蛇と鏡の誰そ彼刻

水笛流羽(みずぶえ・るう)

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蛇鏡SSまとめ5(2020年9月)

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【戦士について:X神】
 ショロトルが目を離した隙に、物好きなその神が今度はどんな気紛れを起こしたものか。神事に携わった経験すらなかったらしいその戦士は、いつの間にかその神の傍に呼び寄せられていて、あれやこれやの雑事を言い付かるようになっていた。
 民の中でも位の高い戦士達であれば、軍事のみならず神事にも携わることはしばしばある。だがあの戦士に関しては明らかに違う。どちらかといえば下層階級の出自の、武勲で成り上がっている途上だった男だ。

 そのような男が、一体どんな際立った才覚を示して、気に入られて、取り立てられたのか。怪訝に思ったので、その神へと直接尋ねる事にした。
「何の気紛れだよ?」
「何がだ。」
「あの戦士だよ。祭礼になんざ関わったこともねえ奴だろ。わざわざ神殿に置いてどうすんだよ?」
 面倒臭そうに問い返してくるので、仕方なく言葉を足してやる。それでやっとショロトルの意図を汲んだらしいその神は、何が楽しいのか愉快そうに唇の端を吊り上げた。

「ああ。奴の方から、私の傍に仕えたいと言ってきた。使ってみれば、有用な男だ。」
「だーから、何でそれを聞き入れてやったんだよ。聞く義理ねえだろ、そんなもん。」
「そうもいかない。」
「何でだよ?」
 良い加減に焦れてしまい、斬りつけるような口調になる。それを露ほども気にかけた様子のない神は、変わらない楽しげな口調でさらりと言った。
「奴は、私を組み打ちで負かしたからな。その褒賞にと言われれば、聞き遂げてやらぬ訳にもいくまい。」

「はあ? 負けたのかよ、お前が?」
 思わぬ言葉に、つい意表を突かれる。馬鹿にすることも忘れていると、その神は恥じる様子もなくこちらに視線を向けてきた。
「悪いか。」
「悪いっつーか、何でお前がそんな堂々としてんだよ。」
「恥じるようなことでもない。元より、私を打ち負かすほど強い戦士と手合わせがしたくて、していることだ。それに、面白い男が手に入ったのだから、悪い結果ではない。」

「あー、そーかよ。」
 どうやら負け惜しみでも何でもなく、その神は本心からそう思っているらしい。ならば嘲笑ってやったところで、何の効果も得られないだろう。
 呆れたショロトルが溜息を吐いた時、そいつがするりと身を寄せてきた。淫らな声が甘ったるく囁く。
「お前こそ、何だ。そのような話がしたくて、今夜は来ているのか?」
「……して欲しいんなら、そう言えよ。本当、素直じゃねえな。」

 呆れにまた溜息が漏れるが、ショロトルの言葉を少しでも気に掛けるような殊勝な神ではないことも承知の上だ。ショロトルとしても否やはない誘惑だから、乗ってやるのも吝かではない。
 だがショロトルが手を伸ばす前に、その神はふふふと甘い笑い声を立てた。一層顔を寄せてきて、蕩けるような声で囁く。
「早くお前が欲しい。……これで満足か?」
「……は。お前にしては、上出来だな。」
 喉の奥で笑って、そいつの腰を抱き寄せてやる。その神は満足げに笑い、口付けをせがんできた。

【冥界の梟:X神】
 何も功績を挙げずして死んだ民はミクトランへと向かう。そしてそいつらの四年間の旅を手助けしてやるのが、ショロトルに課せられた役目の一つだ。それ自体は構わないし、まあまあ面白味のある仕事でもある。
 だがこうも忙しなく行ったり来たりさせられては、神なる身でもくたくたにもなる。それもこれも、あの気紛れで生意気な神が、また疫病を広く振り撒いたせいだ。一言文句を言ってやろうと、ショロトルはそいつの神殿を訪れた。だというのに。

「何だ。今夜は忙しい、出直せ。」
「ああ?」
 ちらりとだけこちらを振り向いたその神に出鼻を挫かれて、用意しておいた苦情を思わず飲み込んでしまう。そいつはと言えば、もう話は済んだと思っているかのようにさっさと手元の作業に戻ってしまった。何やら鳥の羽根やら花やらを検分しているらしい。
「んだよ、また悪疫でも撒く気か?」
「違う。……何だ、そうしてくれとでも頼みに来たか?」
「んなわけねえだろ。」

 こちらを見もしないくせに切れの良い減らず口には、溜息を吐く気も失せる。苦言さえ勢いを失って、ショロトルは何とは無しにまた数歩踏み込んだ。こちらを一瞥した神が、嫌そうな顔をする。
「出直せと言ったろう。今夜は体は空かない。」
「うるせえな、俺の勝手だろ。こんな夜更に、帰んのも面倒なんだよ。」
「呼びもしないのに夜更に押しかけてきたのはお前だろう。……私の寝床を汚すなよ。」
「分ぁかったよ。うるせえな、本当。」

 思いがけず強くは追い出されなかったので少しばかり驚きながら、ショロトルは部屋の奥に整えられている寝具に足を向けた。だが途中で、ふと足が止まる。
 いつからそこにいたのか、窓辺には一羽のテコロトルが声も立てずに止まっていた。音も立てずに闇を飛び回る、夜の狩人。地底のミクトランと地上を行き来し、不吉を運ぶ鳥。冥府の主神ミクトランテクウトリの住まいにも、いつも数え切れないテコロトルが控えている。

 その鳥は薄闇の中で不気味に瞳を光らせ、じっとショロトルを見つめていた。品定めでもするような目つきが不快で、ショロトルは舌打ちを堪えながら視線を引き剥がした。
「……おい。テコロトルが来てんぞ。」
「知っている。眠るならさっさと眠れ、私の邪魔をするな。」
 善意で教えてやったというのに、生意気な神はどこまでも口が悪い。呆れながら、もう無視しようと寝具に寝そべることにした。

 だが生意気な神が何やらごそごそと動き回っているので、なかなか眠りがショロトルを訪れない。静かにしろよと言ってやろうと目を開けて、だがまた言葉を飲み込んでしまった。
 窓辺のテコロトルが増えている。五羽が身を寄せ合うようにして窓辺に並び、身動ぎもせず、音も立てず、ショロトルを見つめている。無関心な視線が、粘りついてくる。どうせ無駄だろうとは思いつつも、見向きもしない神に苦言を投げてみることにした。
「……おい。そのテコロトルども、追い払えねえのかよ。」

「嫌ならば帰れ。用が済むまでは、テコロトル達はミクトランへ戻らない。」
 すげなく却下されたが、気付いてしまうとまた目を閉じて眠る気にもなれない。あの不気味な鳥にじろじろ見られていると知りながら、安穏と眠れる筈がないではないか。
 かといって、起き上がって自分の神殿へ帰るのも面倒なのだ。生意気な夜の神に言われた通りにするのが癪でもあるし、横になってみて気付いた疲労もある。今はもう、動きたくもない。

 いっそのこと冥府から犬を呼び寄せてテコロトルを追い払わせてやろうかとショロトルが考え始めた矢先、まだごそごそしていた夜の神がやっと顔を上げた。窓に目を向け、指で鳥を招く。
 身動ぎもしなかったテコロトル達の一羽が、初めて体を動かした。音もなく翼を広げて飛び立ち、やはり音も立てずに滑るように飛び、そしてその神の差し出した手に止まる。
 鳥の目を覗き込みながら、その神は一言二言の命令を下したらしかった。あるいは、冥府の主神への言伝を言い含めたのか。

 丸い目で夜の神を見上げていたテコロトルは、その神が口を閉じるとこくりと頷いた。神の方も頷き返し、小さく微笑む。鳥はほぅほぅと密やかな鳴き声を立て、そして羽を広げた。窓辺のその仲間達も、やはり音もなく翼を開く。
「……終わりかよ?」
 夜の神の手元に呼び寄せられたものを先頭に飛び去ったテコロトル達を何とは無しに見送って、ショロトルはその神に尋ねた。だが、返事は素っ気ない。
「今夜は空かないと言った筈だ。邪魔をするな。」
「あー、そーかよ。」

 どうやら本当に忙しいらしく、夜の神はまた別の仕事を始めた。先ほどまで弄り回していた鳥の羽根やら花やらは邪魔そうに脇へ除けて、今度はイツトリのナイフを手に取って丹念に調べ始める。
 夜の神にはショロトルを気遣って静かにするつもりは爪の先ほどもないらしいが、テコロトルの鬱陶しい視線がなくなったことで何とか眠れそうではある。もう放っておいて寝てしまおうと、ショロトルは目を閉じた。
 眠りの闇がすぐに波のように押し寄せ、意識を攫い取っていった。

【身支度を見ている:X神】
 つい先程までショロトルの体の下で乱れよがっていた夜の神は、もう未練もなさげに身支度を始めている。移り気な態度もいつものことだし、甘い言葉を交わすような関係でも元よりない。だからショロトルも特に何も思わずに、そいつの背中を眺めていた。
 床に放り捨てられていた布を体に纏い、身支度を整えていく姿。髪をさっと手櫛で梳ったそいつが、慣れた手つきでそれを結い直す。そして今度は、床に散らばる装身具に手を伸ばした。薄闇の中で自分のものを見つけ出し、やはり慣れた手つきで身に着けていく。

 そこそこ綺麗な顔立ちの割に、この神は身なりには無頓着なたちだ。神としての威厳が保てる程度には身に着ける物を選んではいるようだが、それ以上でも以下でもない。身支度に長々と時間をかけもしない。
 もっともそれはショロトルも同じようなものだから、何を言うでも思うでもない。手首に飾りを嵌めている指先の動きを眺めていると、その神がふとこちらを振り返った。目が合ったことにも意外そうな顔ひとつせず、意地悪く笑う。
「何だ。まだ足りないか。」
「ああ? どっちがだよ。」

 挑発に乗ってやるのも億劫なので、適当にいなす。夜の神は気にした様子もなくふふんと笑い、また身支度に戻っていった。その横顔を、また見るともなしに眺める。
 次にそいつの手が拾い上げた飾りには、見覚えがあった。かつてはショロトルのものだったその飾りは、その神がまだちっぽけだった頃にうるさくせがまれて譲ってやった品だ。それが今もここにあることを、少しだけ意外に思う。

 そいつは好奇心が強い癖に、飽きた物はすぐさま放り捨てる気紛れな神だ。何事にもそうだから、その飾りにもとっくに飽きているだろうと、何の未練もなくぽいと投げ出しただろうと、ショロトルは何とは無しに考えていたのだ。
 その飾りが、まだそこにある。今もなお、その神の姿を彩っている。珍しいこともあるものだと思っていると、身支度を終えたらしいそいつがするりと立ち上がった。こちらを振り返り、生意気な顔で笑う。
「お前にしては、随分と静かだな。名残惜しいか。」

【帰り際のやりとり:Q神】
 今夜も許しも得えずに踏み込んできた忌まわしい夜の神は、散々に乱れ喘いで満足したらしい。未練もなさげに起き上がって身支度をしているその気配に背中を向け、ケツァルコアトルは自己嫌悪に駆られていた。
 何故自分は、迎え入れてしまった。何故、すげなく追い払うことができなかった。淫らな笑みで誘惑する夜の神を、自分は何故寝床に引き入れ、組み敷いてしまったのか。

 いや、これはケツァルコアトルが後悔するべき事柄などでは決してないのだ。全ては、淫蕩なそ夜の神の悪辣な惑わしに過ぎないのだから。ケツァルコアトルはただ誘惑され唆されただけで、自分から望んでその神を招き入れたわけではないのだから。
 やっと納得のいく理屈をつけることに成功して、胸を撫で下ろす。だがそれを見透かしたように、底意地の悪い声に呼び掛けられた。
「ケツァルコアトル。」
「……何かな。」

 無視することもできず、仕方なく顔を向けてやる。そこにはやはり意地の悪い笑みを貼り付けた、憎らしいほど美しいかんばせがあった。
 呼び掛けてきたくせに何も言わないその神は、髪と衣服はすでに整えて、装身具を身につけているところだった。挑発的にケツァルコアトルの目を見返しながら、わざとらしいゆっくりした動作で身支度を続けながら、その神はまだ何も言わない。
「……何か言いたいなら、はっきり言ったらどうなんだ。」

 尖る声で促すと、その神は声を立てずに笑った。明らかに嘲笑だと分かるその響きにケツァルコアトルがかっとなるよりも早く、毒々しいほどに甘い声がさらりと落とされる。
「何も。貴様が私に、尋ねたいことがあるのではないのか?」
 くすくすと甘く笑いながら、その神は指先でするりと自分の鎖骨を撫でた。あえてケツァルコアトルが目を逸らしていた、その場所を。
 ケツァルコアトルではない誰かの愛咬の跡が刻まれていた、その場所。衝動に突き動かされたケツァルコアトルが歯を立ててしまった、正にその部分。

 刻まれたばかりの噛み傷を、その神の指先は見せつけるようにもう一度なぞる。その指先から、ケツァルコアトルはやっとの思いで視線を引き剥がした。
「……何も、ある筈がないだろう。何の自惚れだい。」
 努めて毅然と反論しても、その神は鼻で笑った。苛立ったケツァルコアトルが言葉をぶつけてやるよりも僅かに早く、その神はすいと顔を寄せてきて。
「そのような眼をするならば、正直に言えばいい。己の顔を鏡で見せてやろうか。」

【頭痛の対処法:X神】
 雨の神々が好き勝手に遊び回っているせいか、頭の芯が重く痛む。寝床に寝そべったままショロトルは苛々と溜息を吐き出し、招いてもいない来客にちらりと目を向けた。
 またずかずかと入り込んできた生意気な少年神は、床に石やら貝殻やらを広げて機嫌良く弄り回している。きいきい騒ぎ立てて頭痛を悪化させるようなら雨の中へ蹴り出してもやれるのに、一応は静かに遊んでいるのを追い払うための上手い言い訳が、今は捻り出せない。

 ああ全く、何もかもが忌々しい。小さく舌打ちをした時、身勝手な少年神がふと顔を上げた。目が合うと、不思議そうな顔をする。
「何。何か用?」
「……勝手に来ておいて、その言い草かよ。叩き出すぞ。」
 機嫌の悪さを隠しもしない声で吐き捨ててやっても、無作法な少年神は臆した様子もない。そればかりか、しゃあしゃあと切り返してきた。
「別にいいだろ、お前に遠慮する理由なんかないし。」
「しろよ。」

「やだ。……何だよ、機嫌悪いな。頭でも痛いの?」
 的確に言い当てられて、僅かに動揺する。そうだ、この小生意気で不躾な少年神は、妙に聡く鋭い一面も持ち合わせているのだ。
「……だったら、何だよ。薬草でも摘んでくるってか?」
「なんで僕がこの雨の中、そんなことしないといけないんだよ。自分で行けよ。」
 けろりと言い返してきた少年神は、少し考えるような顔をした。だがショロトルがまた言葉をぶつけてやるより早く、少年神が立ち上がる。

 そしてすたすたと歩み寄ってきて、当たり前のようにショロトルの横に潜り込んできた。思いがけないその行動にショロトルが不意を突かれている間に、やはり当然のように言う。
「狭いだろ、もっとそっち行けよ。」
「誰が、来ていいっつったよ? 出てけ。」
「何だよ、心配してやってるのに。」
「嘘吐け。」
 寝床を出ていくつもりのないらしい少年神を床に転がそうとするが、その前に胸にしがみつかれてしまう。顔を上げた少年神は、ふふんと生意気に笑った。

「知らないの? 頭が痛い時は、体を温めて治すんだよ。特別に、手伝ってやるよ。」
「ああ?」
 思いがけない言い分に、つい呆気に取られる。その間にも少年神はぎゅうぎゅうと体を押し付けてきて、寝床の中に落ち着いてしまう。
「……お前が眠いってだけだろ、どうせ。」
「別に眠くないよ、横にはなりたいけど。」
 全く悪びれずに答えた少年神が、もっと場所を開けろとばかりにぐいぐい体を押し付けてくる。抱き慣れたその体の温度は、ひどくしっくりと肌になじんだ。

 ショロトルが仕方なく体をずらしてやると、身勝手な少年神は満足げな顔をした。やはり生意気な顔で急かしてくる。
「ほら、目もちゃんと閉じろよ。寝ないと、治るものも治らないよ。」
「……妙な悪さ、すんじゃねえぞ。」
「しないよ、多分ね。」
 全く信頼の置けない返答だが、少年神の体温が少しだけ頭痛を和らげているようにも思える。感謝など決してするまいと胸に決めながら、ショロトルは目を閉じた。
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