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しおりを挟む「ほら、早く言いなさい……あのスライムは被検体なんだ。何が起こったのか確認の必要がある……研究に必要なことなんだよ」
相手の真剣な眼差しに、私はうっと詰まった。
優しげな物言いだが、有無を言わさぬ何かがある。
恥ずかしくて仕方がないが必死に言葉を振り絞った。
「いつもは……胸を……触られて……いて……」
すると、私はファウスト様によってベッドへと押し倒されたかと思うと、乳房を揉みしだかれる。
「あっ、ファウスト様っ、どうして? あっ、あんっ、あっ……」
「スライムがどんな動きをしていたか確かめないといけない。ああ、スライムの動きよりも物足りないのだろうか?」
「あっ、あんっ、そんなことっ、なくって……あっ、あっ……」
気持ちの良い波が起こっているところに、彼がきゅうっと乳首を摘まんできたものだから、お腹の奥がきゅうっと締まった。狭穴から愛液がますます溢れはじめる。
彼の長くて綺麗な指が溝の間の液をすくう。
私は羞恥で頬が赤らむのを感じた。
「こんなに濡らしてしまって……そんなにスライムは激しく君を責め立てたのか?」
「え? そんなっ、違うに決まってっ……確かに少しは濡れていたけれど、今のはファウスト様に触れられたからで……ひあんっ……」
つぷりと彼の指が侵入した。
「破られなかっただろうな?」
「そんな、もちろん……っ……」
相手の指先が丹念に穴を拡げていく。
すっかり気持ち良くなって、私は全身が脱力してしまった。
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