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しおりを挟む口腔内をひとしきり弄ばれたエリーの頬が勝手に火照っていく。
彼の淫らな舌遣いは落ち着かず、くちゅくちゅと淫らな水音が室内を支配していき、互いあの間にどんどん熱気がこもっていく。
そんなことをされながら、エリーは身に着けていた黒い騎士団の詰襟を外された後、全ての釦をぷちんぷちんと外されてしまい、ふっくらとしたお椀のような乳房がふるりと露わになってしまった。
肌が冷気に晒され、ひんやりと冷たくなったが、羞恥で勝手に火照ってしまう。
唇同士が離れると、間に淫猥な銀糸が伸びた。
「ずっとこうやって――君のことを愛でていたからだよ」
「え――?」
そう言われ、はっとする。
最近空間の歪みのようなものを感じていたことを思い出したのだ。
(最近頻回に感じていた空間の歪み……! あれはオズワルド様が引き起こしていたことだったの?)
「だったら、昨日の身体の上に乗っかっていたのは……」
――ショーンではなく……。
「そうだ、ご名答。この私だよ」
「どうして? こんなことをしなくても、オズワルド様なら女性から引く手あまたで……やんっ……!」
彼の大きな掌が両乳房を包み込んでくると、上下にゆっくりと揉みしだきはじめた。
「あっ、やあっ、ああっ、あっ……」
「ほら、私が他の女性とどうなろうと、君にとってはどうでも良いんだ」
「そんなことは言ってなくて……そもそもオズワルド様は、今度結婚っ……ひゃあっ……!」
何度も擦られている内に赤く尖ってしまった先端をきゅっと握られると、堪らず喘いでしまう。
ひとしきり先端をくにくにと弄られと、息も絶え絶えになってしまった。
全身が火照って仕方がない。
「そうは言ってもだ――現に君はショーンと飲みに行こうとしていただろう?」
「え?」
どうして、オズワルド様がそのことを知っているのだろうか?
「ショーンとは飲みには……あ……」
長身のオズワルドがローブを脱ぎ捨て、白シャツと黒い制服の下衣だけの姿になって、その場にしゃがみ込んだ。
かと思えば、エリーが纏う魔法騎士団の下衣をショーツごと引きずり降ろされてしまう。片方の靴を脱がされると同時に、下衣の片方も脱がされてしまった。
ただでさえ硬直した団員達がその場に立ち尽くしているというのに、相手の顔がちょうど露出した下半身の前にあって、エリーは羞恥でおかしくなってしまいそうだった。
「オズワルド様――何を――あっ……!」
「こうでもしないと、君は俺には靡いてはくれない、そうだろう、エリー?」
両脚の間に彼の頭が埋められたかと思うと、長い指で柔肉とともに花弁を開かれ、紅く膨れた芽を食まれた。
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