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第6章『ファイントは常に地獄に居る/覚醒ファイントの章』
第213話 ペストマスクと、地獄の主サタン
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----幽鬼ノブナガと、幽鬼ミツヒデがやられました。
ダンジョン配下の魔物がやられたという情報を聞いても、ダンジョンマスターである地獄の主サタンはなにも思わなかった。
「(別に、配下ではないですもの)」
元々、サタンはサタンになりたくなかった。
生まれながらの『敵対者』という称号は、枷のように彼女を苦しめる。
その悪性を、全ての者達に嫌われてしまうという悪性を、誇らしく、讃えようとする性格でもあれば、もっと話は違ったのかもしれないが、残念ながら彼女は純粋だった。
純粋に、好かれたいと願う、ごく普通の『敵対者』。
----故に彼女は、好かれるために、学習を始めた。
まず、自分の容姿を女にした。
天使は元々、男でもあり、女でもある、両方の性別の特徴を持っていた。
しかし、多くの世界を見ると、『男』よりも、『女』の方が可愛いとか、綺麗とか言われる、そういう誉め言葉が多いと、サタンはそう学習した。
だから、両性を持つ堕天使である自身の、『男』の部分を【究極殺害】で殺した。
次に、言葉を学んだ。
好かれるためには、相手を褒める言葉の方が良かった。
甘えたい気持ちはあったが、誰かに甘えるという事は時には他の人の嫉妬を招くと学習し、彼女は一歩引いた立ち位置を確立する話し方を学んだ。
試す相手は、誰も居なかったが。
サタンはそうやって、自身を構成していく要素を増やしていった。
いつか来る、いや来て欲しい、その学習の成果が活かせる、仲間の到来を待ち望みながら。
「----結局、無駄になりましたけどね♪」
そう、全ては無意味だった。
ファイントとして、どれだけ楽しい仲間が出来たとしても。
結局は、サタンに仲間が出来ないという、そういう現実を押し付けられるだけなのだから。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「----なるほど、こじれまくってるっすね」
と、サタンはそこで、ようやく彼女の存在に気付いた。
ペストマスクを付けたその女は、ゆっくりとサタンの方に歩いて来る。
ペストマスク少女の存在を、ダンジョンマスターであるサタンは知っていた。
確か、冴島渉の召喚獣としてこの空間に入ってきて、入って来るなり職業の力でダンジョン外の幽鬼達を殺しまくっていた少女である。
面倒な相手であったため、頃合いを見て落とし穴に落として、強力な幽鬼三人衆がいるトラップルームに落としたはずなのである。
サタンが驚いたのは、ダンジョンマスターであるはずの自分が、全くペストマスク少女の存在に気付かなかったからだ。
ダンジョンマスターとは、文字通りダンジョンのご主人様である。
ダンジョン内に関する事であれば、侵入者がどこに居るのかすら分かるはずなのに、ペストマスク少女がここまで来るのは全く分からなかった。
「あなた、あの幽鬼三人衆をどうやって……彼らは、幽鬼ノブナガと幽鬼ミツヒデよりも強いはずよ」
そう、ペストマスク少女を足止めしたのは、3人の幽鬼。
相手にさせた3人の幽鬼は、幽鬼ノブナガと幽鬼ミツヒデの2人よりも強い幽鬼であった。
幽鬼トモエ・ゴゼン、職業【侍】による一刀両断などの超火力を発揮する女侍。
幽鬼ナポレオン、職業【法律家】による対象へのルールを書き換える厄介な武人。
幽鬼マイクビ、職業【ケルベロス】による三位一体の攻撃。
単純に人数の問題ではなく、個人で見ても強い3人である。
彼らを倒せる人間なんて、ほとんど居ないはずなのだ。
「いったい、どうやって----」
「こうすれば、分かって貰えますか?」
ペストマスク少女は、冴島・D・エリカはそう言って、ペストマスクを外す。
その下の素顔を見て、サタンは驚いていた。
----同じだった。
ペストマスクの下の顔は、冴島・D・エリカの顔は、地獄の主サタンと"全く同じだったのだ"。
「私は、あんたと同じ顔の悪魔っす。一応、今は冴島渉の召喚獣という立場をさせてもらってるっすけど、私は【三大堕落】のメンバーなんっす。
----まぁ、という訳で、【三大堕落】名物の、例の自己紹介をさせてもらいまっすね」
冴島・D・エリカは、ペコリと頭を下げて、自己紹介を始める。
「……好きな映画は"素材"の人物のストーリーをそのまま写し取ったドキュメンタリー、好きな料理は"素材"の味をしっかり味わえるサラダ、好きな物は加工せずに"素材"の美しさそのものの天然鉱石。
【三大堕落】、冴島渉を幸せにするために----"地獄の主サタンの、融合素材"として召喚されました、私は【素材】担当の冴島・D・エリカっす」
彼女はそう言うと、サタンの方を見ていた。
「----さぁ、あなたがなりたいのは、どんな姿っすか?」
(※)幽鬼三人衆
地獄の主サタンの配下で、冴島・D・エリカを倒すために立ち塞がった三人。全員、冴島・D・エリカに負けている
幽鬼トモエ・ゴゼンは"【巴御前】のイメージ"と"雪ん子を思わせる氷の身体"によって構成された幽鬼で、職業【侍】を使いこなす。戦闘に置いては、超火力の居合にて敵を一刀両断する
幽鬼ナポレオンは"【ナポレオン・ボナパルト】のイメージ"と"吸血鬼ココア・ガールハント・ヒアリング3世を思わせる狐耳"によって構成された幽鬼で、職業【法律家】を使いこなす。戦闘に置いては、触れた物に自身が好きなようにルールを設定できる(例えば、『炎』に『自分の武器』というルールを設定して周囲の炎を全て武器にしたり、『相手の脚力』に『歩く事しか出来ない』というルールを設定して走ることを禁止させたりなど)
幽鬼マイクビは、"三つ首妖怪【舞首】のイメージ"と"悪癖龍マルガリータを思わせる龍の腕"によって構成された幽鬼で、職業【ケルベロス】を使いこなす。戦闘に置いては、舞首という仲が悪い3人組の妖怪が持つスキル【喧嘩させ魔臭】で喧嘩を誘発しつつ、一度に三回行動という攻撃によって相手を倒す
(※)【素材】担当の冴島・D・エリカ
【三大堕落】から冴島渉の召喚獣となった、上級悪魔。担当は【素材】
ペストマスクの素顔は地獄の主サタンと同じ顔をしており、担当通り、地獄の主サタンの融合素材となるためにサタンの前に現れた。特殊スキル【完全素材】を保有している
名前の由来は、【素材】担当ということで、【素材】→そーざい→デリカ(惣菜)→DERIKA→D・エリカ
ダンジョン配下の魔物がやられたという情報を聞いても、ダンジョンマスターである地獄の主サタンはなにも思わなかった。
「(別に、配下ではないですもの)」
元々、サタンはサタンになりたくなかった。
生まれながらの『敵対者』という称号は、枷のように彼女を苦しめる。
その悪性を、全ての者達に嫌われてしまうという悪性を、誇らしく、讃えようとする性格でもあれば、もっと話は違ったのかもしれないが、残念ながら彼女は純粋だった。
純粋に、好かれたいと願う、ごく普通の『敵対者』。
----故に彼女は、好かれるために、学習を始めた。
まず、自分の容姿を女にした。
天使は元々、男でもあり、女でもある、両方の性別の特徴を持っていた。
しかし、多くの世界を見ると、『男』よりも、『女』の方が可愛いとか、綺麗とか言われる、そういう誉め言葉が多いと、サタンはそう学習した。
だから、両性を持つ堕天使である自身の、『男』の部分を【究極殺害】で殺した。
次に、言葉を学んだ。
好かれるためには、相手を褒める言葉の方が良かった。
甘えたい気持ちはあったが、誰かに甘えるという事は時には他の人の嫉妬を招くと学習し、彼女は一歩引いた立ち位置を確立する話し方を学んだ。
試す相手は、誰も居なかったが。
サタンはそうやって、自身を構成していく要素を増やしていった。
いつか来る、いや来て欲しい、その学習の成果が活かせる、仲間の到来を待ち望みながら。
「----結局、無駄になりましたけどね♪」
そう、全ては無意味だった。
ファイントとして、どれだけ楽しい仲間が出来たとしても。
結局は、サタンに仲間が出来ないという、そういう現実を押し付けられるだけなのだから。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「----なるほど、こじれまくってるっすね」
と、サタンはそこで、ようやく彼女の存在に気付いた。
ペストマスクを付けたその女は、ゆっくりとサタンの方に歩いて来る。
ペストマスク少女の存在を、ダンジョンマスターであるサタンは知っていた。
確か、冴島渉の召喚獣としてこの空間に入ってきて、入って来るなり職業の力でダンジョン外の幽鬼達を殺しまくっていた少女である。
面倒な相手であったため、頃合いを見て落とし穴に落として、強力な幽鬼三人衆がいるトラップルームに落としたはずなのである。
サタンが驚いたのは、ダンジョンマスターであるはずの自分が、全くペストマスク少女の存在に気付かなかったからだ。
ダンジョンマスターとは、文字通りダンジョンのご主人様である。
ダンジョン内に関する事であれば、侵入者がどこに居るのかすら分かるはずなのに、ペストマスク少女がここまで来るのは全く分からなかった。
「あなた、あの幽鬼三人衆をどうやって……彼らは、幽鬼ノブナガと幽鬼ミツヒデよりも強いはずよ」
そう、ペストマスク少女を足止めしたのは、3人の幽鬼。
相手にさせた3人の幽鬼は、幽鬼ノブナガと幽鬼ミツヒデの2人よりも強い幽鬼であった。
幽鬼トモエ・ゴゼン、職業【侍】による一刀両断などの超火力を発揮する女侍。
幽鬼ナポレオン、職業【法律家】による対象へのルールを書き換える厄介な武人。
幽鬼マイクビ、職業【ケルベロス】による三位一体の攻撃。
単純に人数の問題ではなく、個人で見ても強い3人である。
彼らを倒せる人間なんて、ほとんど居ないはずなのだ。
「いったい、どうやって----」
「こうすれば、分かって貰えますか?」
ペストマスク少女は、冴島・D・エリカはそう言って、ペストマスクを外す。
その下の素顔を見て、サタンは驚いていた。
----同じだった。
ペストマスクの下の顔は、冴島・D・エリカの顔は、地獄の主サタンと"全く同じだったのだ"。
「私は、あんたと同じ顔の悪魔っす。一応、今は冴島渉の召喚獣という立場をさせてもらってるっすけど、私は【三大堕落】のメンバーなんっす。
----まぁ、という訳で、【三大堕落】名物の、例の自己紹介をさせてもらいまっすね」
冴島・D・エリカは、ペコリと頭を下げて、自己紹介を始める。
「……好きな映画は"素材"の人物のストーリーをそのまま写し取ったドキュメンタリー、好きな料理は"素材"の味をしっかり味わえるサラダ、好きな物は加工せずに"素材"の美しさそのものの天然鉱石。
【三大堕落】、冴島渉を幸せにするために----"地獄の主サタンの、融合素材"として召喚されました、私は【素材】担当の冴島・D・エリカっす」
彼女はそう言うと、サタンの方を見ていた。
「----さぁ、あなたがなりたいのは、どんな姿っすか?」
(※)幽鬼三人衆
地獄の主サタンの配下で、冴島・D・エリカを倒すために立ち塞がった三人。全員、冴島・D・エリカに負けている
幽鬼トモエ・ゴゼンは"【巴御前】のイメージ"と"雪ん子を思わせる氷の身体"によって構成された幽鬼で、職業【侍】を使いこなす。戦闘に置いては、超火力の居合にて敵を一刀両断する
幽鬼ナポレオンは"【ナポレオン・ボナパルト】のイメージ"と"吸血鬼ココア・ガールハント・ヒアリング3世を思わせる狐耳"によって構成された幽鬼で、職業【法律家】を使いこなす。戦闘に置いては、触れた物に自身が好きなようにルールを設定できる(例えば、『炎』に『自分の武器』というルールを設定して周囲の炎を全て武器にしたり、『相手の脚力』に『歩く事しか出来ない』というルールを設定して走ることを禁止させたりなど)
幽鬼マイクビは、"三つ首妖怪【舞首】のイメージ"と"悪癖龍マルガリータを思わせる龍の腕"によって構成された幽鬼で、職業【ケルベロス】を使いこなす。戦闘に置いては、舞首という仲が悪い3人組の妖怪が持つスキル【喧嘩させ魔臭】で喧嘩を誘発しつつ、一度に三回行動という攻撃によって相手を倒す
(※)【素材】担当の冴島・D・エリカ
【三大堕落】から冴島渉の召喚獣となった、上級悪魔。担当は【素材】
ペストマスクの素顔は地獄の主サタンと同じ顔をしており、担当通り、地獄の主サタンの融合素材となるためにサタンの前に現れた。特殊スキル【完全素材】を保有している
名前の由来は、【素材】担当ということで、【素材】→そーざい→デリカ(惣菜)→DERIKA→D・エリカ
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