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第79話 はっきり言わないとわからないしはっきり言うと配慮に欠ける事になるし
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「うー」結城は再度、かすれた声で呻いた。
「結城さん」天津が叫ぶように呼び、
「結城君気づいたか」大山が喜びの声を挙げ、
「結城さん」木之花が泣き声になりかけながら呼ぶ。
「あいつ、また戻ったのかな結城さんの中に」伊勢が小さく呟く。
「まあ、何にしてもよかった」酒林が安堵の声で言う。
神たちはそれぞれに喜びの声を洩らし新人たちを労った。
「結城」時中が結城の頭上から呼びかけた。「動けるか」
「結城さん」本原が結城の足の上から呼びかけた。「大丈夫ですか」
「うー」結城はやはりくぐもった声で呻くように返事をし、両手を地面について上体を持ち上げた。「くらくらする」
「結城さん、気分が悪ければ寝ていていいですよ」木之花が気遣う。
「あざあす」結城は額に手を当てながら頭を下げ、それから頭を上げて上方をきょろきょろと見回した。「あれ」
「どうした」時中が結城の頭上から問う。
「神様たちの声……聞えるようになったの?」結城は時中を見上げながら訊いた。
「ああ。これが」時中はいまだ屹立している青白い煙の蛇を見上げながら答えた。「出現した後、突然聞えるようになった」
「これ……うわ」結城は茫然とその蛇を見上げてから目を見開いた。「蛇」
ヘビのナカ
そして閃くように思い出す。
「俺」結城は青白い蛇を指差した。「この中に、いたんだよ」
「何」時中が眉をひそめ、
「まあ」本原が口を抑え、
「蛇の中に? どうして」
「どういう……スサが?」
「けどそんなことできるのか」
「まあ……スサだしな」
「うん」神たちがそれぞれに思う事を言った。
「出せよ」青白い蛇が突然そう言った。
「うわ」結城が再度目を見開いて上方を見上げ、
「何」時中が再度眉をひそめ上方を見上げ、
「蛇が喋りました」本原が再度口を抑えて上方を見上げ報告した。
「ここから出せって言ってんだよ」青白い蛇の声はそう続いたが、それは何か分厚いものにくるみこまれてでもいるかのようにくぐもって、もさもさと聞えた。「ふざけやがって」
「あれ、この声」結城が他の二人を見る。「スサノオ?」
「そうだな」時中が頷き、
「スサノオさまです」本原が頷く。
「ガセスサすね」伊勢が答える。
「ガセスサ」結城が復唱し、
「ガセアマのスサノオ版か」時中が解説し、
「ガセスサさまですか」本原が確認する。
「ガセじゃねえ」青白い蛇は怒りを示しながらももさもさと抗弁した。「俺は本物のスサノオだ」
「わかったわかった」伊勢が片眉をしかめているような声で答える。「まあ今後のためにってのも変だけど、教えといてやるよ」
「何――」青白い蛇はたじろいだような声でもさもさと呟いた。
「スサは……スサノオはな、お前みたいな賢げな喋り方なんてできないんだよ」
「かしこ――」青白い蛇は再びもさもさと呟いた。
「もうな、一言なんか言うだけどころか、一声挙げるだけでバカ丸出しなんだよあいつは」伊勢は説明を続ける。
時中と本原は、無言のまま結城を見た。
「え」結城は眉を上げ二人を見返した。
「お前みたいな、棘のある言い方で他者を言いくるめたり言い負かしたりできるような知性は、あいつにゃないっての」伊勢は人差し指をぶんぶん振りながら言い募るような声で話し続けた。「だからあんな馬鹿げた、信じらんねえぐらい度し難い行動をしやがんだよ奴は」
「何か、怒っているようだな」時中がコメントし、
「結城さん、謝罪をした方がよいのではないでしょうか」本原が提言し、
「えっ、あ、ええ、すいません」結城は頭を下げたが「でもそんなに、バカっぽいとは思わなかったけどなあ」と言いながら頭を上げた。
「何がだ」時中が訊く。
「スサノ、オ?」結城が不確定的に答える。
「知っているのですか」本原が質問する。
「えーと、いや、うん、あいや、なんだろう、どうだっけ」結城は不確定的に答える。
「ま、いいすよ」伊勢は短く答えた。
「神に匙を投げられたな」時中がコメントし、
「正真正銘度し難しといったところでしょうか」本原が詳しくコメントする。
「――わかったよ」ガセスサと呼ばれた青白い蛇は、観念したような声で答えた。「わかったから……ここから出してくれよ」
「無理」伊勢は肩をすくめたような声で答えた。「スサがどっか行っちまったから」
「え」青白い蛇は縦二つに割られた状態で焦ったようなもさもさ声を出した。「じゃあ、俺はどうなる」
「どうなるんだろな」伊勢は首を傾げたような声で答えた。「てかどうするつもりだったのかも、もはや不明だし」
「何言ってんだ」青白い蛇はますます焦ったようなもさもさした声で叫んだ。「ふざけんな。ここから出せ」
「だから無理」伊勢はため息まじりに答えた。「ま、そのうち自然消滅するだろうから大人しく待ってろ」
「おとなし――」青白い蛇はもさもさした声で絶句した。
「それより、対話すよね」伊勢は他の神たちに話を振り向けた。「やっぱ俺らじゃ、地球との直接対話は無理すかね」
「ん……」大山はすぐに回答することができずにいた。「そう……だな」
「もう、地球の声も聞えないっすもんね」住吉が低いトーンの声で言う。
「鯰はどうなった」石上が訊く。
「鯰」鹿島が呼ぶ。「鯰?」
だが返事はない。
「あれ、鯰さんどうなったんすかね」結城が口を尖らせる。
「先ほど何か苦しがっていたようだが」時中が告げる。
「何か溺れているような感じがしました」本原も当時の様子を語る。
「溺れてって、鯰が?」結城がなかば叫ぶ。「魚類なのに?」
「あいつも蛇の中に取り込まれたのかも知れないすね」伊勢が考えを述べる。「ついでに、あのうるさかった出現物たちも」
「なんと」
「そこまでやるか」
「まあ……スサだしな」神たちは信じ難そうな声を挙げながらも、同様の結論に達するのだった。
「え、じゃあもうみんなまとめて、自然消滅の運命共同体っすか」結城がいまだ地面の上にへたりこみながら上方を見上げて訊く。
「たぶんすね」伊勢が答える。
「マヨイガさまもでしょうか」本原が続けて訊く。
「取り込まれていれば、すね」伊勢が続けて答える。
「そうかあ」鹿島が考え込むような声で言う。「じゃあ今後の備品調達は、考えないとなあ……あ、そういえば」何かを思い出す。
「どうした」宗像が訊く。
「恵比寿君」鹿島が呼ぶ。「お疲れ。ご苦労さん、よくやってくれたねシステム復旧」
「あっ、は、はいっ」恵比寿が叫ぶ。「やっぱりあの、出現物が回線に乗っかってたみたいすね。奴らが消えたら嘘みたいにスムーズに行くようになって」
「そうか、もしかしたらそれもマヨイガだったのかもな」鹿島が腕組みしているような声で答える。「まあ何にしてもよかった。ありがとう」
「は、はいっ、いえっ」恵比寿は肯定し否定した。
「恵比寿さん、俺らここからまた神舟で帰れるんすか」結城が訊く。
「あ」恵比寿は額に一発くらったような声を挙げた後「あっ、はいっ、ええはいっ、すぐに準備します! はははは、おめでとう」祭りのように舞い上がったような声で答えた。「はははは」幸せの絶頂のような笑い声が続く。
「あっれ」大山がごく小さく呟く。「まさか」
「認識……できるようになったのか」
「まさかこれも、スサが?」神たちは信じがたそうな声で呟く合ったがやがてそれは喜びの声に変わっていった。
「よかったすね、恵比寿さん」
「うむ」
「めでたいのう」
「ん? 皆どうした?」鹿島が訊く。
「え」
「あ、いや恵比寿さんのこと」
「見えて……いや聞えてるんすよね」
「恵比寿、さん?」鹿島が訊く。「ん? 誰?」
神たちは、黙り込んだ。
「結城さん」天津が叫ぶように呼び、
「結城君気づいたか」大山が喜びの声を挙げ、
「結城さん」木之花が泣き声になりかけながら呼ぶ。
「あいつ、また戻ったのかな結城さんの中に」伊勢が小さく呟く。
「まあ、何にしてもよかった」酒林が安堵の声で言う。
神たちはそれぞれに喜びの声を洩らし新人たちを労った。
「結城」時中が結城の頭上から呼びかけた。「動けるか」
「結城さん」本原が結城の足の上から呼びかけた。「大丈夫ですか」
「うー」結城はやはりくぐもった声で呻くように返事をし、両手を地面について上体を持ち上げた。「くらくらする」
「結城さん、気分が悪ければ寝ていていいですよ」木之花が気遣う。
「あざあす」結城は額に手を当てながら頭を下げ、それから頭を上げて上方をきょろきょろと見回した。「あれ」
「どうした」時中が結城の頭上から問う。
「神様たちの声……聞えるようになったの?」結城は時中を見上げながら訊いた。
「ああ。これが」時中はいまだ屹立している青白い煙の蛇を見上げながら答えた。「出現した後、突然聞えるようになった」
「これ……うわ」結城は茫然とその蛇を見上げてから目を見開いた。「蛇」
ヘビのナカ
そして閃くように思い出す。
「俺」結城は青白い蛇を指差した。「この中に、いたんだよ」
「何」時中が眉をひそめ、
「まあ」本原が口を抑え、
「蛇の中に? どうして」
「どういう……スサが?」
「けどそんなことできるのか」
「まあ……スサだしな」
「うん」神たちがそれぞれに思う事を言った。
「出せよ」青白い蛇が突然そう言った。
「うわ」結城が再度目を見開いて上方を見上げ、
「何」時中が再度眉をひそめ上方を見上げ、
「蛇が喋りました」本原が再度口を抑えて上方を見上げ報告した。
「ここから出せって言ってんだよ」青白い蛇の声はそう続いたが、それは何か分厚いものにくるみこまれてでもいるかのようにくぐもって、もさもさと聞えた。「ふざけやがって」
「あれ、この声」結城が他の二人を見る。「スサノオ?」
「そうだな」時中が頷き、
「スサノオさまです」本原が頷く。
「ガセスサすね」伊勢が答える。
「ガセスサ」結城が復唱し、
「ガセアマのスサノオ版か」時中が解説し、
「ガセスサさまですか」本原が確認する。
「ガセじゃねえ」青白い蛇は怒りを示しながらももさもさと抗弁した。「俺は本物のスサノオだ」
「わかったわかった」伊勢が片眉をしかめているような声で答える。「まあ今後のためにってのも変だけど、教えといてやるよ」
「何――」青白い蛇はたじろいだような声でもさもさと呟いた。
「スサは……スサノオはな、お前みたいな賢げな喋り方なんてできないんだよ」
「かしこ――」青白い蛇は再びもさもさと呟いた。
「もうな、一言なんか言うだけどころか、一声挙げるだけでバカ丸出しなんだよあいつは」伊勢は説明を続ける。
時中と本原は、無言のまま結城を見た。
「え」結城は眉を上げ二人を見返した。
「お前みたいな、棘のある言い方で他者を言いくるめたり言い負かしたりできるような知性は、あいつにゃないっての」伊勢は人差し指をぶんぶん振りながら言い募るような声で話し続けた。「だからあんな馬鹿げた、信じらんねえぐらい度し難い行動をしやがんだよ奴は」
「何か、怒っているようだな」時中がコメントし、
「結城さん、謝罪をした方がよいのではないでしょうか」本原が提言し、
「えっ、あ、ええ、すいません」結城は頭を下げたが「でもそんなに、バカっぽいとは思わなかったけどなあ」と言いながら頭を上げた。
「何がだ」時中が訊く。
「スサノ、オ?」結城が不確定的に答える。
「知っているのですか」本原が質問する。
「えーと、いや、うん、あいや、なんだろう、どうだっけ」結城は不確定的に答える。
「ま、いいすよ」伊勢は短く答えた。
「神に匙を投げられたな」時中がコメントし、
「正真正銘度し難しといったところでしょうか」本原が詳しくコメントする。
「――わかったよ」ガセスサと呼ばれた青白い蛇は、観念したような声で答えた。「わかったから……ここから出してくれよ」
「無理」伊勢は肩をすくめたような声で答えた。「スサがどっか行っちまったから」
「え」青白い蛇は縦二つに割られた状態で焦ったようなもさもさ声を出した。「じゃあ、俺はどうなる」
「どうなるんだろな」伊勢は首を傾げたような声で答えた。「てかどうするつもりだったのかも、もはや不明だし」
「何言ってんだ」青白い蛇はますます焦ったようなもさもさした声で叫んだ。「ふざけんな。ここから出せ」
「だから無理」伊勢はため息まじりに答えた。「ま、そのうち自然消滅するだろうから大人しく待ってろ」
「おとなし――」青白い蛇はもさもさした声で絶句した。
「それより、対話すよね」伊勢は他の神たちに話を振り向けた。「やっぱ俺らじゃ、地球との直接対話は無理すかね」
「ん……」大山はすぐに回答することができずにいた。「そう……だな」
「もう、地球の声も聞えないっすもんね」住吉が低いトーンの声で言う。
「鯰はどうなった」石上が訊く。
「鯰」鹿島が呼ぶ。「鯰?」
だが返事はない。
「あれ、鯰さんどうなったんすかね」結城が口を尖らせる。
「先ほど何か苦しがっていたようだが」時中が告げる。
「何か溺れているような感じがしました」本原も当時の様子を語る。
「溺れてって、鯰が?」結城がなかば叫ぶ。「魚類なのに?」
「あいつも蛇の中に取り込まれたのかも知れないすね」伊勢が考えを述べる。「ついでに、あのうるさかった出現物たちも」
「なんと」
「そこまでやるか」
「まあ……スサだしな」神たちは信じ難そうな声を挙げながらも、同様の結論に達するのだった。
「え、じゃあもうみんなまとめて、自然消滅の運命共同体っすか」結城がいまだ地面の上にへたりこみながら上方を見上げて訊く。
「たぶんすね」伊勢が答える。
「マヨイガさまもでしょうか」本原が続けて訊く。
「取り込まれていれば、すね」伊勢が続けて答える。
「そうかあ」鹿島が考え込むような声で言う。「じゃあ今後の備品調達は、考えないとなあ……あ、そういえば」何かを思い出す。
「どうした」宗像が訊く。
「恵比寿君」鹿島が呼ぶ。「お疲れ。ご苦労さん、よくやってくれたねシステム復旧」
「あっ、は、はいっ」恵比寿が叫ぶ。「やっぱりあの、出現物が回線に乗っかってたみたいすね。奴らが消えたら嘘みたいにスムーズに行くようになって」
「そうか、もしかしたらそれもマヨイガだったのかもな」鹿島が腕組みしているような声で答える。「まあ何にしてもよかった。ありがとう」
「は、はいっ、いえっ」恵比寿は肯定し否定した。
「恵比寿さん、俺らここからまた神舟で帰れるんすか」結城が訊く。
「あ」恵比寿は額に一発くらったような声を挙げた後「あっ、はいっ、ええはいっ、すぐに準備します! はははは、おめでとう」祭りのように舞い上がったような声で答えた。「はははは」幸せの絶頂のような笑い声が続く。
「あっれ」大山がごく小さく呟く。「まさか」
「認識……できるようになったのか」
「まさかこれも、スサが?」神たちは信じがたそうな声で呟く合ったがやがてそれは喜びの声に変わっていった。
「よかったすね、恵比寿さん」
「うむ」
「めでたいのう」
「ん? 皆どうした?」鹿島が訊く。
「え」
「あ、いや恵比寿さんのこと」
「見えて……いや聞えてるんすよね」
「恵比寿、さん?」鹿島が訊く。「ん? 誰?」
神たちは、黙り込んだ。
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