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後日談 俺様CEOと社内で××したのは極秘です
21※
しおりを挟む総悟に抱きしめられながら桃花はチラリと時計を見る。
(十一時五十分。残り十分ね。さすがにもう総悟さんも数回目だし、そろそろ終わりのはず)
桃花は呼吸を整え直すと総悟に向かって淡く微笑んだ。
「ごめんなさい、社長、午後に備えて準備をしないと……降りますね」
彼女が身体を捻って彼の身体から降りようとした瞬間。
「ひゃっ……!」
彼に腰を抱き寄せられてしまった。
態勢を崩した桃花は、ソファの上に四つん這いの格好になってしまう。
同時に背中に柔らかな重みを感じた。
桃花の身体の上に総悟が覆いかぶさってきたようだ。
彼女は恐る恐る背中側にいる彼に向かって問いかける。
「……社長……? きゃっ……」
「桃花ちゃん、まだ体力に余裕がありそうだね」
「そんなことは……ひゃっ……」
両脚の間に彼の指が伸びてきて、秘核を弄り始めた。
「社長……ちょっと……んっ……」
「ああ、もうこんなに硬くなってきた」
何度も達していたせいか、優しく愛撫されただけで芽はすぐに硬さを取り戻していき、蜜口からは蜜が溢れて、太腿を伝って流れ落ちていく。
「それは社長が触るからで……もう私に体力は残ってなんか……ひゃっ……」
狭穴の中に長い指が侵入してきたため、彼女の身体がビクンと跳ねあがる。
蜜口が総悟の指をぎゅうっと締上げた。
「桃花ちゃんの身体はまだ俺のことが欲しそう」
「そんなことはなくて……あっ、やあっ、そこ弄ったらっ……ひゃっ……!」
彼の指が彼女の一際敏感な場所を弄りはじめた。
しばらく弄られていると目の前が一瞬真っ白になる。
「ああ、ほら、ここ、気持ち良いみたいだね」
「あっ、総悟さんっ、そこ、それ以上はっ……ああっ……!」
先ほど達したばかりの身体はすぐに絶頂を迎えてしまった。
蜜口から間欠泉の如く愛液が迸り、総悟の指を濡らした。
肩で息をする彼女の背に彼の上半身が覆いかぶさってくる。
(どうしよう、総悟さんに身体を触られすぎたせい? 何されてもすぐにイキそうな気がする)
総悟の唇が桃花の耳朶に触れた。
「どんどんイキやすくなってるね……ああ、もう君の全てが可愛いくて堪らないよ」
そうして、彼が色香を孕んだ吐息と共に囁いてくる。
桃尻の間、再び膨張した熱杭がぬるりと差し入れられたため、彼女はびくりと体を震わせた。
「桃花ちゃん、まだまだ物足りなさそうだから、もう少しだけ気持ちよくなってもらうね」
「あ……」
悠然と微笑む総悟の底なしの体力を目の当たりにして、桃花は呆然としたのだった。
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