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第一章 始まり
第3話 新しいクラスメイト
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さて、ルキアの名字も決まった所で明日は特別クラスに移動です!どうなるんでしょうね。
「うわぁ、緊張するなぁ。」
「緊張?この程度でか?」
お前とは勝手が違うんだよコノヤロー。あ、ちなみに私にセクハラしてきた山田海人先生(やまだかいとせんせい)は、証拠が取れたので退職になりました。むっちゃ暴れまくってて面白かったから腹いせに大爆笑しました!!殴りかかろうとしたら警備員の人に抑えられました。逮捕にならなかっただけマシなのに。
「渡川さん、アルキールさん。担任の堀川藍夜乃(ほりかわあやの)です。こちらが副担任のナイト,クアンリープです。彼は悪魔で、私の契約した相手です。よろしくお願いします、渡川さん。」
「ナイト先生でいいよー。あやちゃんに手ぇ出したら本気で殺るからねー。」
怖いです。先生。あ、一応挨拶を。
「よろしくお願いします、藍夜乃先生。ナイト先生。」
なるべく穏やかに言う。するとまぁ、男達がうるさいうるさい。
「僕らの天使がぁ!」
「癒しよ、戻って来てくれぇ!」
あ、あはははは...。
「相変わらずの人気ね。」
先生にまで言われるとは...。そんなすごいのか。
「渡川はどうしてそんなモテるんだ?」
ルキア、素直な質問してくるなぁ。
「それは、もちろんおしとやかな態度や動作、誰にでも平等な気配り、あと学園長の孫娘ってのも大きいわね。」
本人の前で言います?それ。
「そのせいで女子から嫌われてたわよ。」
あー、あったあった。ずっとその言い方してたら裏無いと思われて普通に好かれたけどね。じゃなくて。
「あの...。本人の前で言います?普通。」
「普通ではないのが特別クラス、だから。」
ナイト先生、そういうことではないですよー...。
「っと、話し込んじゃった。そろそろね、行きましょうか。」
ガラララッ。
「はい、皆さん席に着いてー、HRを始めます。今日は転校生を紹介します。」
ふぅ、よし。
タッタッ。
「渡川沙雪です、普通クラスにいました。これからよろしくお願いします。」
「ルキア,D,アルキールです。ヴァンパイアです、よろしくお願いします。」
パチパチパチ。
「ってあれ、もしかしてルキアか!?」
「な、お前セフ!?」
知り合いかな?
(ねぇ、知り合い?)
(あ、あぁ。昔一緒に血を狩っていた。)
(え、契約しなくても血って飲めるの!?)
(まぁ、そうだな。渡川の時は寝ぼけてた。)
「ってかお前 、また契約結んでんの!?あっはははははははは!!」
「お前だって結んでるくせに。」
「俺は一目惚れして、血を飲んで周りの記憶消した。」
うわぁ、相手の気持ちがよく分かる...。
「うるさい、黙れセフ。」
「ごめんごめん、あ、俺はセフ,スラテンダーだ。よろしく、ルキアさん(笑)。」
「っ...!!」
怒りを誘ってますね、はい。
「渡川さん、佐々木結奈(ささきゆうな)です。双子の妹がいつもお世話になりました。」
え、それって佐々木杏奈のお姉さんってこと!?
「あの子、自分がモテないと恨んでこっちに言ってくるの。だから、あなたのことは聞いてる。」
そーいうことか...。お姉さんに愚痴るとか、どんなだよ。
「いえ、大丈夫でしたよ。」
「はい、騒ぐのはそこまで。この2人には試験をしてもらいます。」
「お、来たか。」
え、なにそれ聞いてないんだけど。
「渡川さんは初めてよね、今から説明するわ。まず、契約したらランクが指定されます。順番に下からF、E、D、C、B、A、S、SSとあってね。私のランクはSだから、私と戦ってもらうの。ちなみに今1番は富多葉美薫(ふたばみか)さんが私と同じSランクね。本当は契約は1人なんだけど同時にやっちゃて2人になっちゃったの。」
「お、恐れ入ります~。」
「なんで?恐れ入らなくても充分可愛いのに。」
「あぁ、...じ、充分、か、かか可愛い、ぞ。」
「はわわわわわ!!は、恥ずかしいです...。」
うん、それは恥ずかしいよ。じゃなくて、やりたくない。
「では、やってもらいましょう。来て下さい。」
え、いきなり!?問答無用...。
「うわぁ、緊張するなぁ。」
「緊張?この程度でか?」
お前とは勝手が違うんだよコノヤロー。あ、ちなみに私にセクハラしてきた山田海人先生(やまだかいとせんせい)は、証拠が取れたので退職になりました。むっちゃ暴れまくってて面白かったから腹いせに大爆笑しました!!殴りかかろうとしたら警備員の人に抑えられました。逮捕にならなかっただけマシなのに。
「渡川さん、アルキールさん。担任の堀川藍夜乃(ほりかわあやの)です。こちらが副担任のナイト,クアンリープです。彼は悪魔で、私の契約した相手です。よろしくお願いします、渡川さん。」
「ナイト先生でいいよー。あやちゃんに手ぇ出したら本気で殺るからねー。」
怖いです。先生。あ、一応挨拶を。
「よろしくお願いします、藍夜乃先生。ナイト先生。」
なるべく穏やかに言う。するとまぁ、男達がうるさいうるさい。
「僕らの天使がぁ!」
「癒しよ、戻って来てくれぇ!」
あ、あはははは...。
「相変わらずの人気ね。」
先生にまで言われるとは...。そんなすごいのか。
「渡川はどうしてそんなモテるんだ?」
ルキア、素直な質問してくるなぁ。
「それは、もちろんおしとやかな態度や動作、誰にでも平等な気配り、あと学園長の孫娘ってのも大きいわね。」
本人の前で言います?それ。
「そのせいで女子から嫌われてたわよ。」
あー、あったあった。ずっとその言い方してたら裏無いと思われて普通に好かれたけどね。じゃなくて。
「あの...。本人の前で言います?普通。」
「普通ではないのが特別クラス、だから。」
ナイト先生、そういうことではないですよー...。
「っと、話し込んじゃった。そろそろね、行きましょうか。」
ガラララッ。
「はい、皆さん席に着いてー、HRを始めます。今日は転校生を紹介します。」
ふぅ、よし。
タッタッ。
「渡川沙雪です、普通クラスにいました。これからよろしくお願いします。」
「ルキア,D,アルキールです。ヴァンパイアです、よろしくお願いします。」
パチパチパチ。
「ってあれ、もしかしてルキアか!?」
「な、お前セフ!?」
知り合いかな?
(ねぇ、知り合い?)
(あ、あぁ。昔一緒に血を狩っていた。)
(え、契約しなくても血って飲めるの!?)
(まぁ、そうだな。渡川の時は寝ぼけてた。)
「ってかお前 、また契約結んでんの!?あっはははははははは!!」
「お前だって結んでるくせに。」
「俺は一目惚れして、血を飲んで周りの記憶消した。」
うわぁ、相手の気持ちがよく分かる...。
「うるさい、黙れセフ。」
「ごめんごめん、あ、俺はセフ,スラテンダーだ。よろしく、ルキアさん(笑)。」
「っ...!!」
怒りを誘ってますね、はい。
「渡川さん、佐々木結奈(ささきゆうな)です。双子の妹がいつもお世話になりました。」
え、それって佐々木杏奈のお姉さんってこと!?
「あの子、自分がモテないと恨んでこっちに言ってくるの。だから、あなたのことは聞いてる。」
そーいうことか...。お姉さんに愚痴るとか、どんなだよ。
「いえ、大丈夫でしたよ。」
「はい、騒ぐのはそこまで。この2人には試験をしてもらいます。」
「お、来たか。」
え、なにそれ聞いてないんだけど。
「渡川さんは初めてよね、今から説明するわ。まず、契約したらランクが指定されます。順番に下からF、E、D、C、B、A、S、SSとあってね。私のランクはSだから、私と戦ってもらうの。ちなみに今1番は富多葉美薫(ふたばみか)さんが私と同じSランクね。本当は契約は1人なんだけど同時にやっちゃて2人になっちゃったの。」
「お、恐れ入ります~。」
「なんで?恐れ入らなくても充分可愛いのに。」
「あぁ、...じ、充分、か、かか可愛い、ぞ。」
「はわわわわわ!!は、恥ずかしいです...。」
うん、それは恥ずかしいよ。じゃなくて、やりたくない。
「では、やってもらいましょう。来て下さい。」
え、いきなり!?問答無用...。
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