135 / 354
第4章『ダンジョンの試練、最強の黒鬼と雪ん子に師匠?!/雪ん子(オーバーロード)の章』
第127話(番外編) 壁に耳あり障子に目あり、天井にシティーミティー
しおりを挟む
【召喚士】冴島渉は、帰って行った。
好戦的で実力もある【魔族】の女冒険者、油留木和花を倒して帰って行った。
まぁ、決闘で精神が大幅に削り取られてしまったんだろうし、今日は一旦、帰っておこう。
【ダンジョン研修】はまだまだ期限があるし、今日は帰って、明日以降にしよう。
----まぁ、そういう判断なのでしょう。
「まぁ、私も策を練る時間が出来て、嬉しいですね」
よっ、その戦いをこっそり観戦していた日野シティーミティーは、冴島渉が帰ったのを見計らって、ゆっくりと姿を現した。
彼女がどこに隠れていたかと言うと、彼らが戦っていた場所、その"天井"。
そこに青いデータで出来た髪を器用に操作して、髪をまるでハンモックのようにして天井で揺られながら、じっくりと戦いを観戦していたのである。
もし仮に、彼らが天井を見ても、彼女の姿は見えなかっただろう。
なにせ、日野シティーミティーは髪に包まって、姿を消していたからだ。
----光学迷彩。
彼女の髪はただ青い髪ではなく、小さな画像データの集合体である。
その画像データは彼女の意のままに色を変える事ができ、その機能を用いれば髪の色を周囲の環境と全く同じ色の保護色に変える事など、容易い事である。
「髪の色も、そして髪型も自由自在。ポニーテールから一瞬にしてツインテールや三つ編み、お団子など髪型変更を意のままに。髪の色も鮮やかにささっと変えられる----"マスター"を楽しませたこの髪、やはり便利ですね。こんな風に光学迷彩としての役割も果たせますので」
普通、髪に光学迷彩の役割を持たせるのはいかがなものかと思うのだが。
彼女は必要そうに頷いているので、必要なのだろう。
「……最も、"マスター"は事ある毎に、私の髪を直接触って髪型を変えるなどと、非効率なことをしてましたが」
今となっては、その話はどうだって良い。
大切なのは、光学迷彩によって、気付かれないうちに色々と見られたこと。
見ておきたかった3人の冒険者のうちの2人、冴島渉と油留木和花の2人の力を、隠れて見る事が出来たのは僥倖と言える。
「(まぁ、1人----気付いてはいたみたいですが)」
光学迷彩で消えた日野シティーミティーを、あの場でただ1人、しっかり捉えていたファイント。
彼女の視線は、天井に隠れている日野シティーミティーに向けられていた。
最も、【召喚士】冴島渉に近くで守護に徹しながらも、そのことを指摘しそうにはなかったので、今後も伝える気はないのだと思うが。
そんなファイントの話は、ともかくとして。
彼女は床を、正確には雪ん子が消えた床をそっと撫でる。
「----うん、間違いない。これは私と同じ、【オーバーロード】の痕跡。
恐らく彼女も、私が持つスキル【もうっ☆ そんな事を言ってるなら、家出しちゃうんだからね♪】と似たようなスキルで、【オーバーロード】の四大力を覚醒させたと見るべきでしょう」
それを、【オーバーロード】を発現させた者がいる事を、日野シティーミティーは嬉しく思った。
【三大堕落】の担当としての作戦とは本当に関係ないのだが、【オーバーロード】を見出した者がいるのは、先駆者としては嬉しい限りなのだから。
身体能力強化の【オーラ】、魔法を用いる【マナ】、性質変化の【スピリット】、そして回復の【プラーナ】。
この4つが四大力だと言われているのだが、【オーバーロード】はその4つの全てを内包した四大力。
四大力4つを超越する道の力----だからこその【超越道】なのだから。
【オーバーロード】の取得条件は、神を呪うほど想うこと。
世の理不尽を呪い、神の加護や力を拒絶するほどの情念を持つ者のみが辿り着いて、使える力、それが【オーバーロード】なのだから。
「ただ、まだ彼女は【オーバーロード】の力を使いこなしてはいないみたいですね」
彼女の身体に宿っていた、青い炎。
あれは炎ではなく、日野シティーミティーの髪と同じ、データ画像の集合体である。
まだ【オーバーロード】を使いこなせていないから、蒼炎のような形になってしまっていただけで、きちんと使いこなせれば私と同じようなデータ画像で出来た物になっていたはずなのだ。
「(惜しい、本当に実に惜しい)」
自分と同じ、四大力を扱えるのに、今の彼女----雪ん子は【オーバーロード】の強力な力に、身体が耐えられないみたいである。
「……でも、前に"マスター"も言ってたよね?
『未熟なライバルを育てるために一緒に特訓する、"無駄な時間潰し"。それもまた、日野シティーミティーに望むことだよ』って」
それだったら、"マスター"の言葉に従うべきである、と日野シティーミティーは考えた。
----だからこそ、日野シティーミティーは行動に移る。
未熟なライバル、雪ん子を育てよう、と。
(※)【オーバーロード】
四大力の1つで、【オーラ】【マナ】【スピリット】【プラーナ】の4つの力を全て内包する力。神を通してではなく、自らの力によって四大力を引き出しているため、自分の感情や情念次第で使えるため、他の四大力よりも遥かに強く、なおかつ遥かに高次元の能力を使うことが出来る
使用条件は、世を怨み、神の加護や力を拒絶するほどの情念を得て、それをスキルとして取得すること
好戦的で実力もある【魔族】の女冒険者、油留木和花を倒して帰って行った。
まぁ、決闘で精神が大幅に削り取られてしまったんだろうし、今日は一旦、帰っておこう。
【ダンジョン研修】はまだまだ期限があるし、今日は帰って、明日以降にしよう。
----まぁ、そういう判断なのでしょう。
「まぁ、私も策を練る時間が出来て、嬉しいですね」
よっ、その戦いをこっそり観戦していた日野シティーミティーは、冴島渉が帰ったのを見計らって、ゆっくりと姿を現した。
彼女がどこに隠れていたかと言うと、彼らが戦っていた場所、その"天井"。
そこに青いデータで出来た髪を器用に操作して、髪をまるでハンモックのようにして天井で揺られながら、じっくりと戦いを観戦していたのである。
もし仮に、彼らが天井を見ても、彼女の姿は見えなかっただろう。
なにせ、日野シティーミティーは髪に包まって、姿を消していたからだ。
----光学迷彩。
彼女の髪はただ青い髪ではなく、小さな画像データの集合体である。
その画像データは彼女の意のままに色を変える事ができ、その機能を用いれば髪の色を周囲の環境と全く同じ色の保護色に変える事など、容易い事である。
「髪の色も、そして髪型も自由自在。ポニーテールから一瞬にしてツインテールや三つ編み、お団子など髪型変更を意のままに。髪の色も鮮やかにささっと変えられる----"マスター"を楽しませたこの髪、やはり便利ですね。こんな風に光学迷彩としての役割も果たせますので」
普通、髪に光学迷彩の役割を持たせるのはいかがなものかと思うのだが。
彼女は必要そうに頷いているので、必要なのだろう。
「……最も、"マスター"は事ある毎に、私の髪を直接触って髪型を変えるなどと、非効率なことをしてましたが」
今となっては、その話はどうだって良い。
大切なのは、光学迷彩によって、気付かれないうちに色々と見られたこと。
見ておきたかった3人の冒険者のうちの2人、冴島渉と油留木和花の2人の力を、隠れて見る事が出来たのは僥倖と言える。
「(まぁ、1人----気付いてはいたみたいですが)」
光学迷彩で消えた日野シティーミティーを、あの場でただ1人、しっかり捉えていたファイント。
彼女の視線は、天井に隠れている日野シティーミティーに向けられていた。
最も、【召喚士】冴島渉に近くで守護に徹しながらも、そのことを指摘しそうにはなかったので、今後も伝える気はないのだと思うが。
そんなファイントの話は、ともかくとして。
彼女は床を、正確には雪ん子が消えた床をそっと撫でる。
「----うん、間違いない。これは私と同じ、【オーバーロード】の痕跡。
恐らく彼女も、私が持つスキル【もうっ☆ そんな事を言ってるなら、家出しちゃうんだからね♪】と似たようなスキルで、【オーバーロード】の四大力を覚醒させたと見るべきでしょう」
それを、【オーバーロード】を発現させた者がいる事を、日野シティーミティーは嬉しく思った。
【三大堕落】の担当としての作戦とは本当に関係ないのだが、【オーバーロード】を見出した者がいるのは、先駆者としては嬉しい限りなのだから。
身体能力強化の【オーラ】、魔法を用いる【マナ】、性質変化の【スピリット】、そして回復の【プラーナ】。
この4つが四大力だと言われているのだが、【オーバーロード】はその4つの全てを内包した四大力。
四大力4つを超越する道の力----だからこその【超越道】なのだから。
【オーバーロード】の取得条件は、神を呪うほど想うこと。
世の理不尽を呪い、神の加護や力を拒絶するほどの情念を持つ者のみが辿り着いて、使える力、それが【オーバーロード】なのだから。
「ただ、まだ彼女は【オーバーロード】の力を使いこなしてはいないみたいですね」
彼女の身体に宿っていた、青い炎。
あれは炎ではなく、日野シティーミティーの髪と同じ、データ画像の集合体である。
まだ【オーバーロード】を使いこなせていないから、蒼炎のような形になってしまっていただけで、きちんと使いこなせれば私と同じようなデータ画像で出来た物になっていたはずなのだ。
「(惜しい、本当に実に惜しい)」
自分と同じ、四大力を扱えるのに、今の彼女----雪ん子は【オーバーロード】の強力な力に、身体が耐えられないみたいである。
「……でも、前に"マスター"も言ってたよね?
『未熟なライバルを育てるために一緒に特訓する、"無駄な時間潰し"。それもまた、日野シティーミティーに望むことだよ』って」
それだったら、"マスター"の言葉に従うべきである、と日野シティーミティーは考えた。
----だからこそ、日野シティーミティーは行動に移る。
未熟なライバル、雪ん子を育てよう、と。
(※)【オーバーロード】
四大力の1つで、【オーラ】【マナ】【スピリット】【プラーナ】の4つの力を全て内包する力。神を通してではなく、自らの力によって四大力を引き出しているため、自分の感情や情念次第で使えるため、他の四大力よりも遥かに強く、なおかつ遥かに高次元の能力を使うことが出来る
使用条件は、世を怨み、神の加護や力を拒絶するほどの情念を得て、それをスキルとして取得すること
1
お気に入りに追加
188
あなたにおすすめの小説
俺だけ永久リジェネな件 〜パーティーを追放されたポーション生成師の俺、ポーションがぶ飲みで得た無限回復スキルを何故かみんなに狙われてます!〜
早見羽流
ファンタジー
ポーション生成師のリックは、回復魔法使いのアリシアがパーティーに加入したことで、役たたずだと追放されてしまう。
食い物に困って余ったポーションを飲みまくっていたら、気づくとHPが自動で回復する「リジェネレーション」というユニークスキルを発現した!
しかし、そんな便利なスキルが放っておかれるわけもなく、はぐれ者の魔女、孤高の天才幼女、マッドサイエンティスト、魔女狩り集団、最強の仮面騎士、深窓の令嬢、王族、謎の巨乳魔術師、エルフetc、ヤバい奴らに狙われることに……。挙句の果てには人助けのために、危険な組織と対決することになって……?
「俺はただ平和に暮らしたいだけなんだぁぁぁぁぁ!!!」
そんなリックの叫びも虚しく、王国中を巻き込んだ動乱に巻き込まれていく。
無双あり、ざまぁあり、ハーレムあり、戦闘あり、友情も恋愛もありのドタバタファンタジー!
スキル盗んで何が悪い!
大都督
ファンタジー
"スキル"それは誰もが欲しがる物
"スキル"それは人が持つには限られた能力
"スキル"それは一人の青年の運命を変えた力
いつのも日常生活をおくる彼、大空三成(オオゾラミツナリ)彼は毎日仕事をし、終われば帰ってゲームをして遊ぶ。そんな毎日を繰り返していた。
本人はこれからも続く生活だと思っていた。
そう、あのゲームを起動させるまでは……
大人気商品ワールドランド、略してWL。
ゲームを始めると指先一つリアルに再現、ゲーマーである主人公は感激と喜び物語を勧めていく。
しかし、突然目の前に現れた女の子に思わぬ言葉を聞かさせる……
女の子の正体は!? このゲームの目的は!?
これからどうするの主人公!
【スキル盗んで何が悪い!】始まります!

のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。

スマートシステムで異世界革命
小川悟
ファンタジー
/// 毎日19時に投稿する予定です。 ///
★☆★ システム開発の天才!異世界転移して魔法陣構築で生産チート! ★☆★
新道亘《シンドウアタル》は、自分でも気が付かないうちにボッチ人生を歩み始めていた。
それならボッチ卒業の為に、現実世界のしがらみを全て捨て、新たな人生を歩もうとしたら、異世界女神と事故で現実世界のすべてを捨て、やり直すことになってしまった。
異世界に行くために、新たなスキルを神々と作ったら、とんでもなく生産チートなスキルが出来上がる。
スマフォのような便利なスキルで異世界に生産革命を起こします!
序章(全5話)異世界転移までの神々とのお話しです
第1章(全12話+1話)転生した場所での検証と訓練
第2章(全13話+1話)滞在先の街と出会い
第3章(全44話+4話)遺産活用と結婚
第4章(全17話)ダンジョン探索
第5章(執筆中)公的ギルド?
※第3章以降は少し内容が過激になってきます。
上記はあくまで予定です。
カクヨムでも投稿しています。
勘当貴族なオレのクズギフトが強すぎる! ×ランクだと思ってたギフトは、オレだけ使える無敵の能力でした
赤白玉ゆずる
ファンタジー
【コミックス第1巻発売です!】
早ければ、電子書籍版は2/18から販売開始、紙書籍は2/19に店頭に並ぶことと思います。
皆様どうぞよろしくお願いいたします。
【10/23コミカライズ開始!】
『勘当貴族なオレのクズギフトが強すぎる!』のコミカライズが連載開始されました!
颯希先生が描いてくださるリュークやアニスたちが本当に素敵なので、是非ご覧になってくださいませ。
【第2巻が発売されました!】
今回も改稿や修正を頑張りましたので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。
イラストは蓮禾先生が担当してくださいました。サクヤとポンタ超可愛いですよ。ゾンダールもシブカッコイイです!
素晴らしいイラストの数々が載っておりますので、是非見ていただけたら嬉しいです。
【ストーリー紹介】
幼い頃、孤児院から引き取られた主人公リュークは、養父となった侯爵から酷い扱いを受けていた。
そんなある日、リュークは『スマホ』という史上初の『Xランク』スキルを授かる。
養父は『Xランク』をただの『バツランク』だと馬鹿にし、リュークをきつくぶん殴ったうえ、親子の縁を切って家から追い出す。
だが本当は『Extraランク』という意味で、超絶ぶっちぎりの能力を持っていた。
『スマホ』の能力――それは鑑定、検索、マップ機能、動物の言葉が翻訳ができるほか、他人やモンスターの持つスキル・魔法などをコピーして取得が可能なうえ、写真に撮ったものを現物として出せたり、合成することで強力な魔導装備すら製作できる最凶のものだった。
貴族家から放り出されたリュークは、朱鷺色の髪をした天才美少女剣士アニスと出会う。
『剣姫』の二つ名を持つアニスは雲の上の存在だったが、『スマホ』の力でリュークは成り上がり、徐々にその関係は接近していく。
『スマホ』はリュークの成長とともにさらに進化し、最弱の男はいつしか世界最強の存在へ……。
どん底だった主人公が一発逆転する物語です。
※別小説『ぶっ壊れ錬金術師(チート・アルケミスト)はいつか本気を出してみたい 魔導と科学を極めたら異世界最強になったので、自由気ままに生きていきます』も書いてますので、そちらもどうぞよろしくお願いいたします。

屑スキルが覚醒したら追放されたので、手伝い屋を営みながら、のんびりしてたのに~なんか色々たいへんです
わたなべ ゆたか
ファンタジー
タムール大陸の南よりにあるインムナーマ王国。王都タイミョンの軍事訓練場で、ランド・コールは軍に入るための最終試験に挑む。対戦相手は、《ダブルスキル》の異名を持つゴガルン。
対するランドの持つ《スキル》は、左手から棘が一本出るだけのもの。
剣技だけならゴガルン以上を自負するランドだったが、ゴガルンの《スキル》である〈筋力増強〉と〈遠当て〉に翻弄されてしまう。敗北する寸前にランドの《スキル》が真の力を発揮し、ゴガルンに勝つことができた。だが、それが原因で、ランドは王都を追い出されてしまった。移住した村で、〝手伝い屋〟として、のんびりとした生活を送っていた。だが、村に来た領地の騎士団に所属する騎馬が、ランドの生活が一変する切っ掛けとなる――。チート系スキル持ちの主人公のファンタジーです。楽しんで頂けたら、幸いです。
よろしくお願いします!
(7/15追記
一晩でお気に入りが一気に増えておりました。24Hポイントが2683! ありがとうございます!
(9/9追記
三部の一章-6、ルビ修正しました。スイマセン
(11/13追記 一章-7 神様の名前修正しました。
追記 異能(イレギュラー)タグを追加しました。これで検索しやすくなるかな……。

異世界でリサイクルショップ!俺の高価買取り!
理太郎
ファンタジー
坂木 新はリサイクルショップの店員だ。
ある日、買い取りで査定に不満を持った客に恨みを持たれてしまう。
仕事帰りに襲われて、気が付くと見知らぬ世界のベッドの上だった。

クラス召喚に巻き込まれてしまいました…… ~隣のクラスがクラス召喚されたけど俺は別のクラスなのでお呼びじゃないみたいです~
はなとすず
ファンタジー
俺は佐藤 響(さとう ひびき)だ。今年、高校一年になって高校生活を楽しんでいる。
俺が通う高校はクラスが4クラスある。俺はその中で2組だ。高校には仲のいい友達もいないしもしかしたらこのままボッチかもしれない……コミュニケーション能力ゼロだからな。
ある日の昼休み……高校で事は起こった。
俺はたまたま、隣のクラス…1組に行くと突然教室の床に白く光る模様が現れ、その場にいた1組の生徒とたまたま教室にいた俺は異世界に召喚されてしまった。
しかも、召喚した人のは1組だけで違うクラスの俺はお呼びじゃないらしい。だから俺は、一人で異世界を旅することにした。
……この物語は一人旅を楽しむ俺の物語……のはずなんだけどなぁ……色々、トラブルに巻き込まれながら俺は異世界生活を謳歌します!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる