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後日談 俺様CEOと社内で××したのは極秘です
19※
しおりを挟む総悟がソファに腰かけた膝の上へと桃花は載せられた。
「桃花ちゃん、好き、大好き」
「総悟さん……」
好き好き言いながらほっぺに何度もキスされると、桃花としても満更でもなかった。
(……って、流されすぎているわ……! 私だけじゃなく総悟さんまで、午後からの業務に差し支えてしまうかもしれない)
心を鬼にして臨まなければならない。
桃花は専属秘書モードに心を切り替えて総悟の顔をきっと睨んだ。
「社長、お遊びはここまでです」
総悟のほっぺにキス攻撃がピタリと止んだ。眉尻を下げて悲しむ犬のような視線を送ってくる。
「桃花ちゃん……」
(う……)
桃花は思わず心を許しそうになってしまったが……とにかく心を鬼にする。
「ダメなものはダメです」
そう告げた桃花だったが……
「きゃっ……!」
総悟に腰を掴まれた。
かと思えば、彼女は座る彼に向き合って跨る格好にさせられた。
キスしそうなほど間近に迫った総悟が口の端をゆるりと吊り上げる。
先ほどの寂しそうな表情はどこへやら、嬉々とした笑みを浮かべていた。
「良かった」
「え?」
総悟が笑顔のまま告げてくる。
「桃花ちゃんが今までの俺の行為を遊びだって感じるぐらいに、まだ俺と色々したいんだって分かって嬉しいよ」
どうしてそんな前向きな解釈になってしまったのか……!
「社長……ちがいますっ……あっ……!」
時すでに遅し。
総悟のそそり立つ頂点の上に、桃花は跨らされる。
性器同士が触れ合うとくちゅりと淫靡な音が立つ。
そのまま狭穴の中へと獣の先端が侵入し始めた。
「ああっ……!」
「もう俺をすんなり受け入れるようになってきたね……って、そうでもないか……結構ぎゅうぎゅうに締め付けられて……ああ、なんだか俺って桃花ちゃんにめちゃめちゃ愛されてる気がしてきた」
熱塊をねじ込まれると、肉壁が彼の体温で炙られるような錯覚に陥った。
総悟が至極嬉しそうに断続的に言葉を紡いだ後、熱い吐息を吐き出す。
桃花は彼の熱杭に串刺しに貫かれるような格好になってしまった。
自身の加重で普段よりも下腹の芯がジンと感じる。
感じれば感じるほど、総悟の肉塊を桃花の肉壁がぎゅうぎゅうに締め上げた。
総悟の表情が一瞬だけ懊悩に歪んだが、すぐに平気そうな表情へと戻る。
「桃花ちゃんを満足させてからじゃないと……恰好が着かないな」
「総悟さん……あっ……んあっ、あっ、あっ……」
総悟が腰を揺さぶり始めると、桃花の身体が上下に跳ね上がり始めたのだった。
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