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第7章『たまにはゆっくり、旅館でいい気分♪/吸血女帝ココアの章』
第249話 わっち"りたーんず"(2)
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【キエエエエエエエッ!!】
ココア達へと迫る、サンダーバードの群れ。
一羽一羽が翼をはためかせると共に、数多の雷が降り注ぐ。
「そいっ!!」
ココアはその数多の雷を、【水流牢獄】と呼ばれる水の牢獄という魔法によって、防いでいた。
数多の雷は水の牢獄に触れると、その水の牢獄の内部にて、ぐるぅりぐるぅりと回転していく。
この水の牢獄の魔法は、あらゆる物を牢獄の中で閉じ込めて、外に出ないようにする魔法である。
サンダーバードが放つ雷は、この水の牢獄の中で、永遠に外に出ずに巡回する事だろう。
「ほらほらぁ、頑張らないと追いつかれるでありんすよ?」
「分かってるなら、手伝って欲しいんじゃが?!」
ココアと共に逃げる女神ヨーコは、「頑張れ、頑張れぇ」と他人事のように応援するばかりで、逃げる気がないようである。
「神様、走る気がないなら元の世界で戻って欲しいのじゃが?! あの鳥の魔物共、普通に強いから守り切れる自信がないんじゃが!」
「頑張れぇ、頑張れぇ!」
「女神様よぉ~!」
サンダーバード達は翼をはためかせ、大量の雷を放つ。
その大量の雷を、ココアは巨大な水の牢獄で包み込む。
巨大な水の牢獄で大量の雷を中へと取り込み、雷を取り込んだ水の牢獄を球体魔法として、サンダーバード達の群れへとぶつける。
サンダーバードの何匹かは水魔法で溺れ死に、他の何匹かが大量にため込まれた雷を処理できずに倒れていく。
「……居たのじゃ!」
そして、ココアは傷を負っていくサンダーバード達の中で、1匹、全然傷ついていないサンダーバードが居た。
「運? いいや、違うのじゃ。あのサンダーバードは、他の個体よりも強い。いわば、"りーだー"じゃ」
集団で狩りを行う動物は、数多く存在する。
そしてそういう動物は、必ず群れの中にリーダーとなる頭がおり、その頭さえ潰せば----
「----逃げるじゃろうよ!」
ココアは、リーダーと判断したそのサンダーバードに対して、雷魔法を放っていた。
サンダーバードのリーダーは、ニヤリと笑っているように見えた。
サッと、そのリーダーは翼をたたみ、瞬時に急降下する。
ココアが放つ雷よりも速く、リーダーは動いていた。
「流石は、群れの長。一筋縄では、行かぬようじゃのう」
【キェエエエエエエエッッ!!】
「----それなら、これならどうじゃ? 炎よ」
ココアはそう言って、魔法で炎を作り出す。
魔法の数は100を優に超え、リーダーを逃がさないように囲っているようであった。
それはまるで炎魔法で生み出した網であり、ココアはじわじわとその網の目を縮めて、逃がさないようにしている見えた。
【キエエエエエエッ!!】
リーダーはそんなココアの炎魔法の網に対して、打開を選んだ。
かのリーダーが奇声にしか思えない号令をあげると共に、一部のサンダーバード達が炎魔法に向かって、自ら特攻したのである。
脇目も振らず、ただ群れを守るためだけの行為。
多くの群れの同胞を救うため、怪我を負ってる、弱いサンダーバード達が自ら炎魔法に突っ込むことにより、活路を見出す。
特攻したサンダーバードは炎魔法によって焼かれ死に、炎魔法は敵の撃破と共に消滅していた。
10数匹ほどのサンダーバード達の、勇気ある特攻によって、ココアの炎魔法の網に穴が開く。
その穴から、残りのサンダーバード達、勿論リーダーも逃げていた。
【キエエエエエエ!!】
穴から逃げ出したリーダー、そして残りのサンダーバード達が、雷魔法を作り出す。
ただ羽ばたくだけで生まれる雷と違って、魔法という術を用いて生み出された雷は、先程までとは段違いの威力を誇っていた。
「強そうな雷でありんすが、なにか対策はあるのでありんす?」
「あぁ、対処は既に済ませてあるのじゃ」
ココアは、再び雷を生み出すと、それをリーダーに向けて、放つ。
リーダーは先程と同じように、翼をたたんで急降下することによって、攻撃を避けようとする。
【キケッェ?!】
しかし、リーダーは避ける事は出来なかった。
何故なら、その雷は、先程よりも威力が高く、それでいて速かったからだ。
「スキル【原罪の妖狐・怠惰】----自ら攻撃をしなかった時間だけ、威力を上げることが出来るスキルじゃよ」
===== ===== =====
【原罪の妖狐・怠惰】
【原罪の妖狐】のスキルの1つ。七つの大罪の1つたる【怠惰】の名を冠したスキル。攻撃しなかった時間だけ、次の攻撃の威力を上げる事が出来る。最大500%(50分以上経過状態)
魔法やスキルなどを用いて、敵に対して攻撃しなければこのスキルが自動的に発動し、次の攻撃の際の威力などを上げることが出来る
===== ===== =====
攻撃でなければ、自動的に発動する、次の攻撃を強化するスキル----【原罪の妖狐・怠惰】。
このスキルは要するに自ら攻撃しなければ、条件として該当する。
ココアが、わざわざ大量の炎魔法で網を作ったのは、このためだ。
いくつかはサンダーバード達の特攻によって消えたが、残った炎魔法達の、ただの"移動"はこのスキルの攻撃ではない判定に引っかかってくれたようだ。
数十発以上の炎魔法の移動、その合計時間分、先程リーダーにぶつかった雷魔法の威力を上げてくれたようだ。
「単純に、速度を早くすれば、威力は上がるからのう。
重量に、"すぴーど"の二乗をかけた力----それが、破壊力なのじゃから」
リーダーも、他のサンダーバード達も、水の牢獄魔法でダメージを受け、さらには中に取り込んで置いた【絶雷】のダメージも受けている。
そして、たった今、ココアが放った雷魔法は、その見かけこそ雷ではあるが、属性は違う。
「【妖狐】の職業特性、魔法属性の変更! 雷魔法が最も速いが、威力だけで見るなら、吸血鬼たる妾と相性が良い闇魔法! 夜の支配者たる妾達吸血鬼の、闇魔法で滅ぼしてやろう!」
そして、リーダーは闇魔法の威力に巻き込まれ、そのまま欠片も残らず、消える。
【クェッ?!】
【ケエ! ケェエエエエ!!】
リーダーを失ったサンダーバード達は、そのままココア達から逃げるように、どこか彼方へと去っていく。
「まったく、なんだったんじゃ、あれは……すっかり湯冷めしてしまったわい」
「あら? それなら、もう一度、入り直すでありんすか?」
「……そうするかのう」
ココアと女神ヨーコは、サンダーバード達を退け、湯冷めした身体を再び温め直すために、温泉へと入り直す。
その入り直した温泉に、主との混浴を断られた雪ん子と、裸でどこかへ行っていたヘミングウェイが戻るのは、それから後の事であった。
(※)破壊力の法則
《破壊力》=《1/2》×《質量》×《速度》×《速度》
すなわち、質量が重くなればなるほど、速度が速くなればなるほど、威力は上がる
(※)【原罪の妖狐・怠惰】
ココアが新しく手に入れた【原罪の妖狐】の、派生スキルの1つ。スキルや魔法を使用した状態で、攻撃しなかった時間だけ、次の攻撃の威力を上げることが出来る
攻撃は相手にダメージを与える行為全てを言い、逆に言えば相手にダメージを与えなければ攻撃ではない。今回、ココアが行った炎魔法の網のように、相手を取り囲むように移動することは、相手の移動を阻害はすれども、攻撃には該当しないため、このスキルが発動する
このスキルによって強化された攻撃は、破壊力と速度が自動的に上昇する
ココア達へと迫る、サンダーバードの群れ。
一羽一羽が翼をはためかせると共に、数多の雷が降り注ぐ。
「そいっ!!」
ココアはその数多の雷を、【水流牢獄】と呼ばれる水の牢獄という魔法によって、防いでいた。
数多の雷は水の牢獄に触れると、その水の牢獄の内部にて、ぐるぅりぐるぅりと回転していく。
この水の牢獄の魔法は、あらゆる物を牢獄の中で閉じ込めて、外に出ないようにする魔法である。
サンダーバードが放つ雷は、この水の牢獄の中で、永遠に外に出ずに巡回する事だろう。
「ほらほらぁ、頑張らないと追いつかれるでありんすよ?」
「分かってるなら、手伝って欲しいんじゃが?!」
ココアと共に逃げる女神ヨーコは、「頑張れ、頑張れぇ」と他人事のように応援するばかりで、逃げる気がないようである。
「神様、走る気がないなら元の世界で戻って欲しいのじゃが?! あの鳥の魔物共、普通に強いから守り切れる自信がないんじゃが!」
「頑張れぇ、頑張れぇ!」
「女神様よぉ~!」
サンダーバード達は翼をはためかせ、大量の雷を放つ。
その大量の雷を、ココアは巨大な水の牢獄で包み込む。
巨大な水の牢獄で大量の雷を中へと取り込み、雷を取り込んだ水の牢獄を球体魔法として、サンダーバード達の群れへとぶつける。
サンダーバードの何匹かは水魔法で溺れ死に、他の何匹かが大量にため込まれた雷を処理できずに倒れていく。
「……居たのじゃ!」
そして、ココアは傷を負っていくサンダーバード達の中で、1匹、全然傷ついていないサンダーバードが居た。
「運? いいや、違うのじゃ。あのサンダーバードは、他の個体よりも強い。いわば、"りーだー"じゃ」
集団で狩りを行う動物は、数多く存在する。
そしてそういう動物は、必ず群れの中にリーダーとなる頭がおり、その頭さえ潰せば----
「----逃げるじゃろうよ!」
ココアは、リーダーと判断したそのサンダーバードに対して、雷魔法を放っていた。
サンダーバードのリーダーは、ニヤリと笑っているように見えた。
サッと、そのリーダーは翼をたたみ、瞬時に急降下する。
ココアが放つ雷よりも速く、リーダーは動いていた。
「流石は、群れの長。一筋縄では、行かぬようじゃのう」
【キェエエエエエエエッッ!!】
「----それなら、これならどうじゃ? 炎よ」
ココアはそう言って、魔法で炎を作り出す。
魔法の数は100を優に超え、リーダーを逃がさないように囲っているようであった。
それはまるで炎魔法で生み出した網であり、ココアはじわじわとその網の目を縮めて、逃がさないようにしている見えた。
【キエエエエエエッ!!】
リーダーはそんなココアの炎魔法の網に対して、打開を選んだ。
かのリーダーが奇声にしか思えない号令をあげると共に、一部のサンダーバード達が炎魔法に向かって、自ら特攻したのである。
脇目も振らず、ただ群れを守るためだけの行為。
多くの群れの同胞を救うため、怪我を負ってる、弱いサンダーバード達が自ら炎魔法に突っ込むことにより、活路を見出す。
特攻したサンダーバードは炎魔法によって焼かれ死に、炎魔法は敵の撃破と共に消滅していた。
10数匹ほどのサンダーバード達の、勇気ある特攻によって、ココアの炎魔法の網に穴が開く。
その穴から、残りのサンダーバード達、勿論リーダーも逃げていた。
【キエエエエエエ!!】
穴から逃げ出したリーダー、そして残りのサンダーバード達が、雷魔法を作り出す。
ただ羽ばたくだけで生まれる雷と違って、魔法という術を用いて生み出された雷は、先程までとは段違いの威力を誇っていた。
「強そうな雷でありんすが、なにか対策はあるのでありんす?」
「あぁ、対処は既に済ませてあるのじゃ」
ココアは、再び雷を生み出すと、それをリーダーに向けて、放つ。
リーダーは先程と同じように、翼をたたんで急降下することによって、攻撃を避けようとする。
【キケッェ?!】
しかし、リーダーは避ける事は出来なかった。
何故なら、その雷は、先程よりも威力が高く、それでいて速かったからだ。
「スキル【原罪の妖狐・怠惰】----自ら攻撃をしなかった時間だけ、威力を上げることが出来るスキルじゃよ」
===== ===== =====
【原罪の妖狐・怠惰】
【原罪の妖狐】のスキルの1つ。七つの大罪の1つたる【怠惰】の名を冠したスキル。攻撃しなかった時間だけ、次の攻撃の威力を上げる事が出来る。最大500%(50分以上経過状態)
魔法やスキルなどを用いて、敵に対して攻撃しなければこのスキルが自動的に発動し、次の攻撃の際の威力などを上げることが出来る
===== ===== =====
攻撃でなければ、自動的に発動する、次の攻撃を強化するスキル----【原罪の妖狐・怠惰】。
このスキルは要するに自ら攻撃しなければ、条件として該当する。
ココアが、わざわざ大量の炎魔法で網を作ったのは、このためだ。
いくつかはサンダーバード達の特攻によって消えたが、残った炎魔法達の、ただの"移動"はこのスキルの攻撃ではない判定に引っかかってくれたようだ。
数十発以上の炎魔法の移動、その合計時間分、先程リーダーにぶつかった雷魔法の威力を上げてくれたようだ。
「単純に、速度を早くすれば、威力は上がるからのう。
重量に、"すぴーど"の二乗をかけた力----それが、破壊力なのじゃから」
リーダーも、他のサンダーバード達も、水の牢獄魔法でダメージを受け、さらには中に取り込んで置いた【絶雷】のダメージも受けている。
そして、たった今、ココアが放った雷魔法は、その見かけこそ雷ではあるが、属性は違う。
「【妖狐】の職業特性、魔法属性の変更! 雷魔法が最も速いが、威力だけで見るなら、吸血鬼たる妾と相性が良い闇魔法! 夜の支配者たる妾達吸血鬼の、闇魔法で滅ぼしてやろう!」
そして、リーダーは闇魔法の威力に巻き込まれ、そのまま欠片も残らず、消える。
【クェッ?!】
【ケエ! ケェエエエエ!!】
リーダーを失ったサンダーバード達は、そのままココア達から逃げるように、どこか彼方へと去っていく。
「まったく、なんだったんじゃ、あれは……すっかり湯冷めしてしまったわい」
「あら? それなら、もう一度、入り直すでありんすか?」
「……そうするかのう」
ココアと女神ヨーコは、サンダーバード達を退け、湯冷めした身体を再び温め直すために、温泉へと入り直す。
その入り直した温泉に、主との混浴を断られた雪ん子と、裸でどこかへ行っていたヘミングウェイが戻るのは、それから後の事であった。
(※)破壊力の法則
《破壊力》=《1/2》×《質量》×《速度》×《速度》
すなわち、質量が重くなればなるほど、速度が速くなればなるほど、威力は上がる
(※)【原罪の妖狐・怠惰】
ココアが新しく手に入れた【原罪の妖狐】の、派生スキルの1つ。スキルや魔法を使用した状態で、攻撃しなかった時間だけ、次の攻撃の威力を上げることが出来る
攻撃は相手にダメージを与える行為全てを言い、逆に言えば相手にダメージを与えなければ攻撃ではない。今回、ココアが行った炎魔法の網のように、相手を取り囲むように移動することは、相手の移動を阻害はすれども、攻撃には該当しないため、このスキルが発動する
このスキルによって強化された攻撃は、破壊力と速度が自動的に上昇する
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