137 / 354
第4章『ダンジョンの試練、最強の黒鬼と雪ん子に師匠?!/雪ん子(オーバーロード)の章』
第129話 はじめまして、日野シティーミティーです
しおりを挟む
===== ===== =====
依頼 『【オーバーロード】発現、および【召喚士】のスキルアップ!!』
発行者;【三大堕落】所属 日野シティーミティー
クエスト内容;特殊条件下での召喚獣対決3回戦を行います
勝利条件;先に2勝する、四大力【オーバーロード】を習得する
敗北条件;先に2敗する、四大力【オーバーロード】を習得に失敗する
達成報酬;特殊機能【イベントリ】の贈呈
※なお、この依頼は既に発行され、強制受理されております
拒否したりすることは出来ませんので、ご了承ください
===== ===== =====
「----とまぁ、そう言う訳で」
よいしょと、目の前の青い髪のセーラー服女子高生は椅子から立ち上がると、こちらへと手を伸ばす。
「ようこそ、《クエスト》赤鬼が生み出した、クエスト空間に」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
謎の真っ白い光に包まれたかと思っていたら、俺はいきなり謎の空間に転移させられていた。
そこは、コロシアムだった。
古代ローマとかで良くある、石造りの円形の闘技場……のようなモノ、だろうか?
グルッと円状に観客席が用意されており、その観客席には古めかしい茶色い紙を頭に張り付けた赤鬼が何十人も、何百人も、ずらーっと並んで歓声が沸き上がっていた。
「それでは、ルールを説明させていただきますね」
そんな中、会場の中心に置かれた豪華な椅子に座っていたセーラー服の女子高生さんは、椅子から立ち上がって説明を始めていた。
青白いデータ画像が集まった、青いデータ髪の、狐面を被って目元を隠した女子高生。
良い所のお嬢様学校の藍色のセーラー服を着た彼女は、先端に星型の水晶が取り付けられた杖を持っていた。
「お互いに召喚獣を1体ずつ出し合い、その召喚した召喚獣でバトルする。そして、先に相手の召喚獣の体力をゼロにし、【送還】させた方を勝者とする。
そして、3戦のうちで先に2勝すれば、この依頼を達成となります」
狐面の女子高生は、「では、早速始めましょうか」と星の杖を構え、召喚を始めようとしているみたいだった。
「まっ、待って! 待って待って!!」
今にも戦闘を始めようとする狐面女子高生に対して、俺は制止を求めていた。
「(いきなりこんな空間に飛ばされて、戦闘って何なんだよ?! クエストって……俺は受理してないし、なんで俺が選ばれた?)」
情報がめちゃくちゃいっぱいありすぎて、どれから処理していけば良いか迷ってしまう。
なんでそんなにテキパキと、流れ作業的に話を持って行くのか知りたいくらいである。
「えっ、なに? ……あぁ、自己紹介って奴ですか?
はじめまして、【三大堕落】所属の日野シティーミティーと申します。皆にはニチアサちゃんと"今回は呼ばせます"ので、どうかそのように」
ペコリと、頭を下げる彼女。
言いたい事は言ったとばかりに、狐面女子高生----日野シティーミティーこと、ニチアサちゃんとやらは、杖を構えていた。
「【三大堕落】って……確か、シーヴィーの所属するパーティーで----」
「あぁ、シーヴィーちゃんの知り合いでしたか? それとも、襲われたりしましたか?」
俺がシーヴィーの名前を出すと、ニチアサちゃんは目つきを変えていた。
……いや、目つきというか髪つきと言うべきだろうか?
何事もないような落ち着いた声と、表情が分からない無表情顔。
しかしながら、彼女の青い髪は真っすぐ、空に向かって立ち上っており、まるで彼女の怒りをその髪で表しているかのようであった。
そして、そのデータ髪を見ていると----
「----うぷっ」
----胃から、ぐぐっと、こみ上げてくるものがある。
堪らず、俺はその場で跪いて、吐いてしまった。
「あっ、忘れてた。そう言えばこの髪って、一応は攻撃技でしたね……いや、今までこの【SAN値チェック】が効かない人とばかりお仕事してたので、忘れていました」
「お水でも飲みます?」と、ニチアサちゃんはうねうね動く髪の毛を操作して、こちらに水の入ったペットボトルを差し出していた。
髪が手のようにがっしりと掴んでいるそのペットボトルを受け取ろうとして、髪を見てしまったからか、また俺は胃が逆流して吐いてしまう。
「あぁ、失敬---こりゃあ、ちゃんと説明すべきですかね」
すーっと髪を下へと戻して、ニチアサちゃんは俺に手を差し伸べる。
「別にシーヴィーちゃんと敵対してようが、そうでなくても構いませんよ? 同じ【三大堕落】の所属ではありますが、パーティーというよりも、クラスメイトって感じで協力こそすれども、仇討ちするような間柄でもありませんので。
----実は私、元々、"異世界の人間"なのでして」
「え……? 異世界?」
サラッと、とんでもない事を言ってのけるニチアサちゃん。
「えぇ、とある少女----つまりは"主様"の"奴隷"として、この世界へとやって来た者です。
私、その"マスター"から、とあることを頼まれましてね。えぇ、シーヴィーちゃんが【甘言】担当と言ったように、私にも担当している物があるのですよ。
その担当している物を叶えるために、あなたに依頼という形にて協力を願いたいのです。
----では、【三大堕落】としての名乗りで、自己紹介させていただきましょう」
と、ニチアサちゃんは俺から距離を取って、ペコリと頭を下げる。
「"不味い料理"----でも、友達と食べる料理はなによりも美味しいと言われたのは、なんででしょう。
"理解不能な呪文"----『ショートデカフェノンファットミルクホワイトモカ』とか、『ズッ友』だとか、略したり無駄に長くしたり、まるで呪文でしょ。
"無駄な時間潰し"----友人や恋人と生産性のない会話や行動をする方が良いって、理解に苦しむ。
私は日野シティーミティー。"マスター"より、【青春】を担当せよと、そう命じられた者です。
あなたには、私には一ミリも理解できてない【青春】を達成するため、ここで付き合ってもらいますよ? いわゆる、青春的な、漫画とかで良くある修行パートのはじまり~、って所ですかね?」
(※)【三大堕落】
本来、人間が堕落する要因としては、4つ考えられる
優れた"技術"は今までの作業を楽にして堕落させ、気持ちが良い"言葉"は気持ちを楽にして堕落させる
死という終わりが訪れないという"保証"は安心感によって堕落し、思い返すたびに懐かしむ"記憶"は良い物ほど現実を忘れるほど堕落する
・【文明】という"技術"によって堕落させる、佐鳥愛理
・【甘言】という"言葉"によって堕落させる、シーヴィー
・【不老不死】という"保障"によって堕落させる、ダブルエム
・【青春】という"記憶"によって堕落させる、日野シティーミティー
依頼 『【オーバーロード】発現、および【召喚士】のスキルアップ!!』
発行者;【三大堕落】所属 日野シティーミティー
クエスト内容;特殊条件下での召喚獣対決3回戦を行います
勝利条件;先に2勝する、四大力【オーバーロード】を習得する
敗北条件;先に2敗する、四大力【オーバーロード】を習得に失敗する
達成報酬;特殊機能【イベントリ】の贈呈
※なお、この依頼は既に発行され、強制受理されております
拒否したりすることは出来ませんので、ご了承ください
===== ===== =====
「----とまぁ、そう言う訳で」
よいしょと、目の前の青い髪のセーラー服女子高生は椅子から立ち上がると、こちらへと手を伸ばす。
「ようこそ、《クエスト》赤鬼が生み出した、クエスト空間に」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
謎の真っ白い光に包まれたかと思っていたら、俺はいきなり謎の空間に転移させられていた。
そこは、コロシアムだった。
古代ローマとかで良くある、石造りの円形の闘技場……のようなモノ、だろうか?
グルッと円状に観客席が用意されており、その観客席には古めかしい茶色い紙を頭に張り付けた赤鬼が何十人も、何百人も、ずらーっと並んで歓声が沸き上がっていた。
「それでは、ルールを説明させていただきますね」
そんな中、会場の中心に置かれた豪華な椅子に座っていたセーラー服の女子高生さんは、椅子から立ち上がって説明を始めていた。
青白いデータ画像が集まった、青いデータ髪の、狐面を被って目元を隠した女子高生。
良い所のお嬢様学校の藍色のセーラー服を着た彼女は、先端に星型の水晶が取り付けられた杖を持っていた。
「お互いに召喚獣を1体ずつ出し合い、その召喚した召喚獣でバトルする。そして、先に相手の召喚獣の体力をゼロにし、【送還】させた方を勝者とする。
そして、3戦のうちで先に2勝すれば、この依頼を達成となります」
狐面の女子高生は、「では、早速始めましょうか」と星の杖を構え、召喚を始めようとしているみたいだった。
「まっ、待って! 待って待って!!」
今にも戦闘を始めようとする狐面女子高生に対して、俺は制止を求めていた。
「(いきなりこんな空間に飛ばされて、戦闘って何なんだよ?! クエストって……俺は受理してないし、なんで俺が選ばれた?)」
情報がめちゃくちゃいっぱいありすぎて、どれから処理していけば良いか迷ってしまう。
なんでそんなにテキパキと、流れ作業的に話を持って行くのか知りたいくらいである。
「えっ、なに? ……あぁ、自己紹介って奴ですか?
はじめまして、【三大堕落】所属の日野シティーミティーと申します。皆にはニチアサちゃんと"今回は呼ばせます"ので、どうかそのように」
ペコリと、頭を下げる彼女。
言いたい事は言ったとばかりに、狐面女子高生----日野シティーミティーこと、ニチアサちゃんとやらは、杖を構えていた。
「【三大堕落】って……確か、シーヴィーの所属するパーティーで----」
「あぁ、シーヴィーちゃんの知り合いでしたか? それとも、襲われたりしましたか?」
俺がシーヴィーの名前を出すと、ニチアサちゃんは目つきを変えていた。
……いや、目つきというか髪つきと言うべきだろうか?
何事もないような落ち着いた声と、表情が分からない無表情顔。
しかしながら、彼女の青い髪は真っすぐ、空に向かって立ち上っており、まるで彼女の怒りをその髪で表しているかのようであった。
そして、そのデータ髪を見ていると----
「----うぷっ」
----胃から、ぐぐっと、こみ上げてくるものがある。
堪らず、俺はその場で跪いて、吐いてしまった。
「あっ、忘れてた。そう言えばこの髪って、一応は攻撃技でしたね……いや、今までこの【SAN値チェック】が効かない人とばかりお仕事してたので、忘れていました」
「お水でも飲みます?」と、ニチアサちゃんはうねうね動く髪の毛を操作して、こちらに水の入ったペットボトルを差し出していた。
髪が手のようにがっしりと掴んでいるそのペットボトルを受け取ろうとして、髪を見てしまったからか、また俺は胃が逆流して吐いてしまう。
「あぁ、失敬---こりゃあ、ちゃんと説明すべきですかね」
すーっと髪を下へと戻して、ニチアサちゃんは俺に手を差し伸べる。
「別にシーヴィーちゃんと敵対してようが、そうでなくても構いませんよ? 同じ【三大堕落】の所属ではありますが、パーティーというよりも、クラスメイトって感じで協力こそすれども、仇討ちするような間柄でもありませんので。
----実は私、元々、"異世界の人間"なのでして」
「え……? 異世界?」
サラッと、とんでもない事を言ってのけるニチアサちゃん。
「えぇ、とある少女----つまりは"主様"の"奴隷"として、この世界へとやって来た者です。
私、その"マスター"から、とあることを頼まれましてね。えぇ、シーヴィーちゃんが【甘言】担当と言ったように、私にも担当している物があるのですよ。
その担当している物を叶えるために、あなたに依頼という形にて協力を願いたいのです。
----では、【三大堕落】としての名乗りで、自己紹介させていただきましょう」
と、ニチアサちゃんは俺から距離を取って、ペコリと頭を下げる。
「"不味い料理"----でも、友達と食べる料理はなによりも美味しいと言われたのは、なんででしょう。
"理解不能な呪文"----『ショートデカフェノンファットミルクホワイトモカ』とか、『ズッ友』だとか、略したり無駄に長くしたり、まるで呪文でしょ。
"無駄な時間潰し"----友人や恋人と生産性のない会話や行動をする方が良いって、理解に苦しむ。
私は日野シティーミティー。"マスター"より、【青春】を担当せよと、そう命じられた者です。
あなたには、私には一ミリも理解できてない【青春】を達成するため、ここで付き合ってもらいますよ? いわゆる、青春的な、漫画とかで良くある修行パートのはじまり~、って所ですかね?」
(※)【三大堕落】
本来、人間が堕落する要因としては、4つ考えられる
優れた"技術"は今までの作業を楽にして堕落させ、気持ちが良い"言葉"は気持ちを楽にして堕落させる
死という終わりが訪れないという"保証"は安心感によって堕落し、思い返すたびに懐かしむ"記憶"は良い物ほど現実を忘れるほど堕落する
・【文明】という"技術"によって堕落させる、佐鳥愛理
・【甘言】という"言葉"によって堕落させる、シーヴィー
・【不老不死】という"保障"によって堕落させる、ダブルエム
・【青春】という"記憶"によって堕落させる、日野シティーミティー
0
お気に入りに追加
188
あなたにおすすめの小説
スキル盗んで何が悪い!
大都督
ファンタジー
"スキル"それは誰もが欲しがる物
"スキル"それは人が持つには限られた能力
"スキル"それは一人の青年の運命を変えた力
いつのも日常生活をおくる彼、大空三成(オオゾラミツナリ)彼は毎日仕事をし、終われば帰ってゲームをして遊ぶ。そんな毎日を繰り返していた。
本人はこれからも続く生活だと思っていた。
そう、あのゲームを起動させるまでは……
大人気商品ワールドランド、略してWL。
ゲームを始めると指先一つリアルに再現、ゲーマーである主人公は感激と喜び物語を勧めていく。
しかし、突然目の前に現れた女の子に思わぬ言葉を聞かさせる……
女の子の正体は!? このゲームの目的は!?
これからどうするの主人公!
【スキル盗んで何が悪い!】始まります!
俺だけ永久リジェネな件 〜パーティーを追放されたポーション生成師の俺、ポーションがぶ飲みで得た無限回復スキルを何故かみんなに狙われてます!〜
早見羽流
ファンタジー
ポーション生成師のリックは、回復魔法使いのアリシアがパーティーに加入したことで、役たたずだと追放されてしまう。
食い物に困って余ったポーションを飲みまくっていたら、気づくとHPが自動で回復する「リジェネレーション」というユニークスキルを発現した!
しかし、そんな便利なスキルが放っておかれるわけもなく、はぐれ者の魔女、孤高の天才幼女、マッドサイエンティスト、魔女狩り集団、最強の仮面騎士、深窓の令嬢、王族、謎の巨乳魔術師、エルフetc、ヤバい奴らに狙われることに……。挙句の果てには人助けのために、危険な組織と対決することになって……?
「俺はただ平和に暮らしたいだけなんだぁぁぁぁぁ!!!」
そんなリックの叫びも虚しく、王国中を巻き込んだ動乱に巻き込まれていく。
無双あり、ざまぁあり、ハーレムあり、戦闘あり、友情も恋愛もありのドタバタファンタジー!

のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。

スマートシステムで異世界革命
小川悟
ファンタジー
/// 毎日19時に投稿する予定です。 ///
★☆★ システム開発の天才!異世界転移して魔法陣構築で生産チート! ★☆★
新道亘《シンドウアタル》は、自分でも気が付かないうちにボッチ人生を歩み始めていた。
それならボッチ卒業の為に、現実世界のしがらみを全て捨て、新たな人生を歩もうとしたら、異世界女神と事故で現実世界のすべてを捨て、やり直すことになってしまった。
異世界に行くために、新たなスキルを神々と作ったら、とんでもなく生産チートなスキルが出来上がる。
スマフォのような便利なスキルで異世界に生産革命を起こします!
序章(全5話)異世界転移までの神々とのお話しです
第1章(全12話+1話)転生した場所での検証と訓練
第2章(全13話+1話)滞在先の街と出会い
第3章(全44話+4話)遺産活用と結婚
第4章(全17話)ダンジョン探索
第5章(執筆中)公的ギルド?
※第3章以降は少し内容が過激になってきます。
上記はあくまで予定です。
カクヨムでも投稿しています。
勘当貴族なオレのクズギフトが強すぎる! ×ランクだと思ってたギフトは、オレだけ使える無敵の能力でした
赤白玉ゆずる
ファンタジー
【コミックス第1巻発売です!】
早ければ、電子書籍版は2/18から販売開始、紙書籍は2/19に店頭に並ぶことと思います。
皆様どうぞよろしくお願いいたします。
【10/23コミカライズ開始!】
『勘当貴族なオレのクズギフトが強すぎる!』のコミカライズが連載開始されました!
颯希先生が描いてくださるリュークやアニスたちが本当に素敵なので、是非ご覧になってくださいませ。
【第2巻が発売されました!】
今回も改稿や修正を頑張りましたので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。
イラストは蓮禾先生が担当してくださいました。サクヤとポンタ超可愛いですよ。ゾンダールもシブカッコイイです!
素晴らしいイラストの数々が載っておりますので、是非見ていただけたら嬉しいです。
【ストーリー紹介】
幼い頃、孤児院から引き取られた主人公リュークは、養父となった侯爵から酷い扱いを受けていた。
そんなある日、リュークは『スマホ』という史上初の『Xランク』スキルを授かる。
養父は『Xランク』をただの『バツランク』だと馬鹿にし、リュークをきつくぶん殴ったうえ、親子の縁を切って家から追い出す。
だが本当は『Extraランク』という意味で、超絶ぶっちぎりの能力を持っていた。
『スマホ』の能力――それは鑑定、検索、マップ機能、動物の言葉が翻訳ができるほか、他人やモンスターの持つスキル・魔法などをコピーして取得が可能なうえ、写真に撮ったものを現物として出せたり、合成することで強力な魔導装備すら製作できる最凶のものだった。
貴族家から放り出されたリュークは、朱鷺色の髪をした天才美少女剣士アニスと出会う。
『剣姫』の二つ名を持つアニスは雲の上の存在だったが、『スマホ』の力でリュークは成り上がり、徐々にその関係は接近していく。
『スマホ』はリュークの成長とともにさらに進化し、最弱の男はいつしか世界最強の存在へ……。
どん底だった主人公が一発逆転する物語です。
※別小説『ぶっ壊れ錬金術師(チート・アルケミスト)はいつか本気を出してみたい 魔導と科学を極めたら異世界最強になったので、自由気ままに生きていきます』も書いてますので、そちらもどうぞよろしくお願いいたします。

クラス召喚に巻き込まれてしまいました…… ~隣のクラスがクラス召喚されたけど俺は別のクラスなのでお呼びじゃないみたいです~
はなとすず
ファンタジー
俺は佐藤 響(さとう ひびき)だ。今年、高校一年になって高校生活を楽しんでいる。
俺が通う高校はクラスが4クラスある。俺はその中で2組だ。高校には仲のいい友達もいないしもしかしたらこのままボッチかもしれない……コミュニケーション能力ゼロだからな。
ある日の昼休み……高校で事は起こった。
俺はたまたま、隣のクラス…1組に行くと突然教室の床に白く光る模様が現れ、その場にいた1組の生徒とたまたま教室にいた俺は異世界に召喚されてしまった。
しかも、召喚した人のは1組だけで違うクラスの俺はお呼びじゃないらしい。だから俺は、一人で異世界を旅することにした。
……この物語は一人旅を楽しむ俺の物語……のはずなんだけどなぁ……色々、トラブルに巻き込まれながら俺は異世界生活を謳歌します!

異世界でリサイクルショップ!俺の高価買取り!
理太郎
ファンタジー
坂木 新はリサイクルショップの店員だ。
ある日、買い取りで査定に不満を持った客に恨みを持たれてしまう。
仕事帰りに襲われて、気が付くと見知らぬ世界のベッドの上だった。

屑スキルが覚醒したら追放されたので、手伝い屋を営みながら、のんびりしてたのに~なんか色々たいへんです
わたなべ ゆたか
ファンタジー
タムール大陸の南よりにあるインムナーマ王国。王都タイミョンの軍事訓練場で、ランド・コールは軍に入るための最終試験に挑む。対戦相手は、《ダブルスキル》の異名を持つゴガルン。
対するランドの持つ《スキル》は、左手から棘が一本出るだけのもの。
剣技だけならゴガルン以上を自負するランドだったが、ゴガルンの《スキル》である〈筋力増強〉と〈遠当て〉に翻弄されてしまう。敗北する寸前にランドの《スキル》が真の力を発揮し、ゴガルンに勝つことができた。だが、それが原因で、ランドは王都を追い出されてしまった。移住した村で、〝手伝い屋〟として、のんびりとした生活を送っていた。だが、村に来た領地の騎士団に所属する騎馬が、ランドの生活が一変する切っ掛けとなる――。チート系スキル持ちの主人公のファンタジーです。楽しんで頂けたら、幸いです。
よろしくお願いします!
(7/15追記
一晩でお気に入りが一気に増えておりました。24Hポイントが2683! ありがとうございます!
(9/9追記
三部の一章-6、ルビ修正しました。スイマセン
(11/13追記 一章-7 神様の名前修正しました。
追記 異能(イレギュラー)タグを追加しました。これで検索しやすくなるかな……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる