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第4章 結婚後の求婚
第35話 青焔の騎士は、無垢な花嫁に囚われる7※
しおりを挟む深夜――。
貴族街へ向かう途中にある、街路樹が立ち並ぶ石畳。
その樹の一つの下、酔いのまわったデュランダルによって、フィオーレは組み敷かれていた。
彼女の亜麻色の長い髪は、草木の上に緩やかに拡がっている。
土や草の香りが、彼女の鼻腔をくすぐる。
「フィオーレ――もう、我慢の限界だ――」
藍色の短い髪に綺麗な紫色の瞳をした夫にそう言われ、フィオーレの鼓動は速くなっていく。
デュランダルはフィオーレの頬を優しく撫でた後、ちゅっと彼女に口づけた。
しばらく夫の愛撫を受けた濡れ襞の中に、彼の獣のような猛りがぬぷりと侵入し、浅い位置を這い始める。彼が動くと、彼女の開いて投げ出された脚も一緒に揺れる。
粘膜が擦れる感覚に、口を手で隠したフィオーレは小さく哭いた。
「っあ、あ、んっ、あ――デュラン様――」
彼女の肉壁は、彼の器官に激しく犯されたまま、ぐちゅぐちゅと卑猥な水音を立てていた。
デュランダルはフィオーレの手を除けると、また口づける。
「なあ、隠すなよ――もっと俺にお前の声を聴かせてくれ――もっと名前を呼んでくれよ――」
「あっ――だ、だめ、外――んっ――ひあっ――!」
深く欲棒を挿入されたまま、彼に恥骨をこすりつけられ、フィオーレは淫核に強い刺激を感じて大きな声をあげてしまう。
「お前の可愛い声を独占したい気持ちもあるが――」
「んっ、あ、あっ――ああっ――!」
次に、淫口を支点にして、彼の硬い漲りが円を描くように動く。
フィオーレは膣壁全体に強い刺激を感じて、また大きな声を出した。
「――お前のことを鳴かせて良いのは俺だけだって、周りに見せつけたくもある――ああ、もう、どうしようもねぇ」
彼女の蜜穴を、彼の猛りが激しく抽送しはじめた。
フィオーレの身体は激しい快感に見舞われる。
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