心の中では何か貰えるか、得をするからくらいに思って付き合っていた……。私はそれが嫌で高校からは金持ちだと知られないように、徹底的に身の周りから高級品を排除したわ。でも……。正直、やり過ぎたのかもしれないわね。和葉でさえ、こんなに勘違いをさせてしまうなんて。
そして和葉は続けた。
「いつかご両親とお兄さんに会わせてね。私、思いっ切り文句を言ってやるわ!」
と激しい言葉を発して、また優子に抱きついた。
優子は思った。
──お父さんもお母さんも財閥関係の会社の社長と取締役を兼任しているから、全世界を飛び回っていて、幼い頃からなかなか会えないだけなのよね……。お兄さんは十三歳から自分の意志で、両親の仕事を手伝ったりして経営の英才教育を受けているから一緒に住んでいないだけだし……。だから子供の頃は屋敷のメイド達に、お風呂に入れてもらっていた……。本当は私は相生財閥の一人娘でお金持ちなのよ、なんて……。
と思いながら、和葉の顔を見つめた。
和葉は真剣に優子のことを心配しているように見える。
「……言えない。今更、言えない……」
と呟くと、
「いいのよ、優子。あなたの気持ちが大事だから、言えるようになったら私達に話してね……」
と和葉が優しく優子の頭を撫でると、三上小夏と瀬川薫、そして橘一子と小学生の新屋敷由紀らが立ち上がって、相生優子と新屋敷和葉二人を包むようにして抱き合った。
「辛かったねえ……」と小夏。
「何か困ったことがあったら相談して下さいね」と薫。
「もう友達なんだから、何でも話してよね」と一子。
「優子お姉さん、優子お姉さん……」
と今にも泣きそうな由紀。
竜馬と春樹はそんな女子らを少し離れたところから、優しく見つめていた。
すると、
「ん! だっ、誰! 今、私のお尻を撫でたの?」
と優子が言った。
「もう! お兄ちゃんたら、どさくさに紛れて優子のお尻を触っちゃダメでしょう」
と和葉が言うと、
「和葉。僕は抱きついてないぞ。ここ! 離れたここに立っているんだけど」
と竜馬が言うと、
「えっ。お兄ちゃん、この雰囲気に流されなかったの? ここはお兄ちゃんこそ、優子を優しく抱いてあげるシーンじゃない」
と、この兄、空気が読めないのかという感じを醸し出していたが、
「いや。女子に男子がやたらと抱きついてどうするだよ」
と竜馬が反論すると、
「私のお尻を触っているのは、この手よ!」
と優子は犯人の手を掴んで高々と上げた。
それは和葉の左手だった。
「ちょっと、犯人は和葉じゃないの! せっかく、いい雰囲気だったのに台無しよ!」
と優子怒っている。
和葉は、
「そうよ、私よ。てっきりお兄ちゃんも側に来るかと思って、ドサクサに紛れて優子の撫でがいのあるお尻を触ったのよ。バレるなんて誤算だったわ」
と残念がると、
「もう。お兄ちゃんもここは優子に抱きついて欲しかったわ。お兄ちゃんが抱きつかなかったせいで、私バレちゃったじゃない」
と竜馬に説教を始めた。
「おいおい。何で僕のせいなんだよ~」
と竜馬が言うと、
「和葉さん。それは余りに理不尽過ぎるのでは?」
と離れていた春樹が言った。
すると、小夏が吹き出し、
「ちょっと和ちゃん。何で竜ちゃんのせいになるのよ、おかしい~!」
と腹を抱えて笑い出した。
すると全員がそれにつられるように笑いが起きた。
みんなの笑いが落ち着いてくると、
「和葉。優子さんに謝りなさい」
と竜馬が促(うなが)すと、
「ごめんなさい、優子」
と素直に謝った。
「いいわ。許してあげる」
と優子が返すと、
「身体は細いのに大きくて触りがいのある、いいお尻だったわ」
と和葉は自分の左手を顔の前に出して動かした。
「和葉! あなたねえ~!」
とまた争いになりそうだったが、
「ごめん、ごめん。反省しています」
と頭を深く下げた。
「じゃあ、そろそろ僕と和葉は晩ご飯の用意をするよ。みんなは勉強を続けてくれていいから」
と竜馬が言うと、
「それならボクも手伝うよ」
と春樹は手を上げた。
私も。
私も。
とその場にいる全員が、手を上げた。
結局、みんなで一階の台所に向かった
2024年10月1日
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略して『ふたいも』です。
東岡忠良(あずまおか・ただよし)
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※この小説へのご意見・ご感想・誤字脱字・等がありましたら、お気軽にコメントして下さい。
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──【35-2】──
優子は、和葉からもらった『おちんちんブレスレット』を手首から外すと、それを開いてイラストを見つめた。
「これが竜馬の小学五年生の時のおちんちん……」
と頬を赤くしながらしばらく眺めていたが、ふと視線を感じて顔を上げると、その場に居た全員が明らかに引いた目線で、優子を見つめていた。
我に返った優子は、
「ちっ! 違うの! これは、その……。和葉の画力に感心していただけで、おちんちんをこんなにじっくり見るのは初めてだとか、竜馬のおちんちんに興味があるからとかじゃないの! ハッ!」
と顔を真っ赤にしながら俯いた。
「ほほう~。お主、お兄ちゃんのおちんちんに興味があると申すか。お主もエロよのう~」
と和葉がニヤけながら言うと、
「ちっ、違う! 確かに興味はあるけど、エロじゃないから!」
と優子は慌てた。
「エロではないとすると、どういう目線だったのかのう。町娘よ」
と言うと、横から竜馬が、
「何で時代劇みたいな話し方になってんだ」
と突っ込んだ。
「わっ、私。歳が十歳離れた兄がいるんだけど、一緒にお風呂に入ったのって、私が2歳くらいの時までで、全然記憶にないの。お父さんとも入ったことはあったけど、気を使ってだと思うけど、全くおちんちんは見せてくれなかったし。それも二人共、数えるほどしか入ったことなくて……。だからこの和葉のおちんちんが初見みたいなものなの……」
「私の書いたイラストが初見って」
と和葉は言った。
「私、お母さん共、そんなに一緒に入ったことはなくて、ほとんどメイド……」
と言いかけたが誤魔化して、
「じゃなくて近所のお姉さんと一緒に入っていたから、女性の身体のことしか知らなくて……。だからそのエッチな気持ちとか、エロい気持ちとかじゃなくて……」
と顔を赤くして訴えた。
しばらく沈黙したが、和葉は「うっ……」と嗚咽(おえつ)すると、優子の側に駆け寄り抱きついた。
「ちょっ、なに? どうしたの?」
と優子が慌てると、
「……優子。あなたって、そんな幼い時からネグレクト(育児放棄)をされていたのね……」
と涙声で言った。
「ヘッ!」
と優子は変な声を出した。
「あなたって前々から様子がおかしいと思っていたのよ……。絶対に家は教えないし、車で迎えに来るのはご両親ではなく知り合いの森本さんだし……。スマホは性能のイマイチの私とお兄ちゃんと同じ機種だし……。極めつけは持ち物が百円ショップの物ばかりだし、私服だって安物ばかりでしょう……」
「え! ええ。まあ~」
「両親やお兄さんら家族とほとんど一緒にお風呂に入っていなくて、近所のお姉さんに入れてもらっていたなんて……。私……。私……」
「……和葉」
「ご家族から疎(うと)まれながら育って、こんなに真面目で良い性格で、顔も華麗で、そしてかなりエッチな身体に育って……」
「エッチな身体だけ余計よ!」
と言いながら、優子は考えていた。
──中学時代に私が相生財閥グループの娘だと知られていた時期は、友達と思っていた同級生らは、みんな私を心の中では何か貰えるか、得をするからくらいに思って付き合っていた……。私はそれが嫌で高校からは金持ちだと知られないように、徹底的に身の周りから高級品を排除したわ。でも……。正直、やり過ぎたのかもしれないわね。和葉でさえ、こんなに勘違いをさせてしまうなんて。
そして和葉は続けた。
「いつかご両親とお兄さんに会わせてね。私、思いっ切り文句を言ってやるわ!」
と激しい言葉を発して、また優子に抱きついた。
優子は思った。
──お父さんもお母さんも財閥関係の会社の社長と取締役を兼任しているから、全世界を飛び回っていて、幼い頃からなかなか会えないだけなのよね……。お兄さんは十三歳から自分の意志で、両親の仕事を手伝ったりして経営の英才教育を受けているから一緒に住んでいないだけだし……。だから子供の頃は屋敷のメイド達に、お風呂に入れてもらっていた……。本当は私は相生財閥の一人娘でお金持ちなのよ、なんて……。
と思いながら、和葉の顔を見つめた。
和葉は真剣に優子のことを心配しているように見える。
「……言えない。今更、言えない……」
と呟くと、
「いいのよ、優子。あなたの気持ちが大事だから、言えるようになったら私達に話してね……」
と和葉が優しく優子の頭を撫でると、三上小夏と瀬川薫、そして橘一子と小学生の新屋敷由紀らが立ち上がって、相生優子と新屋敷和葉二人を包むようにして抱き合った。
「辛かったねえ……」と小夏。
「何か困ったことがあったら相談して下さいね」と薫。
「もう友達なんだから、何でも話してよね」と一子。
「優子お姉さん、優子お姉さん……」
と今にも泣きそうな由紀。
竜馬と春樹はそんな女子らを少し離れたところから、優しく見つめていた。
すると、
「ん! だっ、誰! 今、私のお尻を撫でたの?」
と優子が言った。
「もう! お兄ちゃんたら、どさくさに紛れて優子のお尻を触っちゃダメでしょう」
と和葉が言うと、
「和葉。僕は抱きついてないぞ。ここ! 離れたここに立っているんだけど」
と竜馬が言うと、
「えっ。お兄ちゃん、この雰囲気に流されなかったの? ここはお兄ちゃんこそ、優子を優しく抱いてあげるシーンじゃない」
と、この兄、空気が読めないのかという感じを醸し出していたが、
「いや。女子に男子がやたらと抱きついてどうするだよ」
と竜馬が反論すると、
「私のお尻を触っているのは、この手よ!」
と優子は犯人の手を掴んで高々と上げた。
それは和葉の左手だった。
「ちょっと、犯人は和葉じゃないの! せっかく、いい雰囲気だったのに台無しよ!」
と優子怒っている。
和葉は、
「そうよ、私よ。てっきりお兄ちゃんも側に来るかと思って、ドサクサに紛れて優子の撫でがいのあるお尻を触ったのよ。バレるなんて誤算だったわ」
と残念がると、
「もう。お兄ちゃんもここは優子に抱きついて欲しかったわ。お兄ちゃんが抱きつかなかったせいで、私バレちゃったじゃない」
と竜馬に説教を始めた。
「おいおい。何で僕のせいなんだよ~」
と竜馬が言うと、
「和葉さん。それは余りに理不尽過ぎるのでは?」
と離れていた春樹が言った。
すると、小夏が吹き出し、
「ちょっと和ちゃん。何で竜ちゃんのせいになるのよ、おかしい~!」
と腹を抱えて笑い出した。
すると全員がそれにつられるように笑いが起きた。
みんなの笑いが落ち着いてくると、
「和葉。優子さんに謝りなさい」
と竜馬が促(うなが)すと、
「ごめんなさい、優子」
と素直に謝った。
「いいわ。許してあげる」
と優子が返すと、
「身体は細いのに大きくて触りがいのある、いいお尻だったわ」
と和葉は自分の左手を顔の前に出して動かした。
「和葉! あなたねえ~!」
とまた争いになりそうだったが、
「ごめん、ごめん。反省しています」
と頭を深く下げた。
「じゃあ、そろそろ僕と和葉は晩ご飯の用意をするよ。みんなは勉強を続けてくれていいから」
と竜馬が言うと、
「それならボクも手伝うよ」
と春樹は手を上げた。
私も。
私も。
とその場にいる全員が、手を上げた。
結局、みんなで一階の台所に向かった
2024年10月1日
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