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一触即発。
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ブブブブ…ブブブブ…と
柳葉のスーツの内ポケットにしまってあるスマホが振動し出し
―――誰からだろ…
と、柳葉が2階に上がる階段の途中でスマホをポケットから取り出し
着信を確認する
するとそこには黒崎の名が表示されていて――
ピッ「もしもし黒崎さん?どうかしましたか?」
柳葉が階段を上りながら話を聞く
「今、直樹さんに食事を――え…?如月さん…ですか…?
如月さんなら今…部屋で昼食を摂っていると思いますが――」
柳葉が通話しながら階段を上り切り、そのまま視線を上げたその時
視線の先で嫌がる如月を男性が部屋に連れ込む姿が見え
「え…如月さん…と――直樹さんっ?!」
『ッ!?オイッ!今なんつったっ?!』
「な、直樹さんが如月さんを部屋に…っ!」
『何だとっ!?何で兄貴が如月を――
と、兎に角今すぐ止めろっ!早くっ!!!』
「ッ、分かりましたっ!!」
柳葉は運んでいた食事の乗ったトレーをそのまま廊下に置くと
慌てて直樹の部屋の前まで駆け寄る
「直樹さんっ!?」
ガチャガチャッと柳葉が何度もドアノブを下げようとするが固くて反応せず
内側から鍵がかけられている事は明白で――
「直樹さん、開けて下さいっ!直樹さんっ!!」
ドンドンドンッと、今度は激しく柳葉がドアを叩く
すると部屋の中から
「…うるっせぇーなぁ~…今取込み中!」
という気だるげな直樹の返事が返ってきて
「だ、ダメです黒崎さんっ!直樹さん…ドアを開ける気が無いみたいで…」
『チッ…分かった。俺も今すぐ帰る。おいっ!車を急いで――』
ピッと黒崎からの通話は切れ、柳葉は途方に暮れつつも
直樹に部屋に連れ込まれた如月の事が心配でその場から動けず…
とりあえずドアを叩いたり部屋の中に居る直樹に呼びかけながら
早く黒崎が戻って来る事を心の底から祈った…
「直樹さんっ!此処を開けて下さいってっ!!
今直樹さんが部屋に連れん込んだその人は一般の方で――」
柳葉が部屋の外でドアを叩きながら直樹の説得を試みる
「…ホント、うるせーなぁ~…柳葉のヤツ…生真面目にも程があんだろ…
なんでヤクザなんかやってんだか…さて――」
直樹は自分の腕の中に納まっている如月に視線を移す
「は…離して下さい…っ!お願いだから――」
如月は昨日の事もあり、完全に怯え切った様子で
直樹の腕の中から何とか逃れようと
胸を両手で押したりしながらもがくが
直樹の身体はビクともせず…
それどころか身を捩り
顔を紙の様に白くして嫌がる如月の顎に直樹が手を添え
強引に如月の顔を自分の方に向かせると
直樹の顔が徐々に如月の顔に近づき――
「…いいねぇ~…その顔…サイッコーにそそる…」
直樹はそう呟くと、如月の唇を自分の唇で塞ぎ
「ッ!?む…ぅッ?!」
突然の事で驚き、固まる如月を他所に
直樹は薄く開いていた如月の唇の隙間から
自分の舌を強引に如月の口内へとねじ込むと
早速如月の舌を求めて口内で暴れ出す…
「ン、うッ、ぃ、や…っ!ンぅッ、ン…」
如月は何とか直樹から顔を逸らそうと
自分の顎を掴んでいる直樹の手首を掴んだりして微々たる抵抗を示すも
そんな抵抗は全くの無意味で…
「ンンッ、ふ、ぁ…ッ、ン…、ンふ…うぅ…」
口内を逃げ惑っていた如月の舌に直樹の舌が絡まり出し
辺りにピチャピチャと湿った音が漏れ始める…
「んっ…んぅ…ン…、ふっ、ン…」
如月の呼吸を塞ぐようにして直樹は唇の角度を変えながら更に深く唇を重ね
執拗に自身の舌を如月の舌に絡ませながら
如月の腰を抱くその手は滑る様に徐々に下の方へと下りていき…
「ンふ…、ぅ…ッ、ン…ン…、ンぁ…」
如月は息苦しさからか、徐々に抵抗する力が弱まり
次第に直樹に身を委ね始める
そこに――
「ッ!んぅッ!?」
滑る様に下の方へと移動していた直樹の手は
浴衣の下には何も身に着けていない如月の尻へと辿り着き
浴衣の上から揉みしだくようにしながら如月の尻を撫で始め――
「ンッ…嫌…ッ!ンンッ、や、ぁ…ッ、」
無理矢理唇を重ねてくる直樹から顔を逸らしながら
如月は身を捩って嫌がるも、浴衣の布越し尻を揉む直樹の手は止まらず…
その手は次第に如月の尻臀(しりたぶ)の肉を割り開いて行き――
「ッ!?や…っ、やめて、くれ…っ!ソコは…ッ、」
如月が自分の尻臀の肉を割り開こうとしている直樹の手に
自分の手を重ねて止めさせようとするが全くいう事を聞かず…
その指先が遂に布越しに如月の尻臀の肉を割り開き
奥に隠されていた如月の秘めた蕾に軽く触れた瞬間
「ッ!!、い”っ――うぅぅ…ッ、」
「ほぉ…」
如月の身体はビクリと跳ね上がり
如月はその顔を思わず直樹の胸へと埋めながら低い呻き声を漏らす…
昨日初めて男を受け入れた如月のソコは
布越しでも分かる位にプックリと腫れている様子で――
「これは――なかなか痛そうだな…w」
直樹は意地の悪い笑みを浮かべ
その腫れあがっている如月の後孔を指の腹で執拗に撫で擦りながら
肩を震わせ、痛みに耐えている如月の耳元で興奮気味に囁く…
「ッ、いっ…たい…から…っ、ソコ…さわら…ないで…っ!」
「ん~…どーすっかなぁ~…」
直樹の指が腫れているソコを撫でるつど
ビクビクと腕の中で震え、怯える如月に直樹は加虐心を煽られ――
「そーだなぁ~…ココも腫れてるし…
可哀相だから――」
直樹の言葉に
このまま止めてくれるのでは…?と――如月は淡い期待をいだく
しかし――
「もっと甚振(いたぶ)ってやろうかな。」
「ッ!?」
直樹の冷たい言葉が如月の耳に届き
如月がその言葉に薄っすらと涙を浮かべる瞳を見開きながら
再び直樹の腕の中で如月が暴れ出す…
しかし如月のそんな微々たる抵抗などお構いなしに
直樹の指が一本、腫れ、完全に口を閉ざしている後孔へと
グリグリと抉る様にしながら強引に分け入り始め――
「ひ、ぃッ、い”っ…たい…っ!止めて痛い…っ!!」
如月が痛みで叫び声を上げた次の瞬間
バンッ!!!
「ッ!?」
部屋のドアが大きな音を立てて勢いよく開き
「――おや…帰ってきちゃったか…」
直樹がドアの外に立つ人物を眺めながら残念そうに呟く
「直樹テメー…」
ドアの外には――
鬼のような形相で直樹を睨みつけている黒崎が立っていた…
柳葉のスーツの内ポケットにしまってあるスマホが振動し出し
―――誰からだろ…
と、柳葉が2階に上がる階段の途中でスマホをポケットから取り出し
着信を確認する
するとそこには黒崎の名が表示されていて――
ピッ「もしもし黒崎さん?どうかしましたか?」
柳葉が階段を上りながら話を聞く
「今、直樹さんに食事を――え…?如月さん…ですか…?
如月さんなら今…部屋で昼食を摂っていると思いますが――」
柳葉が通話しながら階段を上り切り、そのまま視線を上げたその時
視線の先で嫌がる如月を男性が部屋に連れ込む姿が見え
「え…如月さん…と――直樹さんっ?!」
『ッ!?オイッ!今なんつったっ?!』
「な、直樹さんが如月さんを部屋に…っ!」
『何だとっ!?何で兄貴が如月を――
と、兎に角今すぐ止めろっ!早くっ!!!』
「ッ、分かりましたっ!!」
柳葉は運んでいた食事の乗ったトレーをそのまま廊下に置くと
慌てて直樹の部屋の前まで駆け寄る
「直樹さんっ!?」
ガチャガチャッと柳葉が何度もドアノブを下げようとするが固くて反応せず
内側から鍵がかけられている事は明白で――
「直樹さん、開けて下さいっ!直樹さんっ!!」
ドンドンドンッと、今度は激しく柳葉がドアを叩く
すると部屋の中から
「…うるっせぇーなぁ~…今取込み中!」
という気だるげな直樹の返事が返ってきて
「だ、ダメです黒崎さんっ!直樹さん…ドアを開ける気が無いみたいで…」
『チッ…分かった。俺も今すぐ帰る。おいっ!車を急いで――』
ピッと黒崎からの通話は切れ、柳葉は途方に暮れつつも
直樹に部屋に連れ込まれた如月の事が心配でその場から動けず…
とりあえずドアを叩いたり部屋の中に居る直樹に呼びかけながら
早く黒崎が戻って来る事を心の底から祈った…
「直樹さんっ!此処を開けて下さいってっ!!
今直樹さんが部屋に連れん込んだその人は一般の方で――」
柳葉が部屋の外でドアを叩きながら直樹の説得を試みる
「…ホント、うるせーなぁ~…柳葉のヤツ…生真面目にも程があんだろ…
なんでヤクザなんかやってんだか…さて――」
直樹は自分の腕の中に納まっている如月に視線を移す
「は…離して下さい…っ!お願いだから――」
如月は昨日の事もあり、完全に怯え切った様子で
直樹の腕の中から何とか逃れようと
胸を両手で押したりしながらもがくが
直樹の身体はビクともせず…
それどころか身を捩り
顔を紙の様に白くして嫌がる如月の顎に直樹が手を添え
強引に如月の顔を自分の方に向かせると
直樹の顔が徐々に如月の顔に近づき――
「…いいねぇ~…その顔…サイッコーにそそる…」
直樹はそう呟くと、如月の唇を自分の唇で塞ぎ
「ッ!?む…ぅッ?!」
突然の事で驚き、固まる如月を他所に
直樹は薄く開いていた如月の唇の隙間から
自分の舌を強引に如月の口内へとねじ込むと
早速如月の舌を求めて口内で暴れ出す…
「ン、うッ、ぃ、や…っ!ンぅッ、ン…」
如月は何とか直樹から顔を逸らそうと
自分の顎を掴んでいる直樹の手首を掴んだりして微々たる抵抗を示すも
そんな抵抗は全くの無意味で…
「ンンッ、ふ、ぁ…ッ、ン…、ンふ…うぅ…」
口内を逃げ惑っていた如月の舌に直樹の舌が絡まり出し
辺りにピチャピチャと湿った音が漏れ始める…
「んっ…んぅ…ン…、ふっ、ン…」
如月の呼吸を塞ぐようにして直樹は唇の角度を変えながら更に深く唇を重ね
執拗に自身の舌を如月の舌に絡ませながら
如月の腰を抱くその手は滑る様に徐々に下の方へと下りていき…
「ンふ…、ぅ…ッ、ン…ン…、ンぁ…」
如月は息苦しさからか、徐々に抵抗する力が弱まり
次第に直樹に身を委ね始める
そこに――
「ッ!んぅッ!?」
滑る様に下の方へと移動していた直樹の手は
浴衣の下には何も身に着けていない如月の尻へと辿り着き
浴衣の上から揉みしだくようにしながら如月の尻を撫で始め――
「ンッ…嫌…ッ!ンンッ、や、ぁ…ッ、」
無理矢理唇を重ねてくる直樹から顔を逸らしながら
如月は身を捩って嫌がるも、浴衣の布越し尻を揉む直樹の手は止まらず…
その手は次第に如月の尻臀(しりたぶ)の肉を割り開いて行き――
「ッ!?や…っ、やめて、くれ…っ!ソコは…ッ、」
如月が自分の尻臀の肉を割り開こうとしている直樹の手に
自分の手を重ねて止めさせようとするが全くいう事を聞かず…
その指先が遂に布越しに如月の尻臀の肉を割り開き
奥に隠されていた如月の秘めた蕾に軽く触れた瞬間
「ッ!!、い”っ――うぅぅ…ッ、」
「ほぉ…」
如月の身体はビクリと跳ね上がり
如月はその顔を思わず直樹の胸へと埋めながら低い呻き声を漏らす…
昨日初めて男を受け入れた如月のソコは
布越しでも分かる位にプックリと腫れている様子で――
「これは――なかなか痛そうだな…w」
直樹は意地の悪い笑みを浮かべ
その腫れあがっている如月の後孔を指の腹で執拗に撫で擦りながら
肩を震わせ、痛みに耐えている如月の耳元で興奮気味に囁く…
「ッ、いっ…たい…から…っ、ソコ…さわら…ないで…っ!」
「ん~…どーすっかなぁ~…」
直樹の指が腫れているソコを撫でるつど
ビクビクと腕の中で震え、怯える如月に直樹は加虐心を煽られ――
「そーだなぁ~…ココも腫れてるし…
可哀相だから――」
直樹の言葉に
このまま止めてくれるのでは…?と――如月は淡い期待をいだく
しかし――
「もっと甚振(いたぶ)ってやろうかな。」
「ッ!?」
直樹の冷たい言葉が如月の耳に届き
如月がその言葉に薄っすらと涙を浮かべる瞳を見開きながら
再び直樹の腕の中で如月が暴れ出す…
しかし如月のそんな微々たる抵抗などお構いなしに
直樹の指が一本、腫れ、完全に口を閉ざしている後孔へと
グリグリと抉る様にしながら強引に分け入り始め――
「ひ、ぃッ、い”っ…たい…っ!止めて痛い…っ!!」
如月が痛みで叫び声を上げた次の瞬間
バンッ!!!
「ッ!?」
部屋のドアが大きな音を立てて勢いよく開き
「――おや…帰ってきちゃったか…」
直樹がドアの外に立つ人物を眺めながら残念そうに呟く
「直樹テメー…」
ドアの外には――
鬼のような形相で直樹を睨みつけている黒崎が立っていた…
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続き楽しみにしてます!!!(*≧∀≦*)
静葉さま、感想有難うございます。励みになります。
私もあつ森面白くってついつい更新遅れがちですが気長に待っていただけたら幸いです。w
続きが楽しみです(≧∇≦)
まことママさま。続きが楽しみだと言っていただき有難うございます。励みになります。