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第9章『失楽園のツクり方/冒険者サエジマ・ワタルの章』
第318話 失楽園サエジマ・ワタルという人物(1)
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雪ん子とファイントが、冴島渉というご主人の元に向かっていた頃。
【街】の実質的なリーダーである絶望スカレットが倒されたこの瞬間、【街】という組織の敗北は決定づけられていた。
絶望スカレットの身体である【ファントム】は倒されて送還され、その場には彼女の魂とも言うべきルトナウムが、新たな身体を求めて彷徨っていた。
そんな空間に、1人の男が空間を割って入って来る。
「----やられたのか、スカレット」
それは【街】のメンバーの1人、サエジマ・ワタル。
スカレットと同じく、空海大地の帰還によって生まれた次元断裂により、死亡。
のちの再構成により、生まれた----いわば、スカレットと同じく、空海大地によって人生を狂わされてしまった人である。
彼は、ゆっくりと歩き出す。
その歩みには何の迷いもない、何故ならスカレットの敗北は"想定内だったから"。
いや、むしろ彼女がやられる事こそが、【街】という組織における重要な計画であったともいえる。
「【ファントム】という身体を失い、ルトナウムとなったあなたにこの声が聞こえているかは分からない。だからこれは、俺の独り言のようなモノだ」
サエジマ・ワタルはそう言いつつ、ルトナウムとなって動けないスカレットはその言葉を聞きつつ、
「(あぁ、全て上手く行った)」
----ほくそ笑んでいた。
訳も分からず殺され、その後生き返ったせいで、この世という楽園から追放された----サエジマ・ワタル。
そんな彼を救ってくれたのは、同じく殺された赤坂帆波。
……いや、この時点で『赤坂帆波』という人間は死んでいた。
スカレットとして、ルトナウムに登録された魂は、彼女が異世界で勇者時代に戦った魔王たちの記憶。
いうなれば、魔王の亡霊のようなモノ。
世界を滅ぼそうとする意志となったモノこそが、スカレットなのであった。
そして、そのスカレットはそのままルトナウムというアイテムとして、液体のまま終わるはずだった。
しかし、サエジマ・ワタルが【召喚士】であったことが、"不幸の始まり"であった。
----暴走。
未知の状況に置かれて困惑するサエジマ・ワタルに、いきなり身に備わったスキルを制御する術はなく。
彼のスキルは、彼が知らないまま暴走して発動し、【ファントム】という召喚獣を召喚した。
ルトナウムとなっていたスカレットは、そんなサエジマ・ワタルが暴発させた【召喚士】の力によって召喚された【ファントム】の身体を得た。
「(【召喚士】----召喚獣を呼び出す職業の人間か。コイツは、使えるな)」
そう思いつつスカレットは、彼に感謝を告げる。
『ありがとう、少年。君のおかげで、この私は再び蘇る事は出来たよ』
感謝を告げたスカレットは、彼に真実を告げた。
----自分達がどうして死んだのか。
----自分達が復讐すべき相手は誰なのか。
彼の意識を、誘導させる。
空海大地を倒すために、協力させるように。
『私達を殺した空海大地、私は彼には一言文句を言ってやりたい気分なんだ。殺したいくらいに。
しかし、召喚獣の身体では私は十分に力を発揮できない。この召喚獣の身体は、脆すぎるからね』
『じゃあ、どうすれば……』
『簡単な話さ。この私の力を十分に、いやそれ以上に発揮できる身体を君に用意してもらいたい。そのために必要な事を話そう。なぁに、君は何も考えなくても良い』
スカレットはそう言って、彼にスキルによって洗脳を行う。
----自分の言葉こそが正しいのだ。
----この計画が上手く行けば、君は誰にも負けない力を得る。
『まず君には、とある召喚獣を召喚して欲しい。なぁに、君の今のレベルでも召喚できるようにサポートしてあげよう。安心したまえ』
こうして、サエジマ・ワタルは自らが操られているとも知らぬまま、スカレットの指示に従って召喚獣を召喚していく。
----レベルⅨの召喚獣【悪魔公爵ダンタリオン】を召喚し、"【召喚士】は弱い"、"召喚獣はレベルアップしない"という思考になるように誘導した。
----また、冴島渉に冒険者になるように意識改革を行い、のちにサタンとなる【ファイント】を召喚する縁を繋ぐためにレベルⅨの召喚獣【導きの神猿田彦】を用いた。
----自らの拠点として、レムリア大陸を見つけ出すための召喚獣を召喚した。
本来であれば【召喚士】であるサエジマ・ワタルよりも格上、レベルが上のレベルⅨの召喚獣達を、レベルⅩの冒険者としてスカレットが指揮することで、計画は進む。
そして、現在、全ての準備が整った。
ルトナウムへと戻ったこの瞬間に、サエジマ・ワタルがいるこの状況こそ。
スカレットが最初から計画していた事だったのである。
(※)スカレット
【街】の実質的なリーダー格であった人物。その正体は空海大地の生み出した亀裂によって死んだ赤坂帆波と思われていたが、実際は少し違った
正確には彼女が異世界で戦った魔王達の意思、それが積み重なったことによって生まれた疑似人格。赤坂帆波であって、赤坂帆波ではないモノこそが、スカレットの正体である
(※)【悪魔公爵ダンタリオン】・【導きの神猿田彦】
共にレベルⅨの召喚獣。どちらも世界に大きく影響する力を持つ
【悪魔公爵ダンタリオン】はソロモン72柱の1柱、序列71位のダンタリオンの伝承から生み出された悪魔の召喚獣。人の思考を自在に操り、どんな秘密の企みも暴き出し、愛情すらも植え付ける能力を持つ。この思考操作能力により、人々は【召喚士】、並びに召喚獣は弱いと思い込まされた
【導きの神猿田彦】は、道祖神と同一化されることもある日本の神サルタヒコの伝承から生み出された神の召喚獣。天照大神の孫神が地上界を治めるために天から降りてきた際に、道案内をしたことから「みちひらきの神様」として名高いサルタヒコの伝承より、特定の者との縁を結びつける能力があり、サタンとなるファイントと冴島渉との縁を結んだ
【街】の実質的なリーダーである絶望スカレットが倒されたこの瞬間、【街】という組織の敗北は決定づけられていた。
絶望スカレットの身体である【ファントム】は倒されて送還され、その場には彼女の魂とも言うべきルトナウムが、新たな身体を求めて彷徨っていた。
そんな空間に、1人の男が空間を割って入って来る。
「----やられたのか、スカレット」
それは【街】のメンバーの1人、サエジマ・ワタル。
スカレットと同じく、空海大地の帰還によって生まれた次元断裂により、死亡。
のちの再構成により、生まれた----いわば、スカレットと同じく、空海大地によって人生を狂わされてしまった人である。
彼は、ゆっくりと歩き出す。
その歩みには何の迷いもない、何故ならスカレットの敗北は"想定内だったから"。
いや、むしろ彼女がやられる事こそが、【街】という組織における重要な計画であったともいえる。
「【ファントム】という身体を失い、ルトナウムとなったあなたにこの声が聞こえているかは分からない。だからこれは、俺の独り言のようなモノだ」
サエジマ・ワタルはそう言いつつ、ルトナウムとなって動けないスカレットはその言葉を聞きつつ、
「(あぁ、全て上手く行った)」
----ほくそ笑んでいた。
訳も分からず殺され、その後生き返ったせいで、この世という楽園から追放された----サエジマ・ワタル。
そんな彼を救ってくれたのは、同じく殺された赤坂帆波。
……いや、この時点で『赤坂帆波』という人間は死んでいた。
スカレットとして、ルトナウムに登録された魂は、彼女が異世界で勇者時代に戦った魔王たちの記憶。
いうなれば、魔王の亡霊のようなモノ。
世界を滅ぼそうとする意志となったモノこそが、スカレットなのであった。
そして、そのスカレットはそのままルトナウムというアイテムとして、液体のまま終わるはずだった。
しかし、サエジマ・ワタルが【召喚士】であったことが、"不幸の始まり"であった。
----暴走。
未知の状況に置かれて困惑するサエジマ・ワタルに、いきなり身に備わったスキルを制御する術はなく。
彼のスキルは、彼が知らないまま暴走して発動し、【ファントム】という召喚獣を召喚した。
ルトナウムとなっていたスカレットは、そんなサエジマ・ワタルが暴発させた【召喚士】の力によって召喚された【ファントム】の身体を得た。
「(【召喚士】----召喚獣を呼び出す職業の人間か。コイツは、使えるな)」
そう思いつつスカレットは、彼に感謝を告げる。
『ありがとう、少年。君のおかげで、この私は再び蘇る事は出来たよ』
感謝を告げたスカレットは、彼に真実を告げた。
----自分達がどうして死んだのか。
----自分達が復讐すべき相手は誰なのか。
彼の意識を、誘導させる。
空海大地を倒すために、協力させるように。
『私達を殺した空海大地、私は彼には一言文句を言ってやりたい気分なんだ。殺したいくらいに。
しかし、召喚獣の身体では私は十分に力を発揮できない。この召喚獣の身体は、脆すぎるからね』
『じゃあ、どうすれば……』
『簡単な話さ。この私の力を十分に、いやそれ以上に発揮できる身体を君に用意してもらいたい。そのために必要な事を話そう。なぁに、君は何も考えなくても良い』
スカレットはそう言って、彼にスキルによって洗脳を行う。
----自分の言葉こそが正しいのだ。
----この計画が上手く行けば、君は誰にも負けない力を得る。
『まず君には、とある召喚獣を召喚して欲しい。なぁに、君の今のレベルでも召喚できるようにサポートしてあげよう。安心したまえ』
こうして、サエジマ・ワタルは自らが操られているとも知らぬまま、スカレットの指示に従って召喚獣を召喚していく。
----レベルⅨの召喚獣【悪魔公爵ダンタリオン】を召喚し、"【召喚士】は弱い"、"召喚獣はレベルアップしない"という思考になるように誘導した。
----また、冴島渉に冒険者になるように意識改革を行い、のちにサタンとなる【ファイント】を召喚する縁を繋ぐためにレベルⅨの召喚獣【導きの神猿田彦】を用いた。
----自らの拠点として、レムリア大陸を見つけ出すための召喚獣を召喚した。
本来であれば【召喚士】であるサエジマ・ワタルよりも格上、レベルが上のレベルⅨの召喚獣達を、レベルⅩの冒険者としてスカレットが指揮することで、計画は進む。
そして、現在、全ての準備が整った。
ルトナウムへと戻ったこの瞬間に、サエジマ・ワタルがいるこの状況こそ。
スカレットが最初から計画していた事だったのである。
(※)スカレット
【街】の実質的なリーダー格であった人物。その正体は空海大地の生み出した亀裂によって死んだ赤坂帆波と思われていたが、実際は少し違った
正確には彼女が異世界で戦った魔王達の意思、それが積み重なったことによって生まれた疑似人格。赤坂帆波であって、赤坂帆波ではないモノこそが、スカレットの正体である
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【導きの神猿田彦】は、道祖神と同一化されることもある日本の神サルタヒコの伝承から生み出された神の召喚獣。天照大神の孫神が地上界を治めるために天から降りてきた際に、道案内をしたことから「みちひらきの神様」として名高いサルタヒコの伝承より、特定の者との縁を結びつける能力があり、サタンとなるファイントと冴島渉との縁を結んだ
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