頑張る中年は転生を繰り返す

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1章

008.

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 話し合いが終わったその日の夕食の後。

 就寝前に洗面所となっている、水の精霊に声をかけることで水があふれる桶に集まり、身だしなみを整えていた女子達ーー歩美と満と愛良はしばらく無言で顔を洗っていたが、不意に歩美が二人に声をかけた。
「あのさーー」
「?」
 その声に、綿に近いと思われる布を手に取り顔を拭いていた二人は顔をあげ、歩美に視線を向けると、それを待ち受けていたように歩美が言葉をつづける。
「彩海ねぇ。さっきの夕食で全然「さっきの説得」の話題出さなかったよね…」
「あ…うん。さすがに心の準備とか、あると思うし」
「そうっすね。さすがの彩海さんでもちょっと無理だったんじゃ…」
 そんな、彩海のフォローに入る二人に「あ、いや」と片手をひらひらさせつつ、彼女たちの誤解を解く。
「責めてるわけじゃなくて。というか、私はなんとなく思うんだけど」
「?」
 再び、「じゃあなんなんだ」という顔になる二人に、歩美は、躊躇いがちに、そのまま続けた。
「彩海ねぇ。躊躇ったんじゃなくて。元々この後「説得する」気だったんじゃ…」
 …
「この後?」
「う…いや、つまり」
「…? …。…っ。え? まさか」
 まだ戸惑いから抜け出せない愛良を他所に、ふと、歩美の言わんとしていることに気付いた満が、焦ったように、声を漏らした。
「だから、言葉でそもそも説得する気なんかなくて、「夜這い」かけてその気にさせるつもりなんじゃってーー」

 夕闇の赤が消え去るとすぐ闇に支配される世界。
 そんな宵闇に、遠くから年若い娘たちの奇声に近い叫びが聞こえてきたような気がするが、何かの事故というよりは、女子トークが勢いつきすぎて、思わず悲鳴が出た、とかであろう。
 そんな風に理解ができるほどには、健太郎も彼女たちとの生活に慣れは出てきた。
 前はそんな悲鳴に逐一反応し駆け付けたら、唖然とされ、恥をかく、ということもしばしばだった。
 実は彼女たちからすれば、そんな自分たちの失態に近いことに対し、焦ったように駆け付け心配してくる健太郎に、ほっこりした気持ちを持っていたのだが。
 そんな健太郎は、今現在、もう後は寝るだけで、布団に横にはなったのだが、目はまだ冴えている。
 ここしばらくはこんなことが続いていた。
 最初は急に増えた、しかも年若い娘と呼べる同居人たちに、嬉しさよりは戸惑いや気を遣う部分が多く、こんな年頃の子にちゃんと受け入れてもらえるのか、という不安で眠れずということが多かったが、最近眠れないのは、それにも慣れ、純粋に股間を刺激する香しい女の子の生の臭いや、時折見える際どいスカートの中のアングルなどが、健太郎から睡眠時間を奪っていた。

 健太郎は、もともと使っていた寝室を変わらず使っており、彼女たちには若干手狭ではあるが、リビングや、倉庫を片付け寝るように用意したスペースを使ってもらっていた。
 ほとんどプライベートを持つこともできない状態のため、そのうち何とかしてあげたいと思いつつ、彼女たちが寝る数m先を意識する。
 この距離だと、少しの物音も聞こえるだろうーー例えば自慰行為にふけりもぞもぞする音、など。
 --流石にオナニーは控えていたけど、このままだと最悪襲い掛かりかねないしな…何とか布団をかぶって遮音すれば、大丈夫、じゃないかな…
 そうあえて、楽観的に考えることで踏ん切りをつけようとしていると、コンコン、とノックの音が健太郎の部屋に響いた。
 --!?
 今から致そうとしていた事が事だったこともあり、飛び上がるほどびくついた健太郎だが、まさかいきなり自慰の気配を察したわけではあるまいと、当たり前のことに思い至り、少し間を開けてから、「どうぞ」と声をかけた。
 声をかけられてから、ススっと横に戸が滑り、ノックの主の姿が見えた。
「ん、ああ、彩海さーー!?」
 その姿は、ここ数週間で一番会話をする機会が多かった彩海であり、他の遠慮のない若さ溢れる勢いで接してくる女子よりは、安心して会話できる相手であったため、ほっとするが、それも束の間、彼女のその姿に息まで止まる。
 彼女たちは着替えを持っておらず、ひとまず簡易な寝間着と数着の下着を山の麓の町に取り急ぎ買いに行き,それを洗濯着まわすことで日々をしのいでいた彼女たちには、もちろん普段と違う服など用意できるはずはないが、彼女はーーいつもとは違う装いだった。
 おそらくそれはーー健太郎のものだろう。大きく袖の余る白いYシャツ、それを前も留めずに着るというより、羽織り、そしてーーそれで以上だった。
 そもそも下には何もはいていない。
 いや、大きいシャツの裾からチラりと飾り気のない、純白ショーツが見えることから下着は穿いているいるようだが、そのシャツから延びる肉感的な太ももは素肌をさらしてしまっている。健太郎が本能のまま食い入るような視線をそこに向けると、気のせいか汗ばんでいるようにしっとりしており、それが部屋の中の薄ボンヤリと照らす明かりに反射して、鈍くてらてらと浮き上がっているように見えた。
 シャツのは前をボタンで留めてないことから自然、ピンク色に上気した肌が隙間から見えており、そして否応なく、シャツを押し上げる胸に、それを本来包むはずのものがないことを理解させられ、その頂点のぽっちーー
 --ピンク色が白いシャツの向こうに透けて見えていた。
 
「こんばんわ」
 
 そうにっこりと、おそらくいつものように笑っているはずの彼女の顔は、健太郎には事を誘う淫靡な表情にしか見えなかった。

 健太郎は思う。
(まさか、住み込む代償を払うつもり、じゃないだろうな…)
 其れならば、断らなければと気負う健太郎を他所に、彩海の心境は、全く別で今から始まることへのーー興奮と期待のみで頭がおかしくなりそうだった。
(やっとーーやっと「頂ける」。
 あの子たちの気持ちが落ち着くまで下手なことはできなかったけど、やっと「説得」できた…もう、我慢しなくって良いんだ)
 そう、他のJK達は思ってもなかっただろうが、彩海にとって本当に説得しなければならかったのは、健太郎ではなく、彼女達自身に他ならなかった。
 言えば彼女が一番限界だったのだ。
 元々第一印象で、健太郎に好意を抱いていた彩海は、あの中で唯一性交渉の経験があり、そして彼女はSEX依存症というほどに性欲が強かった。
 自分が経営する花屋に訪れる男性とーー前まで通っていた大学の生徒、教授とーーその浮き名は各地に飛んだが、彼女の無尽蔵に溢れる性欲を相手するのは、まだ勢いだけで自分勝手なSEXしかできない、同年代の男では不足しており、もともとが常に欲求不満だったのだ。
 比較的身体の相性が好かったのは、年上の男性が多かったこともあり、彼女の性嗜好が中年にロックオンしようとしていた矢先の今回の出来事。
 そして出会った、今までにいなかった日本人離れした中年の男性。
(ああ、確かに外国の方というのはまだ経験がなかった…)
 日本人と比べ、あそこが柔らかいというのが気になっていて、今まであえて手を出さなかったカテゴリだったが、彼は元日本人という。
 彩海はどちらかというと固めの「それ」で膣壁をゴリゴリされるのを好んでいたため、健太郎の「そこ」がどうなのかも、気になっていた。

 ーーとはいえ、本来の仕事である「説得」もする必要がある。
 状況としてはほぼ歩美の推測通りともいえるが、彩海はちゃんと「言葉」で説得するつもりではいる。では、なぜこんな事を致す前提の痴態で健太郎のもとを訪れたかといえば、
(言葉で説得はするとしても、それにケンさんが了承してくれたら、そのまま押し倒さずにはいられないじゃない?)
 ということだった。

 基本彩海は自身から事を起こすスタイルではない。基本的には相手が乞い、それに応じるという受動スタイルが常だったのだが、管理者と出会ってから今まで、彼女の体は焦らしに焦らし切られていたのだ。
 健太郎や彼女達には申し訳ないが「たとえ説得自体に了承得られなくても」自身については、必ず堕とすつもりだった。

「夜分に申し訳ありません。ーーもう、寝るところでしたか?」
 一言一言に、言い知れぬ桃色吐息が混じるように聞こえるのは、おそらく彼女が口に唾液を大量にまぶして言葉を口にしているのだろう、湿り気が熟れたメスの口から「くちゅ。くちゅ」と漏れ出ていた。
 もう、確実に彼女が「その気」なのは十二分に理解させられ、それが余計、健太郎の喉を嗄らす。
「ぁ…いや、まだだけど…あや、みさん?」
 そう思わず彼女の名前を呼ぶ健太郎に、そう名を呼ばれるだけで心に喜びが溢れた彩海は、思わずまだ座り込んだままの健太郎の視線に合わせるように、四つん這いで近づき、顔を寄せて健太郎に応えた。
「はぁい♡ なんです?」
 --これは、もう襲われる側は俺で確定な気がする…
「っ、ええぇと…」
 その恰好について問いただすつもりだった健太郎だが、最早その言葉がトリガーになり相手が事を及んできそうな危険性さえ感じ取ったため、言葉を慌てて探す。--それは全くの正解であったが。
「こ、こんな夜更けに…何か?」
 結局当たり障りない言葉を絞り出すだけに留めた健太郎に、彩海は、少しだけ不満げな表情を浮かべた。
(ああ、本当に紳士なんだからケンさん…意気地なし…)
 その視線が、自分の胸や足の付け根に向かっていることは敏感に感じている。間違いなくこの格好での「説得」は今のところ成功を収めているはずであることは、半ば確信していた。
 それにひとまず満足し、再びにっこり笑顔を浮かべると、そしてこれから始める「説得」用に神妙な顔に切り替えた。
「実は、ケンさんに、相談があるんです…」
「相談…」
 この状況の相談が、ただ事であるはずもなく、なんなんだと不安と期待が健太郎の心に去来する。
「最近の私達、少し挙動不審だな、と思うことはありませんでしたか?」
 --今まさにあなたに感じているが。
 即答に近い間で、脳裏に浮かんだ言葉は、しかし、そういうことでは無いだろうことも理解し、心のうちに留めた。
 それに、そう言われた内容はーー確かにここ最近気になっていたことだ。何であれば、健太郎から彩海に近々何かあったのか聞こうと思っていたほど。
「正直言えばーー思っていたよ。ただーー」
 その挙動不審の内容が「ちょっとエッチな表情や仕草が多い」というものだったため、こちらからは切り出しにくかった、とまでは健太郎からはやはり言えない。
 そんな健太郎の思考を透かしたように、彩海は告げる。
「なんだか皆エッチだな、なんて言い出しにくかった、ですか?」
「なっ」
 健太郎の心をそのまま告げたように言われ、焦る健太郎に、気にしないようにとでもいうように穏やかに笑い、彩海はつづけた。
「ごめんなさい。ケンさんには気を遣わせるばっかりで…
 でも、もうみんな隠し通すことも難しくて…私が代表でお話をさせてもらうことにしましたので、ケンさんが気になっていることは一通りお応えできると思います」
 そう告げ、四つん這いのまま、うつむき気味だった彼女はそのまま上目遣いで目線だけをあげ、
「私のこの姿の理由も、含めて、ね」
 そう言った彼女は、もうそのシャツは四つん這いになったことで全く胸元を隠しておらず、ピンク色がのぞくその頂きを見せつける。もはやーー目の前のメスは淫猥な動物に成り下がり、最後の理由を行動で示すようにその躰を魅せつけていた。

 れろ…ぴちゃ…ぷちゅ…
 彩海から、告げられた事実は、おおむね以下のようなものだった。
 彼女たちは、健太郎の危惧していた通り隷属召喚の犠牲者であるということ。
「はむぅん…ふぅ♡ れろ…ぶじゅ、ぶじゅ、ぶじゅ…」
 管理者にそれを、半端な状態ではあるものの阻んでもらったこと。
 ただ、完全に契約状態が切れたわけではなく、日に日に契約のための性衝動が大きくなってきていること。
「ぷ…ふああぁぁぁ♡ んぐ、んちゅぅぅぅぅぅっ、じゅぼっ、じゅぼ、ぶじゅぅぅぅぅぅ♡」
 そのため、健太郎には仮契約をおこなってもらうため、中出しSEXを女性たちと行ってほしいこと。
 彼女たちを想うのならば、出来れば拒否しないで上げてほしいこと。
「んぅ、ちゅぽっ、ちゅぽっ、ちゅぽっ、ちゅぽっ、じゅぶぶぶぶぶぶ…ぷはぁ♡」
 それを聞き、健太郎はーー
「ケンさん…すごい太くて、とっても理想的♡ んちゅぅ…んふ♡ じゅぼ、じゅぼ、じゅぼ、じゅぼ…」
 健太郎はーー
「ちょっと…彩海、さん…」
 現実逃避の回想を想わず中断し、もはやかすれ声で問い詰める健太郎に彩海は、
「『あやみ』って呼んでくれないと、返事しませんよ♡」
 すげなく返し、また性行為に没頭する。

 たしか、健太郎は話を聞き終わり、本当に一度だけであれば、その行為をお互いその後忘れ、仮契約を解除する方法を模索することを条件に、頷いたところまでははっきり記憶しているが。
 その後、なぜか押し倒され、下半身を露出されるまでの鮮やかな手腕には、最早脱帽だが、彩海はそこからずっとーー健太郎の肉棒をしゃぶり続けていた。
 彼女の視線は、説明途中から粗相し始めた健太郎の屹立に夢中でありーー
 その目を怪しく細め、健太郎の股間に近づき、最早鼻先にまで近づいたタイミングで健太郎が勢いに飲まれながら放った「仮契約に協力する」という承諾を、肉棒にしゃぶりつけ、という命令に曲解したのではないかという気にさせるほど、健太郎の言葉が終わるころには、飢えた獣の如く襲い掛かっていた。
 まず赤いテラりとぬめる舌を大きく伸ばした彩海は、そろそろと亀頭に近づき、そして触れた瞬間、蛇のように健太郎の先端にまとわりつき、はしたなくあふれさせた唾液を塗りたくる。
「ふぇん、さん…」
 その時一度口を離し、彩海がトロンとした上目遣いで健太郎を見据えて言った
「先に言っておきますが、私、物凄い淫乱なので、ケンさんが途中で参ってもーー止めてあげられないかもしれないです。ごめんなさい♡ あと、遅れましたが」
 --いただきます♡
 その言葉が、健太郎の脳裏にーー下半身の欲に塗れた棒をしゃぶられ続ける最中ーーずっとリフレインしていた。

 --真性だ。
 彩海はすでに健太郎の「捕食」に躊躇する気持ちはなく、男の下半身へ自身を覆いかぶせるその様は、完全に肉食獣のそれだった。
 全身を淫靡な疼きが駆け巡る衝動に全く抵抗することなく、自身のじっとり汗ばんだ素肌を余すことなく健太郎の雄に擦り付けたいという欲望に素直に従う。
 まずーー
 俯き、大きく開けた彩海の口内にーーじゅぶっと男根をねじ込む。
 ねじ込まれた口をゆっっっっくり上下すると同時にーー
 お椀型のムチムチとした乳房を、健太郎の男根の下、睾丸になすりつけるようにムニュッと押し付ける。そして頂点の薄桃ぽっちが、さわさわと睾丸の裏をくすぐるのがまたこそばゆい快感を呼ぶ。
 彼女の体は健太郎の右足に絡みついて、すでにぐっしょりと濡れたショーツは健太郎の膝小僧にすりすりと摩擦され、オナニー道具代わりに使われていた。膝オナとでも呼ぶのか、グッジョリ、ジュリ、ジュブッ、ジュッチ、ジュッチ、と彩海の股をこすりつけるたび、水音の激しさが増し、縦スジがくっきりと浮かび上がり、黒い影が透けて見えていた。
 両内ももで健太郎の右足をロック、そのまま全身を激しく上下し、ショーツ越しに辱肉こすりつけオナニーを繰り返し、その動きに合わせ、お口のストロークで上下にしゃぶる。
「ふむぅん…♡ じゅっぽ、じゅっぽ、じゅっぽ、じゅっぽ、じゅっ、じゅるっ、じゅるるるるるるぉぉぉ…、じゅっ、ぶ♡ じゅっぶ♡ じゅっ♡ じゅっ♡ じゅぼぉぉぉ…♡」
 意識が遠くなる。彩海の口が根元まで達し、そこから一気に亀頭まで引き戻されれば、肉棒に集まった快感が根元から先端に発射されるような錯覚を。亀頭にまで登った口淫が、再びゆっくり男根を飲み込んでいくと、痺れのような重厚な疼きが先端から尿管を通して降りていくような錯覚を幻視した。
 ーー気持ちよすぎる。
 この子は、この年でどんな経験を積みこのような絶技を…?
 彩海は彩海で、彼女の股を狂ったように、健太郎の膝に押し当てていると、時折彼女の腰が「ビクんっ」と激しく跳ね上がるが、おそらくあれは小刻みに達しているに違いない。
「はっ♡ はっ♡ はっ♡ はっ♡ はっ♡ はっ♡ はっ♡ はっ♡ ケンさん♡ ケンさんっっっ♡!!」
 じゅぼんっ! と、激しく口から男性器を解き放つと、最早辛抱も限界に来たのか、彩海はとろけ切った濡れた瞳を健太郎に、うっとりと向け、愛おしそうに、目の前の男の名前を繰り返し叫びながら、女陰をただひたすらに膝のみならず足全体にこすりつけ、激しい上下運動をどんどん苛烈に早くしていく。
「はぁっ、はぁっ、あやみっ! お前、俺にナニ擦り付けてんだっ!?」
 彼女の淫らな発情に気おされるように、息を荒くし、健太郎は彩海に自身の痴態を告白するよう恫喝するとーー
 彩海はその獣じみた恫喝に脳みその奥から興奮分泌液をドバドバ溢れさせ、メスの悦びに悲鳴を上げるように応えた。
「はぁぁっっ! 彩海のおまんこぉ♡! いやらしく濡れ濡れの発情あやみまんこをぉ! ケンさんにいっぱいこすりつけてぇ! ちょう気持ちいいのぉぉぉぉぉっ♡!」
 じゅっじゅ、じゅぶっ、じゅぶぶぶぅぅ、じゅぶ、じゅぶ、じゅぶ、じゅぶ、じゅぶ、じゅぶ、じゅぶ、ずぶ、じゅっ、じゅっ、じゅっ、じゅっ、じゅっ、じゅっ、じゅっ!
 身体をピストンさせ、健太郎に濡れそぼった肉壺をこすりつけると同時に痙攣している彼女は、細かく絶頂を味わいながら、さらに大きな快楽の波を迎えるため、痙攣さえピストンのリズムにするように、上下に股間を健太郎にこすり続ける。じゅぶる、じゅぶる、じゅっじゅっじゅっじゅっじゅっじゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅ!
「けんっ!さぁんっ♡ ごめんなさいっ、私、ほんとに、いやらしい女で♡」
 激しい性交を思わせる高速ピストンで腰を揺らし、擦り付けながら、彩海はいつの間にか顔を健太郎の面前に寄せ、身体の揺れに合わせ踊る黒髪が、彼の顔を覆う。
 そして舌を伸ばせば、そのまま唇を舐められる距離まで近づいても、彼女はまだ腰を止めない。
「あぁぁっ♡ こんなに興奮した気分初めてっ♡ ケンさん! けんさぁんっ! キス、キスしていいですかぁ?♡」
 彼女が口を開けるたびに、彼女のピンク色に湿った吐息が顔に届き、そのいやらしい淫臭で頭がくらくらする中、頷いたのかどうなのか、はっきりしないまま、健太郎は彩海にキスーーというより口内を彩海の唾で塗れた舌で蹂躙されていた。
「はむぅぅんっ♡ ふむ♡ はむ♡ ジュ、ジュるるるるる…っ! んむ、じゅぶ、じゅぼ、れろれろれろれろれろ…♡」
 後頭部を彩海の両腕でがっちりとロックされ、彩海のぐちょぬれな股間は、とうとう健太郎の男性器を直接こすりつけ、擦り付け、グラインドする腰でもてあそんでいた。
 そして、高速ピストンを続ける中、むき出しの肉棒が、ぐしょぬれの彩海のショーツ内に、明らかに意図的に侵入し、欲望の切っ先が彩海の淫穴をとらえ始めた。
 それにあえて気付かないふりをし、腰を振る速度を変えない彩海は、健太郎の口内を侵略しながら、怪しい目を健太郎に向けた。
 じゅり、じゅり、じゅりとまん汁溢れる肉壺の入り口に、最早肉棒はその切っ先を細かく出し入れし始めている。
 健太郎の激しい欲情を、このまん肉の中に肉棒を突き刺しじゅぼじゅぼ犯したい、という意思を込めた血走った眼を向けられ、彩海はしかし怪しい瞳を健太郎に向け続ける。
 そして一瞬ーー彩海は目線を下の方、下半身に向けたかと思うと、すぐに健太郎に視線を戻しーーねっとりと――淫笑(わら)った。
 つ、ぷっ
 彩海が腰の角度を調整し、屹立した男性器に淫穴をはめ、先端が侵入を始める。
 じゅぼぉっ
 粘ついた淫液が、押し分け挿る肉棒にかき分けられるように肉壺からあふれ出す。
 ずずずずずず…
 侵入する男性器を抵抗なく、逆に招き入れるようにまとわりつく淫肉が、常時痙攣するように伸縮し、生暖かい女の中を感じさせる。
(侵入(はい)っ…)
「じゅぼぉぉぉぉ♡」
 彩海の女性器に健太郎の男性器がくわえ込まれる情景を、淫らに伝えるように、彩海が挿入音を口に出して伝えてくる。
「あはぁっ♡ じゅぼって、挿入れちゃいました♡ ケンさんの…おっきぃ♡」
 嬉しそうに。淫靡な快楽に溺れるように。
「けんさぁん♡ もぉーっと、じゅぽじゅぽーーしましょーね♡」
 奥まで入り込んだ屹立を、再び吐き出すように、腰をねっとりと上げ、
「はい♡ じゅぷぅぅっ♡」
 また挿入し、
「じゅっぽぉ♡」
 抜き、
「じゅぷぅぅぅ♡」
 挿入(さ)し、
「じゅぽ、じゅぽ、じゅぽ、じゅぽ♡」
 抜いて,挿して、出して、入れて、ひねり出し、ねじりこんで、
「じゅっぽぉ♡ じゅっぷ♡ じゅっぽぉ♡ じゅっぷ♡ じゅっぽぉ♡ じゅっぷ♡」
 狂ったように腰をピストンさせ、その愛おしげな瞳をまったく健太郎から外さず、SEXするだけの人形と化した彩海はさらなる欲望を求め始める。
 彩海が一度動きを止め、膝で立つように上体を起こすと、健太郎の眼前には、完全に肌がさらけ出され、ぬらりと鈍く汗が、お椀型のおっぱいの頂点でピンと健気に主張する薄桃色の突起を伝い、乳房の曲線にそって流れていく光景が広がっていた。
 今、健太郎の熱い屹立は、彩海の女唇の中にずっぷり納まったままであり、腰の動きが止まった中でも、健太郎の股間の欲望には彼女の淫肉の蠢きが常時這いまわっており、快楽の波が途切れることはない。
「けんさん♡ 気持ち、いいですね♡」
(全く否定できないが…)
「私、こんなにドキドキするSEX、初めてなんです…」
(こちらはこれが脱童貞だったんだが…)
「ふぅんっ!?♡」
 不意に、常にはい回る肉襞に、健太郎のシンボルが耐え切れず、一度快楽に「ぶるん」と震え、それに過剰な刺激を受けた彩海がたまらず喘いだ。
「も、ぅ…♡ ケンさんったら… いたずらっ子さんですね♡」
(誤解だ…)
 健太郎は、すでにしゃべる気力がなくなっていた。
 だが、まだこの行為は終わらないことは理解している。
 このまま、彩海に蹂躙されるのだろうーーその事は薄らぼんやりと理解し始めていた。
 それを肯定するように、彩海はにっこりまた微笑みを浮かべると、左手で自身の左胸を、むっちりとじんわり手の平の汗をしみこませるように、上に押し上げるように揉み、乳房の快楽を貪りながら、健太郎に告げた。
「本気ーーだしちゃいますね♡」
 グリンっ
 急遽、彩海の中にいた肉棒が押しつぶされるように、つぶつぶした肉で上に向けられ、
 ぐにんっ
 すぐに、熱々と熟した淫肉で肉棒が下にもっていかれ、
 ーー彩海の腰が激しく前後に振られ始めていた。
 ぐりんっ、じゅぐっ、ぐりん♡ じゅぶっ♡ ぐりんっ♡ ぐるん♡
 時に前後に動いていた腰が、気まぐれに弧を描くようにグラインドを始め、また激しく前後へ。
 肉が。
 彩海のまんこ肉が健太郎の肉棒をあらゆる角度から押しつぶし、まとわりつき、しごき、こする。
 彼女は淫靡で、そして美しかった。
「うぅぅぅんっ♡ 気持ちいいっ? ケンさん、ぐちょぐちょでじゅっぽり濡れそぼった彩海まんこぉ♡ いっぱいおちんぽ擦れるの、気持ちいぃですかぁぁ♡」
 健太郎の肉棒をどん欲に求めるじゅくじゅくの女の熱い肉壁は、彩海の激しい腰遣いとは別の生き物のように、ねっとり男根にまとわりつく。
 たまらなくなったのか、彩海はさらに腰を浮かし、ほとんど健太郎に覆いかぶさる態勢をとる。たぷんっと豊かに揺れる乳房を中年の面前に突き出すような恰好になり、下半身はお尻を上に突き上げることで、彩海の女唇から亀頭がぎりぎりまで抜けた結合部が丸見えになった。
 そのまま、亀頭だけをくわえ込んだまま、彩海は腰を大きく円を描くようにゆっくりグラインドさせ、淫蕩にうだって蕩けた瞳を健太郎にゆらりと向ける。
「はぁぁぁっ♡ じゅーぷ、じゅーぷ…したくないですかぁ♡」
 息も絶え絶えな彩海は、それでも目に精強な光がぎらぎらと怪しく輝くようで、まだまだこのまさぐりをやめる気配さえない。
「もっといっぱい。乱暴に腰パンパンさせて、犯したくないですかぁぁ?♡」
 そして、唐突に円を描くのをやめると、「好きなだけ、いつでも、無責任射精していいですからね♡」と告げると、「じゅっぷぅぅぅぅ♡」一気に膣奥まで屹立をずっぽりくわえ込んだ。
「知ってますぅ?「じゅぷ♡」私の子宮、降りてきてるんですよ?「じゅっぷ♡」ケンさんのおちんぽミルクぅ「じゅっぽ♡」はやくほしいってぇ♡「じゅぷぷっ♡」おちんぽ早く頂戴ってぇ♡「ぐぽぉっ♡」お口ぱくぱくしてるの♡「じゅっぷぅ♡」」
 言われるまでもなく限界は近かった。
 先ほどからあまりの快感に健太郎の目はずっとちかちかしている。
 もはやちんぽからザーメンを搾取することしか考えていない彩海の腰使いは全く遠慮がなく、自身の淫乱な欲望にどこまでも忠実な女の膣に、脱童貞をしたばかりの息子が耐えられるはずがないのだ。
 途切れない出し入れする水っぽい音が、ずっと部屋に響き続ける。それさえも、健太郎の脳髄に快楽を与え、睾丸の奥から尿道を通るように、精液が登り始めているのが、はっきりと感じられる。
 そして膣内でびくつき始める肉棒に、射精の気配を感じたのか、彩海が朦朧とした目を気だるそうに、結合部に向ける。
 その胡乱げな仕草に全く似つかない激しい腰使いはそのままに、しばらく眺めていると、
 不意に――
 彩海は膣の一番奥に肉棒の先をねじ込んだまま、腰の動きを止めた。
 いや、腰の動きは止まったが、膣内の肉棒に絡みつく舐るような膣肉の動きはより顕著に感じられるほど、快感の波は収まらない。
 彩海はしばらくして、顔をあげ、健太郎の顔を至近距離から覗き込み、言った。
「ほんとに…どうしようかしら…
 ーーこれ本当好き。
 反りがすごいの…彩海のおまんこの壁ゴリゴリ削り続けて、奥までねじ込んだ時に丁度いいところに当たるのが好き。
 硬さもすごいの…暖かい肉棒がこんなにカチカチだから…私のおまんこずっと溶かされるみたいな刺激がずっと止まらないのが好き。
 長さがすごいの…肉棒が奥までねじりこまれたときに、子宮を叩いたら、同時にクリを叩きつけられる感じが、今まで経験したことない快感を味合わせてくれて、大好き」
 じゅく。じゅく。
 扇動するおまんこ肉が蠢き続ける。
 肉棒に響く快楽に頭をしびれさせながら、彩海の独白を聞く。
「好き。
 好き。好き。
 好きよ…好きなの…
 好きなのーーケンさん」
 つぶやきがどんどん大きくなり、だんだんはっきりとしてきた口調が、最後は恋焦がれるような少女の告白のように、健太郎に告げた。
 じゅにゅぅ…
 それでも蠢く膣の動きは止めない。いやらしいメスの情動そのままの膣とは最早意識が切り離されているように、彩海の顔は羞恥に染まった女学生のように恥じらいが浮かび、それは今まで経験のない快感とはまた違う、純粋な「恋慕」が自身の鼓動を激しくならすのに戸惑うようだった。
 じゅじゅ…むじゅう
 亀頭は子宮口に押し付けられたまま、肉棒の鞘に愛液でふやけた膣壁が肉汁を滲みだしながら、絡みつく音が、頭の中に直接響くような錯覚を覚える。
 先ほどまでと明らかに違う表情に、戸惑う健太郎だが、正直感情はそれどこではなかった。
 暴発寸前の息子を何とか押しとどめようとするが、可愛らしく、淫らに絡みつく肉ヒダがそれを許さない。
「あ、やみっ!」
 最早我慢も限界な健太郎は思わずといった形で彼女の名を叫ぶ。
「--! は、はいっ!?」
 急な声に、しかし愛おしさが募り高まり続ける相手に、名前を呼ばれた愉悦を感じ、思わずといった声で彩海は答えた。
「キスをしろ」
 彩海が停止したのは一瞬だった。
 表情さえ一度なくなったように見えた彼女は、あまりの衝動に一度頭が白くなっただけで、すぐに、最高潮の幸福感に達する。
「はい♡」
 ゆっくりと、彩海はすでに至近距離にあった健太郎の顔へさらに近づき、お互いの唇が触れるか触れないかの距離をしばらく楽しむように、唇の先端をこすり合わせるようにじゃれつきーーすぐに画面の限界がきたように、彩海は唇にしゃぶりついた。
「んふぅ♡ けんはん♡ ふぇんふぁん♡」
 じゅる、ずにゅぶぅぅ、くちゅくちゅ。にゅちゅ、ちゅぶ、ちゅば「ぷふぁ♡」。
 そして、もはや感極まった彩海は、もうーー極めにかかることにした。
「じゃぁ、おまたせしました♡
 びくびくおちんぽからぁ、みるくぅ、出して出して出してぇ♡」
 とたんーーぎゅぅぅぅぅぅぅっ、と締め付ける膣壁。
 亀頭を、鞘を、根元を、順番にぎゅ、ぎゅ、ぎゅっ、ときつく締め付ける膣壁の動きが健太郎の肉棒に射精を促す波を生み出す。
「出して、出して、出して、出して、健太郎さんのおちんぽからピュッピュッ白いの出してぇ♡」
 体を抱きしめられ、身体全体に広がる女のぬくもりが、しがみ付くような女の可愛さが、全てこの女の膣奥に白濁液を吐き出し汚したい感情を呼び起こす。
 出してやる。
「ああっ! 受け止めろ! 俺の精子を子宮で飲み込めよ!」
 それに応えるよう、最後に留めとばかりに始まる高速ピストンーー
 じゅぷぅっ♡ じゅっぷ♡ じゅぷっ♡ じゅっぷっ♡ じゅぷぷ♡ じゅぷぅ♡
 ピストンで滲み出る愛液の音と
 ぱんっ! ぱんっ! ぱんっ! ぱんっ! ぱんっ! ぱんっ! ぱんっ!
 打ち付けられる腰の音が混ざりあい、そしてとうとう尿道から、彩海の膣奥に向かい放たれる射精が始まる!
 びゅーっ! びゅっびゅーっ! びゅーっ!
「はぁぁぁっんっ!♡ きたぁ! せいしきたぁ♡ 女の子の奥に遠慮なしに中出し、ぃっ♡ なにこれ、絶対、気持ちいい、やつぅ♡」
 びゅびゅーっ! びゅーっ!
 今まで経験したことのない射精の波はなかなか収まらず、初めての膣に侵入した奥に、肉棒は遠慮なく精液を中出しし続けた。
(遠慮なしも何も…君が自分のまんこをちんこに押し付けて来て離さないんじゃん…)
 最早精魂尽き果てたといわんばかりに、天井を仰ぎ、完全に逆レイプの被害者1名となり果てた健太郎は、彩海の中で自身の唯一元気な分身を、びくつかせ続けたのであった。
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