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第4章『ダンジョンの試練、最強の黒鬼と雪ん子に師匠?!/雪ん子(オーバーロード)の章』
第131話 第1回戦:炎とバレンタインの吸血鬼(1)
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「----はい、これが私が【青春】を求める理由ですね。そのために、君の特訓をしたいと思ってまして」
日野シティーミティーこと、ニチアサちゃんはアイテムボックスから大量の本を取り出しながら、そう語る。
王道のスポーツ漫画から、少年がジャンプするという感じの漫画。
それから恋愛に、部活動に、音楽関連----。
世に言うところの、青春っぽい漫画がたくさん、たくさん取り出したのである。
そして、大量に取り出した青春っぽい漫画の中から、ニチアサちゃんは1冊の漫画を手に取っていた。
本のタイトルは、【ドラグーン・スフィア 逆襲のセロ編】。
一時期社会現象ともなっていた、熱い戦いが魅力の少年漫画である。
「私、【青春】っていうのがどうにも分かりませんでしたので、色々と青春を感じるような作品から知識を得ようとしているんですけれども、この作品なんですが。
"強大な敵を前に、かつての敵が修行をつけてくれて、新たな力に目覚める"----私的としては、かつての敵に頼るなんて良く分からないんですけど」
「でも、修行をすれば新たな力を得るというのは分かりました」と、彼女は得意げに語っていた。
「私は"マスター"を楽しませるために、【青春】を献上しようと思っております。
そこで、見込みがあると私が感じました冴島渉さん----あなたに修行を付け、その新たな力をなんとなくで良いので得てもらおうかと思いまして」
「【青春】を献上……?」
どうやって【青春】というあやふやな物を、献上しようとするのだろう?
俺が頭に疑問符を浮かべていると、ニチアサちゃんは真っ白な無地のメモ帳を取り出していた。
「本ですよ、本。あなたが私の修行を受けて、修行前とは比べようにないくらい強くなったという物語を、ドラマチックに、かつ面白おかしく書いてまとめる。"事実は小説より奇なり"と言う言葉があるように、事実は時として小説よりも面白く、それをさらに面白く書けばさらに魅力的な作品になる事、請け合いですからね。
それを"マスター"に献上するのが、【青春】担当としての私のやり方です」
サラサラーっと、ニチアサちゃんはメモ帳に文字を書き連ねていく。
「"はずれ職業だと思われていた【召喚士】! しかしながら彼はまだ知らない! ニチアサちゃんとの修行により、【召喚士】の真の力を覚醒するという事を!"----うん、出だしはこんな感じでしょうか?
さーて、私の説明は終わりましたし、そろそろ依頼を始めましょうか? 冴島渉くん?」
どどぉぉぉんっ、ニチアサちゃんの身体から物凄い魔力が、こちらからでも分かるくらい形となって溢れ出ていた。
そして、その頭上に真っ白な召喚陣が現れる。
「では、第1回戦。最初の召喚獣を召喚しあい、勝負と参りましょうか。
さぁ、あなたも召喚獣を出しなさい? 勿論、軍団タイプでも構いませんが、軍団タイプでなく2体以上出しても意味はないですよ。《クエスト》赤鬼の力で弾かれるだけですので」
「(くっ……! 物凄い魔力だ! これはもう、戦うしかないのか?)」
----いや、戦うしかないのだろう。
ここへ連れてこられたのは、《クエスト》赤鬼なる力で、《クエスト》通りにすれば出られるという仕様なのだろう。
相手は物凄い強さを持っていると思われるニチアサちゃんとやらだが、彼女が求めているのは、物語になるような展開。
圧倒的な強さの召喚獣による殲滅ではなく、頑張れば勝てるくらいの召喚獣で応戦するつもりなのだろう。
「(なら、うちのレベルアップ済み召喚獣の方が勝つ!)」
ニチアサちゃんとやらが俺の力をどの程度、把握してるかは知らないが、俺の召喚獣は最強だ。
なにせ、レベルアップすることが出来るんだからな。
同じレベル帯の召喚獣なら、相手することなど造作もない事だろう。
「(軍団タイプがOKなら、まずはこの2人からだ!)」
そして、俺も魔力を集めて、2人を----ココアとマルガリータの2人を召喚する。
「ふふふっ! ボスに呼ばれて、即参上! 可愛いボクの出番のようですね!」
「ふむ、いつもとは様子が違う様じゃな! まぁ、妾達の"こんびぃ"の力で、"ぱーふえくと"な勝利を見せてやるのじゃ!」
ココアとマルガリータ……種族も違う2人の召喚獣の登場に、ニチアサちゃんは驚いた様子だった。
「へぇ、弾かれてない。どうやらその2人、1体の召喚獣----軍団として召喚してるんだ。一体、どうやって種族も違う2人を纏めているかは気になる所だね。
さて、それでは修行だから、私の方も君に指導してあげよう」
グッと、召喚陣の光がさらに増したかと思うと、召喚陣の上になにか物体が現れる。
あれは……チョコに、プレゼントの箱に、リボン……?
「【召喚士】へのレッスン、その1。"召喚術とは扉を作る物と考えよ"。
召喚術とは、【召喚士】のみが出来る召喚のための技。本来、こちらには来れない召喚獣達をこちらへと呼び出すための技であり、つまりはこちらの世界と召喚獣の世界の間を繋ぐ扉を作る技だと考えよ。そして、扉を変質させ、自分のイメージを与えると……こんな事だって出来るんだよ」
ぐぐっと、召喚陣の中から真っ白な光が現れたかと思うと、先に召喚陣の上にあったチョコやプレゼントの箱といったモノが召喚獣へと吸い込まれていく。
「これぞ、【召喚士】のみが使える技----名づけて、【イメージ召喚】。
既存の召喚獣に、自分が思い描く素敵な物達を与えて、自分だけの召喚獣として召喚する技。そうやって呼び出された召喚獣は、普通に、ただなんとなく召喚した召喚獣よりも、強く召喚されるのさ」
そうして、ニチアサちゃんの召喚陣から呼び出された召喚獣は----真っ赤な炎の髪を持つ、ガス状の身体を持つ女の召喚獣。
頭には白いコック帽と、腕が溶けたチョコレートになっており、綺麗な炎のドレスには金色のリボンがくるりと巻かれていた。
「あなた達が、私の対戦相手かしら? 日野シティーミティー様の命令で、あたしが相手してあげるわ。
私はレベルⅢの召喚獣、【フサッグア】。バレンタインデー仕様のとびっきり素敵なあたしが、とってもハッピーな気持ちで敗北をプレゼントして、あ・げ・る♡」
===== ===== =====
【フサッグア(バレンタイン)】 レベル;Ⅲ
召喚種族名;フサッグア
装備職業;アラジン
炎の吸血鬼の王。旧支配者と呼ばれる存在に匹敵する力と、炎の精霊を統率する力を持つ。稲妻と炎の渦を纏ったガスの生命体であり、触れてしまった場合は恐らく灰になるだろう
日野シティーミティーに召喚された際、青春をイメージした【バレンタインデー】の印象を大きく受け、頭にコック帽子、そして腕がチョコレートという不可思議な身体になってしまっている
===== ===== =====
日野シティーミティーこと、ニチアサちゃんはアイテムボックスから大量の本を取り出しながら、そう語る。
王道のスポーツ漫画から、少年がジャンプするという感じの漫画。
それから恋愛に、部活動に、音楽関連----。
世に言うところの、青春っぽい漫画がたくさん、たくさん取り出したのである。
そして、大量に取り出した青春っぽい漫画の中から、ニチアサちゃんは1冊の漫画を手に取っていた。
本のタイトルは、【ドラグーン・スフィア 逆襲のセロ編】。
一時期社会現象ともなっていた、熱い戦いが魅力の少年漫画である。
「私、【青春】っていうのがどうにも分かりませんでしたので、色々と青春を感じるような作品から知識を得ようとしているんですけれども、この作品なんですが。
"強大な敵を前に、かつての敵が修行をつけてくれて、新たな力に目覚める"----私的としては、かつての敵に頼るなんて良く分からないんですけど」
「でも、修行をすれば新たな力を得るというのは分かりました」と、彼女は得意げに語っていた。
「私は"マスター"を楽しませるために、【青春】を献上しようと思っております。
そこで、見込みがあると私が感じました冴島渉さん----あなたに修行を付け、その新たな力をなんとなくで良いので得てもらおうかと思いまして」
「【青春】を献上……?」
どうやって【青春】というあやふやな物を、献上しようとするのだろう?
俺が頭に疑問符を浮かべていると、ニチアサちゃんは真っ白な無地のメモ帳を取り出していた。
「本ですよ、本。あなたが私の修行を受けて、修行前とは比べようにないくらい強くなったという物語を、ドラマチックに、かつ面白おかしく書いてまとめる。"事実は小説より奇なり"と言う言葉があるように、事実は時として小説よりも面白く、それをさらに面白く書けばさらに魅力的な作品になる事、請け合いですからね。
それを"マスター"に献上するのが、【青春】担当としての私のやり方です」
サラサラーっと、ニチアサちゃんはメモ帳に文字を書き連ねていく。
「"はずれ職業だと思われていた【召喚士】! しかしながら彼はまだ知らない! ニチアサちゃんとの修行により、【召喚士】の真の力を覚醒するという事を!"----うん、出だしはこんな感じでしょうか?
さーて、私の説明は終わりましたし、そろそろ依頼を始めましょうか? 冴島渉くん?」
どどぉぉぉんっ、ニチアサちゃんの身体から物凄い魔力が、こちらからでも分かるくらい形となって溢れ出ていた。
そして、その頭上に真っ白な召喚陣が現れる。
「では、第1回戦。最初の召喚獣を召喚しあい、勝負と参りましょうか。
さぁ、あなたも召喚獣を出しなさい? 勿論、軍団タイプでも構いませんが、軍団タイプでなく2体以上出しても意味はないですよ。《クエスト》赤鬼の力で弾かれるだけですので」
「(くっ……! 物凄い魔力だ! これはもう、戦うしかないのか?)」
----いや、戦うしかないのだろう。
ここへ連れてこられたのは、《クエスト》赤鬼なる力で、《クエスト》通りにすれば出られるという仕様なのだろう。
相手は物凄い強さを持っていると思われるニチアサちゃんとやらだが、彼女が求めているのは、物語になるような展開。
圧倒的な強さの召喚獣による殲滅ではなく、頑張れば勝てるくらいの召喚獣で応戦するつもりなのだろう。
「(なら、うちのレベルアップ済み召喚獣の方が勝つ!)」
ニチアサちゃんとやらが俺の力をどの程度、把握してるかは知らないが、俺の召喚獣は最強だ。
なにせ、レベルアップすることが出来るんだからな。
同じレベル帯の召喚獣なら、相手することなど造作もない事だろう。
「(軍団タイプがOKなら、まずはこの2人からだ!)」
そして、俺も魔力を集めて、2人を----ココアとマルガリータの2人を召喚する。
「ふふふっ! ボスに呼ばれて、即参上! 可愛いボクの出番のようですね!」
「ふむ、いつもとは様子が違う様じゃな! まぁ、妾達の"こんびぃ"の力で、"ぱーふえくと"な勝利を見せてやるのじゃ!」
ココアとマルガリータ……種族も違う2人の召喚獣の登場に、ニチアサちゃんは驚いた様子だった。
「へぇ、弾かれてない。どうやらその2人、1体の召喚獣----軍団として召喚してるんだ。一体、どうやって種族も違う2人を纏めているかは気になる所だね。
さて、それでは修行だから、私の方も君に指導してあげよう」
グッと、召喚陣の光がさらに増したかと思うと、召喚陣の上になにか物体が現れる。
あれは……チョコに、プレゼントの箱に、リボン……?
「【召喚士】へのレッスン、その1。"召喚術とは扉を作る物と考えよ"。
召喚術とは、【召喚士】のみが出来る召喚のための技。本来、こちらには来れない召喚獣達をこちらへと呼び出すための技であり、つまりはこちらの世界と召喚獣の世界の間を繋ぐ扉を作る技だと考えよ。そして、扉を変質させ、自分のイメージを与えると……こんな事だって出来るんだよ」
ぐぐっと、召喚陣の中から真っ白な光が現れたかと思うと、先に召喚陣の上にあったチョコやプレゼントの箱といったモノが召喚獣へと吸い込まれていく。
「これぞ、【召喚士】のみが使える技----名づけて、【イメージ召喚】。
既存の召喚獣に、自分が思い描く素敵な物達を与えて、自分だけの召喚獣として召喚する技。そうやって呼び出された召喚獣は、普通に、ただなんとなく召喚した召喚獣よりも、強く召喚されるのさ」
そうして、ニチアサちゃんの召喚陣から呼び出された召喚獣は----真っ赤な炎の髪を持つ、ガス状の身体を持つ女の召喚獣。
頭には白いコック帽と、腕が溶けたチョコレートになっており、綺麗な炎のドレスには金色のリボンがくるりと巻かれていた。
「あなた達が、私の対戦相手かしら? 日野シティーミティー様の命令で、あたしが相手してあげるわ。
私はレベルⅢの召喚獣、【フサッグア】。バレンタインデー仕様のとびっきり素敵なあたしが、とってもハッピーな気持ちで敗北をプレゼントして、あ・げ・る♡」
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【フサッグア(バレンタイン)】 レベル;Ⅲ
召喚種族名;フサッグア
装備職業;アラジン
炎の吸血鬼の王。旧支配者と呼ばれる存在に匹敵する力と、炎の精霊を統率する力を持つ。稲妻と炎の渦を纏ったガスの生命体であり、触れてしまった場合は恐らく灰になるだろう
日野シティーミティーに召喚された際、青春をイメージした【バレンタインデー】の印象を大きく受け、頭にコック帽子、そして腕がチョコレートという不可思議な身体になってしまっている
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