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第十一章
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国教会で執り行われるエドモンドとシンシアの婚礼の儀に、レベッカは参列しない。
それはエドモンドと離縁する時にすでに決められていたことだった。
それがレベッカの心情を酌むのではなく、新しい妃への配慮なのだと思っている。レベッカにしても、そこを確かめても良いことなんて一つもないし、出なくてよいなら出たくない。
だが、その後の祝賀の夜会には出席しないわけにはいかない。それでアルバートとの衣装まで揃えたのだった。
五月が終われば六月が来る。六月が来れば、エドモンドの婚礼がある。
「六月の花嫁は幸福」
新たな妃となるシンシアは、そうジンクスを信じて六月の婚礼を望んだという。
実は、レベッカとエドモンドの婚礼も六月だったが、結果は三年後に出てしまった。まあ、今が幸せであるのだから、やはり「六月の花嫁」とは幸せになるのだろう。
そういうレベッカは、アルバートとは婚姻式を挙げていない。エドモンドとの離縁と同時に婚姻誓約書にサインをして、そのまま夫婦となっている。
離縁と婚姻、二種類の書類が長机に並べられていた。そこにレベッカは連続でサインをしたのだ。王城のやりようは、スピードを重視するのはよいが残酷だ。
忘れ去るにはまだ日が浅い。記憶は、気を抜くとすぐに思い出されてしまう。
折角よい季節が巡っても、多忙なあまり余裕がなかった。外回廊を歩きながら、花の盛りの庭園に目を向けることすら忘れていた。
それは、人生の楽しみを一つ失うことである。レベッカは、そんな三年間を過ごしてきた。
これほど毎日、アルバートの帰宅が遅いのは、一番には翌月に控えたエドモンドの婚礼の儀のためだろう。だが、原因はそればかりではない。
多分、執務が滞っている。
誰のというなら王太子妃、そして王太子エドモンドの執務だろう。
物理で言っても当然だろう。働く人間が一人抜けたのだ。レベッカが抜けた穴を埋める妃は決まってはいる。だがその執務の権限は、婚礼の儀を経た後に与えられる。
そしてレベッカは、妃の執務の他にもエドモンドの執務を担っていた。さほど大きな案件ではなかったが、数を重ねればそこそこ重責になる。
王太子と王太子妃、二人分の執務を今現在はエドモンド一人が熟している。思うにそれは、多分熟せていない。彼が無能なのではなく、そもそも負担が大きいのだ。
現在の王家には極端に王族が少ない。
先々代から続く少子化が、王族の数をどんどん減らした。
今いる未婚の王族はエドモンドただ一人。
彼には兄姉弟妹が一人もいない。現王も一人きりの王子であった。その前もそうだった。
だから余計にレベッカが三年もの間、子を成せずにいたことは、どうにもならない致命的な離縁ポイントなのであった。
そういう訳で、少ない王族で執務を熟すには、今が最大値で人不足、王族不足なのである。だから、彼らの側近や文官が多忙最大値なのも当たり前のことなのである。
レベッカが城を出てそろそろ二カ月。こうなることは、レベッカでさえわかっていたことである。そこに華燭の祝典「婚礼の儀」が入り込めば、もう、きっと誰かが今頃倒れている。
「別に王族ばかりのお仕事でもないのにね」
レベッカがそんな気安く考えられるのも、彼女が修羅場から一抜けした後だからだろう。
「大丈夫かしら」
それは、独り重責を背負い込んでいるエドモンドか、それとも、
「旦那様。無理しているわ、きっと」
レベッカが心より案ずるのは夫である。今のレベッカは夫の健康第一だ。
レベッカの幸福を請け負ったあの奇特な夫を、誠心誠意愛して支えると神に誓った。
あの、離縁・離縁・離縁・婚姻と長い机に並べられた各関係書類に、流れ作業のように名を書き込みながら、最後の「婚姻誓約書」には心を込めて署名した。
ありがとう、ごめんなさいと、感謝と謝罪を込めてサインを記したのである。
昨日なんて最悪だった。連日夜半ギリギリの帰宅に、間にお泊りが入り込む。無理を押して帰って来た夫の顔は、彼の紺碧色の瞳より青かった。
「もう、王家、何してくれるの? 旦那様が倒れちゃうじゃない」
ぷりぷりしながら刺繍を刺しているのは、アルバートの肌着である。
ハンカチ一枚であんなに喜んでくれるだなんて、なんて可愛い夫なのかしら。
味をしめたレベッカは、三年間手にできなかった刺繍にハマってしまって、夫のあらゆるものに刺繍しまくった。
ハンカチは週七日分。一日二枚で計十四枚。
取り敢えず簡略バージョンの紋章を刺繍した。アルバートは、毎日ハンカチ二枚を持たされているのである。
それからクラヴァット、チーフ、ソックス、肌着上、そして今は肌着下。おパンツにまでレベッカの触手は伸びていた。
なにせ、アルバートが喜ぶのだ。
身体中、紋章だらけになるのに最近では、
「これにも刺繍してくれないか」
とリクエストまでしてくれる。
先日は、ジャケットの襟にも頼まれて、これは本気モード炸裂で渾身の刺繍を刺した。
細かくて面倒くさいと避けていた、冠の苺の葉も真珠もちゃんと刺した。細かくて目がおかしくなるかと思ったほどだ。
「こんなもんかしら」
「まあ、奥様、今回も素敵ですね」
アンネマリーが褒めてくれた。褒められ慣れていないレベッカは、それを嬉しく真に受けた。
「え? そお? そう思ってくれる?」
「ええ。とっても格好良く見えます。このパンツを履かれた旦那様のお姿を、皆様にお見せできないのが残念ですね」
「ええー、そう? そうかしら」
アンネマリーは正直者だ。お世辞にも嘘は言わない、ではなくて言えないのだ。全部顔に出ちゃうから。だからレベッカは、安心して彼女の褒め言葉を真に受けられるのだ。
果たしてその晩、ボロ雑巾のようになってアルバートは帰ってきた。
こんなになるまで働かせるだなんて! 白亜の城が聞いて呆れる。あの城はブラックよ、ブラック城よ!
ぷりぷりしながら、湯浴みの着替えの中に刺繍したおパンツを入れた。
刺繍入りおパンツ、喜んでくださるかしら。
湯から上がってきた夫は、余程お湯が熱かったのか、真っ赤に逆上せあがっていた。お顔が真っ赤っ赤だ。
「だ、大丈夫? 旦那様」
「ん? 大丈夫だ」
「ええーっと、どうかしら、その……」
「ん? これかな?」
夫はそこでガウンを左右に開いて見せてくれた。
素肌におパンツを履いてくれている。
「凄く気に入った」
え?
レベッカは、ちょっと言葉が出なかった。
刺繍は綺麗に刺せていた。会心の出来映えだったと思う。
だが、位置が悪かった。位置が、ちょっとマズかった。
マグダナース伯爵家が誇る紋章。三本の剣に冠。
モットーは『賢王を愛せ』
誇り高き伯爵家のシンボルは、旦那様のシンボルの真上にあった。
アルバートの身体のど真ん中、大切なシンボルに重なるように紋章がある。
「え?」
心の声が、ついに口をついて出てしまった。
「問題ない。気に入っている」
ガウンを開いて見せたアルバートは、シンボルの上にシンボルを重ねて、仁王立ちになっていた。
その姿にレベッカは、なんだか涙が出そうになった。
この夫を、生涯大切にしようと思うのだった。
それはエドモンドと離縁する時にすでに決められていたことだった。
それがレベッカの心情を酌むのではなく、新しい妃への配慮なのだと思っている。レベッカにしても、そこを確かめても良いことなんて一つもないし、出なくてよいなら出たくない。
だが、その後の祝賀の夜会には出席しないわけにはいかない。それでアルバートとの衣装まで揃えたのだった。
五月が終われば六月が来る。六月が来れば、エドモンドの婚礼がある。
「六月の花嫁は幸福」
新たな妃となるシンシアは、そうジンクスを信じて六月の婚礼を望んだという。
実は、レベッカとエドモンドの婚礼も六月だったが、結果は三年後に出てしまった。まあ、今が幸せであるのだから、やはり「六月の花嫁」とは幸せになるのだろう。
そういうレベッカは、アルバートとは婚姻式を挙げていない。エドモンドとの離縁と同時に婚姻誓約書にサインをして、そのまま夫婦となっている。
離縁と婚姻、二種類の書類が長机に並べられていた。そこにレベッカは連続でサインをしたのだ。王城のやりようは、スピードを重視するのはよいが残酷だ。
忘れ去るにはまだ日が浅い。記憶は、気を抜くとすぐに思い出されてしまう。
折角よい季節が巡っても、多忙なあまり余裕がなかった。外回廊を歩きながら、花の盛りの庭園に目を向けることすら忘れていた。
それは、人生の楽しみを一つ失うことである。レベッカは、そんな三年間を過ごしてきた。
これほど毎日、アルバートの帰宅が遅いのは、一番には翌月に控えたエドモンドの婚礼の儀のためだろう。だが、原因はそればかりではない。
多分、執務が滞っている。
誰のというなら王太子妃、そして王太子エドモンドの執務だろう。
物理で言っても当然だろう。働く人間が一人抜けたのだ。レベッカが抜けた穴を埋める妃は決まってはいる。だがその執務の権限は、婚礼の儀を経た後に与えられる。
そしてレベッカは、妃の執務の他にもエドモンドの執務を担っていた。さほど大きな案件ではなかったが、数を重ねればそこそこ重責になる。
王太子と王太子妃、二人分の執務を今現在はエドモンド一人が熟している。思うにそれは、多分熟せていない。彼が無能なのではなく、そもそも負担が大きいのだ。
現在の王家には極端に王族が少ない。
先々代から続く少子化が、王族の数をどんどん減らした。
今いる未婚の王族はエドモンドただ一人。
彼には兄姉弟妹が一人もいない。現王も一人きりの王子であった。その前もそうだった。
だから余計にレベッカが三年もの間、子を成せずにいたことは、どうにもならない致命的な離縁ポイントなのであった。
そういう訳で、少ない王族で執務を熟すには、今が最大値で人不足、王族不足なのである。だから、彼らの側近や文官が多忙最大値なのも当たり前のことなのである。
レベッカが城を出てそろそろ二カ月。こうなることは、レベッカでさえわかっていたことである。そこに華燭の祝典「婚礼の儀」が入り込めば、もう、きっと誰かが今頃倒れている。
「別に王族ばかりのお仕事でもないのにね」
レベッカがそんな気安く考えられるのも、彼女が修羅場から一抜けした後だからだろう。
「大丈夫かしら」
それは、独り重責を背負い込んでいるエドモンドか、それとも、
「旦那様。無理しているわ、きっと」
レベッカが心より案ずるのは夫である。今のレベッカは夫の健康第一だ。
レベッカの幸福を請け負ったあの奇特な夫を、誠心誠意愛して支えると神に誓った。
あの、離縁・離縁・離縁・婚姻と長い机に並べられた各関係書類に、流れ作業のように名を書き込みながら、最後の「婚姻誓約書」には心を込めて署名した。
ありがとう、ごめんなさいと、感謝と謝罪を込めてサインを記したのである。
昨日なんて最悪だった。連日夜半ギリギリの帰宅に、間にお泊りが入り込む。無理を押して帰って来た夫の顔は、彼の紺碧色の瞳より青かった。
「もう、王家、何してくれるの? 旦那様が倒れちゃうじゃない」
ぷりぷりしながら刺繍を刺しているのは、アルバートの肌着である。
ハンカチ一枚であんなに喜んでくれるだなんて、なんて可愛い夫なのかしら。
味をしめたレベッカは、三年間手にできなかった刺繍にハマってしまって、夫のあらゆるものに刺繍しまくった。
ハンカチは週七日分。一日二枚で計十四枚。
取り敢えず簡略バージョンの紋章を刺繍した。アルバートは、毎日ハンカチ二枚を持たされているのである。
それからクラヴァット、チーフ、ソックス、肌着上、そして今は肌着下。おパンツにまでレベッカの触手は伸びていた。
なにせ、アルバートが喜ぶのだ。
身体中、紋章だらけになるのに最近では、
「これにも刺繍してくれないか」
とリクエストまでしてくれる。
先日は、ジャケットの襟にも頼まれて、これは本気モード炸裂で渾身の刺繍を刺した。
細かくて面倒くさいと避けていた、冠の苺の葉も真珠もちゃんと刺した。細かくて目がおかしくなるかと思ったほどだ。
「こんなもんかしら」
「まあ、奥様、今回も素敵ですね」
アンネマリーが褒めてくれた。褒められ慣れていないレベッカは、それを嬉しく真に受けた。
「え? そお? そう思ってくれる?」
「ええ。とっても格好良く見えます。このパンツを履かれた旦那様のお姿を、皆様にお見せできないのが残念ですね」
「ええー、そう? そうかしら」
アンネマリーは正直者だ。お世辞にも嘘は言わない、ではなくて言えないのだ。全部顔に出ちゃうから。だからレベッカは、安心して彼女の褒め言葉を真に受けられるのだ。
果たしてその晩、ボロ雑巾のようになってアルバートは帰ってきた。
こんなになるまで働かせるだなんて! 白亜の城が聞いて呆れる。あの城はブラックよ、ブラック城よ!
ぷりぷりしながら、湯浴みの着替えの中に刺繍したおパンツを入れた。
刺繍入りおパンツ、喜んでくださるかしら。
湯から上がってきた夫は、余程お湯が熱かったのか、真っ赤に逆上せあがっていた。お顔が真っ赤っ赤だ。
「だ、大丈夫? 旦那様」
「ん? 大丈夫だ」
「ええーっと、どうかしら、その……」
「ん? これかな?」
夫はそこでガウンを左右に開いて見せてくれた。
素肌におパンツを履いてくれている。
「凄く気に入った」
え?
レベッカは、ちょっと言葉が出なかった。
刺繍は綺麗に刺せていた。会心の出来映えだったと思う。
だが、位置が悪かった。位置が、ちょっとマズかった。
マグダナース伯爵家が誇る紋章。三本の剣に冠。
モットーは『賢王を愛せ』
誇り高き伯爵家のシンボルは、旦那様のシンボルの真上にあった。
アルバートの身体のど真ん中、大切なシンボルに重なるように紋章がある。
「え?」
心の声が、ついに口をついて出てしまった。
「問題ない。気に入っている」
ガウンを開いて見せたアルバートは、シンボルの上にシンボルを重ねて、仁王立ちになっていた。
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