邪魔者というなら私は自由にさせてもらいますね

 これまで必死に家族の為に尽くしてきた令嬢セルリア。
 しかし彼女は婚約者を妹に渡すよう言われてしまう。
 もちろん抵抗する彼女に、家族どころか婚約者さえ冷たく吐き捨てる。

 ──妹の幸せを祈れない邪魔者、と。

 しかし、家族も婚約者も知る由もなかった。
 今までどれだけセルリアが、自分達の為に貢献してきたか。

 ……そして、そんな彼女が自分達を見限ればどうなるかを。

 これはようやく自由を手にした令嬢が、幸せに気づくまでの物語。

※試験的にタイトル付け足しました。
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