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第7章『たまにはゆっくり、旅館でいい気分♪/吸血女帝ココアの章』
第265話 さぁ、絶望に沈める時間です(1)
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進化して、さらに狐らしさも追加された、吸血女帝となったココア。
他者を自身にするというスキルを使い、雪ん子さえ味方として取り込んで、7人となって戦いを挑むブイオー。
ココアは血液を武器として、ブイオーは7人全員で雷を武具へと変えて。
互いに、相手を排除しようと得物をぶつけ合っていた丁度その頃。
ドラキュラ城の前に、赤坂帆波、空海大地、天地海里の3人が揃っていた。
そんな赤坂帆波一行の前に、ペストマスクをつけた絶望スカレットは現れていた。
「初めまして、赤坂帆波、そして世界を破壊せし2人の元勇者のご一行様。
----わたくし、【街】所属の【絶望】担当。名をスカレットと申します」
ペストマスクを被った彼女は、丁寧にペコリと頭を下げる。
「まさか、あなた方を撃退するために送り込んだ、数百体にも及ぶ、絶対に死ぬことも退くこともない、人造兵器ボウケンシャ達をかき分けて、この城の所に来るとは、驚きです。あの状況からは、絶対に突破できないはずなんですが」
「私には、優秀な部下が2人も居るからね」
「なるほど、2人が対処した、と」
スカレットは、赤坂帆波の言葉から、どのようにして数百体の敵をかき分けて、ここまでやって来たのかが分かった。
彼女達には、あと2人の仲間がいる。
【文明】担当の、佐鳥愛理。
【どん底】担当の、ビーワンちゃん。
その2人の姿がない事から導き出される結論は、1つ。
赤坂帆波達がここに居るのは、その2人が敵を押しとどめ、3人を逃がしたという事だ。
「なるほど、確かに死ぬ気で足止めすれば、3人を逃がすことも出来るというモノ。理解しました。
どうも、ラトライタちゃんがお世話になったようですね。あなた方に絶望を与えるために、今度は私がお相手するため、はるばる下まで降りて来ましたよ」
「ご丁寧に、どうもですね」
赤坂帆波はそう言って、【奴隷商人】の力を使って、腕と背中に悪魔を宿らせる。
腕は全てを引き裂く鋏のようになっており、背中には車やバイクなどの後ろで見られる筒----マフラーが2本、飛び出ていた。
腕に宿しているのは、あらゆるモノを切断する、鋏の悪魔。
背中から飛び出るマフラーは、瞬時に最高速へと達して移動できる、エンジンの悪魔。
今の赤坂帆波は、あらゆるモノを切断しうる鋏を宿しつつ、エンジンを稼働する事で超高速で移動できる。
そして空海大地と天地海里の2人は、自らに光文明の力を宿していた。
本来は文明を宿して戦うのは、天地海里の領域なのだが、元々は同じ人間であるためか、空海大地もすっかりマスターし、2人は常に最上級の回復状態となる光文明の力を宿して、スカレットと相対していた。
3人の、元勇者。
戦力としては十分すぎるくらいの、過剰戦力な一向に対し、スカレットは"余裕"という態度を取る。
まるで、3人とも相手にならないとでも言いたげだった。
「余裕そうだな、スカレット。あんた、俺達に無傷で勝てるとでも思ってるのか?」
「心外ですね、空海大地。そして、同じ風に思っているだろう天地海里」
スカレットは否定する。
「無傷で勝つと思えるほど、あなた方の強さを過少には評価しませんし、私もそこまで強くはありません。そして、あなた達を倒すほどの人材も、私達【街】には居ません。
----まさしく、絶望的な戦力差。あなた達に戦いを挑む事、それそのものが無謀といえましょう」
スカレットの言葉に、虚言や虚勢は一切感じられなかった。
冷静に、彼女はそう自分の方が弱いと、そう言い放ったのだ。
「しかし----」
パチンッ!!
「「「----?!」」」
3人の元勇者達は、一斉に前に出る。
その瞬間、自分達が居た場所が、突如として凹む。
物凄い勢いで押し潰されたかのように、そこだけ大きく沈み込んでいたのだ。
----重力攻撃。
いきなり、3人が居た場所だけに、重力が異常にかかって、地面が凹んだのである。
受けていればやられはしなくても、かなり痛いダメージになっていたのは確かだと言えるような攻撃であった。
敵が放つ重力を用いた攻撃に、3人は対処する暇も与えられなかった。
今度は世界全体が、闇に包まれる。
それは天地海里が持つ文明のうちの1つ、闇文明の力----全てを撃ち滅ぼす、闇の力と酷似していた。
違うのは、それが文明として人が管理できるモノなどではなく、純粋に人に仇名す闇のモノであるということ、そしてそれを操るのが目の前のスカレットだということ。
「----私は、そもそも【絶望】担当。絶望的な状況なら、むしろ私のためにあるようなモノ。
さぁ、勝負しましょう、最強の元勇者達。そして、お互いに絶望を楽しもうじゃないですか!」
スカレットは闇を操って、3人の元勇者へと襲わせる。
時も、魔力も、空間も----ありとあらゆるモノを区別なく、そして遠慮なく、その闇は飲み込んでいく。
「悪魔達っ!!」
赤坂帆波は、悪魔に命令する。
命令された悪魔達は、己が権能を用いる。
背中に憑りついたエンジンの悪魔は、身体が引きちぎれるのを覚悟の上で、超高速で闇にぶつかる前に、スカレットの前に到達する。
そして、腕に憑りついた鋏の悪魔は、触れたモノ全てを切断するという権能を行使して、攻撃する。
しかし、その攻撃はスカレットの目の前で、空振りした。
「無駄ですよ、悪魔を操る赤坂帆波。いくらあなたの悪魔の力が強かろうとも、当たらなければ意味はない。
絶望担当たるこの私は、あなた達との間に、見えない無限の距離世界を生成する事が出来る。そして、私に対する全ての攻撃は、その無限の距離の中で、威力は消えてしまう」
どれだけ強い攻撃も、当たらなければ意味がない。
どれだけ強い攻撃も、相手に到達しない。
それこそが、この絶望スカレットが、余裕の表情で居られた理由。
「さぁ、絶望に沈める時間です」
(※)無限の距離
絶望スカレットの固有能力の1つ。相手と自分との間に、無限の距離世界を生成することが出来る
どんな攻撃でも当たらなければ意味がないのと同じように、絶望スカレットへの攻撃は、この無限の距離世界へと飛ばされて、永遠にスカレットには到達する事は出来ず、そのためにスカレットに攻撃は与えられない
スカレットはこの能力を任意で発動することができ、自分の攻撃の瞬間だけは解除して、相手にダメージを与えることが出来る
他者を自身にするというスキルを使い、雪ん子さえ味方として取り込んで、7人となって戦いを挑むブイオー。
ココアは血液を武器として、ブイオーは7人全員で雷を武具へと変えて。
互いに、相手を排除しようと得物をぶつけ合っていた丁度その頃。
ドラキュラ城の前に、赤坂帆波、空海大地、天地海里の3人が揃っていた。
そんな赤坂帆波一行の前に、ペストマスクをつけた絶望スカレットは現れていた。
「初めまして、赤坂帆波、そして世界を破壊せし2人の元勇者のご一行様。
----わたくし、【街】所属の【絶望】担当。名をスカレットと申します」
ペストマスクを被った彼女は、丁寧にペコリと頭を下げる。
「まさか、あなた方を撃退するために送り込んだ、数百体にも及ぶ、絶対に死ぬことも退くこともない、人造兵器ボウケンシャ達をかき分けて、この城の所に来るとは、驚きです。あの状況からは、絶対に突破できないはずなんですが」
「私には、優秀な部下が2人も居るからね」
「なるほど、2人が対処した、と」
スカレットは、赤坂帆波の言葉から、どのようにして数百体の敵をかき分けて、ここまでやって来たのかが分かった。
彼女達には、あと2人の仲間がいる。
【文明】担当の、佐鳥愛理。
【どん底】担当の、ビーワンちゃん。
その2人の姿がない事から導き出される結論は、1つ。
赤坂帆波達がここに居るのは、その2人が敵を押しとどめ、3人を逃がしたという事だ。
「なるほど、確かに死ぬ気で足止めすれば、3人を逃がすことも出来るというモノ。理解しました。
どうも、ラトライタちゃんがお世話になったようですね。あなた方に絶望を与えるために、今度は私がお相手するため、はるばる下まで降りて来ましたよ」
「ご丁寧に、どうもですね」
赤坂帆波はそう言って、【奴隷商人】の力を使って、腕と背中に悪魔を宿らせる。
腕は全てを引き裂く鋏のようになっており、背中には車やバイクなどの後ろで見られる筒----マフラーが2本、飛び出ていた。
腕に宿しているのは、あらゆるモノを切断する、鋏の悪魔。
背中から飛び出るマフラーは、瞬時に最高速へと達して移動できる、エンジンの悪魔。
今の赤坂帆波は、あらゆるモノを切断しうる鋏を宿しつつ、エンジンを稼働する事で超高速で移動できる。
そして空海大地と天地海里の2人は、自らに光文明の力を宿していた。
本来は文明を宿して戦うのは、天地海里の領域なのだが、元々は同じ人間であるためか、空海大地もすっかりマスターし、2人は常に最上級の回復状態となる光文明の力を宿して、スカレットと相対していた。
3人の、元勇者。
戦力としては十分すぎるくらいの、過剰戦力な一向に対し、スカレットは"余裕"という態度を取る。
まるで、3人とも相手にならないとでも言いたげだった。
「余裕そうだな、スカレット。あんた、俺達に無傷で勝てるとでも思ってるのか?」
「心外ですね、空海大地。そして、同じ風に思っているだろう天地海里」
スカレットは否定する。
「無傷で勝つと思えるほど、あなた方の強さを過少には評価しませんし、私もそこまで強くはありません。そして、あなた達を倒すほどの人材も、私達【街】には居ません。
----まさしく、絶望的な戦力差。あなた達に戦いを挑む事、それそのものが無謀といえましょう」
スカレットの言葉に、虚言や虚勢は一切感じられなかった。
冷静に、彼女はそう自分の方が弱いと、そう言い放ったのだ。
「しかし----」
パチンッ!!
「「「----?!」」」
3人の元勇者達は、一斉に前に出る。
その瞬間、自分達が居た場所が、突如として凹む。
物凄い勢いで押し潰されたかのように、そこだけ大きく沈み込んでいたのだ。
----重力攻撃。
いきなり、3人が居た場所だけに、重力が異常にかかって、地面が凹んだのである。
受けていればやられはしなくても、かなり痛いダメージになっていたのは確かだと言えるような攻撃であった。
敵が放つ重力を用いた攻撃に、3人は対処する暇も与えられなかった。
今度は世界全体が、闇に包まれる。
それは天地海里が持つ文明のうちの1つ、闇文明の力----全てを撃ち滅ぼす、闇の力と酷似していた。
違うのは、それが文明として人が管理できるモノなどではなく、純粋に人に仇名す闇のモノであるということ、そしてそれを操るのが目の前のスカレットだということ。
「----私は、そもそも【絶望】担当。絶望的な状況なら、むしろ私のためにあるようなモノ。
さぁ、勝負しましょう、最強の元勇者達。そして、お互いに絶望を楽しもうじゃないですか!」
スカレットは闇を操って、3人の元勇者へと襲わせる。
時も、魔力も、空間も----ありとあらゆるモノを区別なく、そして遠慮なく、その闇は飲み込んでいく。
「悪魔達っ!!」
赤坂帆波は、悪魔に命令する。
命令された悪魔達は、己が権能を用いる。
背中に憑りついたエンジンの悪魔は、身体が引きちぎれるのを覚悟の上で、超高速で闇にぶつかる前に、スカレットの前に到達する。
そして、腕に憑りついた鋏の悪魔は、触れたモノ全てを切断するという権能を行使して、攻撃する。
しかし、その攻撃はスカレットの目の前で、空振りした。
「無駄ですよ、悪魔を操る赤坂帆波。いくらあなたの悪魔の力が強かろうとも、当たらなければ意味はない。
絶望担当たるこの私は、あなた達との間に、見えない無限の距離世界を生成する事が出来る。そして、私に対する全ての攻撃は、その無限の距離の中で、威力は消えてしまう」
どれだけ強い攻撃も、当たらなければ意味がない。
どれだけ強い攻撃も、相手に到達しない。
それこそが、この絶望スカレットが、余裕の表情で居られた理由。
「さぁ、絶望に沈める時間です」
(※)無限の距離
絶望スカレットの固有能力の1つ。相手と自分との間に、無限の距離世界を生成することが出来る
どんな攻撃でも当たらなければ意味がないのと同じように、絶望スカレットへの攻撃は、この無限の距離世界へと飛ばされて、永遠にスカレットには到達する事は出来ず、そのためにスカレットに攻撃は与えられない
スカレットはこの能力を任意で発動することができ、自分の攻撃の瞬間だけは解除して、相手にダメージを与えることが出来る
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