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6月
6月3日『(元)ムーミンの日』
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クロード「ひ、ヒビキ様! 見たことのない魔物が現れました!」
ヒビキ「大丈夫。その子はトロールだよ」
クロード「トロールといえば醜悪な容貌と巨大な体躯を持つ粗暴な人型の魔物です。それに比べてこいつは……」
ヒビキ「ちょっとカバみたいで可愛いね」
クロード「ヒビキ様! いくら小さいからと魔物を抱き上げてはいけません!」
ヒビキ「大丈夫だよ。この子は『ムーミントロール』だから」
クロード「むーみん、とろーる?」
ヒビキ「そう、フィンランドの作家トーベ・ヤンソン女史によって生み出された愛らしい妖精さ。なんたって今日6月3日は『元ムーミンの日』だからね♪」
クロード「妖精を生み出した!? 稀代の錬金術師ですか!」
ヒビキ「そう。じゃぶじゃぶ金を生み出す物語の錬金術師さ!」
クロード「……ヒビキ様。なんだかとても酷い寒気に襲われたのですが」
ヒビキ「……うん。俺もちょっとふざけ過ぎたかなって反省してる。『ムーミン』はフィンランドの児童文学作家トーベ・ヤンソン女史が書いた子供向け小説に登場するキャラクターだよ。初めての小説が出版された1945年以来、現在に至るまで世界中で大人気なんだ」
クロード「このネズミだか何だかよく分からない生き物が世界中で人気とは、やはりヒビキ様の世界はよく分かりませ……」
※ムーミントロールはキラキラ輝く円らな瞳をクロードに向けている(上目遣い)。
クロード「……くっ」
ヒビキ「人気の理由、分かった? まあ、見た目だけが人気の理由じゃないけど」
クロード「た、多少は理解できました。それはそうと、確か本日は『元ムーミンの日』とおっしゃっていましたが、今は違うのですか?」
ヒビキ「ようやく本題に入れたね。そうだよ。今日は『元ムーミンの日』さ」
クロード「『ムーミン=ムー6ミン3』ということでしょうが、なぜ元なのですか?」
ヒビキ「さっきも言ったけど、ムーミンは世界中で人気のキャラクターなんだ。その語呂合わせって日本でしか通用しないと思わない? 世界中で人気なのに」
クロード「言われてみればそうですね」
ヒビキ「ムーミン誕生60周年を迎えた2005年に、ヤンソン女史の了承を得て、彼女の誕生日である8月9日が新『ムーミンの日』として制定されたんだ」
クロード「だったらどうして今日の記念日でこれを紹介したのですか?」
ヒビキ「てへ♪」※あざとい笑顔を浮かべながらヒビキはムーミンを抱き締めた。
クロード「……要するに、好きなんですね、ムーミンが(ギロギロリ!)」
★★★★★
その他の記念日『測量の日』
※1949年。測量法が制定された記念に建設省(現国土交通省)が制定。
ヒビキ「アニメで見てると分からないだろうけど、ムーミンの身長はヤンソン女史いわく『電話帳くらいのサイズ』らしい」
クロード「おや? ですが、ヒト種のような者達もちらほらいるような」
ヒビキ「つまり、彼らは人間じゃないってことだね」
クロード「彼らは何者なんでしょうね……」
ヒビキ「大丈夫。その子はトロールだよ」
クロード「トロールといえば醜悪な容貌と巨大な体躯を持つ粗暴な人型の魔物です。それに比べてこいつは……」
ヒビキ「ちょっとカバみたいで可愛いね」
クロード「ヒビキ様! いくら小さいからと魔物を抱き上げてはいけません!」
ヒビキ「大丈夫だよ。この子は『ムーミントロール』だから」
クロード「むーみん、とろーる?」
ヒビキ「そう、フィンランドの作家トーベ・ヤンソン女史によって生み出された愛らしい妖精さ。なんたって今日6月3日は『元ムーミンの日』だからね♪」
クロード「妖精を生み出した!? 稀代の錬金術師ですか!」
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ヒビキ「……うん。俺もちょっとふざけ過ぎたかなって反省してる。『ムーミン』はフィンランドの児童文学作家トーベ・ヤンソン女史が書いた子供向け小説に登場するキャラクターだよ。初めての小説が出版された1945年以来、現在に至るまで世界中で大人気なんだ」
クロード「このネズミだか何だかよく分からない生き物が世界中で人気とは、やはりヒビキ様の世界はよく分かりませ……」
※ムーミントロールはキラキラ輝く円らな瞳をクロードに向けている(上目遣い)。
クロード「……くっ」
ヒビキ「人気の理由、分かった? まあ、見た目だけが人気の理由じゃないけど」
クロード「た、多少は理解できました。それはそうと、確か本日は『元ムーミンの日』とおっしゃっていましたが、今は違うのですか?」
ヒビキ「ようやく本題に入れたね。そうだよ。今日は『元ムーミンの日』さ」
クロード「『ムーミン=ムー6ミン3』ということでしょうが、なぜ元なのですか?」
ヒビキ「さっきも言ったけど、ムーミンは世界中で人気のキャラクターなんだ。その語呂合わせって日本でしか通用しないと思わない? 世界中で人気なのに」
クロード「言われてみればそうですね」
ヒビキ「ムーミン誕生60周年を迎えた2005年に、ヤンソン女史の了承を得て、彼女の誕生日である8月9日が新『ムーミンの日』として制定されたんだ」
クロード「だったらどうして今日の記念日でこれを紹介したのですか?」
ヒビキ「てへ♪」※あざとい笑顔を浮かべながらヒビキはムーミンを抱き締めた。
クロード「……要するに、好きなんですね、ムーミンが(ギロギロリ!)」
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クロード「おや? ですが、ヒト種のような者達もちらほらいるような」
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クロード「彼らは何者なんでしょうね……」
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