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第8話_1 追手(?)が現れた※
しおりを挟む「シュタイン? ほら、っあっ、そんなんじゃ――あ――わたしを死なせることが出来ないわよ――? んっ、はぁっ――あ――」
金髪碧眼、顔はイケメンだけど死体愛好家の変態――シュタインの身体の上に跨ったわたしは、今日も彼の上で腰を動かしていた。
もちろん、私の秘部は彼の巨根を飲み込んでいる。上下に私が身体を動かすたびに、じゅぽじゅぽと卑猥な音を立てていた。ベッドがぎしぎし軋むと、なぜか全く動いていないはずのシュタインが喘いでいた。
「ひっ――そんな、こと、言われ――っ」
「ほら? あなたもちゃんと動いてくれる?」
「う、動きたいけど――ヴィオレッタが、は、激しっ――」
「あっ、あなた、すごく、おっきくなってきた――はっ、あっ、今度こそ――昇天――あっ、あ――できる? 快楽的な――意味じゃなくて――」
私の肉壁がひくひく動いて、擦れてくる彼の巨根をぎゅうぎゅうに締め付けた。
そうこうしているうちに、頭が真っ白になっていく。
だんだん、腰を動かしながら、苦し気な息がもれ続けた。
「あっ、ひあっ、あ、ああっっ――!」
彼の身体の上で、今日もわたしの身体はびくびくと震えた。
ついでとばかりに、シュタインの精液がわたしの膣内に激しくばらまかれたのを感じる。
なぜか動いていないくせに汗がびっしょりになっている彼の胸板に、わたしは倒れこんだ。
ちなみに彼はやはり、恍惚とした表情を浮かべている。
(気持ち悪い表情してるわね――)
ちょっとうんざりしながら、彼の(一応)端正な顔を見た。
「はあ――はあ――シュタイン――ねえ、あなた――」
最近気になっていることを彼に尋ねようとした時――。
「探せ! この屋敷のどこかにいるはずだ――!」
突然、屋敷の玄関口の方から、地鳴りのように大きい男たちの怒声が聴こえたのだった――。
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