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第7章『たまにはゆっくり、旅館でいい気分♪/吸血女帝ココアの章』
第262話 出でよ、【物語召喚獣】(1)
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ダンジョンには、1つの物語がある。
海を題材にしたダンジョンに、山の魔物が出ないように。
『桃太郎』を題材にしたダンジョンに、鬼の魔物が出まくるように。
ダンジョンという、現実離れした存在にも、ちゃんとした設定が存在する。
そして、そのルールを俺は、このドラキュラ城という場所でも感じていた。
スカレットやブイオー達という【街】所属という想定外を除けば、このドラキュラ城で遭遇した魔物は、2種類。
----夜魔ヴァンパイア・ポーン。
----夜魔ヴァンパイア・ナイト。
「"ドラキュラ"城なのに、なんで夜魔"ヴァンパイア"なんだよ」という事以上に、特徴的な単語。
兵隊、そして騎兵。
さらには夜魔ヴァンパイア・ポーンが持つ固有スキル、【兵昇格】。
これらから連想される事柄は、たった1つの遊戯。
何を隠そう、"チェス"だ。
6種類の駒と、1組16駒のセットを白と黒で分けられて戦う、古から続く遊戯である。
チェスの駒がどれが最強だとか、そういう議論をしたい訳ではない。
俺が探しているのは、このチェスに関連付けられた夜魔ヴァンパイア達がいるドラキュラ城の中で、この遊戯の勝敗を決める鍵の駒の名を持つ者。
俺が探しているのは、【夜魔ヴァンパイア・キング】。
「絶対に居るはずなんだ、この城に」
そして、俺は1つの賭けをしようとしている。
レベルアップが俺だけの力ではない事は理解したが、そんなのはどうだって良い。
今必要なのは、雪ん子を盗られたこの状況をなんとか出来る、そういう可能性。
そして、俺とココアは見つけ出した。
俺達が落とされたフロアの1階上の最上階、そこに君臨する夜魔ヴァンパイア・キングを。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
===== ===== =====
【夜魔ヴァンパイア・キング】 ランク;Ⅴ
ドラキュラ城を治める、吸血鬼の王。吸血鬼の平和を維持するため、自らを脅かす者を監視し、ヴァンパイアを脅かす技術を闇へと葬る
吸血衝動は自らでコントロールすることができ、長い間、自らの種族を危機に陥れようとする者達と戦ううちに、数多ある吸血鬼の弱点全ての克服に成功している
===== ===== =====
最上階、俺達が目覚めた部屋の隣。
そこは、めちゃくちゃ豪華な部屋であり、一言で言い表せば玉座の間とでも呼ぶべき空間であった。
何百万円もするような豪華な絨毯が敷かれたその部屋の中央に、その目的の人物は居た。
----夜魔ヴァンパイア・キング。
赤く色付けされた毛皮のマントに身を包んだ、頭に純銀の王冠を被った、吸血鬼の王様。
背中に巨大な蝙蝠を思わせる翼を生やした、このドラキュラ城の王であった。
【我は王なり。王の前なるぞ、頭が高い】
----カンッ!!
いつの間にか握りしめていた王笏を床へと叩きつける。
叩きつけると共に、周囲に血に似た、紅い霧が発生して、俺とココアを覆っていく。
【吸血鬼に幸福を、それ以外には死を】
そして紅い霧が弾け----俺とココアに、攻撃する。
===== ===== =====
固有スキル【鮮血結界】は 吸血鬼には 効果を発揮しません
よって 【吸血鬼ココア・ガールハント・ヒアリング3世】 【冴島渉】は ダメージを 受けません
===== ===== =====
しかし、その攻撃は、無効化されていた。
「ふむ、吸血鬼以外なら絶滅させられる攻撃という訳じゃな」
「つまりは、吸血鬼であるココア、その主たる俺には無効という訳だな」
夜魔ヴァンパイア・キングは、吸血鬼達の王様。
吸血鬼を守るために存在し、吸血鬼以外を倒すために存在する王様なのであり、吸血鬼ココア・ガールハント・ヒアリング3世という仲間を持つ俺らにとっては、無力な王である。
なにせ、ココアが良く言ってるからな。
「吸血鬼は家族を大切にする」、と。
【吸血鬼であったか。ならば、良し】
自身の攻撃が効かなかった事で、吸血鬼であると判断したのか、夜魔ヴァンパイア・キングは満足したように座る。
「----何なのじゃ、あれは?」
「恐らくはこの世界がヨーロッパ国と融合する際に生まれた、それだけの存在なのだろう」
吸血鬼の世界が、ヨーロッパ国と融合する際に、吸血鬼っぽいとして生まれたドラキュラ城。
そのドラキュラ城の王として生み出されたのが、この夜魔ヴァンパイア・キングという、吸血鬼以外には絶対的な能力を発揮する王様。
そういう筋書きで生み出されたのが、この夜魔ヴァンパイア・キングという王様、という所なのだろう。
「恐らくはこの吸血鬼達の世界の、ボス魔物、くらいの立ち位置なんだろう」
そして、それが一番重要だった。
「俺は、この世界でソロモンなる召喚士の神から、1つの試験を受けた」
レベルⅤの今の状態から、レベルⅥに上がるための試練。
試練の内容は、例として出された【宝石召喚獣】を越える、新たな召喚形式を考える事。
そして、俺はその召喚形式に悩み、今ここで1つの可能性を思いついた。
「行くぞ、ココア。俺達は今からこのボス魔物を使って、あの大量のブイオーをなんとかする召喚獣を生み出す。鍵はココアと、あのボス魔物だ」
「主殿、いったい何をするつもりじゃ?」
「----今から見せつけるだけだ。【宝石召喚獣】を越える新たな召喚形式、敢えて名付けるとすれば【物語召喚】を」
(※)夜魔ヴァンパイア・キング
吸血鬼系ダンジョンのボス魔物として生み出される頃が多い、吸血鬼の王。吸血鬼にはダメージを与えるスキルを持たないが、その代わりに吸血鬼以外ならばどんな相手だろうとも倒せるという、非常に性能が偏っている
得意技は、【鮮血結界】。自らの身体から赤い血液の霧を生み出し、そこに入ったモノを吸血鬼という例外を除いて、全て滅ぼすという特殊結界である
海を題材にしたダンジョンに、山の魔物が出ないように。
『桃太郎』を題材にしたダンジョンに、鬼の魔物が出まくるように。
ダンジョンという、現実離れした存在にも、ちゃんとした設定が存在する。
そして、そのルールを俺は、このドラキュラ城という場所でも感じていた。
スカレットやブイオー達という【街】所属という想定外を除けば、このドラキュラ城で遭遇した魔物は、2種類。
----夜魔ヴァンパイア・ポーン。
----夜魔ヴァンパイア・ナイト。
「"ドラキュラ"城なのに、なんで夜魔"ヴァンパイア"なんだよ」という事以上に、特徴的な単語。
兵隊、そして騎兵。
さらには夜魔ヴァンパイア・ポーンが持つ固有スキル、【兵昇格】。
これらから連想される事柄は、たった1つの遊戯。
何を隠そう、"チェス"だ。
6種類の駒と、1組16駒のセットを白と黒で分けられて戦う、古から続く遊戯である。
チェスの駒がどれが最強だとか、そういう議論をしたい訳ではない。
俺が探しているのは、このチェスに関連付けられた夜魔ヴァンパイア達がいるドラキュラ城の中で、この遊戯の勝敗を決める鍵の駒の名を持つ者。
俺が探しているのは、【夜魔ヴァンパイア・キング】。
「絶対に居るはずなんだ、この城に」
そして、俺は1つの賭けをしようとしている。
レベルアップが俺だけの力ではない事は理解したが、そんなのはどうだって良い。
今必要なのは、雪ん子を盗られたこの状況をなんとか出来る、そういう可能性。
そして、俺とココアは見つけ出した。
俺達が落とされたフロアの1階上の最上階、そこに君臨する夜魔ヴァンパイア・キングを。
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【夜魔ヴァンパイア・キング】 ランク;Ⅴ
ドラキュラ城を治める、吸血鬼の王。吸血鬼の平和を維持するため、自らを脅かす者を監視し、ヴァンパイアを脅かす技術を闇へと葬る
吸血衝動は自らでコントロールすることができ、長い間、自らの種族を危機に陥れようとする者達と戦ううちに、数多ある吸血鬼の弱点全ての克服に成功している
===== ===== =====
最上階、俺達が目覚めた部屋の隣。
そこは、めちゃくちゃ豪華な部屋であり、一言で言い表せば玉座の間とでも呼ぶべき空間であった。
何百万円もするような豪華な絨毯が敷かれたその部屋の中央に、その目的の人物は居た。
----夜魔ヴァンパイア・キング。
赤く色付けされた毛皮のマントに身を包んだ、頭に純銀の王冠を被った、吸血鬼の王様。
背中に巨大な蝙蝠を思わせる翼を生やした、このドラキュラ城の王であった。
【我は王なり。王の前なるぞ、頭が高い】
----カンッ!!
いつの間にか握りしめていた王笏を床へと叩きつける。
叩きつけると共に、周囲に血に似た、紅い霧が発生して、俺とココアを覆っていく。
【吸血鬼に幸福を、それ以外には死を】
そして紅い霧が弾け----俺とココアに、攻撃する。
===== ===== =====
固有スキル【鮮血結界】は 吸血鬼には 効果を発揮しません
よって 【吸血鬼ココア・ガールハント・ヒアリング3世】 【冴島渉】は ダメージを 受けません
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しかし、その攻撃は、無効化されていた。
「ふむ、吸血鬼以外なら絶滅させられる攻撃という訳じゃな」
「つまりは、吸血鬼であるココア、その主たる俺には無効という訳だな」
夜魔ヴァンパイア・キングは、吸血鬼達の王様。
吸血鬼を守るために存在し、吸血鬼以外を倒すために存在する王様なのであり、吸血鬼ココア・ガールハント・ヒアリング3世という仲間を持つ俺らにとっては、無力な王である。
なにせ、ココアが良く言ってるからな。
「吸血鬼は家族を大切にする」、と。
【吸血鬼であったか。ならば、良し】
自身の攻撃が効かなかった事で、吸血鬼であると判断したのか、夜魔ヴァンパイア・キングは満足したように座る。
「----何なのじゃ、あれは?」
「恐らくはこの世界がヨーロッパ国と融合する際に生まれた、それだけの存在なのだろう」
吸血鬼の世界が、ヨーロッパ国と融合する際に、吸血鬼っぽいとして生まれたドラキュラ城。
そのドラキュラ城の王として生み出されたのが、この夜魔ヴァンパイア・キングという、吸血鬼以外には絶対的な能力を発揮する王様。
そういう筋書きで生み出されたのが、この夜魔ヴァンパイア・キングという王様、という所なのだろう。
「恐らくはこの吸血鬼達の世界の、ボス魔物、くらいの立ち位置なんだろう」
そして、それが一番重要だった。
「俺は、この世界でソロモンなる召喚士の神から、1つの試験を受けた」
レベルⅤの今の状態から、レベルⅥに上がるための試練。
試練の内容は、例として出された【宝石召喚獣】を越える、新たな召喚形式を考える事。
そして、俺はその召喚形式に悩み、今ここで1つの可能性を思いついた。
「行くぞ、ココア。俺達は今からこのボス魔物を使って、あの大量のブイオーをなんとかする召喚獣を生み出す。鍵はココアと、あのボス魔物だ」
「主殿、いったい何をするつもりじゃ?」
「----今から見せつけるだけだ。【宝石召喚獣】を越える新たな召喚形式、敢えて名付けるとすれば【物語召喚】を」
(※)夜魔ヴァンパイア・キング
吸血鬼系ダンジョンのボス魔物として生み出される頃が多い、吸血鬼の王。吸血鬼にはダメージを与えるスキルを持たないが、その代わりに吸血鬼以外ならばどんな相手だろうとも倒せるという、非常に性能が偏っている
得意技は、【鮮血結界】。自らの身体から赤い血液の霧を生み出し、そこに入ったモノを吸血鬼という例外を除いて、全て滅ぼすという特殊結界である
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