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僕はあの日、高校受験が終わり全寮制高校・大学が受けられる所に春から通うと思っていた。その次の日、合格発表があったので行ったら合格表に合格番号が書かれていた。「0842」と記載されていたので心の中でやったと思いその帰り道、同じ高校・大学に通う同中がいたのでボウリングに行った。ボウリング大会とカラオケ大会として遊んだ。そして夜九時になったので交差点で別れて帰ろうとした時、僕だけがカラオケ店に家の鍵だけ忘れてしまったのを思い出したので帰ろうと思ったその時、携帯電話を片手に急発進する大型トラックを見つけたがまだ信号が青になったばかりで友達である友永俊太と言う同中が車に轢かれてしまうなんて想像したくなかったので背中を押した、その結果自分が轢かれてしまった。
せっかく自分の手にした合格表がもう戻ってこないな。もう友達に会えないけど悲しくないと思うと何だか心が穴が開いたような気持になった、そして目を閉じてしまった。その先は何も覚えていない。
そして、光が満ちた先にはある人がいた。母さんと父さんかな。僕の両親はあの合格発表の五日前に亡くなってしまい、僕は只一人残されてしまった。両親は優しかった、怒ってくれる時も悲しんでくれたりした事もあったけど酷い家族なんて思った事は一度も無かった。心の中にずっといると思い生きてきた人生は終わってしまった。
「君に選択権を差し上げよう、どちらかを選べ。」
声が聞こえたのでこう答えた。
「もし僕の声が聞こえるのなら、お願いします。僕を転生させてください。」
「良かろう、だが日本では無い世界で新たな人生を生きろ。」
「優しい方ですね、ありがとうございます。」
「優しく無いもん。案内役だし、しょうがないじゃん。」
自分のステータスを確認してみてって言われてもどうすればいいのかわからなかったので色々試してみた。見た結果を何か必要かなと思いメモに残したいと思うと頭の中でメモした。
①魔力を心の中で蓄積した。=曖昧なステータス
②魔力を感じて発言した(ステータスと)=完璧。
その結果、表示されたステータスはこちら↓
「名前」
ソウタ
「称号」
女神祝福の光で底上げされた者/異なる世界から来た者
「種族」
人種
「固有スキル」
・攻撃態勢魔法
[経験値先取り砲:魔物対象]
[瞬風殺狙撃アーツ:魔物/盗賊/敵と判断した者]
・防御態勢魔法
[魔力壁:どんな物も破る事は出来ない無双壁]
・錬金術
[薬/飴/種/装飾品/]
・料理
[お菓子/料理/日本料理]
レシピ
[検索+記載]
・釣り
[川・海・湖]
・採掘
[鉱山・洞窟]
・研究
[料理/瓶/樽]
・合成魔法
[?魔法+?魔法=?魔法]
・生産
[ポーション生産/お弁当生産]
「適正」
・水系統
・雷系統
・風系統
・炎系統
・砂系統
・治系統
・光系統
「スキル」
・豪腕 lv1
・凍刀
・転移
・時間転移
・建築
・結界
・解体
・付与
・解毒
・解熱
・状態回復
・時空納品鞄
・時空鞄
・エンチャント
・スキル強奪
「生体ステータス」
・体力
HP 1000[普通]→[底上げ]→HP 5000
MP 5000[普通]→[底上げ]→MP 10000
↓
HP 5000
MP 10000
攻撃力 2000
防御力 2000
魔撃砲力 5000
魔法壁 5000
[ 加 護 ]
・治神ロメオ様[ヒールシェル]
・女神アスティ[キューブロック]
随分底上げされチートレベルになったみたい。世間の皆さんが見たら「彼奴、チートだぜ。」と言われそう決定だな。何か大変なスキルを手に入れたみたいでこれ貰ってよいのかどうか困っていたのだが、女神には問わなかった。
何処に転生してやろうかと言われたので安全でトラブルに引き込まれないところや草原でお願いします。と言ったのでそのような場所を期待していたがトラブルに遭遇する様な団体を発見してしまったので心の中で女神様の事を[残念失格女神]と思ってしまった事に心が痛かった。でもそんな事はどうでも良いと思う女神様なので心の痛みは直ぐに引いた。
その頃、女神の部屋では女神が怒っていた。
「残念?」
「失格?」
「女神?」
転生者ソウタ様から称号を貰いました。
【残念失格女神】
・本当に残念な女神だなと思いました。本当にすみませんでした。
「誰が、残念で失格な女神よ!」
「もしかして私の事?」
「許さないわ、今回は許してもいいけど何か品物を送って貰わないといけない。手紙を出してもらいましょう。それと同時にソウタにこの[女神直送郵便]と言うスキルを付けて‥‥よし完了。」
「何が完了何ですか?全属性を司る女神ティアよ。」
「これは、治神 ロメオ様。ここは私達の寮で男性が入る事は一切禁じられているのは知っていると思うのですが…。」
「ええ、でも転生された子のお話を聞こうとしたら何回もドアを叩いてもお返事が無かったので心配になって…これは[女神直送郵便]もしや転生者ソウタに内緒で付けたのではないでしょうかね。もし付けたのであれば、女神帝の食堂三か月やって貰うよ。」と言っても聞いてはいないな。女神界ではこうなっていた。
現在、僕は適正を確認してみたいと思い、どんな物があると便利なのかを調整いてみた。砂系統魔法を試してみる事にした結果、[砂矢]サンドアローや[砂壁]サンドフォールまたは[砂盲]サンドアイの三つが出来る事が分かった。次に水系統魔法ではどんな物があるのか調べてみたところ、なかなか珍しい組み合わせが出来るみたいで面白い結果になった。まず、[水矢]アクアアローや[水壁]アクアフォールまたは[水槍]アクアニース等魔法の組み合わせによって変化出来ると言う事。
例えば、水魔法と風魔法を合成魔法で合成してみたら面白い魔法が完成して更には合成したところで数多くの開発魔法を試すことが出来てしまった。
[水風弾]アクアブロットや[水風刀]フェルフィール[風水砲]シルフィール
[風水斬]ヴァイズノア[飛翔歩]バイルズなど魔法武器や固有スキルの[砲]の弾も開発魔法として出来る事が分かった。それをある程度、記載した後実戦対象魔物がいないか草原を見回したところいなかったので[飛翔歩]バイルズを使って昇空して上空から辺りを見回したところ発見した。発見対象魔物は精力剤の原料となる睾丸[買い取り金額:金貨三枚銅貨三枚]と約五センチの魔核と魔石を持つ魔物オーク[買い取り金額:金貨十枚銀貨一枚]が1...2...3体いるな。それと王国騎士団体が囲まれている。トラブル場所は嫌だって言ったのにあの[残念失格女神]は本当に[残念]だ。でもなんかあの人だけは前世の父に似ている気がするので見捨てないことに決めたと言うか見て見ぬふりなんてしたら、かつての父に何て言われるかと思い道沿いから歩いて気が付かないでと言わんばかりに道沿いから攻撃した。
僕は[水風刀]に[風水砲]と[風水斬]をエンチャントし、オークに上から攻撃した。その時、体内にある睾丸または骨や魔石と魔核を時空鞄に入れた。同じく他の二体も鞄にこっそりと仕舞い込んだ。
「あれは、子供?」
「団長、オーク三体対して子供が一人で戦っています。苦戦しているみたいなので助太刀しましょう。」
「嗚呼、皆行くぞ。」
あれ?誰かが駆け寄ってくる。ぼやけて見えるしステータスには10000と書かれていた番号が0になっている。もしかして[魔力切れ]。僕はそこに倒れ込んでしまった。
「おい、大丈夫か?返事をしろ。」
数分後見慣れない所で目を覚ました僕は鎧を纏った男と目が合った。
「おい、坊主大丈夫か?大丈夫なら騎士団長に会わせてやる。外で待っている、汚れを落として待っていろ。直ぐに新しい服を持ってくる。」
僕は錬金術を使いハーブと水を混ぜ更にそこに魔法を加えて完成させた。
・錬金術用鍋に大量のハーブと水[付与:潤い/爽やか系]と[泡]バブルを加えよく混ぜ、其れを瓶に入れてよく振ったら完成。それはすっきり爽やかな香りを持つシャンプーとボディーソープを作った。いつでも商売が始めれるように大量に作ったので時空納品鞄に入れた。完成度を実際に試してみたところ髪の毛はスッキリと体はすべすべになった。そして体を拭いて来ていた洗濯物を[洗泡回]バブルループと[乾燥]ドライの合成魔法=[自動洗濯乾燥機]ラッシュこの魔法をやっている時に余ってしまった花やハーブ等を使い香水を作った。
ラッシュが終わった乾燥物を出して着るところ、他の男性騎士に見られ恥ずかしくなった。
「おい、お前は誰だ?」
「着替えるので少々お待ちください。」
「何かお前、いい香りだな。何を使ったんだ?」
「誰かの前に立って、身支度をしないといけないと思い清潔にして会おうと思いました。ってどこを見ているですか?」
「男同士だからいいじゃねーか。」
「良くないです。恥ずかしいじゃないですか!」
「何を騒いでるって、目を覚ましたんだな。」
「助けてくれてありがとうございました。」
「これからお前はどうするんだ?行く当てあるのか。」
「いえ、両親は盗賊によって殺されてしまって僕一人になってしまって…。」
僕を見た団長は思っていた事決断しこういった。
「俺の息子になってくれないか?部屋に空きがあるんだ。それでいいか?後で俺の兄貴達に紹介するが両親はいないって言うか三人兄弟で過ごしてきたんだ。父と母は死んだ、俺達三人を残して其れから一人で生きて行く為に旅立ったんだが俺はもう耐えれない。」
「本当に良いのですか、こんなどこの村の出身も知らない僕を。」
「嗚呼、大丈夫だ。」
「ありがとうございます、お父さん」
「…お前の名は何だ?」
「ソウタです。」
「お父さんの名は何ですか?」
「俺の名はガルフ。」
「よろしくお願いします。ついでに皆さんも。」
頭の中で何かが響いてきた。
[心治][絆癒][癒風」を獲得し、これは安全です。あの女神見習いが失礼いたしました。このスキルをお使いくださいませ。と響いてきた。
次の日父と一緒に王国騎士都市に帰る為の準備をし、馬車に乗ったが父とは違った王国騎士学園の上級生と教師と王国騎士のアランさんとカルスさんの二人と一緒の馬車だったので良かった。上級生の中に女性がいたのでちょっとだけ話をしてみた。
「あの、ちょっといいですか?学生寮で水浴びしてますか?」
「そりゃ、もちろんよ。身だしなみとかちゃんとしているし。」
「いい香りがする石鹸使いたくないですか?銀貨1枚で…というか相場を知らないので[相場]を勉強したいので教えてください。」
いい香りがする石鹸、良いわね。そんな物があれば私の学園のお姉様方にも良いしお父さんの商会で卸す契約を交わす事も出来るわね。
「じゃあ、私の商会へ来る?」
「是非行かせてください。」
「私はフェルよ、よろしくねソウタ。」
・スキル[検索]を獲得し、使用しますか?
[検索]=[異世界の相場]と[国の相場]
↓
鉄貨 =[日本:十円 ]
銅貨 =[日本:百円 ]
銀貨 =[日本:千円 ]
金貨 =[日本:一万円]
白金貨 =[日本:十万円]
という事が分かった。ステータスを見ると[未振り分けポイント:50000 Q]が有ったのでステータス開いて振り分けした結果こうなった。
「名前」
ソウタ
「称号」
女神祝福の光で底上げされた者/異なる世界から来た者
「種族」
人種
「固有スキル」
・攻撃態勢魔法
[経験値先取り砲:魔物対象]
[瞬風殺狙撃アーツ:魔物/盗賊/敵と判断した者]
・防御態勢魔法
[魔力壁:どんな物も破る事は出来ない無双壁]
・錬金術
[薬/飴/種/装飾品/]
・料理
[お菓子/料理/日本料理]
レシピ
[検索+記載]
・釣り
[川・海・湖]
・採掘
[鉱山・洞窟]
・研究
[料理/瓶/樽]
・合成魔法
[?魔法+?魔法=?魔法]
・生産
[ポーション生産/お弁当生産]
「適正」
・水系統
・雷系統
・風系統
・炎系統
・砂系統
・治系統
・光系統
「スキル」
・豪腕 lv1
・凍刀
・転移
・時間転移
・建築
・結界
・解体
・付与
・解毒
・解熱
・状態回復
・時空納品鞄
・時空鞄
・エンチャント
・スキル強奪
「生体ステータス」
・体力
HP 1000[普通]→[底上げ]→HP 5000[+300]
MP 5000[普通]→[底上げ]→MP 10000[+20000]
↓
HP 5000 [+300]
MP 10000[+20000]
攻撃力 2000
防御力 2000
魔撃砲力 5000
魔法壁 5000
[ 加 護 ]
・治神ロメオ様[ヒールシェル]
・女神アスティ[キューブロック]
となって一応しまった。王都街に到着した頃、僕とお姉さんはお姉さんの両親がやっている商会に行く前に父から王都フィルド商会について夕方頃国王に挨拶しに行くから夕方までは商会にて勉強会をして大人しくしていろと俺が名を呼ぶまではそこにいろと言われた。フェルの商会に向かっている途中に商人ギルドを見つけてしまったが父に何も言ってないからここはまだ試験は辞めておこうかなと言っても一般の買取は行っていると思うので、商人ギルドに入ろうとしたらドアが開いて団体の冒険者とぶつかってしまい倒れこんだ。
「ごめんね、気付かなくて!」
「僕もすいません。あの、一般の買取って出来ますか?」
「ええ、出来るよ。でも何を売るの?」
「中級ポーションと下級ポーションそれぞれ五本ずつと[錬金術]と[付与]で完成したロングソードと短剣かな。」
「付与って何?」
ロングソードと短剣は国王様の皇子達に渡そうかな、それに王様のメイドの方々に話しをしていたら王様は胃が弱いのと大好きなトマトが分かった。それと王女様は顔専用の洗顔美容クリームを持って行くことにした。話している途中で悪いが、王様の薬を作る為にお金がどうしても必要だったので売ることにした。フェル同行で売りに行く前に女性に言った。
「教えないです。もし知りたいのであれば[ファスカウ]の肉を捕獲してきたら、お姉さん専用の武器を作製しようかな?」
「それ本当⁉よし皆行くよー」
その人について行くお兄さん達を無視して商人ギルドに入ったら直ぐに買取専門人の所に行き買取をお願いした。
「あの、買取お願いしたいのですがよろしいですか?」
「いいけど、余りにも大きいサイズであれば倉庫に案内します。出さないという事は大きいサイズですね、倉庫に案内します。失礼します、ダイ親方買取のお願いです。」
「うーん、君出してくれないか?」
僕は親仁さんが言ったので倉庫のテーブルの上に出した。出したのはオーク×3、ファスカウ×2、中級と下級のポーション×5、
「これは、ポーションですね。珍しいポーション…?これは何ですか。」
「えーとこの方は誰です?」
彼は宮廷薬剤師で、薬剤に関しては五月蠅いと言う事です。
「魔物の血みたいに赤いのが中級ポーションで水みたいに透明なのが下級ポーションです。ただし、貴方には譲れません。」
「はい?何でですか。」
「条件が有ります。約束守れますか?」
僕はその契約書を渡した、その契約書にはこう書かれていた。
契約書
条件を呑まなければ薬剤宮廷師または王国側にポーションを売り渡しません。
[条件]
・売買した当日から2か月の間は生産しません。
・スラム地帯と庶民の家に直接向かい嫌な顔や仕草をしないで最低でも5本を渡す。
・平等な金額で頼みます。貴族や平民または王族の値段で冒険者の方にはどの書店でも王国側の商店にこのポーションが生産され違う値段で売られているのを発見した場合契約解除し、ポーションを売る事はしません。
・商人ギルド又は商店に生産した場合、明細書と納品書と発注書を毎日送ってください。
・偽造ポーションが売られて困るのは商売人やポーションを必要としている冒険者の方々です。それと製作者の僕です。もし鑑定し製作者が違う人間が作ったのを僕が製作したというポーションを売っているのを見つけた場合、その商店には一切生産しません。
・戦争があるからと言ってポーションを沢山買うから作ってくれという注文が来ても作りません。てか売らない事にします。沢山買うと言う事は沢山無駄にすると言う事ですよね。そんな兵隊隊長が来て「急に必要になった、すぐに作ってくれ」と言われても作らないです。
・後生意気なガキだと言われたら絶対に契約しないです。思っても駄目です
以上
という契約書を宮廷薬剤師の方に渡して買取の金額合計の金額を受け取り、フェルと共にフェルの商会に向かった。丁度そこにはフェルの両親がいたので挨拶をしたらフェルの兄だと言う人がいて挨拶しようとしたら先程の宮廷薬剤師がフェルの兄様と言う事が解って直ぐに謝罪した。そしたら契約を呑むと言われて契約金として金貨十枚を貰った。この金貨十枚で薬草を買っていた所をフェルの兄であるライトに見つかり、ライト専用の製作場を貸して貰えると言う事で金貨五枚を契約きんとして渡した。その製作場で野菜を切りその野菜をすり潰して、王様専用の薬と合成錬金して新しい王様専用の調合錠剤が出来て、ステータスを見ると驚きの結果に
錬金レベル50になっていた。やっぱりこれはチートだなと思ったが隠しきれないと思い話そうとしたが一応心の中で封印した。父が迎えに来るまで待っていたら父とその騎士団達が僕を迎えに来て国王の元に向かった。
僕は国王の前でライトさんと出会ったが一応王の前なので伏せた。
「一同、顔をあげろ。今回の任務ご苦労であった!」
「ありがとうございます。おや、その者は誰だ?」
「ゼレス・ヴァイズ・グラッド王国陛下、自分は私の横に居る王国騎士団長を務めているガルフの息子となったソウタです。私の父は魔物から守ってくれた恩が有ります。それと国王陛下である貴方様には以前助けて頂いたことがあるのでその恩を今度は王様と父を守る為に使いたいと思います。お初目にかかり大変嬉しく思います」
「!ガルフよ、良い息子を持ったな。」
帰る前に持参していた物を渡しそびれていたのに気が付いて渡しに行くとレイトさんとゼレス陛下がいた。
せっかく自分の手にした合格表がもう戻ってこないな。もう友達に会えないけど悲しくないと思うと何だか心が穴が開いたような気持になった、そして目を閉じてしまった。その先は何も覚えていない。
そして、光が満ちた先にはある人がいた。母さんと父さんかな。僕の両親はあの合格発表の五日前に亡くなってしまい、僕は只一人残されてしまった。両親は優しかった、怒ってくれる時も悲しんでくれたりした事もあったけど酷い家族なんて思った事は一度も無かった。心の中にずっといると思い生きてきた人生は終わってしまった。
「君に選択権を差し上げよう、どちらかを選べ。」
声が聞こえたのでこう答えた。
「もし僕の声が聞こえるのなら、お願いします。僕を転生させてください。」
「良かろう、だが日本では無い世界で新たな人生を生きろ。」
「優しい方ですね、ありがとうございます。」
「優しく無いもん。案内役だし、しょうがないじゃん。」
自分のステータスを確認してみてって言われてもどうすればいいのかわからなかったので色々試してみた。見た結果を何か必要かなと思いメモに残したいと思うと頭の中でメモした。
①魔力を心の中で蓄積した。=曖昧なステータス
②魔力を感じて発言した(ステータスと)=完璧。
その結果、表示されたステータスはこちら↓
「名前」
ソウタ
「称号」
女神祝福の光で底上げされた者/異なる世界から来た者
「種族」
人種
「固有スキル」
・攻撃態勢魔法
[経験値先取り砲:魔物対象]
[瞬風殺狙撃アーツ:魔物/盗賊/敵と判断した者]
・防御態勢魔法
[魔力壁:どんな物も破る事は出来ない無双壁]
・錬金術
[薬/飴/種/装飾品/]
・料理
[お菓子/料理/日本料理]
レシピ
[検索+記載]
・釣り
[川・海・湖]
・採掘
[鉱山・洞窟]
・研究
[料理/瓶/樽]
・合成魔法
[?魔法+?魔法=?魔法]
・生産
[ポーション生産/お弁当生産]
「適正」
・水系統
・雷系統
・風系統
・炎系統
・砂系統
・治系統
・光系統
「スキル」
・豪腕 lv1
・凍刀
・転移
・時間転移
・建築
・結界
・解体
・付与
・解毒
・解熱
・状態回復
・時空納品鞄
・時空鞄
・エンチャント
・スキル強奪
「生体ステータス」
・体力
HP 1000[普通]→[底上げ]→HP 5000
MP 5000[普通]→[底上げ]→MP 10000
↓
HP 5000
MP 10000
攻撃力 2000
防御力 2000
魔撃砲力 5000
魔法壁 5000
[ 加 護 ]
・治神ロメオ様[ヒールシェル]
・女神アスティ[キューブロック]
随分底上げされチートレベルになったみたい。世間の皆さんが見たら「彼奴、チートだぜ。」と言われそう決定だな。何か大変なスキルを手に入れたみたいでこれ貰ってよいのかどうか困っていたのだが、女神には問わなかった。
何処に転生してやろうかと言われたので安全でトラブルに引き込まれないところや草原でお願いします。と言ったのでそのような場所を期待していたがトラブルに遭遇する様な団体を発見してしまったので心の中で女神様の事を[残念失格女神]と思ってしまった事に心が痛かった。でもそんな事はどうでも良いと思う女神様なので心の痛みは直ぐに引いた。
その頃、女神の部屋では女神が怒っていた。
「残念?」
「失格?」
「女神?」
転生者ソウタ様から称号を貰いました。
【残念失格女神】
・本当に残念な女神だなと思いました。本当にすみませんでした。
「誰が、残念で失格な女神よ!」
「もしかして私の事?」
「許さないわ、今回は許してもいいけど何か品物を送って貰わないといけない。手紙を出してもらいましょう。それと同時にソウタにこの[女神直送郵便]と言うスキルを付けて‥‥よし完了。」
「何が完了何ですか?全属性を司る女神ティアよ。」
「これは、治神 ロメオ様。ここは私達の寮で男性が入る事は一切禁じられているのは知っていると思うのですが…。」
「ええ、でも転生された子のお話を聞こうとしたら何回もドアを叩いてもお返事が無かったので心配になって…これは[女神直送郵便]もしや転生者ソウタに内緒で付けたのではないでしょうかね。もし付けたのであれば、女神帝の食堂三か月やって貰うよ。」と言っても聞いてはいないな。女神界ではこうなっていた。
現在、僕は適正を確認してみたいと思い、どんな物があると便利なのかを調整いてみた。砂系統魔法を試してみる事にした結果、[砂矢]サンドアローや[砂壁]サンドフォールまたは[砂盲]サンドアイの三つが出来る事が分かった。次に水系統魔法ではどんな物があるのか調べてみたところ、なかなか珍しい組み合わせが出来るみたいで面白い結果になった。まず、[水矢]アクアアローや[水壁]アクアフォールまたは[水槍]アクアニース等魔法の組み合わせによって変化出来ると言う事。
例えば、水魔法と風魔法を合成魔法で合成してみたら面白い魔法が完成して更には合成したところで数多くの開発魔法を試すことが出来てしまった。
[水風弾]アクアブロットや[水風刀]フェルフィール[風水砲]シルフィール
[風水斬]ヴァイズノア[飛翔歩]バイルズなど魔法武器や固有スキルの[砲]の弾も開発魔法として出来る事が分かった。それをある程度、記載した後実戦対象魔物がいないか草原を見回したところいなかったので[飛翔歩]バイルズを使って昇空して上空から辺りを見回したところ発見した。発見対象魔物は精力剤の原料となる睾丸[買い取り金額:金貨三枚銅貨三枚]と約五センチの魔核と魔石を持つ魔物オーク[買い取り金額:金貨十枚銀貨一枚]が1...2...3体いるな。それと王国騎士団体が囲まれている。トラブル場所は嫌だって言ったのにあの[残念失格女神]は本当に[残念]だ。でもなんかあの人だけは前世の父に似ている気がするので見捨てないことに決めたと言うか見て見ぬふりなんてしたら、かつての父に何て言われるかと思い道沿いから歩いて気が付かないでと言わんばかりに道沿いから攻撃した。
僕は[水風刀]に[風水砲]と[風水斬]をエンチャントし、オークに上から攻撃した。その時、体内にある睾丸または骨や魔石と魔核を時空鞄に入れた。同じく他の二体も鞄にこっそりと仕舞い込んだ。
「あれは、子供?」
「団長、オーク三体対して子供が一人で戦っています。苦戦しているみたいなので助太刀しましょう。」
「嗚呼、皆行くぞ。」
あれ?誰かが駆け寄ってくる。ぼやけて見えるしステータスには10000と書かれていた番号が0になっている。もしかして[魔力切れ]。僕はそこに倒れ込んでしまった。
「おい、大丈夫か?返事をしろ。」
数分後見慣れない所で目を覚ました僕は鎧を纏った男と目が合った。
「おい、坊主大丈夫か?大丈夫なら騎士団長に会わせてやる。外で待っている、汚れを落として待っていろ。直ぐに新しい服を持ってくる。」
僕は錬金術を使いハーブと水を混ぜ更にそこに魔法を加えて完成させた。
・錬金術用鍋に大量のハーブと水[付与:潤い/爽やか系]と[泡]バブルを加えよく混ぜ、其れを瓶に入れてよく振ったら完成。それはすっきり爽やかな香りを持つシャンプーとボディーソープを作った。いつでも商売が始めれるように大量に作ったので時空納品鞄に入れた。完成度を実際に試してみたところ髪の毛はスッキリと体はすべすべになった。そして体を拭いて来ていた洗濯物を[洗泡回]バブルループと[乾燥]ドライの合成魔法=[自動洗濯乾燥機]ラッシュこの魔法をやっている時に余ってしまった花やハーブ等を使い香水を作った。
ラッシュが終わった乾燥物を出して着るところ、他の男性騎士に見られ恥ずかしくなった。
「おい、お前は誰だ?」
「着替えるので少々お待ちください。」
「何かお前、いい香りだな。何を使ったんだ?」
「誰かの前に立って、身支度をしないといけないと思い清潔にして会おうと思いました。ってどこを見ているですか?」
「男同士だからいいじゃねーか。」
「良くないです。恥ずかしいじゃないですか!」
「何を騒いでるって、目を覚ましたんだな。」
「助けてくれてありがとうございました。」
「これからお前はどうするんだ?行く当てあるのか。」
「いえ、両親は盗賊によって殺されてしまって僕一人になってしまって…。」
僕を見た団長は思っていた事決断しこういった。
「俺の息子になってくれないか?部屋に空きがあるんだ。それでいいか?後で俺の兄貴達に紹介するが両親はいないって言うか三人兄弟で過ごしてきたんだ。父と母は死んだ、俺達三人を残して其れから一人で生きて行く為に旅立ったんだが俺はもう耐えれない。」
「本当に良いのですか、こんなどこの村の出身も知らない僕を。」
「嗚呼、大丈夫だ。」
「ありがとうございます、お父さん」
「…お前の名は何だ?」
「ソウタです。」
「お父さんの名は何ですか?」
「俺の名はガルフ。」
「よろしくお願いします。ついでに皆さんも。」
頭の中で何かが響いてきた。
[心治][絆癒][癒風」を獲得し、これは安全です。あの女神見習いが失礼いたしました。このスキルをお使いくださいませ。と響いてきた。
次の日父と一緒に王国騎士都市に帰る為の準備をし、馬車に乗ったが父とは違った王国騎士学園の上級生と教師と王国騎士のアランさんとカルスさんの二人と一緒の馬車だったので良かった。上級生の中に女性がいたのでちょっとだけ話をしてみた。
「あの、ちょっといいですか?学生寮で水浴びしてますか?」
「そりゃ、もちろんよ。身だしなみとかちゃんとしているし。」
「いい香りがする石鹸使いたくないですか?銀貨1枚で…というか相場を知らないので[相場]を勉強したいので教えてください。」
いい香りがする石鹸、良いわね。そんな物があれば私の学園のお姉様方にも良いしお父さんの商会で卸す契約を交わす事も出来るわね。
「じゃあ、私の商会へ来る?」
「是非行かせてください。」
「私はフェルよ、よろしくねソウタ。」
・スキル[検索]を獲得し、使用しますか?
[検索]=[異世界の相場]と[国の相場]
↓
鉄貨 =[日本:十円 ]
銅貨 =[日本:百円 ]
銀貨 =[日本:千円 ]
金貨 =[日本:一万円]
白金貨 =[日本:十万円]
という事が分かった。ステータスを見ると[未振り分けポイント:50000 Q]が有ったのでステータス開いて振り分けした結果こうなった。
「名前」
ソウタ
「称号」
女神祝福の光で底上げされた者/異なる世界から来た者
「種族」
人種
「固有スキル」
・攻撃態勢魔法
[経験値先取り砲:魔物対象]
[瞬風殺狙撃アーツ:魔物/盗賊/敵と判断した者]
・防御態勢魔法
[魔力壁:どんな物も破る事は出来ない無双壁]
・錬金術
[薬/飴/種/装飾品/]
・料理
[お菓子/料理/日本料理]
レシピ
[検索+記載]
・釣り
[川・海・湖]
・採掘
[鉱山・洞窟]
・研究
[料理/瓶/樽]
・合成魔法
[?魔法+?魔法=?魔法]
・生産
[ポーション生産/お弁当生産]
「適正」
・水系統
・雷系統
・風系統
・炎系統
・砂系統
・治系統
・光系統
「スキル」
・豪腕 lv1
・凍刀
・転移
・時間転移
・建築
・結界
・解体
・付与
・解毒
・解熱
・状態回復
・時空納品鞄
・時空鞄
・エンチャント
・スキル強奪
「生体ステータス」
・体力
HP 1000[普通]→[底上げ]→HP 5000[+300]
MP 5000[普通]→[底上げ]→MP 10000[+20000]
↓
HP 5000 [+300]
MP 10000[+20000]
攻撃力 2000
防御力 2000
魔撃砲力 5000
魔法壁 5000
[ 加 護 ]
・治神ロメオ様[ヒールシェル]
・女神アスティ[キューブロック]
となって一応しまった。王都街に到着した頃、僕とお姉さんはお姉さんの両親がやっている商会に行く前に父から王都フィルド商会について夕方頃国王に挨拶しに行くから夕方までは商会にて勉強会をして大人しくしていろと俺が名を呼ぶまではそこにいろと言われた。フェルの商会に向かっている途中に商人ギルドを見つけてしまったが父に何も言ってないからここはまだ試験は辞めておこうかなと言っても一般の買取は行っていると思うので、商人ギルドに入ろうとしたらドアが開いて団体の冒険者とぶつかってしまい倒れこんだ。
「ごめんね、気付かなくて!」
「僕もすいません。あの、一般の買取って出来ますか?」
「ええ、出来るよ。でも何を売るの?」
「中級ポーションと下級ポーションそれぞれ五本ずつと[錬金術]と[付与]で完成したロングソードと短剣かな。」
「付与って何?」
ロングソードと短剣は国王様の皇子達に渡そうかな、それに王様のメイドの方々に話しをしていたら王様は胃が弱いのと大好きなトマトが分かった。それと王女様は顔専用の洗顔美容クリームを持って行くことにした。話している途中で悪いが、王様の薬を作る為にお金がどうしても必要だったので売ることにした。フェル同行で売りに行く前に女性に言った。
「教えないです。もし知りたいのであれば[ファスカウ]の肉を捕獲してきたら、お姉さん専用の武器を作製しようかな?」
「それ本当⁉よし皆行くよー」
その人について行くお兄さん達を無視して商人ギルドに入ったら直ぐに買取専門人の所に行き買取をお願いした。
「あの、買取お願いしたいのですがよろしいですか?」
「いいけど、余りにも大きいサイズであれば倉庫に案内します。出さないという事は大きいサイズですね、倉庫に案内します。失礼します、ダイ親方買取のお願いです。」
「うーん、君出してくれないか?」
僕は親仁さんが言ったので倉庫のテーブルの上に出した。出したのはオーク×3、ファスカウ×2、中級と下級のポーション×5、
「これは、ポーションですね。珍しいポーション…?これは何ですか。」
「えーとこの方は誰です?」
彼は宮廷薬剤師で、薬剤に関しては五月蠅いと言う事です。
「魔物の血みたいに赤いのが中級ポーションで水みたいに透明なのが下級ポーションです。ただし、貴方には譲れません。」
「はい?何でですか。」
「条件が有ります。約束守れますか?」
僕はその契約書を渡した、その契約書にはこう書かれていた。
契約書
条件を呑まなければ薬剤宮廷師または王国側にポーションを売り渡しません。
[条件]
・売買した当日から2か月の間は生産しません。
・スラム地帯と庶民の家に直接向かい嫌な顔や仕草をしないで最低でも5本を渡す。
・平等な金額で頼みます。貴族や平民または王族の値段で冒険者の方にはどの書店でも王国側の商店にこのポーションが生産され違う値段で売られているのを発見した場合契約解除し、ポーションを売る事はしません。
・商人ギルド又は商店に生産した場合、明細書と納品書と発注書を毎日送ってください。
・偽造ポーションが売られて困るのは商売人やポーションを必要としている冒険者の方々です。それと製作者の僕です。もし鑑定し製作者が違う人間が作ったのを僕が製作したというポーションを売っているのを見つけた場合、その商店には一切生産しません。
・戦争があるからと言ってポーションを沢山買うから作ってくれという注文が来ても作りません。てか売らない事にします。沢山買うと言う事は沢山無駄にすると言う事ですよね。そんな兵隊隊長が来て「急に必要になった、すぐに作ってくれ」と言われても作らないです。
・後生意気なガキだと言われたら絶対に契約しないです。思っても駄目です
以上
という契約書を宮廷薬剤師の方に渡して買取の金額合計の金額を受け取り、フェルと共にフェルの商会に向かった。丁度そこにはフェルの両親がいたので挨拶をしたらフェルの兄だと言う人がいて挨拶しようとしたら先程の宮廷薬剤師がフェルの兄様と言う事が解って直ぐに謝罪した。そしたら契約を呑むと言われて契約金として金貨十枚を貰った。この金貨十枚で薬草を買っていた所をフェルの兄であるライトに見つかり、ライト専用の製作場を貸して貰えると言う事で金貨五枚を契約きんとして渡した。その製作場で野菜を切りその野菜をすり潰して、王様専用の薬と合成錬金して新しい王様専用の調合錠剤が出来て、ステータスを見ると驚きの結果に
錬金レベル50になっていた。やっぱりこれはチートだなと思ったが隠しきれないと思い話そうとしたが一応心の中で封印した。父が迎えに来るまで待っていたら父とその騎士団達が僕を迎えに来て国王の元に向かった。
僕は国王の前でライトさんと出会ったが一応王の前なので伏せた。
「一同、顔をあげろ。今回の任務ご苦労であった!」
「ありがとうございます。おや、その者は誰だ?」
「ゼレス・ヴァイズ・グラッド王国陛下、自分は私の横に居る王国騎士団長を務めているガルフの息子となったソウタです。私の父は魔物から守ってくれた恩が有ります。それと国王陛下である貴方様には以前助けて頂いたことがあるのでその恩を今度は王様と父を守る為に使いたいと思います。お初目にかかり大変嬉しく思います」
「!ガルフよ、良い息子を持ったな。」
帰る前に持参していた物を渡しそびれていたのに気が付いて渡しに行くとレイトさんとゼレス陛下がいた。
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