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少しだけふくらみのある乳房がふるりと露わになった。
「あ……」
「とても綺麗な形をしているね……先端もすごく綺麗な桃色だ……」
そんな風に表現されると、恥ずかしくておかしくなりそうだ。
そうして、今度は彼の掌が、直に私の乳房を覆ってくる。
少しだけ硬くてざらざらした肌に触れられると、なんだか勝手に乳首が尖ってしまった。
「ああ、こんなに尖らせて……可愛いな、キティは……」
「あっ……」
そうして、今度は直接相手の手の平の上で乳房をこねられはじめる。
「ふあっ、ああっ、団長っ……ああっ……」
「乱れた君も可愛いね……」
しばらく乳房を揉みしだかれたかと思いきや、今度は指で何度も乳輪周囲をなぞられた。
「あっ、団長、それは……」
ぞくぞくとした感覚が全身を襲ってくる。
両脚ががくがくして落ち着かない。
あまりにも優しい指使いで乳輪周囲を触れられるものだから、身体が疼いて仕方がなかった。
「んんっ、あっ、ああっ……」
「ああ、君はこんなに可愛い声で啼くんだな……」
「あっ、あっ……」
感じてしまって、それ以上うまく相手に言い返せない。
(気持ちが良すぎて……)
相手が焦らすようにして乳頭には触れてこないのだ。
触れるか触れないかのタッチで円形に何度もなぞられていると、ゾクゾクとした感覚が全身をかけ巡ってきて、両脚の間がじわじわと濡れてきてしまう。
すると、耳元で騎士団長がクスリと笑んだ。
「ああ、早く触れられたいのかな?」
「――っ……! ち、違います……!」
「そう? もうここはこんな風になってるけどね……」
「ひゃあっ……」
きゅっと尖った先端を摘ままれると、びくんと大きく身体が跳ね上がった。
「確かに君の胸はさ、小さいかもしれないけど、感度がすごく良い。君を振った男はもったいないことをしたな……」
「あんっ、んんっ……」
だんだん頬が火照ってきて。吐く息がどんどん速くなってしまう。
心なしか背後にいる騎士団長の息も荒くなってきている気がする。
ごつごつした指の腹で先端を優しく撫でられると、いよいよ快感が限界に達してしまった。
「ああっ……――!」
団長の逞しい腕の中で、びくびくと跳ね上がってしまう。
(今の何……?)
「ああ、胸を弄っただけだったのに達したのか……いよいよ手放せなくなってきたな……」
「団長……あ……」
力が入らないままでいると、団長からお姫様抱っこをされてしまった。
彼が、近くにあった椅子の上に座りこむと、同じ方向を向いたまま膝の上に乗せられる。
ちょうど目の前には全身鏡があって――
「こんなに蕩けた顔もできる君は――どうやら堅いだけじゃあなさそうだよ」
「あ……」
乱れた姿の自身の姿を見て、羞恥が駆ける。
再び彼の大きな掌が私の乳房を包みこんできた。
「さあ、キティ、明日は休日だ。ここには誰も帰ってこない――俺たちを邪魔しにくる輩はいない……」
「団長……」
色香を孕んだ低音が耳をくすぐってくる。
「……君の願いが叶うように、どうすれば良いか教えてあげるよ……」
「あ……」
かくして――
胸を大きくするためのブライアン団長からの夜中続く手ほどきがはじまったのだった。
「あ……」
「とても綺麗な形をしているね……先端もすごく綺麗な桃色だ……」
そんな風に表現されると、恥ずかしくておかしくなりそうだ。
そうして、今度は彼の掌が、直に私の乳房を覆ってくる。
少しだけ硬くてざらざらした肌に触れられると、なんだか勝手に乳首が尖ってしまった。
「ああ、こんなに尖らせて……可愛いな、キティは……」
「あっ……」
そうして、今度は直接相手の手の平の上で乳房をこねられはじめる。
「ふあっ、ああっ、団長っ……ああっ……」
「乱れた君も可愛いね……」
しばらく乳房を揉みしだかれたかと思いきや、今度は指で何度も乳輪周囲をなぞられた。
「あっ、団長、それは……」
ぞくぞくとした感覚が全身を襲ってくる。
両脚ががくがくして落ち着かない。
あまりにも優しい指使いで乳輪周囲を触れられるものだから、身体が疼いて仕方がなかった。
「んんっ、あっ、ああっ……」
「ああ、君はこんなに可愛い声で啼くんだな……」
「あっ、あっ……」
感じてしまって、それ以上うまく相手に言い返せない。
(気持ちが良すぎて……)
相手が焦らすようにして乳頭には触れてこないのだ。
触れるか触れないかのタッチで円形に何度もなぞられていると、ゾクゾクとした感覚が全身をかけ巡ってきて、両脚の間がじわじわと濡れてきてしまう。
すると、耳元で騎士団長がクスリと笑んだ。
「ああ、早く触れられたいのかな?」
「――っ……! ち、違います……!」
「そう? もうここはこんな風になってるけどね……」
「ひゃあっ……」
きゅっと尖った先端を摘ままれると、びくんと大きく身体が跳ね上がった。
「確かに君の胸はさ、小さいかもしれないけど、感度がすごく良い。君を振った男はもったいないことをしたな……」
「あんっ、んんっ……」
だんだん頬が火照ってきて。吐く息がどんどん速くなってしまう。
心なしか背後にいる騎士団長の息も荒くなってきている気がする。
ごつごつした指の腹で先端を優しく撫でられると、いよいよ快感が限界に達してしまった。
「ああっ……――!」
団長の逞しい腕の中で、びくびくと跳ね上がってしまう。
(今の何……?)
「ああ、胸を弄っただけだったのに達したのか……いよいよ手放せなくなってきたな……」
「団長……あ……」
力が入らないままでいると、団長からお姫様抱っこをされてしまった。
彼が、近くにあった椅子の上に座りこむと、同じ方向を向いたまま膝の上に乗せられる。
ちょうど目の前には全身鏡があって――
「こんなに蕩けた顔もできる君は――どうやら堅いだけじゃあなさそうだよ」
「あ……」
乱れた姿の自身の姿を見て、羞恥が駆ける。
再び彼の大きな掌が私の乳房を包みこんできた。
「さあ、キティ、明日は休日だ。ここには誰も帰ってこない――俺たちを邪魔しにくる輩はいない……」
「団長……」
色香を孕んだ低音が耳をくすぐってくる。
「……君の願いが叶うように、どうすれば良いか教えてあげるよ……」
「あ……」
かくして――
胸を大きくするためのブライアン団長からの夜中続く手ほどきがはじまったのだった。
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