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「あっ、っ……あっ……ああっ……!」
先ほど靄で出来た触手で弄られていた膣口が、黒い巨大な棒を飲み込みはじめた。
「あっ、ふあっ、あっ、あ……」
処女膜を破られた瞬間は一瞬鋭い痛みが走ったけれど……
黒い靄は自由自在に変形してくれるおかげで、私の膣道にジャストフィット。
おかげで処女喪失したにも関わらず、痛みは最小限に抑えられたようだ。
黒い靄は黒い見た目に反して、めちゃめちゃ熱くて、私の下腹でものすごい主張してくる。
「あ……繋がっちゃった……ひゃあっ……!」
黒い男の影が腰を揺らし始める。
黒い靄の影が、ずちゅずちゅ、ずんずん、私の最奥をこれでもかといわんばかりに突いてくる。
「ひあっ、あっ、あっ、ひうっ……」
ぐちゅぐちゅ、ぎしぎし。
淫らな水音とベッドが軋む音が謎空間に響き渡る。
奥を突かれながら、ついでといわんばかりに、うねうねと黒い触手が伸びてきて、私の全身をいじりはじめた。
「ふあっ、あっ、ああっ、んんっ……」
激しい揺さぶりに耐えるべく、黒い彼の背中に私は必死にしがみついた。
どんどんどんどん突き上げられて、このまま天に届きそう……
(っていうか、本当に宙に浮いてない?)
気づいたら、私は相手の体の上に乗っかる格好になっていて、下から上にどんどん突き上げられていく。
とにかく全身が気持ち良くて、本当に処女喪失したばかり?
(ううん、きっと、この黒い靄が、私が痛くないようにしてくれてるんだわ……)
相手のことを考えられたのはそこまでだった。
どんどんどんどん私は高みへと上りつめていく。
「ひあっ、あっ、あっ、はあっ、ああっ、もう、ダメっ……! ああっ……!」
ひときわ強く突き上げられた後、下腹を熱の奔流がかけ巡っていった。
私は汗びっしょりになって、そのまま黒い彼にもたれかかった。
結合部からはどろりと血液と愛液と精が交じり合ったものが太腿を伝って流れていく。
「はあ……はあ……」
すると、黒い靄が大きな手で私の髪を撫でてくれた。
(これで、私か彼か、どちらかの命は助かった?)
そんなことを考えていたら、二人の間に薔薇の花びらがヒラヒラ舞い踊っていく。
ふと。
かつての記憶が頭を過った。
(薔薇じゃなくて、桜が舞い散っている中だったけれど……)
必ず迎えに行くって約束してくれた和装姿の男の子。
黒い影の形をした男が、私にさっと薔薇を差し出してくる。
(もしかしてとは思ってたけど……)
先ほど靄で出来た触手で弄られていた膣口が、黒い巨大な棒を飲み込みはじめた。
「あっ、ふあっ、あっ、あ……」
処女膜を破られた瞬間は一瞬鋭い痛みが走ったけれど……
黒い靄は自由自在に変形してくれるおかげで、私の膣道にジャストフィット。
おかげで処女喪失したにも関わらず、痛みは最小限に抑えられたようだ。
黒い靄は黒い見た目に反して、めちゃめちゃ熱くて、私の下腹でものすごい主張してくる。
「あ……繋がっちゃった……ひゃあっ……!」
黒い男の影が腰を揺らし始める。
黒い靄の影が、ずちゅずちゅ、ずんずん、私の最奥をこれでもかといわんばかりに突いてくる。
「ひあっ、あっ、あっ、ひうっ……」
ぐちゅぐちゅ、ぎしぎし。
淫らな水音とベッドが軋む音が謎空間に響き渡る。
奥を突かれながら、ついでといわんばかりに、うねうねと黒い触手が伸びてきて、私の全身をいじりはじめた。
「ふあっ、あっ、ああっ、んんっ……」
激しい揺さぶりに耐えるべく、黒い彼の背中に私は必死にしがみついた。
どんどんどんどん突き上げられて、このまま天に届きそう……
(っていうか、本当に宙に浮いてない?)
気づいたら、私は相手の体の上に乗っかる格好になっていて、下から上にどんどん突き上げられていく。
とにかく全身が気持ち良くて、本当に処女喪失したばかり?
(ううん、きっと、この黒い靄が、私が痛くないようにしてくれてるんだわ……)
相手のことを考えられたのはそこまでだった。
どんどんどんどん私は高みへと上りつめていく。
「ひあっ、あっ、あっ、はあっ、ああっ、もう、ダメっ……! ああっ……!」
ひときわ強く突き上げられた後、下腹を熱の奔流がかけ巡っていった。
私は汗びっしょりになって、そのまま黒い彼にもたれかかった。
結合部からはどろりと血液と愛液と精が交じり合ったものが太腿を伝って流れていく。
「はあ……はあ……」
すると、黒い靄が大きな手で私の髪を撫でてくれた。
(これで、私か彼か、どちらかの命は助かった?)
そんなことを考えていたら、二人の間に薔薇の花びらがヒラヒラ舞い踊っていく。
ふと。
かつての記憶が頭を過った。
(薔薇じゃなくて、桜が舞い散っている中だったけれど……)
必ず迎えに行くって約束してくれた和装姿の男の子。
黒い影の形をした男が、私にさっと薔薇を差し出してくる。
(もしかしてとは思ってたけど……)
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