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大嫌いな幼馴染の、おもちゃになってしまいました

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 彼女の自室にて。

 サイドテーブルに腰かけながら、行儀悪く話す彼女に、彼が問いかけてきた。

「結婚なさるのですか?」

「わからないわよ。傷があっても良いと言ってくれる人のようだし……悪くない人だったら、結婚しちゃおうかしら」

 つんとした態度で、私は彼に告げた。

 その時――。


「きゃっ…………!」


 いつもはカードゲームなどに興じるはずのサイドテーブルの上に、ミルフィーユの身体は乗せられてしまった。

「何するのよ!? リヒト!」


 すると、彼は低い声で彼女に命じた。


「ミルフィ、テーブルの上に四つん這いになってもらえますか?」


 彼の声が、ぞくりと彼女の身体を支配する。

 自然と身体が動いたといっても過言ではない。

 テーブルの上でミルフィーユは四つん這いになっていた。

 彼女のスカートは、腰までめくられてしまっており、水蜜桃のような双丘が露わになっている。


「ひぃあんっ……!」


 そうして、彼はおもむろに、双丘の間に手を伸ばしたかと思うと花弁を開き、赤く膨れ上がった突起を擦り始めた。


「きゃっんっ……あっ……あ…………!」


 自分で触れるのとは比べものにならない、激しい快感が彼女の全身を駆け抜けていく。

 これまでは、自慰行為を互いに見合うだけの関係だったのに――。

 背以外に、彼の指が触れるのは初めてだった。

「ミルフィ、男に直接触れられるのは初めて?」

「あんっ、あっ、やっ……あんんっ……」

 彼の指が、激しく突起をこする。
 彼女の腰が自然と振れた。

「初めてのわりには、今も犬猫みたいに腰が振れてる。本当は、俺以外の男に触れられたりしているの?」

(私は、そんなことしない……)


 だけど素直になれないミルフィーユは、はあはあと荒い息を吐きながら答えたのだ。

「ひあっ……なんで……そんなこと、教えなきゃいけ……ああっ……」

「へえ……そう……」

 すると、器用に片手で彼は自身の淫棒を取り出ししごき始めた。
 もう片方の手はもちろん、彼女の芽を擦り続けている。
 どんどん、彼の局部は怒張していく。 

「やあっ……だめぇっ……それ以上は、やあ……もう……変、変なの、だ、だめぇ……!」

 びくびくと全身が震える。
 生まれたての小鹿のように、彼女の脚ががくがくして震えてしまう。
 しごかれた先端から白くて熱い迸りが走り、初めて絶頂を迎えたミルフィーユのお尻を汚した。
 だらしなく溢れた愛液が太腿を伝って、テーブルに落ちていき、木を汚していく。

「はあ……はあ……や……やだっ……も……やだ」

 もうなんだか、よくわからなくなって、ミルフィーユは涙をぽろぽろと流した。

 そんな彼女の耳元に近づいたリヒトが、恐ろしく甘い声で彼女に声をかけた。


「分かった、ミルフィ……もう終わりにしよう」


 そうして彼は部屋から去って行った。

 数日後、リヒトが自分から護衛騎士を辞めたいと言って去って行ったことを、ミルフィーユは父に聞かされたのだった。


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