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拘束 無理矢理
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その日いつもより少し遅れて帰宅したご主人様はなんか様子が変だった。
妙にソワソワして、俺が触れるのを嫌がった。
なぜか服を脱ぐことさえ躊躇う素振りを見せるので、抵抗する手を押さえて、強引に上に着ていた服を脱がせた。
首に、俺が付けたものじゃない、所有の証が付いていた。
「なにこれ?」
「っ…」
「俺キスマークなんて付けてねーよな?」
顔を寄せて、嗅ぐ。
「……知らねー匂い…ルカじゃねーな…誰?」
「……っ」
「女?…それか男でもできた?」
「……」
「もうヤったの?…俺よりヨかった?」
「…、…」
何も答えないご主人様に、とてつもなくイライラした。
「…ふざけんなよ」
「あ、アレク……っ!?」
ご主人様を布団に押し倒して、手を近くにあったベルトで拘束した。
身体をひっくり返して、バックの体勢に無理矢理押さえ込んだ。
怒りにまかせて、下の服も破いて、感度をあげた手でご主人様に触れる。
ビクンッと大きく跳ねる、主人の身体。
「ぁっ……ゃ…やだ…」
これからされることがわかったのだろう。恐怖で青ざめて、首を弱々しく横に振るご主人様。
「…やだっ!…やめろっ!感度あげるのは嫌だってッ!!ぃああぁああっ゛!?」
感度を上げた状態で、性器を握る。
たった数回、上下にしごいて、先端に爪を立てただけ。それだけで、主人は果てた。
「あ、あぁぁあ゛ッ!!やだぁっやああぁあ!!」
ビクビク脈打つ身体。
俺以外の誰かが、ご主人様の身体に触れたのか。主人はそれを、受け入れたのか。
「さわ、らないでぇっ!!ひっ、ぁ…あ~~~~ッ!!」
嫌だ。むかつく。むかつく。ムカつく!
ご主人様は俺のモノなのに。
クチクチなる水音。先走りと精液で濡れた鈴口を指で抉る。
「あ、あぁ゛ー!!あっ…いくっ…また、ぃぐうぅぅっっ!」
喉が枯れるくらい絶叫して、身体を仰け反らせて射精するご主人様。
「ふぁっ…あ、…ん、あぁぁああ゛っ!!」
固くしこった乳首に触れて、ダラダラ精液を溢す性器を擦って、ヒクつく後孔に指を突っ込んで、敏感なところを押し上げて。
連続で何回も、何回もイかせた。そのうち精液も出なくなった。
主人はもう抵抗する力もないようで、ヒクヒクと身体を痙攣させている。
「…こんな淫乱な体、俺以外満足させられねーだろっ…なのになんでっ…」
顔が見たくなった俺は、主人を押さえていた手を離して、身体をグイッとこちら側に向かせた。
「っ!!」
そこでようやく俺は自分の過ちに気付いた。
「っく……うぅ……っ………ひっ、く……」
主人は泣いてた。
「っ……」
「……め…なさ……ごめ、なさい…っゆる、して……ゆるして……あれく…」
小さな声で謝りながら、カタカタ震えるご主人様。ベルトが食い込む手首からはうっすら血が滲んでて、顔は涙でグシャグシャだった。
血の気が引いた。
……何、してんだよ俺…
「ごめん…ご主人様…ごめんな……」
急いで手の拘束を解く。
泣く主人をなだめようと、主人に向かって手を伸ばす。その手を見て、ビクッと跳ねる主人の身体。主人は怯えてた。
「っ……ごめん……触らねぇから……」
主人に向けていた手を下ろす。
「……ッ……ぅ……っく……」
「……………最低、だな…俺…………無理矢理こんなこと…して…」
今の俺に、ご主人様に触れる資格はない。
「頭、冷やしてくる…」
泣く主人を残し、俺はその場から飛び去った。
妙にソワソワして、俺が触れるのを嫌がった。
なぜか服を脱ぐことさえ躊躇う素振りを見せるので、抵抗する手を押さえて、強引に上に着ていた服を脱がせた。
首に、俺が付けたものじゃない、所有の証が付いていた。
「なにこれ?」
「っ…」
「俺キスマークなんて付けてねーよな?」
顔を寄せて、嗅ぐ。
「……知らねー匂い…ルカじゃねーな…誰?」
「……っ」
「女?…それか男でもできた?」
「……」
「もうヤったの?…俺よりヨかった?」
「…、…」
何も答えないご主人様に、とてつもなくイライラした。
「…ふざけんなよ」
「あ、アレク……っ!?」
ご主人様を布団に押し倒して、手を近くにあったベルトで拘束した。
身体をひっくり返して、バックの体勢に無理矢理押さえ込んだ。
怒りにまかせて、下の服も破いて、感度をあげた手でご主人様に触れる。
ビクンッと大きく跳ねる、主人の身体。
「ぁっ……ゃ…やだ…」
これからされることがわかったのだろう。恐怖で青ざめて、首を弱々しく横に振るご主人様。
「…やだっ!…やめろっ!感度あげるのは嫌だってッ!!ぃああぁああっ゛!?」
感度を上げた状態で、性器を握る。
たった数回、上下にしごいて、先端に爪を立てただけ。それだけで、主人は果てた。
「あ、あぁぁあ゛ッ!!やだぁっやああぁあ!!」
ビクビク脈打つ身体。
俺以外の誰かが、ご主人様の身体に触れたのか。主人はそれを、受け入れたのか。
「さわ、らないでぇっ!!ひっ、ぁ…あ~~~~ッ!!」
嫌だ。むかつく。むかつく。ムカつく!
ご主人様は俺のモノなのに。
クチクチなる水音。先走りと精液で濡れた鈴口を指で抉る。
「あ、あぁ゛ー!!あっ…いくっ…また、ぃぐうぅぅっっ!」
喉が枯れるくらい絶叫して、身体を仰け反らせて射精するご主人様。
「ふぁっ…あ、…ん、あぁぁああ゛っ!!」
固くしこった乳首に触れて、ダラダラ精液を溢す性器を擦って、ヒクつく後孔に指を突っ込んで、敏感なところを押し上げて。
連続で何回も、何回もイかせた。そのうち精液も出なくなった。
主人はもう抵抗する力もないようで、ヒクヒクと身体を痙攣させている。
「…こんな淫乱な体、俺以外満足させられねーだろっ…なのになんでっ…」
顔が見たくなった俺は、主人を押さえていた手を離して、身体をグイッとこちら側に向かせた。
「っ!!」
そこでようやく俺は自分の過ちに気付いた。
「っく……うぅ……っ………ひっ、く……」
主人は泣いてた。
「っ……」
「……め…なさ……ごめ、なさい…っゆる、して……ゆるして……あれく…」
小さな声で謝りながら、カタカタ震えるご主人様。ベルトが食い込む手首からはうっすら血が滲んでて、顔は涙でグシャグシャだった。
血の気が引いた。
……何、してんだよ俺…
「ごめん…ご主人様…ごめんな……」
急いで手の拘束を解く。
泣く主人をなだめようと、主人に向かって手を伸ばす。その手を見て、ビクッと跳ねる主人の身体。主人は怯えてた。
「っ……ごめん……触らねぇから……」
主人に向けていた手を下ろす。
「……ッ……ぅ……っく……」
「……………最低、だな…俺…………無理矢理こんなこと…して…」
今の俺に、ご主人様に触れる資格はない。
「頭、冷やしてくる…」
泣く主人を残し、俺はその場から飛び去った。
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