恋なんてはじまらないと


 高校2年。

 冬の出会い。うだるような夏。
 あの日からずっと誰かを描くことが出来ない。
 悩んでいたレイナの前に現れたのは、深く蒼い瞳をしたアヤト先輩。

「君に俺の絵を描いてほしい」

 女性関係で有名な先輩だったとは知らずに、彼の絵を描くことになったレイナ。

 兄の記憶がちらつく彼女に、また「誰か」を描くことができる日は訪れるのだろうか?

 レイナとアヤト。

 似て非なる二人が付き合っていく中で、互いのトラウマを乗り越えながら大人に近づいていくまでの物語。

※R15はなろうに、R18はムーンライトにあります。「向日葵の虚構」


※第15話以降の加筆のため、投稿ペースが遅くなっております。ご迷惑をおかけいたします。
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