162 / 354
第4章『ダンジョンの試練、最強の黒鬼と雪ん子に師匠?!/雪ん子(オーバーロード)の章』
第153話 エピローグ(+5章予告)
しおりを挟む
ダンジョンのボスを倒すと、そのボスに対応したスキルが手に入ることがある。
例えば、炎系統のボスを倒すと炎属性のスキルが手に入ったり、堅牢な相手の弱点を見抜いて倒せば弱点を見抜くスキルが手に入ったり。
そして、中でも特殊な条件でボス魔物を倒すとレアスキルと呼ばれる、強力なスキルが手に入るのだが、このレアスキルと呼ばれるモノは低級の冒険者の方が手に入りやすい。
人間の渇望----欲望や夢が、人のスキルを作るのである。
例えば、月に100万円を貰ってる人が、100万円を貰った所で驚きこそあれども、喜びは少ないだろう。
では逆に、月に1000円しか貰ってない人が、100万円を貰ったら、めちゃくちゃ喜ぶだろう。
そしてその喜びが大きいほど、強力なスキルが出来やすいのだ。
出来るレアスキルは、その人の渇望が基になっているため、ぶっ壊れたスキルが出来やすいのである。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「《ぴぴっ! レアスキル出たっ!》」
「うわぁ~、凄いねぇ~♪」
ファイントはパチパチと、レアスキルを得た雪ん子に賞賛の拍手を送っていた。
ちなみに今現在、ダンジョンにいるのは雪ん子とファイントの2人だけ----彼女達の【召喚士】である冴島渉の姿はない。
当たり前だ、そもそもこのダンジョンには、2人で来たのだから。
スキル【独断専行】。
「ダンジョンの魔力の影響を受けない」というこのスキルの効果で、2人はダンジョンと切り離された状態にあり、ダンジョンの魔力が生存と関係なくなった。
故に、ダンジョンの外であろうとも、2人は自由に行き来できるようになり、さらに言えば召喚術で召喚されなくてもこちらの世界に来れるようになった。
結果として、普通の人間と同じようにダンジョンの外を行き来できるようになった2人は、2人だけでダンジョン攻略に訪れたのである。
「まぁ、ご主人だったらこんなダンジョン、絶対来ないしね☆」
今、2人が訪れているのは、Aランクダンジョン《兎被りの猫が住む家》。
日野シティーミティーが【十二支のはじまり】という童話をモチーフに生み出したダンジョンである。
【十二支の猫】の話と言えば、神様がレースという形で1着から12着までを十二支というメンバーに選出するという事を提案する。
しかし、ねずみに騙された日程を教えられた猫は十二支にはなれず、センター入りしたねずみを恨んで襲うようになりました、というような、そういう話だ。
このダンジョンでは、そんな猫が、恨み満々の姿となって襲い掛かってくるというダンジョン。
なんでか分かんないけど、兎の顔の着ぐるみを着てるのは、謎な所である。
「猫の気配察知能力に、兎(顔だけなんだけど)特有の蹴りの強さ♡ 普通に戦闘能力が異常なくらいに強いっていうタイプのボス魔物でしたが、めちゃくちゃ楽勝でしたね☆」
「《ぴぴ! 頑張った!》」
「いや、あれは頑張ったという感じじゃあ……」
ファイントは、見ていた。
というか、見ているしか出来なかった。
壁を透過して、物凄い速さによって一撃離脱戦法を繰り広げてくるボス魔物を、雪ん子が一刀両断する姿を。
一撃、だったのである。
あの日野シティーミティーと互角以上の戦いを繰り広げていた雪ん子が、この程度の敵なんて、楽勝なのだろう。
「で、楽勝で倒せたのにレアスキルを手に入れましたか……」
「《ぴぴ! じゃ、じゃぁ~ん!》」
雪ん子はさっそく、ただいま手に入れたスキルを使う。
「《発動! 【愛され猫ちゃん】!》」
雪ん子がスキルを発動すると、雪ん子の頭からぴょこっと、可愛らしい猫耳が飛び出していた。
そして、猫耳だけではなく、お尻の方からは愛らしい猫尻尾がくるくる動いていた。
レアスキル【愛され猫ちゃん】。
その名の通り、万人に愛される猫の可愛さを手に入れるスキルである。
ただ単に猫耳と尻尾を生やすだけでなく、愛らしさ1000%でめちゃくちゃ可愛くなるという印象を与えるなどと言う、超武闘派だったボス魔物と全く関係ないレアスキル。
今の雪ん子ちゃんの魅力度は、トップアイドルグループのセンター級と言って良いだろう。
普通、あんなあっさり倒したら、レアスキルなんて手に入らないはずなのに……。
それだけ雪ん子の持つ欲望が強いと呼ぶべきか、あるいは【オーバーロード】の規格外の為せる技なのか。
「《にゃぴぃ~、にゃぴぃ~♪ 可愛いにゃぁ~♪》」
「うんうん☆ もう、いるだけで魅力度MAXで【誘惑】しちゃうくらいの愛らしさだよ♪」
「《じゃあ、主も?!》」
その質問に、ファイントは困っていた。
多分、見たら可愛いと言ってもらえるくらい、めちゃくちゃ可愛いのは事実である。
「(ただなぁ……)」
ファイントは答える事なく、雪ん子と共にダンジョンの外に出た。
「今のこの世界、ご主人がちゃんと覚えてるかな?」
と、ファイントはダンジョンの外----頭上に広がる青空を見上げる。
そこには、銀色の太陽という、今までにない光景が広がっていた。
「なにせ今、世界はリセットされて、世界中の人達の記憶がリセットされてるっぽいですし♪
----その証拠に……」
ファイントは、数刻前に来たログを見直す。
===== ===== =====
世界は リセットされました
【召喚士】冴島渉と 雪ん子との 絆が 解除されました
【召喚士】冴島渉と ファイントとの 絆が 解除されました
===== ===== =====
「私達、今は根無し草ですね☆」
【召喚士】との繋がりを強制的に断たれて、世界に解き放たれた2人の召喚獣は、今日もまた自由気ままに行動するのであった----。
《4章 完》
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
【第5章 予告(仮)】
※この予告はあくまでもプロット段階でありまして、ご意見要望、あと作者の気分次第で変わる可能性があります。むしろ変わって欲しい!!
----世界は、変革された。
ダブルエムの身体を乗っ取ったシルガの手によって、世界はさらにダンジョン色の強い世界へと変化を遂げていたのである。
陰陽師と鬼が日夜バトルを繰り広げる、陰陽道大ワールド!!
侍が、忍者が、ガンマンが、そして戦隊ヒーローが!!
ダンジョン化ならぬ、異世界化してしまった現代社会!!
政府の人々や、めちゃくちゃ強い冒険者達が対策を講じる中で!!
【召喚士】の冴島渉は、海でバカンスを満喫していた!!
いつもの吸血鬼のココア、そして悪癖龍のマルガリータ!
あと、俺のお気に入りの"千山鯉"ちゃんも忘れてはならないな!
今から、バカンスが楽しみだぜ!!
……え? ファイント? 雪ん子?
誰ですか、それ?
----第5章(仮)
『夏だ! 海だ! 千山鯉だぁ~!』、あるいは『雪ん子の座を奪いし召喚獣・千山鯉の章」。
「《ぎょぎょ!! 海を駆ける可愛いあちしに主はメロメロなのです!》」
「《ぴぴ! そこ、私の場所! 返して!!》」
作者の承認欲求と時間が取れ次第、制作開始!!
例えば、炎系統のボスを倒すと炎属性のスキルが手に入ったり、堅牢な相手の弱点を見抜いて倒せば弱点を見抜くスキルが手に入ったり。
そして、中でも特殊な条件でボス魔物を倒すとレアスキルと呼ばれる、強力なスキルが手に入るのだが、このレアスキルと呼ばれるモノは低級の冒険者の方が手に入りやすい。
人間の渇望----欲望や夢が、人のスキルを作るのである。
例えば、月に100万円を貰ってる人が、100万円を貰った所で驚きこそあれども、喜びは少ないだろう。
では逆に、月に1000円しか貰ってない人が、100万円を貰ったら、めちゃくちゃ喜ぶだろう。
そしてその喜びが大きいほど、強力なスキルが出来やすいのだ。
出来るレアスキルは、その人の渇望が基になっているため、ぶっ壊れたスキルが出来やすいのである。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「《ぴぴっ! レアスキル出たっ!》」
「うわぁ~、凄いねぇ~♪」
ファイントはパチパチと、レアスキルを得た雪ん子に賞賛の拍手を送っていた。
ちなみに今現在、ダンジョンにいるのは雪ん子とファイントの2人だけ----彼女達の【召喚士】である冴島渉の姿はない。
当たり前だ、そもそもこのダンジョンには、2人で来たのだから。
スキル【独断専行】。
「ダンジョンの魔力の影響を受けない」というこのスキルの効果で、2人はダンジョンと切り離された状態にあり、ダンジョンの魔力が生存と関係なくなった。
故に、ダンジョンの外であろうとも、2人は自由に行き来できるようになり、さらに言えば召喚術で召喚されなくてもこちらの世界に来れるようになった。
結果として、普通の人間と同じようにダンジョンの外を行き来できるようになった2人は、2人だけでダンジョン攻略に訪れたのである。
「まぁ、ご主人だったらこんなダンジョン、絶対来ないしね☆」
今、2人が訪れているのは、Aランクダンジョン《兎被りの猫が住む家》。
日野シティーミティーが【十二支のはじまり】という童話をモチーフに生み出したダンジョンである。
【十二支の猫】の話と言えば、神様がレースという形で1着から12着までを十二支というメンバーに選出するという事を提案する。
しかし、ねずみに騙された日程を教えられた猫は十二支にはなれず、センター入りしたねずみを恨んで襲うようになりました、というような、そういう話だ。
このダンジョンでは、そんな猫が、恨み満々の姿となって襲い掛かってくるというダンジョン。
なんでか分かんないけど、兎の顔の着ぐるみを着てるのは、謎な所である。
「猫の気配察知能力に、兎(顔だけなんだけど)特有の蹴りの強さ♡ 普通に戦闘能力が異常なくらいに強いっていうタイプのボス魔物でしたが、めちゃくちゃ楽勝でしたね☆」
「《ぴぴ! 頑張った!》」
「いや、あれは頑張ったという感じじゃあ……」
ファイントは、見ていた。
というか、見ているしか出来なかった。
壁を透過して、物凄い速さによって一撃離脱戦法を繰り広げてくるボス魔物を、雪ん子が一刀両断する姿を。
一撃、だったのである。
あの日野シティーミティーと互角以上の戦いを繰り広げていた雪ん子が、この程度の敵なんて、楽勝なのだろう。
「で、楽勝で倒せたのにレアスキルを手に入れましたか……」
「《ぴぴ! じゃ、じゃぁ~ん!》」
雪ん子はさっそく、ただいま手に入れたスキルを使う。
「《発動! 【愛され猫ちゃん】!》」
雪ん子がスキルを発動すると、雪ん子の頭からぴょこっと、可愛らしい猫耳が飛び出していた。
そして、猫耳だけではなく、お尻の方からは愛らしい猫尻尾がくるくる動いていた。
レアスキル【愛され猫ちゃん】。
その名の通り、万人に愛される猫の可愛さを手に入れるスキルである。
ただ単に猫耳と尻尾を生やすだけでなく、愛らしさ1000%でめちゃくちゃ可愛くなるという印象を与えるなどと言う、超武闘派だったボス魔物と全く関係ないレアスキル。
今の雪ん子ちゃんの魅力度は、トップアイドルグループのセンター級と言って良いだろう。
普通、あんなあっさり倒したら、レアスキルなんて手に入らないはずなのに……。
それだけ雪ん子の持つ欲望が強いと呼ぶべきか、あるいは【オーバーロード】の規格外の為せる技なのか。
「《にゃぴぃ~、にゃぴぃ~♪ 可愛いにゃぁ~♪》」
「うんうん☆ もう、いるだけで魅力度MAXで【誘惑】しちゃうくらいの愛らしさだよ♪」
「《じゃあ、主も?!》」
その質問に、ファイントは困っていた。
多分、見たら可愛いと言ってもらえるくらい、めちゃくちゃ可愛いのは事実である。
「(ただなぁ……)」
ファイントは答える事なく、雪ん子と共にダンジョンの外に出た。
「今のこの世界、ご主人がちゃんと覚えてるかな?」
と、ファイントはダンジョンの外----頭上に広がる青空を見上げる。
そこには、銀色の太陽という、今までにない光景が広がっていた。
「なにせ今、世界はリセットされて、世界中の人達の記憶がリセットされてるっぽいですし♪
----その証拠に……」
ファイントは、数刻前に来たログを見直す。
===== ===== =====
世界は リセットされました
【召喚士】冴島渉と 雪ん子との 絆が 解除されました
【召喚士】冴島渉と ファイントとの 絆が 解除されました
===== ===== =====
「私達、今は根無し草ですね☆」
【召喚士】との繋がりを強制的に断たれて、世界に解き放たれた2人の召喚獣は、今日もまた自由気ままに行動するのであった----。
《4章 完》
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
【第5章 予告(仮)】
※この予告はあくまでもプロット段階でありまして、ご意見要望、あと作者の気分次第で変わる可能性があります。むしろ変わって欲しい!!
----世界は、変革された。
ダブルエムの身体を乗っ取ったシルガの手によって、世界はさらにダンジョン色の強い世界へと変化を遂げていたのである。
陰陽師と鬼が日夜バトルを繰り広げる、陰陽道大ワールド!!
侍が、忍者が、ガンマンが、そして戦隊ヒーローが!!
ダンジョン化ならぬ、異世界化してしまった現代社会!!
政府の人々や、めちゃくちゃ強い冒険者達が対策を講じる中で!!
【召喚士】の冴島渉は、海でバカンスを満喫していた!!
いつもの吸血鬼のココア、そして悪癖龍のマルガリータ!
あと、俺のお気に入りの"千山鯉"ちゃんも忘れてはならないな!
今から、バカンスが楽しみだぜ!!
……え? ファイント? 雪ん子?
誰ですか、それ?
----第5章(仮)
『夏だ! 海だ! 千山鯉だぁ~!』、あるいは『雪ん子の座を奪いし召喚獣・千山鯉の章」。
「《ぎょぎょ!! 海を駆ける可愛いあちしに主はメロメロなのです!》」
「《ぴぴ! そこ、私の場所! 返して!!》」
作者の承認欲求と時間が取れ次第、制作開始!!
0
お気に入りに追加
188
あなたにおすすめの小説
嵌められたオッサン冒険者、Sランクモンスター(幼体)に懐かれたので、その力で復讐しようと思います
ゆさま
ファンタジー
美少女パーティーにオヤジ狩りの標的にされ、生死の境をさまよっていたら、Sランクモンスターに懐かれてしまった、ベテランオッサン冒険者のお話。
懐いたモンスターが成長し、美女に擬態できるようになって迫ってきます。どうするオッサン!?
俺だけ永久リジェネな件 〜パーティーを追放されたポーション生成師の俺、ポーションがぶ飲みで得た無限回復スキルを何故かみんなに狙われてます!〜
早見羽流
ファンタジー
ポーション生成師のリックは、回復魔法使いのアリシアがパーティーに加入したことで、役たたずだと追放されてしまう。
食い物に困って余ったポーションを飲みまくっていたら、気づくとHPが自動で回復する「リジェネレーション」というユニークスキルを発現した!
しかし、そんな便利なスキルが放っておかれるわけもなく、はぐれ者の魔女、孤高の天才幼女、マッドサイエンティスト、魔女狩り集団、最強の仮面騎士、深窓の令嬢、王族、謎の巨乳魔術師、エルフetc、ヤバい奴らに狙われることに……。挙句の果てには人助けのために、危険な組織と対決することになって……?
「俺はただ平和に暮らしたいだけなんだぁぁぁぁぁ!!!」
そんなリックの叫びも虚しく、王国中を巻き込んだ動乱に巻き込まれていく。
無双あり、ざまぁあり、ハーレムあり、戦闘あり、友情も恋愛もありのドタバタファンタジー!
スキル盗んで何が悪い!
大都督
ファンタジー
"スキル"それは誰もが欲しがる物
"スキル"それは人が持つには限られた能力
"スキル"それは一人の青年の運命を変えた力
いつのも日常生活をおくる彼、大空三成(オオゾラミツナリ)彼は毎日仕事をし、終われば帰ってゲームをして遊ぶ。そんな毎日を繰り返していた。
本人はこれからも続く生活だと思っていた。
そう、あのゲームを起動させるまでは……
大人気商品ワールドランド、略してWL。
ゲームを始めると指先一つリアルに再現、ゲーマーである主人公は感激と喜び物語を勧めていく。
しかし、突然目の前に現れた女の子に思わぬ言葉を聞かさせる……
女の子の正体は!? このゲームの目的は!?
これからどうするの主人公!
【スキル盗んで何が悪い!】始まります!

のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。

スマートシステムで異世界革命
小川悟
ファンタジー
/// 毎日19時に投稿する予定です。 ///
★☆★ システム開発の天才!異世界転移して魔法陣構築で生産チート! ★☆★
新道亘《シンドウアタル》は、自分でも気が付かないうちにボッチ人生を歩み始めていた。
それならボッチ卒業の為に、現実世界のしがらみを全て捨て、新たな人生を歩もうとしたら、異世界女神と事故で現実世界のすべてを捨て、やり直すことになってしまった。
異世界に行くために、新たなスキルを神々と作ったら、とんでもなく生産チートなスキルが出来上がる。
スマフォのような便利なスキルで異世界に生産革命を起こします!
序章(全5話)異世界転移までの神々とのお話しです
第1章(全12話+1話)転生した場所での検証と訓練
第2章(全13話+1話)滞在先の街と出会い
第3章(全44話+4話)遺産活用と結婚
第4章(全17話)ダンジョン探索
第5章(執筆中)公的ギルド?
※第3章以降は少し内容が過激になってきます。
上記はあくまで予定です。
カクヨムでも投稿しています。
勘当貴族なオレのクズギフトが強すぎる! ×ランクだと思ってたギフトは、オレだけ使える無敵の能力でした
赤白玉ゆずる
ファンタジー
【コミックス第1巻発売です!】
早ければ、電子書籍版は2/18から販売開始、紙書籍は2/19に店頭に並ぶことと思います。
皆様どうぞよろしくお願いいたします。
【10/23コミカライズ開始!】
『勘当貴族なオレのクズギフトが強すぎる!』のコミカライズが連載開始されました!
颯希先生が描いてくださるリュークやアニスたちが本当に素敵なので、是非ご覧になってくださいませ。
【第2巻が発売されました!】
今回も改稿や修正を頑張りましたので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。
イラストは蓮禾先生が担当してくださいました。サクヤとポンタ超可愛いですよ。ゾンダールもシブカッコイイです!
素晴らしいイラストの数々が載っておりますので、是非見ていただけたら嬉しいです。
【ストーリー紹介】
幼い頃、孤児院から引き取られた主人公リュークは、養父となった侯爵から酷い扱いを受けていた。
そんなある日、リュークは『スマホ』という史上初の『Xランク』スキルを授かる。
養父は『Xランク』をただの『バツランク』だと馬鹿にし、リュークをきつくぶん殴ったうえ、親子の縁を切って家から追い出す。
だが本当は『Extraランク』という意味で、超絶ぶっちぎりの能力を持っていた。
『スマホ』の能力――それは鑑定、検索、マップ機能、動物の言葉が翻訳ができるほか、他人やモンスターの持つスキル・魔法などをコピーして取得が可能なうえ、写真に撮ったものを現物として出せたり、合成することで強力な魔導装備すら製作できる最凶のものだった。
貴族家から放り出されたリュークは、朱鷺色の髪をした天才美少女剣士アニスと出会う。
『剣姫』の二つ名を持つアニスは雲の上の存在だったが、『スマホ』の力でリュークは成り上がり、徐々にその関係は接近していく。
『スマホ』はリュークの成長とともにさらに進化し、最弱の男はいつしか世界最強の存在へ……。
どん底だった主人公が一発逆転する物語です。
※別小説『ぶっ壊れ錬金術師(チート・アルケミスト)はいつか本気を出してみたい 魔導と科学を極めたら異世界最強になったので、自由気ままに生きていきます』も書いてますので、そちらもどうぞよろしくお願いいたします。

屑スキルが覚醒したら追放されたので、手伝い屋を営みながら、のんびりしてたのに~なんか色々たいへんです
わたなべ ゆたか
ファンタジー
タムール大陸の南よりにあるインムナーマ王国。王都タイミョンの軍事訓練場で、ランド・コールは軍に入るための最終試験に挑む。対戦相手は、《ダブルスキル》の異名を持つゴガルン。
対するランドの持つ《スキル》は、左手から棘が一本出るだけのもの。
剣技だけならゴガルン以上を自負するランドだったが、ゴガルンの《スキル》である〈筋力増強〉と〈遠当て〉に翻弄されてしまう。敗北する寸前にランドの《スキル》が真の力を発揮し、ゴガルンに勝つことができた。だが、それが原因で、ランドは王都を追い出されてしまった。移住した村で、〝手伝い屋〟として、のんびりとした生活を送っていた。だが、村に来た領地の騎士団に所属する騎馬が、ランドの生活が一変する切っ掛けとなる――。チート系スキル持ちの主人公のファンタジーです。楽しんで頂けたら、幸いです。
よろしくお願いします!
(7/15追記
一晩でお気に入りが一気に増えておりました。24Hポイントが2683! ありがとうございます!
(9/9追記
三部の一章-6、ルビ修正しました。スイマセン
(11/13追記 一章-7 神様の名前修正しました。
追記 異能(イレギュラー)タグを追加しました。これで検索しやすくなるかな……。

異世界でリサイクルショップ!俺の高価買取り!
理太郎
ファンタジー
坂木 新はリサイクルショップの店員だ。
ある日、買い取りで査定に不満を持った客に恨みを持たれてしまう。
仕事帰りに襲われて、気が付くと見知らぬ世界のベッドの上だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる