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第4章『ダンジョンの試練、最強の黒鬼と雪ん子に師匠?!/雪ん子(オーバーロード)の章』
第120話 実はあのダンジョン、用意したの私です
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渡瀬橋瑞穂という市役所職員に変装し、ダンジョン研修の説明を終えたダブルエム。
彼女は市役所職員の立場をゴリッゴリに利用して、ダンジョン研修に参加することとなった総勢30名ほどの冒険者の名簿を持って、廃ホテルへと移動していた。
埃っぽく、今にも崩れそうな廃ホテル----【つぶれ荘】。
3階建てのその廃ホテルへ移動したダブルエムは、勝手知ったる家でも歩いているかのように入り口から中へと入ると、慣れた歩きでビル内部を進んで行く。
ビル内部を進んで行くダブルエムは、そのまま2階へ上って行き、1人の少女の元へと辿り着く。
「お疲れ様ですね、ダブルエム」
青い画像データの髪をうねうねと漂わせる、日野シティーミティー。
彼女の手には【赤ずきん】と書かれた絵本が握られており、その絵本を持ったまま、彼女は綺麗に掃除された椅子に座ってダブルエムを待っていたのである。
部屋は1階までの崩れかけた、埃が舞っていた廃墟じみた様子とはまるで違っており、埃など一つもなく。
テーブルには綺麗なテーブルクロスがかけられており、どこか異国の綺麗なカーペットまでかけられており、まさに今、住んでいてもおかしくない部屋であった。
「おぉ~、廃墟とは思えない綺麗さですね #シティーミティー」
「それよりも、資料を見せてもらえませんか? ダブルエム」
資料の提出を求められたダブルエムは、ささっと冒険者用の名簿を日野シティーミティーに渡していた。
「ありがとうございます」とお礼を言った日野シティーミティーは、ペラペラと書類の中身を見ていく。
「ダメダメやっぱりダメダメ全然ダメダメダメむしろダメ本当ダメダメダメダメダメダメこれもダメダメあれもダメダメダメダメ----」
青い髪の毛の先を筆のように作り替えた日野シティーミティーは、渡された書類の冒険者の名前に×----ばってんのマークを付けていく。
そのほとんどが×で、隣で見ていたダブルエムが「ちょっと……×を付け過ぎじゃない?」と思ってしまうくらいだ。
「ふぅ……とりあえず、3人くらいですかね?」
と、日野シティーミティーは書類の中から、冒険者3人の情報が書かれた紙を取り出す。
===== ===== =====
〇【織部 彰人】
冒険者ランク;B
クラス;狂戦士
レベル;Ⅲ
命題;狂気を制御できるようになるが、ダンジョン内で電子機器が使えない
〇【冴島 渉】
冒険者ランク;C
クラス;召喚士
レベル;Ⅲ
命題;魔力量が上昇するが、人間とパーティーを組むことが出来ない
〇【油留木 和花】
冒険者ランク;不明
クラス;魔族
レベル;Ⅲ
命題;四大力を全て扱うことが出来るが、武器を持つことが出来ない
===== ===== =====
日野シティーミティーが選んだ3人の冒険者は、命題こそ面白そうだが、それ以外はパッとしないごく普通そうな冒険者であった。
「この3人の冒険者は……? えっ、なに? #冒険者 #命題大喜利 か、何かです?」
「いえ、この3人の冒険者は、私の計画の第一段階----"童話系ダンジョンのボスからドロップを手に入れる"という作戦をクリアしている冒険者です」
すっと、日野シティーミティーは資料を綺麗な机の上に置いて、ダブルエムの顔をじっと見つめていた。
そして、手にしていた【赤ずきん】の絵本を両手でしっかり込めると、その絵本に魔力を溜めていく。
溜められていく魔力によって、絵本の中心に白い光が集約していく。
「----スキル【天地創生】」
そして、絵本に溜められた魔力は、【赤ずきん】の絵本を飲み込んで爆発し----1つの世界が生まれていた。
その生まれた世界を、日野シティーミティーは世界球体の中へと閉じ込める。
===== ===== =====
【世界球体=赤ずきん世界=】 特殊アイテム
佐鳥愛理が開発に成功した、異世界そのものを球体の中へと閉じ込める技術の産物。この球体の中には、【赤ずきん世界】と呼ばれる世界が封じ込められている
赤いフードに身を包み、狩人の血を継ぐ彼女は目的地へと着実に歩み続ける。人を襲いたくなる狼の血を抑え、乗り越える方法を見つけるために
===== ===== =====
「はいっ、また1つ。世界を、"創生"しましたね」
「とんでもない事を #サラッと」
そして、出来た【世界球体=赤ずきん世界=】を、まるで価値がないただの小石のように、その辺に捨て置く日野シティーミティー。
「世界を創生する力、【天地創生】。魔力を注ぎ込み、宇宙創成の始まりたる大爆発を疑似的に作り出して、世界を創造する"だけ"。それだけのスキル。
こんなことが出来たとしても、私の望みは叶わないし、ましてや私の【三大堕落】としての担当には役立たない」
----なので、作戦を考えました。
そう、日野シティーミティーは言う。
「私は、各地の低ランク冒険者向けのダンジョンとして、今のようにして生み出した童話モチーフのダンジョンを用意した。そして、彼らは見事、その童話モチーフのボスから、なにか特典を手に入れた冒険者です」
【狂戦士】織部彰人----童話【一寸法師】をモチーフとした、Fランクダンジョン《京町ビッグタウン》。
【召喚士】冴島渉----童話【金の斧・銀の斧】をモチーフとした、Fランクダンジョン《木こりが暮らす水辺》。
【魔族】油留木和花----童話【こぶとり爺さん】をモチーフとした、Fランクダンジョン《押し付け合い神社》。
この3人の冒険者は、それぞれ日野シティーミティーが用意したダンジョンを攻略した後、一気に強くなっている。
まるで、そこで何か特別な報酬でも手に入れたと言わんばかりに。
「----何を手に入れたかまでは、流石の私でも分かりません。ただ、私が用意した童話系ダンジョンは、特殊な条件でボスを倒すと、その者の職業の悩みを解消するアイテムが出るように設計しているのです」
「あー、なるほど。この3人の冒険者は、かなり癖が強い職業ですからね」
【狂戦士】----高い攻撃力と、本能に従って相手の攻撃を避ける俊敏性が高い職業。
ただし、味方の区別が出来る訳ではなく、技をほとんど覚える事はなく、なおかつ隙も多い。
簡単に言えば、技に恵まれていない、はずれ職業。
【召喚士】----魔力によって、異界から配下を召喚して戦わせる職業。
ただし、配下はレベルアップせず、一度【送還】すると経験は一切失われてしまうという。
簡単に言えば、一番育てなければならない配下を育てられない、はずれ職業。
【魔族】----強大すぎる魔法により、相手がどれほど強かろうが割合で一定のダメージを与える事が出来る職業。
ただし、どんなに弱い魔法でも強大な魔法になってしまい、使うだけで体力が減ってしまう。
簡単に言えば、加減が出来ないために、すぐに倒れてしまう、はずれ職業。
勿論、それぞれの職業にちゃんと長所もあるが、ピーキーな性能のせいで、パーティーとして組み辛い職業である。
そんなピーキーなはずれ職業の持ち主が、ある日を境に、"あるダンジョンを攻略してから"、あまりにも順調に冒険者人生を歩み始める。
「そんな癖が強い職業の冒険者を、慈善事業として強くしてた----それがあなたの、日野シティーミティーの作戦? #どんな策 #意味分からん」
「慈善事業ではありませんよ、ダブルエム。これも策の1つです。
私の崇高なる、【三大堕落】の一担当としての、立派な計画の1つです」
----あなたは絶対に茶化してくるので、説明はしませんが。
日野シティーミティーはそのうちの1人、【織部彰人】の資料を手に取る。
「彼ら3人は、私の崇高なる計画を達成するための鍵です。
今から彼らを我が計画に組み込むのです。
作戦名----【なかよし大作戦】、開始ですね」
うふふっ、と青い画像データの髪が荒ぶる程、嬉しそうに笑う日野シティーミティー。
「……#作戦名 #超ダサっ」
一方で、ダブルエムは日野シティーミティーが付けた作戦名を大批判していたのだが。
彼女は市役所職員の立場をゴリッゴリに利用して、ダンジョン研修に参加することとなった総勢30名ほどの冒険者の名簿を持って、廃ホテルへと移動していた。
埃っぽく、今にも崩れそうな廃ホテル----【つぶれ荘】。
3階建てのその廃ホテルへ移動したダブルエムは、勝手知ったる家でも歩いているかのように入り口から中へと入ると、慣れた歩きでビル内部を進んで行く。
ビル内部を進んで行くダブルエムは、そのまま2階へ上って行き、1人の少女の元へと辿り着く。
「お疲れ様ですね、ダブルエム」
青い画像データの髪をうねうねと漂わせる、日野シティーミティー。
彼女の手には【赤ずきん】と書かれた絵本が握られており、その絵本を持ったまま、彼女は綺麗に掃除された椅子に座ってダブルエムを待っていたのである。
部屋は1階までの崩れかけた、埃が舞っていた廃墟じみた様子とはまるで違っており、埃など一つもなく。
テーブルには綺麗なテーブルクロスがかけられており、どこか異国の綺麗なカーペットまでかけられており、まさに今、住んでいてもおかしくない部屋であった。
「おぉ~、廃墟とは思えない綺麗さですね #シティーミティー」
「それよりも、資料を見せてもらえませんか? ダブルエム」
資料の提出を求められたダブルエムは、ささっと冒険者用の名簿を日野シティーミティーに渡していた。
「ありがとうございます」とお礼を言った日野シティーミティーは、ペラペラと書類の中身を見ていく。
「ダメダメやっぱりダメダメ全然ダメダメダメむしろダメ本当ダメダメダメダメダメダメこれもダメダメあれもダメダメダメダメ----」
青い髪の毛の先を筆のように作り替えた日野シティーミティーは、渡された書類の冒険者の名前に×----ばってんのマークを付けていく。
そのほとんどが×で、隣で見ていたダブルエムが「ちょっと……×を付け過ぎじゃない?」と思ってしまうくらいだ。
「ふぅ……とりあえず、3人くらいですかね?」
と、日野シティーミティーは書類の中から、冒険者3人の情報が書かれた紙を取り出す。
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〇【織部 彰人】
冒険者ランク;B
クラス;狂戦士
レベル;Ⅲ
命題;狂気を制御できるようになるが、ダンジョン内で電子機器が使えない
〇【冴島 渉】
冒険者ランク;C
クラス;召喚士
レベル;Ⅲ
命題;魔力量が上昇するが、人間とパーティーを組むことが出来ない
〇【油留木 和花】
冒険者ランク;不明
クラス;魔族
レベル;Ⅲ
命題;四大力を全て扱うことが出来るが、武器を持つことが出来ない
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日野シティーミティーが選んだ3人の冒険者は、命題こそ面白そうだが、それ以外はパッとしないごく普通そうな冒険者であった。
「この3人の冒険者は……? えっ、なに? #冒険者 #命題大喜利 か、何かです?」
「いえ、この3人の冒険者は、私の計画の第一段階----"童話系ダンジョンのボスからドロップを手に入れる"という作戦をクリアしている冒険者です」
すっと、日野シティーミティーは資料を綺麗な机の上に置いて、ダブルエムの顔をじっと見つめていた。
そして、手にしていた【赤ずきん】の絵本を両手でしっかり込めると、その絵本に魔力を溜めていく。
溜められていく魔力によって、絵本の中心に白い光が集約していく。
「----スキル【天地創生】」
そして、絵本に溜められた魔力は、【赤ずきん】の絵本を飲み込んで爆発し----1つの世界が生まれていた。
その生まれた世界を、日野シティーミティーは世界球体の中へと閉じ込める。
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【世界球体=赤ずきん世界=】 特殊アイテム
佐鳥愛理が開発に成功した、異世界そのものを球体の中へと閉じ込める技術の産物。この球体の中には、【赤ずきん世界】と呼ばれる世界が封じ込められている
赤いフードに身を包み、狩人の血を継ぐ彼女は目的地へと着実に歩み続ける。人を襲いたくなる狼の血を抑え、乗り越える方法を見つけるために
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「はいっ、また1つ。世界を、"創生"しましたね」
「とんでもない事を #サラッと」
そして、出来た【世界球体=赤ずきん世界=】を、まるで価値がないただの小石のように、その辺に捨て置く日野シティーミティー。
「世界を創生する力、【天地創生】。魔力を注ぎ込み、宇宙創成の始まりたる大爆発を疑似的に作り出して、世界を創造する"だけ"。それだけのスキル。
こんなことが出来たとしても、私の望みは叶わないし、ましてや私の【三大堕落】としての担当には役立たない」
----なので、作戦を考えました。
そう、日野シティーミティーは言う。
「私は、各地の低ランク冒険者向けのダンジョンとして、今のようにして生み出した童話モチーフのダンジョンを用意した。そして、彼らは見事、その童話モチーフのボスから、なにか特典を手に入れた冒険者です」
【狂戦士】織部彰人----童話【一寸法師】をモチーフとした、Fランクダンジョン《京町ビッグタウン》。
【召喚士】冴島渉----童話【金の斧・銀の斧】をモチーフとした、Fランクダンジョン《木こりが暮らす水辺》。
【魔族】油留木和花----童話【こぶとり爺さん】をモチーフとした、Fランクダンジョン《押し付け合い神社》。
この3人の冒険者は、それぞれ日野シティーミティーが用意したダンジョンを攻略した後、一気に強くなっている。
まるで、そこで何か特別な報酬でも手に入れたと言わんばかりに。
「----何を手に入れたかまでは、流石の私でも分かりません。ただ、私が用意した童話系ダンジョンは、特殊な条件でボスを倒すと、その者の職業の悩みを解消するアイテムが出るように設計しているのです」
「あー、なるほど。この3人の冒険者は、かなり癖が強い職業ですからね」
【狂戦士】----高い攻撃力と、本能に従って相手の攻撃を避ける俊敏性が高い職業。
ただし、味方の区別が出来る訳ではなく、技をほとんど覚える事はなく、なおかつ隙も多い。
簡単に言えば、技に恵まれていない、はずれ職業。
【召喚士】----魔力によって、異界から配下を召喚して戦わせる職業。
ただし、配下はレベルアップせず、一度【送還】すると経験は一切失われてしまうという。
簡単に言えば、一番育てなければならない配下を育てられない、はずれ職業。
【魔族】----強大すぎる魔法により、相手がどれほど強かろうが割合で一定のダメージを与える事が出来る職業。
ただし、どんなに弱い魔法でも強大な魔法になってしまい、使うだけで体力が減ってしまう。
簡単に言えば、加減が出来ないために、すぐに倒れてしまう、はずれ職業。
勿論、それぞれの職業にちゃんと長所もあるが、ピーキーな性能のせいで、パーティーとして組み辛い職業である。
そんなピーキーなはずれ職業の持ち主が、ある日を境に、"あるダンジョンを攻略してから"、あまりにも順調に冒険者人生を歩み始める。
「そんな癖が強い職業の冒険者を、慈善事業として強くしてた----それがあなたの、日野シティーミティーの作戦? #どんな策 #意味分からん」
「慈善事業ではありませんよ、ダブルエム。これも策の1つです。
私の崇高なる、【三大堕落】の一担当としての、立派な計画の1つです」
----あなたは絶対に茶化してくるので、説明はしませんが。
日野シティーミティーはそのうちの1人、【織部彰人】の資料を手に取る。
「彼ら3人は、私の崇高なる計画を達成するための鍵です。
今から彼らを我が計画に組み込むのです。
作戦名----【なかよし大作戦】、開始ですね」
うふふっ、と青い画像データの髪が荒ぶる程、嬉しそうに笑う日野シティーミティー。
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