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第6章『ファイントは常に地獄に居る/覚醒ファイントの章』
第218話 (放送禁止用語)と【大根】(1)
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~~前回までの あらすじ!!!~~
冴島渉達一行は、超一級ダンジョン《悪の地獄廻廊》へと来ていた。
しかし、幽鬼ノブナガに落とし穴に落とされ、分断されてしまう。
悪癖龍マルガリータは、幽鬼ノブナガと幽鬼ミツヒデと対戦。
雪ん子の助けと、新しく発現させた彼女のオリジナル魔法【悪癖龍魔法】によって、消滅させることに成功する。
そして、冴島・D・エリカは、ダンジョン最奥に居るダンジョンマスター、地獄の主サタンと接触。
地震が【素材】担当として、サタンを【融合召喚】によって救おうと提案するも、自分のスキルの欠点----"冴島渉と召喚獣としての縁がないとダメ"と言うことが発覚し、途方に暮れていた。
そんな中、件の冴島渉は吸血鬼ココア・ガールハント・ヒアリング3世と共に、ダンジョンの中を探索していたのであった。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「はい、(放送禁止用語)なので止まってください」
俺とココアがダンジョンを探索していると、そう言って俺達を通せんぼしようとしている少女が現れた。
ぼろ布を着た孤児風の少女であり、頭には瑞々しい緑色の髪が地面に付かんばかりの勢いで伸びており。
そして、雪ん子を思わせる、氷の両腕と黒いマントを持つ少女であった。
===== ===== =====
【投石のファイント/幽鬼カルタフィルス】 ランク;? 【大根】
あの有名な生者、「カルタフィルス」の概念がダンジョンの魔物となって生まれた姿。ぼろ布を着た貧相な身体と、痩せ細った身体で、地味な戦い方をする
痩せ細った身体で、ただ後悔と無念のみを心にして、ただ懸命に神となった主を祈る。その祈りは聞き届けられず、ただその者の身体には永遠の祈りによって生まれた神聖が宿っている
かの者は偉大なる者を罵倒し、その偉業に唾を吐き捨てた。それ故にかの者は永遠に消えない罪をその身に宿す……いつか来るその日を信じて
地獄の主サタンによってこのダンジョンに召喚された際、仲間をイメージした【雪ん子】の印象を大きく受け、悪のマントと雪の腕を持っている
===== ===== =====
「投石の……幽鬼カルタフィルスか」
カルタフィルスと言う名前を、俺は知らないが、なんとなくどういう輩なのかは分かった。
まぁ、色々と説明文にツッコミ所がありすぎだけど。
なんだよ、"地味な戦い方"って……初めて見たぞ、鑑定に出てきた画面で、そんな説明。
あと、罵倒っていうか、さっきの言葉、あまりにも酷すぎて、何を言ってるのか分からんのだが。
「ここから先は、(放送禁止用語)で(放送禁止用語)であり、(放送禁止用語)的に、足止めします」
「お主、何を言っておるんじゃ? さっぱり"とーく"してる感じがせんのじゃが?」
ココアの言う通りである。
こいつ、足止めする以外、ほとんど何を言ってるのか聞き取れなかったぞ?
いや、なんか罵倒しているなと言う事だけは伝わってきたが。
「……死にたい」
ぐすんっ、いつの間にかその少女は、幽鬼カルタフィルスは涙を流しながらその場で座り込んでいた。
体育座りで、めちゃくちゃ泣いてる。
「この先、ダンマスがいるから通せんぼしろだなんて……そんな事を言われても、私は(放送禁止用語)だから、荷が重いよ……」
いや、急に泣かれて、泣きたいのはこっちの方なんだが……。
「主殿、こやつ、先程"だんます"とか言っておらなんだか?」
「……!! そうか、ダンマス! ダンジョンマスター!」
そうか、ようやくこいつが足止めしてきた理由が分かったぞ。
こいつはこの奥にダンマス、つまりはダンジョンマスターの地獄の主サタンが居るから、邪魔しに出て来たって訳だな。
いわば、ダンジョンマスターに挑むための、最後の壁……なのか、この泣き虫幽鬼が?
「ぐすんっ……でも、私の"目的"のために、頑張らないと……」
よいしょっ、と立ち上がる幽鬼カルタフィルス。
そして、俺達に向かって、両手をこちらに向ける。
「では、喰らってください。職業【大根】のスキルの1つ----」
----どごぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!!
しかし、幽鬼カルタフィルスの攻撃が放たれる前に、彼女は壁から突如として放たれた光によって、消し飛ばされる。
「あっ! ボスに、妾の姉御だ!」
「《ピッ!! 主、みっけ!!》」
光が放たれた方角、開いた壁の穴から現れたのは、雪ん子とマルガリータの2人である。
「お主ら! すると、先程の光は----」
「はーいっ!! マルガリータちゃんの悪癖龍魔法の第1号、【マルガリータのブラックブレス】! 相手は死ぬ、ってね!!」
「どぉ?! アイドルっぽかった?!」と、マルガリータは聞くが、俺としてはアイドルっぽさよりも威力に驚いていた。
ダンジョンの壁を貫く程の威力の光、か。
「あの、幽鬼カルタフィルスも消し炭だな」
「《ぴぃぃぃ!!》」
俺が独り言を言っていると、後ろから雪ん子が物凄い怖い顔で、こちらを睨んでくる。
おいおい、自分じゃなくて、マルガリータが活躍したのを、僻んでるのか?
「かかっ!! よーし、第2ラウンドじゃわい!!」
その時である。
俺の横を通るようにして、幽鬼ノブナガなる敵が、雪ん子に攻撃を仕掛けてきたのは。
「幽鬼カルタフィルス固有スキル【未練あるなら】」
そして、さらに、先程の光に消し飛ばされたはずの、幽鬼カルタフィルスも、まるっきり平気な顔でこちらを見ていた。
「私、鑑定説明に地味って書かれるくらい弱いんですが、死にませんので。
----さぁ、ノブナガさんの言う通り、第2ラウンド開始と行きましょうか」
(※)【未練あるなら】
投石のファイントこと、幽鬼カルタフィルスの固有スキル。未練がある味方の死を許さず、復活させるスキル
この世に未練がある限りは、死を許さず、どんな状態からでも生還して復活させるスキル。このスキルのオンオフは、幽鬼カルタフィルスにも出来ない
なお、復活するたびに未練がどんどん薄まっていくため、何度も復活となると、よほど強い未練が必要となる
冴島渉達一行は、超一級ダンジョン《悪の地獄廻廊》へと来ていた。
しかし、幽鬼ノブナガに落とし穴に落とされ、分断されてしまう。
悪癖龍マルガリータは、幽鬼ノブナガと幽鬼ミツヒデと対戦。
雪ん子の助けと、新しく発現させた彼女のオリジナル魔法【悪癖龍魔法】によって、消滅させることに成功する。
そして、冴島・D・エリカは、ダンジョン最奥に居るダンジョンマスター、地獄の主サタンと接触。
地震が【素材】担当として、サタンを【融合召喚】によって救おうと提案するも、自分のスキルの欠点----"冴島渉と召喚獣としての縁がないとダメ"と言うことが発覚し、途方に暮れていた。
そんな中、件の冴島渉は吸血鬼ココア・ガールハント・ヒアリング3世と共に、ダンジョンの中を探索していたのであった。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「はい、(放送禁止用語)なので止まってください」
俺とココアがダンジョンを探索していると、そう言って俺達を通せんぼしようとしている少女が現れた。
ぼろ布を着た孤児風の少女であり、頭には瑞々しい緑色の髪が地面に付かんばかりの勢いで伸びており。
そして、雪ん子を思わせる、氷の両腕と黒いマントを持つ少女であった。
===== ===== =====
【投石のファイント/幽鬼カルタフィルス】 ランク;? 【大根】
あの有名な生者、「カルタフィルス」の概念がダンジョンの魔物となって生まれた姿。ぼろ布を着た貧相な身体と、痩せ細った身体で、地味な戦い方をする
痩せ細った身体で、ただ後悔と無念のみを心にして、ただ懸命に神となった主を祈る。その祈りは聞き届けられず、ただその者の身体には永遠の祈りによって生まれた神聖が宿っている
かの者は偉大なる者を罵倒し、その偉業に唾を吐き捨てた。それ故にかの者は永遠に消えない罪をその身に宿す……いつか来るその日を信じて
地獄の主サタンによってこのダンジョンに召喚された際、仲間をイメージした【雪ん子】の印象を大きく受け、悪のマントと雪の腕を持っている
===== ===== =====
「投石の……幽鬼カルタフィルスか」
カルタフィルスと言う名前を、俺は知らないが、なんとなくどういう輩なのかは分かった。
まぁ、色々と説明文にツッコミ所がありすぎだけど。
なんだよ、"地味な戦い方"って……初めて見たぞ、鑑定に出てきた画面で、そんな説明。
あと、罵倒っていうか、さっきの言葉、あまりにも酷すぎて、何を言ってるのか分からんのだが。
「ここから先は、(放送禁止用語)で(放送禁止用語)であり、(放送禁止用語)的に、足止めします」
「お主、何を言っておるんじゃ? さっぱり"とーく"してる感じがせんのじゃが?」
ココアの言う通りである。
こいつ、足止めする以外、ほとんど何を言ってるのか聞き取れなかったぞ?
いや、なんか罵倒しているなと言う事だけは伝わってきたが。
「……死にたい」
ぐすんっ、いつの間にかその少女は、幽鬼カルタフィルスは涙を流しながらその場で座り込んでいた。
体育座りで、めちゃくちゃ泣いてる。
「この先、ダンマスがいるから通せんぼしろだなんて……そんな事を言われても、私は(放送禁止用語)だから、荷が重いよ……」
いや、急に泣かれて、泣きたいのはこっちの方なんだが……。
「主殿、こやつ、先程"だんます"とか言っておらなんだか?」
「……!! そうか、ダンマス! ダンジョンマスター!」
そうか、ようやくこいつが足止めしてきた理由が分かったぞ。
こいつはこの奥にダンマス、つまりはダンジョンマスターの地獄の主サタンが居るから、邪魔しに出て来たって訳だな。
いわば、ダンジョンマスターに挑むための、最後の壁……なのか、この泣き虫幽鬼が?
「ぐすんっ……でも、私の"目的"のために、頑張らないと……」
よいしょっ、と立ち上がる幽鬼カルタフィルス。
そして、俺達に向かって、両手をこちらに向ける。
「では、喰らってください。職業【大根】のスキルの1つ----」
----どごぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!!
しかし、幽鬼カルタフィルスの攻撃が放たれる前に、彼女は壁から突如として放たれた光によって、消し飛ばされる。
「あっ! ボスに、妾の姉御だ!」
「《ピッ!! 主、みっけ!!》」
光が放たれた方角、開いた壁の穴から現れたのは、雪ん子とマルガリータの2人である。
「お主ら! すると、先程の光は----」
「はーいっ!! マルガリータちゃんの悪癖龍魔法の第1号、【マルガリータのブラックブレス】! 相手は死ぬ、ってね!!」
「どぉ?! アイドルっぽかった?!」と、マルガリータは聞くが、俺としてはアイドルっぽさよりも威力に驚いていた。
ダンジョンの壁を貫く程の威力の光、か。
「あの、幽鬼カルタフィルスも消し炭だな」
「《ぴぃぃぃ!!》」
俺が独り言を言っていると、後ろから雪ん子が物凄い怖い顔で、こちらを睨んでくる。
おいおい、自分じゃなくて、マルガリータが活躍したのを、僻んでるのか?
「かかっ!! よーし、第2ラウンドじゃわい!!」
その時である。
俺の横を通るようにして、幽鬼ノブナガなる敵が、雪ん子に攻撃を仕掛けてきたのは。
「幽鬼カルタフィルス固有スキル【未練あるなら】」
そして、さらに、先程の光に消し飛ばされたはずの、幽鬼カルタフィルスも、まるっきり平気な顔でこちらを見ていた。
「私、鑑定説明に地味って書かれるくらい弱いんですが、死にませんので。
----さぁ、ノブナガさんの言う通り、第2ラウンド開始と行きましょうか」
(※)【未練あるなら】
投石のファイントこと、幽鬼カルタフィルスの固有スキル。未練がある味方の死を許さず、復活させるスキル
この世に未練がある限りは、死を許さず、どんな状態からでも生還して復活させるスキル。このスキルのオンオフは、幽鬼カルタフィルスにも出来ない
なお、復活するたびに未練がどんどん薄まっていくため、何度も復活となると、よほど強い未練が必要となる
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