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おまけ(本編最終回直後の教室)
3※※
しおりを挟むタイトスカートの裾の辺りから大牙くんの大きな手が侵入してくると、腰の辺りまで持ち上げられてしまう。次に太腿を大きく撫でられた後、黒パンストを膝まで脱がされてしまう。彼の指がショーツの割れ目に伸びてきた。
「でも、まゆりちゃんも俺が欲しそう」
もちろん先ほどの愛撫で既に濡れてしまっていて、気付かれたのが恥ずかしすぎる。しかもショーツの上から指で弄られはじめて愛液がどんどん溢れてますます布地を濡らしてしまう。
「そ、それは大牙くんが触ってきたから仕方なくって……」
気づけば外はもうすっかり暗くなってしまっている。
教室の電気は元々つけてなかったから、どんどん暗くなっていっていく。
ちょうどその時、向こうからライトの光が見えた。
「――っ……!」
誰か人が来たみたい……!
このままだとまずい!
やっぱりどうにかして大牙くんを止めなきゃだったかも……!
こんな乱れた姿を誰かに見られるのは、さすがにまずい!
年度末退職はやめようって思ってたのに、このままだと退職しないといけなくなるかも……!
悲壮感に包まれそうになった瞬間、大牙くんの手に口を塞がれた。
ガラリと扉が開く。
そして――
「誰か残っていますか?」
部屋の点検に来たのは守衛さん。
しばらくライトで室内を点検したのだけど――
「誰かいる気がしたけれど誰もいないみたいだな」
それだけいうと、扉を閉めて外から鍵をかけて、また遠くに向かっていった。
足音が遠ざかった頃、大牙くんの手から解放される。
「ぷはっ……!」
「ごめんね、まゆりちゃん、苦しくなかった?」
実は、守衛さんがきた瞬間、大牙くんが私の身体ごと床にしゃがみこんで、机が並んでいる間に隠れたんだ。
さすがに大人二人で見つかっちゃうと思ったんだけど……
「高校時代に夜の学校に侵入したことがあって、守衛対策はバッチリしてたんだ。この角度から見えないんだよ」
なんだかすごくニコニコしながら大牙くんがこっちを見てきたんだけど……
私は頬を膨らませた。
「大牙くんが脱がせるから……もう、私、怒ってるんだからね……学校でダメったらダメだってば……」
すると、大牙くんがシュンと項垂れた。
なぜだか罪悪感が強くなるけれど、学校はとにかくダメ。
大牙くんにバックハグされる格好になっていたんだけど、どうにか抜け出さなきゃ。
そう思って身体を捩った時に、たまたまお尻の辺りに相手の下腹が触れた。
「……っ……!」
そこで気付いてはいけないことに気付いてしまった。
そう。
もうすでに大牙くんの下半身は熱く滾ってしまっていたんだ。
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